小竹向日葵
来てください。待ってます。
さて、今日は2025年4月12日、13日に新発田市で開催された、
ももクロ春の一大事in 新発田についてお話したいと思います。
ゲストに、新発田市役所観光振興課課長の渡辺貴守さんにおいでいただきました。
どうぞよろしくお願いします。
渡辺貴守
よろしくお願いします。
小竹向日葵
永井さんはももクロ詳しいですか?
永井真由
ももクロ、すごい詳しいわけじゃないんですけど、
小学校の時にすごい流行ってて、
友達とかと歌歌ったりとか、ダンス真似したりとかしてた記憶ありますね。
小竹向日葵
小学校の子、そうですよね。テレビ見たらだいたいももクロすごい映ってるなって印象。
何か知ってる歌とかあります?
永井真由
行くぜ怪盗少女とか。
小竹向日葵
行くぜ怪盗少女とか。
そうですよね、あとZとかありましたよね。
永井真由
Z?
小竹向日葵
Zって出なかったでしたっけ?
永井真由
あれそれももクロですよね。
小竹向日葵
良かった良かった。
渡辺さんは今回お仕事で関わられたということかと思いますが、
もともとももクロについて詳しくご存知でしたか?
渡辺貴守
そんなに詳しくはなかったですけど、
私の一番上の子供が、ちょうど学生さんの今年齢なんですけども、
小学生頃の頃によくももクロの曲を聴いてたのを一緒に私も聴いてました。
Zとか聴きました?
Z?この仕事に関わるようになってZと怪盗少女は聴くようになりました。
小竹向日葵
良かったです。
永井真由
ではここで私永井から渡辺貴守さんのプロフィールをご紹介させていただきます。
渡辺さんは平成14年、2002年に新発田市役所に採用となり、
健康推進課、財務課、農林水産課などを経て、
令和5年、2023年4月から観光振興課長を務められています。
これらのうち一番長くお勤めだったのが農林水産課だそうです。
小竹向日葵
農林水産課って聞いて想像あんまりつかないんですけど、
どういったことをされてるんですか?
渡辺貴守
そうですね。新発田市は海から山まで自然豊かな土地柄ですけども、
それぞれ農業は農家、林業であれば林業か、水産業であれば漁師、
皆さんがですね、それぞれなりわいにしてそれぞれのお仕事をしてますので、
そういったお仕事のお手伝いをですね、市役所の方でしていました。
小竹向日葵
そうなんですね。新発田って例えばアスパラがさっき人気だって聞いたんですけれども、
そういったこととはどう関わって、一緒にアスパラ採るとかではないんですか?
渡辺貴守
そうですね。たまに採ったりはしましたけども。
ただ基本的にはですね、新発田市の農家の皆さんが元気になって、
それで農業で生活ができるというか、なりわいとして生活できるようにですね、
我々の方で生産に対するいろんな補助金を出したりですね、環境の整備をしたり、
また新発田市のアスパラがですね、売れるようにPRをしたり、
そういった形で農家の皆さんが気持ちよく一生懸命農業に関われるような、
そういった環境づくりの方をですね、主に行っています。
永井真由
ももクロの人とかも、アスパラ持った写真とかも出てましたよね?
渡辺貴守
そうですね。高木さん、アスパラ担当で。
永井真由
すごい可愛い写真だったので。
お肉とかも持ってたりとか。
渡辺貴守
そうですね。アーリンが新発田市担当されてましたね。
小竹向日葵
そうだったんですね。
現在の観光振興課のお仕事というのは、新発田市の観光を盛り上げていくというお役目かと思います。
小竹向日葵
その一つに今回のももクロのイベントも入ってくるかと思いますが、
日頃新発田市の観光についてどんな仕事に取り組まれているんでしょうか?
