内なるガイドの存在
こんにちは、健康塾ホリスティック・ヘルス・ラボ、ナビゲーターの岡田です。
今日は、内なるガイドに身をゆだねるという選択、というテーマでお話ししていきます。
私たちは、人生の中でたくさんの選択に直面します。
それは、小さな日常のことから、大きな人生の転機まで様々です。
そして、その選択のたびに、本当にこれでいいのだろうか、と、自分の中で迷いや不安がよぎることがありますね。
そんな時、私たちの内側には、静かに、でも確かに、導いてくれる存在がいます。
それが、内なるガイドです。
この存在は、声を張り上げるわけでも、外から指示を出してくれるわけでもありません。
ぼっと、ささやかに、でも、深いところから、私たちの本来の方向へと戻そうとしてくれているのです。
私たちが感じる直感、ふと湧いたひらめき、なぜか心が惹かれること。
それらは、すべて内なるガイドが差し出してくれているサインかもしれません。
けれど、私たちは忙しさの中で、その声を見過ごしがちです。
厳重的に無理だよね、と理性でふたをしたり、誰かにどう思われるかが気になって選びたかった選択を引っ込めたり、
そして、内なるガイドの声がどんどん小さくなっていきます。
すると、自分の感覚も鈍くなり、どこに向かえばいいのか、ますますわからなくなってしまいます。
でも、ちょっと立ち止まって耳を澄ましてみると、そこにはいつだって変わらずに私たちをメモってくれている知恵が存在しているのです。
それは過去の経験から来るものとは違います。
内なるガイドは、理屈では説明できない、でも確かな感じる力を通して、今の自分に必要なメッセージを差し出してくれます。
例えば、なんとなく行ってみたいと思った場所、ふと心が動かされた本の一節、誰かの言葉が妙に心に残るとき、
ガイドの声に従うこと
それらは全て内なるガイドが働きかけてくれているサインかもしれません。
けれど大切なのは、そのサインを思考だけで処理しないということです。
判断する前にまず感じてみる。なぜこれが気になるのか、これを選んだらどんな気持ちになりそうか。
感覚を通して確かめてみると、不思議と心が落ち着いて、迷いが静まり自分の中心に戻ってくれる感覚があるはずです。
そしてここが一番のポイントですが、内なるガイドの声に従うということは、コントロールを手放すことでもあります。
つまり、頭で決めた通りの未来を求めるのではなく、この道を進んだらどんなことが展開するんだろう、と自分を流れに委ねていく選択をすることです。
これは勇気のいることです。ちゃんと結果が出るのか、失敗したらどうしよう、そんな不安も当然出てきます。
でも不思議なことに、内なるガイドに従ったときの選択というのは、たとえ最初は思った通りに行かなくても、後から、なるほど、この道で良かった、と思えるような展開が待っていたりします。
つまり、見えている結果だけではなく、その道を通ることで得られる変化や気づきが、私たちの成長につながっていくのです。
ですから、人生の分岐点で迷ったときは、ぜひ自分の内側に問いかけてみてください。
私は本当はどこに向かいたいのだろう。今、どんな選択が私の心を温めてくれるのだろう。その問いに対して、すぐに答えは返ってこなくても大丈夫です。
問いを投げかけた後に訪れる静寂、そこに内なるガイドのささやきがえどっています。そして、そのささやきに気づいたなら、たとえ小さな一歩でもそれに従ってみてください。
行動に移すことで、さらに次のサインがやってきます。
内なるガイドとの対話は、そうして育っていくのです。この世界にはまだ見えぬ可能性が満ちています。その可能性に手を伸ばすための鍵は、外ではなくあなたの中にあります。
それを見つける旅のパートナーこそが、あなたの内なるガイドなのです。だからこそ、きょうのテーマに込めたように、内なるガイドに身を委ねるという選択は、人生をより自由に、より豊かに、より意味のあるものへと導くための大切な在り方なのです。
今、この瞬間も、あなたの内側では、優しく確かな声が語りかけています。この声に耳をすましてみてください。それがあなたの本来の道へとつながる第一歩になるはずです。
本日もご視聴ありがとうございました。チャンネル登録といいねをどうぞよろしくお願いいたします。ご感想や気づきはぜひコメント欄でシェアしてください。
あなたの内側にある深い勢いとつながる時間が、きょうも優しく育まれますように。ナビゲーター岡田でした。