ケイシャのしゃべり場
はい、始まりましたケイシャのしゃべり場。この番組は、映像制作会社KOO-KIのメンバーが日々感じているおもろいを語り合い発信するトーク番組です。
毎回、いろんなメンバーとともにゆる〜く雑談していきます。
私、KOO-KI 山内です。
KOO-KI ヒージャーです。
KOO-KI 原山です。そして、ゲストは前回に引き続き、
KOO-KI 白川です。
そらいろ&言葉のかけはし 岩尾 至和です。
そらいろ&言葉のかけはし 広報の 河原 美幸です。
・
よろしくお願いします。
はい、本日の配信は3月1日なんですけれども、3月3日が耳の日ということで、
いつもかけはしさんの方ですかね、毎月3日はなんちょうの日っていうか、
「なんちょうなんなんデー」、なんちょうなんなんをみんなでSNSでシェアしまくりましょうという話をしています。
そうですね。3月3日もまた何かされたりするのかなと思って、
今後の展開とかそういったのを聞ければなと思っております。
そうですね。かけはしは啓発と就職、それから企業サポートというところで、
啓発はもう引き続き続けていくんですけど、啓発ってなかなかその対価を得られにくいので、
やっぱりその事業として回していくために、その企業ですよね、
企業の方に入っていってっていうところはずっと目指していまして、
強化していきたいのは、企業向けになんちょう社が働いている企業に入って、
コミュニケーションの環境を整えるコンサルティングとか、なんちょうの理解の講座をやったりとか、
障害者雇用を事業発展に生かしましょうよっていうところで、
僕はなんちょうのことしか詳しくは分からないんですけど、なんちょう社はこういうふうに活かすことができますよと。
従来の障害者雇用って法定雇用率を達成のために、ひとまずもう雇わなきゃいけないからっていう企業が多いのが多いんですよね。
法律で決められてるんですよね。
そうなんですか。
2024年からは40人以上の会社は1人以上雇わなきゃいけない。
100人以上の会社はやらなかったら罰則金とか採用計画とか出せとか、そういう罰則とかあったりするんですけど、
だからもうちょっと簡単な仕事を用意して障害のある人を雇おうみたいなところも結構多いんですけど、
そうではなくて、僕はなんちょうに特化したものになりますけど、
なんちょう社って聞こえないがゆえに突出した力っていうのがあるなと思ってて、
やっぱり観察力がすごい高いんですよね。目でずっと生きてきてる人なので。
もちろん中にはそれでも観察苦手だっていう人ももちろんいますよ。
でも大体結構多いですし、それに伴って気遣う力、見た目でなんかちょっと今日対処悪そうだなとか、
今なんかすごくいいなと思ったんだなとか、そういう読み取る力とかもすごくありますし、
あとはもう本当に聞こえないからこそわかる。感性の違いとかそういうのもあるし、
あとすごい純粋な人が多いなと思ってて、多分聞こえないから余計なことが入ってこなくて、
純粋に育つ方が多いんじゃないのかなって僕は勝手に思ってるんですけど、
大人も純粋な人が多いなって思います。
もちろんいろいろフォローのお願いしてやらってくれなくてとかで、
やっぱり聞こえる人間は嫌だってなってしまってる人ももちろんいるんですけど、
それはそういう原因があったからなんですよね。
純粋の何がいいかっていうと、誠実さもありますし、
仕事なんかだと基礎をしっかりやらなきゃわからないところもあるじゃないですか。
基礎ってつまらないというか、単調であんま面白くないなって思うこともあるんですけど、
そういうのをしっかり純粋に素直に積み上げていける人材が多いと僕は思っているので、
結構伸びしろがある人材が多いと思うんですよね。
新卒採用とかにもすごく有効だとは思っていて、
コミュニケーションの問題だけなので、そこをちょっと僕が入って、
一年ぐらい一緒に道筋を立てて、だったら双方にとっていいと思うんですね。
会社の事業発展にも力になると思うし、本人もやりがいを持ってやれるし、
今本当に採用が難しいって、母数が少ないってすごく今言われてて困ってるっていう企業さんが多いはずなので、
そういうところで難聴者、難聴者もめちゃくちゃ多いんですよね。
隠れ難聴者みたいなのも本当に300万人とかいるんじゃないかって言われてるので、
母数も広げることもできますし、そういうところをもっと広げて、
企業の側の理解とか実際の活用とかを広げていきたいとは思ってますね。
そこを架け橋としては強化していきたい。