渡辺貴守
そうですね。新発田市の観光と一言に言っても、いろんな観光があるんですが、
基本的には月岡温泉がですね、新発田市の一番の観光スポットになっています。
あと合わせて新発田城、蔵春閣、清水園とか市街地にもいろいろな観光スポットがありますけれども、
そういったものの魅力を県内外に発信して、県内外からお客さんを新発田市に連れてきて、
それぞれの事業者の皆さんが元気になるように、観光客の皆さんにお金をいっぱい使ってもらえるように、
新発田の魅力を県内外に発信するというのが仕事になっています。
小竹向日葵
月岡温泉すごい有名ですもんね。
渡辺貴守
そうですね。新潟県で一番、全国でも有数の温泉地ですね。
永井真由
温泉ってやっぱり女性とかに人気だったりとかもするから、
同世代でも温泉行きたいねってよく話もするし、すごいいいなって思いますね。
渡辺貴守
月岡温泉はですね、もっと美人になれる温泉ということです。
美人の人はもっと美人になれる温泉ということで、
今はインバウンドで外国のお客さんも来ていただいていますので、
皆さんお肌がすべすべツルツルになって帰っていただいています。
小竹向日葵
永井さん美人だけど、もう行っちゃって、より美人になってまた帰ってきてください。
永井真由
そうですね。
肌ツルツルになりに行きます。
小竹向日葵
帰ってきてください。
永井真由
さて、今回の音楽イベント、ももクロ春の一大事ですが、
2024年11月に新発田市での開催が決まっています。
イベントとしては、自治体と連携して地域活性化につなげる恒例のイベントで、
県内では初開催とのことです。
最初は市民の方が市長への手紙という形で提案し、
これを受けて新発田市が応募したということが書いてありました。
実際にはどのようなことが起きていたのでしょうか。
渡辺貴守
一昨年、昨年と市長の手紙ということで、
それぞれ別の方からこのももクロの春一のイベントについて、
ぜひ新発田市に誘致してほしいというような手紙をいただきました。
ただ、我々いきなり誘致してほしいと言われても、
そもそもイベントの方をよく知らなかったのもありましたし、
市長の方にもこういう手紙が来ましたけれども、
どうしましょうかと研究させてもらっていいですかというような話をしたのですが、
市長の方からそんな消極的な話でどうすると、
ぜひ誘致に向かってダメ元でいいから動いたらどうだということで、
激励をいただきまして、それで誘致活動を始めたという形です。
永井真由
最初ってイベントを調べて、どういうことをして申請とかするんですか?
渡辺貴守
そうですね、そういった手順から我々本当にわからなかったので、
募集要項を調べて、どういう都市で今まで開催されてきて、
どういう効果があったのかというのを調べたところですが、
実際8月下旬に申請書の提出を行いまして、
それから1、2ヶ月かけて現地の確認とか、
あと向こうの方でいくつか質問をもらいましたので、
その質問に対して回答するような形で準備を進めて11月に決定しました。
永井真由
その誘致とかするにあたって一番難しかったとか、
準備が大変だったみたいなことはありますか?
渡辺貴守
なぜ新発田市でももクロの春市をやるのかというところですね。
その必然性というかストーリーをしっかり組み立てて、
ももクロもファンの皆さんも、
それだったら新発田市でやるのがいいよねと思ってもらえるようなストーリー作りとか、
そういったものが一番大変だったかなというふうに考えています。
永井真由
そのストーリーとかどういう感じで書いていたんですか?
渡辺貴守
かつて東洋市と言われた梶川のつつみ桜が植樹し直されて、
実は今年が100周年の年でした。
ちょうど春市のイベントと新発田市の桜が満開になる時期がほぼ一緒なので、
桜の桃色とももクロの桃色を兼ねて、
永井真由
いいですね。
渡辺貴守
新発田市全体が桃色になるイベントをしたいというような形でストーリーを作ったんですね。
永井真由
なるほど。桃色の組み合わさって、
今すごい初めて聞いて、いいなと。
小竹向日葵
もっと早くしておけばよかった。
その後、受け入れの準備をされたということかと思いますが、
会場の音楽イベントと似ているところと違っているところがあったら教えていただきたいんですけれども。
渡辺貴守
そうですね。一番の違う点というか、相違点は、
このイベントはももクロが地域おこしを狙って行うライブイベントだというところですね。
なので新発田市の方でギャラを払ったり、ステージの設営をしたりということは一切なく、
我々の方では会場のごみとか、
渡辺貴守
そうですよね。またそれをどんどん拡散してもらって
市としてはいろんな人に来てもらいたいなという風に考えてます。
小竹向日葵
今回新発田のライブには
初日、いじみの公園に1万2千人の来場があったと伺いましたが
どんな様子だったんですか?
