月のリズムと心の関係
こんにちは、健康塾ホリスティック・ヘルス・ラボ、ナビゲーターの岡田です。
今日は、月の満ち欠けが心を整えるカレンダーというテーマでお話をしていきます。
私たちは普段、太陽の光で朝を迎え、時計の針で一日の時間を計っています。
しかし、太陽のサイクルとは別に、もう一つのリズムを私たちの心や体に深く刻み込んでいる存在があります。
それが月です。
夜空に静かに浮かぶ月は、古代から人々の暮らしや祈り、そして体のリズムを支えてきました。
潮の満ち欠けを左右し、植物の成長に影響を与え、そして私たちの心の波にも寄り添っている存在。
現代の科学的な生活の中で忘れられがちですが、月は今も確かに私たちの内側と交互しています。
満月の夜、なぜか眠れなかったり、心が高ぶったりした経験はありませんか?
逆に、新月の頃には静かに内緒的になったり、疲れやすく感じたりすることもあるでしょう。
これは単なる偶然ではありません。
月のサイクルが私たちの体内リズムと、特にホルモンバランスや自律神経の働きと密接に関係しているからです。
人の体は約28日を一つのサイクルとして自然にリズムを刻んでいます。
これは女性の月経周期とも重なり、生命の神秘的な共鳴を感じさせます。
月は私たちの生きるテンポや感情の波を優しく映す鏡なのです。
月のリズムに寄り添って生きることは、自分の内側のリズムを取り戻すことでもあります。
例えば、新月の日には始まりのエネルギーが満ちています。
新しいことをスタートさせたい、糸を立てるにはぴったりの時期。
神にこれから叶えたいことや手放したいことを書き刺すだけでも心が整理されていきます。
そして月が満ちていく時期、上限の月に向かう頃にはエネルギーが高まり行動力が出てきます。
やってみたいと思ったことに少しずつ手を伸ばしていくのに最適です。
満月の日には感情やエネルギーがピークに達します。
感謝を表したり、これまでの努力を振り返る時間にしてみましょう。
人によっては涙もろくなったり過去の思い出が甦ることがありますが、それも心が浄化されるプロセスの一部です。
そして月が欠けていく下限の時期は手放しと整理のタイミングです。
身の回りの不要なものを片付けたり、執着していた思いを静かに見つめ直したりすると心が軽くなります。
自然の流れに合わせるだけで人生の呼吸が深くなっていくのを感じるでしょう。
このように月の満ち欠けは単なる天体の現象ではなく、私たちの生き方を映すもう一つのカレンダーです。
月に寄り添う生活の提案
日々のスケジュール帳の横に月のリズムをそっと書き添えるだけで、時間の感覚が変わってきます。
今日は満月だから無理せずに心を鎮めよう。
そろそろ新月だからリセットの準備をしよう。
そんな風に自然の流れを意識するだけで、自分を責める気持ちが和らぎ、人生の波に逆らわずに生きることができます。
現代の私たちは便利な時計やスマホアプリに頼って生活を管理しています。
けれど心のリズムは決して機械的ではありません。
時に高まり時に静まる、まるで潮の道筆のように動いています。
その揺らぎを受け入れることが月と調和して生きるということなのです。
私が好きな習慣の一つに月光浴があります。
満月の夜、ほんの数分でも月の光の下に立つと不思議と心がすっと落ち着くのです。
特別なことをするわけではなく、ただ空を見上げて呼吸を合わせるだけ。
その瞬間、自分がこの地球という大きな生命体の一部であることを感じます。
月は私たちに焦らなくていい、欠けることも美しいと教えてくれます。
満ちては欠け、欠けては満ちる。
完全でなくても常に動き、変化しながら輝いている。
それはまさに私たちの人生そのものです。
今日のテーマを通してお伝えしたかったのは、
月のリズムに合わせて生きることは自分のリズムに戻ることだということです。
スケジュール帳ではなく月のカレンダーを心に描くようにしてみてください。
満月の夜にはありがとうとつぶやき、
新月の朝には今日からまた始めようと深呼吸する。
そんな小さな儀式の積み重ねが、あなたの内側の時間を整えてくれます。
そして気づけば、心も体も自然のリズムの中で穏やかに調和していくでしょう。
本日もご視聴ありがとうございました。
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月の光のようにあなたの心が優しく照らされますように、ナビゲーター岡田でした。