自然のリズムとの調和
こんにちは、健康塾ホリスティック・ヘルス・ラボ、ナビゲーターの岡田です。
今日は、光と風のリズムで目覚める朝、というテーマでお話ししていきます。
私たち人間は、本来、自然のリズムの中に生きてきました。
太陽の昇る時間に目を覚まし、日が暮れると休む、その繰り返しの中で体や心が整い、自然との調和を感じながら暮らしてきたのです。
ところが、現代社会では、夜でも明るい街灯やスマートフォンの光、冷暖房によって一定の温度が保たれる環境に囲まれ、朝と夜の境界が曖昧になってきています。
便利な反面、私たちは知らず知らずのうちに、自然のリズムから切り離され、体内時計が乱れやすくなり、心のバランスも崩しやすくなっているのです。
そこで、改めて意識したいのが、朝の光と風です。
これらは、自然からのシンプルで強力なメッセージであり、私たちの心と体に大きな影響を与えています。
太陽の光を浴びることは、体内時計をリセットするために不可欠です。
朝日を浴びると、脳は今が朝だと認識し、体温やホルモン分泌のリズムを整えます。
セロトニンと呼ばれる神経伝達物質は、光を浴びることで活性化されていきます。
このセロトニンは、気分を明るくし集中力を高める効果があります。
そして、夜になるとセロトニンはメラトニンへと変化し、深い眠りを誘います。
つまり、朝の光を浴びることは、夜の安眠へと繋がっていくのです。
一方、風にも私たちを整える力があります。
窓を開け、外の空気を取り込むことで、呼吸が自然と深くなり、体内に新鮮な酸素が巡ります。
風はただ空気を入れ替えるだけではなく、心に今、この瞬間を感じさせてくれる存在でもあります。
頬に当たる柔らかな風は安心感をもたらし、冷たい風は眠気を吹き飛ばし、意識をはっきりと目覚めさせてくれるでしょう。
朝の習慣づくり
ここで、光と風を生かした朝の習慣づくりについて、3つのポイントを挙げていきます。
1つ目は、カーテンを開けて自然光で目覚めること。
アラームの音に驚いて起きるのではなく、少し前にカーテンを開け、朝の光を部屋に招き入れる。
それだけで体が朝だと感じ取り、自然に目が冷めやすくなります。
2つ目は、窓を開けて深呼吸すること。
朝の空気は夜の間に進んでいて、とても清らかです。
その空気を胸いっぱいに取り込みながら、深呼吸をしてみましょう。
たとえ数分でも、心と体がスッと軽くなるのを感じられるはずです。
3つ目は、光と風を意識的に味わうこと。
ただ浴びるのではなく、光の温かさ、風の流れを丁寧に感じ取る時間を持つことです。
小さな瞑想のようであり、自然と自分自身が繋がり直す静かな所得となります。
忙しい日々の中で、朝の時間をとにかく効率的に済ませようとしてしまいがちです。
けれどほんの数分、光と風を受け取るだけで、その日のエネルギーの質が変わってきます。
イライラが少なくなったり、集中が持続しやすくなったりと、心身に優しい効果が現れるのです。
光と風は、誰のもとにも平等に届けられる自然からの贈り物です。
特別な道具もお金も必要ありません。
ただカーテンを開け、窓を開けて受け取るだけ、そのシンプルさの中に、私たちの心と体を整える力が宿っています。
明日の朝、ぜひいつもよりも少しだけ早くカーテンを開けて、光と風に包み込まれてみてください。
自然のリズムとチューニングが合い、一日の始まりが、より穏やかで力強いものに変わっていくはずです。
本日もご視聴ありがとうございました。
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光と風があなたを新しい一日へと優しく導き、心と体のバランスを整えてくれますように、ナビゲーター岡田でした。