渡辺貴守
本当に今まで見たことのないような
風景で、本当に圧巻でした。
私も市長が当日挨拶でステージに立ったんですけども
私も一緒について後ろから
いろんなカラフルな服装の皆さんの風景を見ましたけども
今までに見たことのないような風景でした。
小竹向日葵
そうですよね。いじみのたまに行くけど1万2千人がいるのは
全く想像できないですよね。
よくあそこにそんなに人が入ったなという感じですよね。
渡辺貴守
本当に新発田市が桃色になりましたし
あとメンバーカラーのそれぞれの色にも染まった
1日だったかなという風に思ってます。
素敵ですね。
永井真由
残念ながら2日目は強風で中止となりました。
寝入りに準備されてきたイベントでしたので
苦渋の選択だったのではないでしょうか。
本当に残念だったですね。
渡辺貴守
新発田市で7回目の春市だったんですけども
雨が降ったことはあったように聞いていましたが
中止というのは初めてだった。
ただ安全第一でステージの方を運営するという観点からは
もうやむを得ないので苦渋の判断だったと思いますけども
良い段だったというふうに今思うと
永井真由
その後すぐにyoutubeで配信イベントやるよみたいなのも出ましたよね。
それって強風で中止になったらこうやろうみたいなのが出てたとか
元からもしだったらとか用意されてはいたんですか。
渡辺貴守
それはですね私の知る限りそういう話はなくて
主催者の方で起点を聞かせてファンサービスとか
永井真由
すごい迅速にそういうのが出てたから
渡辺貴守
一応用意してたのかなと思ったんですけど
そうだったんですね。
永井真由
合唱の部分で新発田の子供たちがステージにコラボする予定だったんですけども
渡辺貴守
今まで重ねた練習を無駄にしないという配信があったんですけど
その後はステージに行って
コラボする予定だったんですけども
今まで重ねた練習を無駄にしないという配信があったのかなと思いますが
非常に早く機転を利かせてくれていただいたと思っています。
小竹向日葵
敬和学園大学のダンスサークルのフリースタイヤーズも出演する予定だったんですよね。
渡辺貴守
そうですね。新発田市で活動するいろんな音楽関係者の皆さんですね。
発信するいい機会だったと思うんですけども
ちょっと残念な結果になりましたね。
小竹向日葵
そうですよね。今回中止になった4月13日には
新発田市内に多くの皆さんが残って
新発田市の様々なものを体験してくださったと聞いたんですけれども
どんな様子だったんですか。
渡辺貴守
皆さんですね、使命感が非常に強くて
イベントは中止になったけれども
しっかり町おこし、経済を活性化させるんだということで
飲食店とか観光施設とか積極的に回っていただいて
お金を使っていただきました。
私が何人かと話をすると
持っていたお金は全部使ったというふうに言ってもらって
また機会があったら来ますよなんていうモノノフもいて
本当にありがたかったです。
永井真由
モノノフの皆さんってすごい
ももクロがこうやって訪れてイベントするから
そこの町にもお金を少しでも経済回していこうみたいな
ファンの鏡のような人たちが多いですね。
渡辺貴守
その使命感を持ってももクロのメンバーと一緒になって
町おこし、地域おこしをするということで
非常にありがたいファンですよね。
永井真由
その後、イベントのために用意した物品の販売や関連イベントを企画して
19日にも新発田市役所のふだの辻広場でイベントをされたと聞いています。
どんなイベントだったのでしょうか。
渡辺貴守
まず1点目は13日の2日目で中止になったので
当日コラボ商品などを販売する予定だった事業者の皆さんが
その機会を失ったということで
ふだの辻に一度に返して物販を行いました。
ただそれだけではなく
メンバーは来ませんでしたけども
スタッフの皆さんがトークショーをしていただいて
当日中止になった経緯や裏話、元マネージャーが
非常に多くのファンを持っていますので
その方のトークショーで楽しくももクロの魅力を
また新発田市民含めて県外のお客さんにも
いろいろ発信してもらったイベントを行いました。
永井真由
元マネージャーさんとはどういうお話があったんですかね。
渡辺貴守
そうですね。本当に今までの春市で黒話とか
あと成功したような話とか
あと一人一人のちょっとした面白いネタとかを出していただいて
楽しくファンの皆さん一日過ごすことができたんじゃないかなと思います。
永井真由
裏話を聞ける的な感じだったんですね。
小竹向日葵
最後に今回の春の一大事は経済効果を含めて