あとは2025年にですね、デフリンピックっていう聞こえないアスリートのためのオリンピックが東京で開催されるんですよ。
来年ですね。
なので、そこに向けて東京なんかは聞こえのフォロー、ユニバーサル化みたいなところの動きもだんだんと出てきてますし、
そこで認知も高めるっていうこともできますので、
デフリンピックを応援するプラス、難聴者の理解を広げるっていうところで、
イベントとかそういうのをやって、啓発の部分なんですよね。
そういうのを大きくやっていきたいなっていうのはあります。
そうですね。デフリンピックで補足をさせていただきますと、認知度が今16.7%って言われてるんですよね。
オリパラが98%あるんですよ。
なのでめっちゃくちゃ低いんですよね。
で、自分の役割としてはこれを少しでも上げたいなと思ってて、
やっぱりデフリンピックっていうのを知っていただくことで、難聴者の理解っていうのは確実に広まってくると思いますので、
日本選手なんか。
全部。だからもう出られなくて帰っちゃった選手たちもいるんですよ。
いっぱいいて、はい。
でも福岡の選手が多いっていうのもそうですけど、
これだけ南朝の話を聞いてるからこそ、めっちゃ応援したくなってきます。勝手に。
ぜひぜひ。
見ようかなと。
テレビがなかなかないんですよね。
インターネットでライブ配信とかはやってたりするんですけど、
テレビでもやってほしいよなと思いつつ、今のところライブ配信とかで見てもらってっていう感じですね。
めっちゃ面白そう。
そうなんですよね。
やっぱ聞いたら皆さんそう思うんですけど、そもそもデフリンピックの認知度が低いので、スポンサーさんもつかないんですよね。
なので、地上波とかで放送されないみたいな悪循環ですごく。
今回デフサッカーで言うと、マレーシアに行く費用も40万ぐらいずつ負担していってるんですよ。
自己負担。
選手1人につき40万。
プロの選手とかは本当にもっとたくさん、賞金も含めてですけど、やっぱり金銭的に余裕があるんですけど、
本当に同じスポーツで同じように強いのに格差っていうのがすごくあるなっていうのを感じてて、
両輪なんですけど、やっぱりまずはもう認知度とかを上げて知ってもらうっていうのが一つあるなって思ってるので、
たまたまデフサッカーの松本選手とはもう2、3年ぐらい一緒に南朝啓発の活動もしてるので、
その辺りの繋がりを生かして、いろいろ外に出して知らせていってるっていうような状況をですね。
なので、どっか福岡だけでも局地的に出れば報道される確率は上がってくると思うので、
本当草なんですけど。
それで松本選手の記事が最近よく見るなと思ったら裏には…
カワハラが動いてます。
イケメンなのでですね、ちょっとついで力入っちゃって。
イケメンですよね。
男性でも初めて会った男性が松本さんのこと好きになっちゃいましたってみんな言います。
心もイケメンだって。
一度、啓発さんのセミナーに参加させてもらったことがあって、
その時、白川さんももちろん登壇されたときに行かせていただいたんですけど、
松本選手ってすごく温和で優しそうな感じなのに試合に出るとすごいもう…
ずっと吠えてますよね。
ギャップ萌えですかね。すごいですよね。
かっこいいと思って。
すみません、余談です。
最後にですね、白川さんにも今回本当に貴重なお話だったと思うんですけど、
掛橋さん、そらゆるさんの話たくさん聞いて、私たちも面白かったですし、
実際になんちょうなんなんに関わった白川さん的にこういう啓発動画とか活動とかに
関わってみて改めて感じたこととかがあればぜひお伺いしたいなと思うんですけど。
そうですね。空気という会社は映像を中心にものづくりをしている会社なので、
僕らがどういったことがやれるのかっていうふうなことは、今回のようなプロジェクトに参加してみたときに
非常に突きつけられる部分もあったなっていうふうには思うんですけど、
映像でやれることっていうのはあるなとは思ったんですよね。
なので、自分たちが今やっていることが何かの役に立てるっていうふうなことを実感する瞬間っていうのを
いただいたっていうのは非常に大きいなと。やっぱり僕個人で言うと冒頭にお伝えしたように
身内に障害を持った人間がいるっていうふうなこともそうだし、
さっきのお二人の話を聞いててもそうなんですけど、僕は僕でそれを当たり前のこととして育ったわけですよね。
身内に障害者がいるっていうふうなことを。
自分の親である母親とかも自分の子供に対して将来の不安とか、
そういうふうなものを身近に僕も感じながら育っているし、
そのためにどういう活動をしてきたかっていうのを見ながら育ってきているっていうふうなことで言うと、
