生きがいの探求
こんにちは、健康塾ホリスティック・ヘルス・ラボ、ナビゲーターの岡田です。
今日は、生きがいは魂の声から見えてくる、というテーマでお話ししていきます。
私たちが生きていく上で、生きがいってとっても大きなテーマですね。
でも、生きがいって何だろう、と改めて聞かれると、言葉にするのが意外と難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
社会的な役割や仕事のやりがい、家族とのつながり、あるいは趣味や旅、夢中になれること、
それらが私たちに喜びや達成感を与えてくることは間違いありません。
けれど、そうした外側の出来事だけに焦点を当てていると、ふとした瞬間に、
でも、これって本当に自分のしたいことだったかな、そんな疑問が湧いてくることもあると思うんです。
それはきっと、あなたの中にある内なる声がそっと話しかけてきているサインなのかもしれません。
内なる声というのは、私たちがふと静かになった時や、自然の中で深呼吸をしている時、
心がふとほぐれた瞬間に立ち上がってくる小さな感覚です。
本当はこんな風に生きたい、これをしている時、私は私でいられる、そんな感覚です。
それは大きな音ではないし、何か劇的なひらめきとして現れることも少ないかもしれません。
でも、その声は確かに、私たちの人生を根っこの部分から導いてくれているとても誠実な静かなガイドなのです。
そして生き甲斐とは、まさにその内なる声を聞きながら生きるプロセス、
そこに耳を澄ませながら、自分なりの意味や喜びを見出していく旅そのものではないでしょうか。
ここで生き甲斐を見つけるにはどうしたらいいのか、
そのヒントとして今日は三つの視点でお届けしたいと思います。
一つ目は、自分に正直であること。
多くの人が生き甲斐を見つけようと頑張ってしまいがちですが、
実はそれは探しに行くものではなく、ふとした日常の中にもうあるものに気づくことかもしれません。
例えば、なぜか涙が出た瞬間、時間を忘れて没頭していたこと、
それをしていると心が静かに満たされていた、
そんな自分の反応に静かに目を向けてみてください。
そこに内なる声が宿っていることがあります。
それは社会的な価値とは違うかもしれない、
でもそれこそがあなたにとっての生き甲斐の種です。
二つ目は、誰かのためを自分の喜びに変えること。
内なる声を聞くことは、自分中心に生きることではありません。
むしろ、この人のためにできることは何だろうと心から思えたとき、
その気持ちに従って動いたとき、深いところで自分自身が癒されたり、
満たされたりすることがあります。
それは表面的な良い人になろうという努力ではなく、
もっと根っこの部分でつながっている感覚。
私は誰のために生きている。
そのことが私の生きる意味になる。
そんなふうに感じた瞬間に、生き甲斐がふと輪郭を持ち始めるのです。
そして三つ目は、変化の中にも意味を見出すこと。
生きがいを育む方法
人生はいつも順調とは限りません。
苦しい時期もある。失うものもある。
思うようにいかない日々もあるでしょう。
でも、その中にこそ魂が深く合化されるような
大切な学びや気づきが隠されていることもあります。
なぜこんなことが起こったのかな?
そう問いかける代わりに、ここから何を学べるだろうと問い直してみてください。
そうすると不思議と、痛みの中にも優しい光が見えてくることがあります。
このように生き甲斐は外側で何をしているかではなく、
どんなふうに受け止め、どんな意味を与えるかによって育まれていくものなんです。
生き甲斐とは、人生のどこかに用意されている特別な宝物を探し当てることではなく、
今この瞬間にある小さな喜びや深い納得感に気づき、
その積み重ねの中から自分の人生を感じていくこと。
それは、内なる声を感じること。
そして、その声に正直に応えていくことから始まります。
本日もご視聴ありがとうございました。
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あなたの内側にある深い知恵とつながる時間が、
今日も優しく育まれますように。
ナビゲーター岡田でした。