意外と本人にとっては当たり前だったことが人にとっては全然当たり前じゃないことっていうのは
世の中にたくさんあって、そういったことを気づく機会っていうのがないとそもそも知らないわけなので、
そういう気づく機会がまずないといけないっていうふうなことで、
特に今回の今日の話っていうのはずっとそういうのをテーマにして話されているだろうなっていうふうなのをすごく感じたので、
そこに映像の何か力が役に立てるっていうのはとっても嬉しいし、
自分としても自分だからできることっていうのがあるのかなっていうふうなことも感じ取れるし、
逆にそういうふうなことに共感をしてまた輪が広がっていくっていうふうなこともすごく大事なことだし、
なんかね、勇気づけられますよね。こういうふうなことは参加させていただいたことで。
どんどんこういったことには役に立てる部分があれば積極的に参加したいなとも思いますし、
あとは意外と映像って作って、僕らは例えば今回作らせていただいて、
産みの親だとしたら、育ての親ってまた別でいたりとかもして、
それがそらゆうさんはじめ、見ていただいた方たちからまた広がっていくっていうふうな、
非常に広がりを持ったツールでもある。そういったところはね、めちゃくちゃ楽しいですよね。
見てて感じ取れる瞬間があるっていうのは。
もうとても自分が作ったとは思えないですよ、今。
そうなんですか。
なんちょうなんな、あ、なんちょうなんな、面白いなって思います。
もうすごいみんな育ててくれているものになっているので、すごいな、なんちょうなんな、なんかすごいなっていうふうに。
デフリンピックの主題歌って言ってました。
もしなったらすごいよね、そこはね。
あれじゃないですか、なんかちょっとかっこいいアレンジとかにして。
かっこいいアレンジ。
デフリンピックの主題歌。
松本さん出さないといけないですよね、イケメンを出さないと。
でも今、聞いた人がなんかもっと育てていくみたいなところでいくと、
最近ちょっと聞いた話で、老学校から交流で地域の小学校に行く子がいて、年に何回かとか、月に1回とかなのかな、そのぐらい行く子がいるんですけど、
そこの先生がマスクをしてるらしいんですよね。
でもわかんないんですけど、親が言えないらしいんですよね、月に1回だからとか。
で、相談に来た、あるところにセンターみたいなところに相談に来て、そのセンターの人がなんちょうなんなん知ってて、
このなんちょうなんなんっていう動画があるから、これちょっと先生に見せたらどうですって言ってくれたらしいんですね。
そしたら親御さんがそれを先生に見せた。
そしたら先生がマスクを外して喋りだした。
だから、そっか、親御さんに言わなきゃダメですよって。
僕らだったら、これは子供のために言わなきゃいけないところですよっていうところを、なんちょうなんなん見せたらっていう。
なるほど、そういう使い方もできるなっていうので、なんちょうなんなんすごいなと。
それも本当にそういう使う人がどんどん広げていってるっていうので、もっともっと広げていきたいなっていうのはすごい思いましたよね。
私も今6歳の次男がいて、今度小学校1年生になるんですけれども、なんちょうの子で、秋ごろ進学をどうするかみたいなご相談を福岡市のほうでやるんですけれども、
その時にその担当者の方から、お子さんについてどういったことが不安ですかみたいなことを聞かれて、やっぱりクラスの子になんちょう理解をしてほしいとは思ってますみたいな話を山割りしたら、
すごい自信たっぷりな顔で、実はなんちょうなんなんっていういい動画があるんですよって言って。
これ本当なんですよ。
私が作ったのは私たちですって言ったら、もうすごい顔色が変わったんですけど、正直心の中でガッツポーズして、ここまで来たかみたいな。
やっぱり白川さんも育てるっていうことをおっしゃってくれたんですけれども、これは本当にクラファンやろうって思った時からで、やっぱりクラウドファンディングってもう無数に数があるじゃないですか。
で、大体の人が資金の成立がゴールだと見てるんですよね。
例えば100万だとしたら、あと5万円ですとか、あと支援者あと10人ですとか、私これはちょっとあんまりセンスないなと思ってて、そこから先じゃないですか。
なのでやっぱり成立した後に、ちゃんと今回はなんちょうなんなんっていう動画を作っていただいたんですけれども、それを育ってあげるまでが自分たちの役割だと思ってて。
育てるっていうといろんなやり方があると思うんですけど、例えば最初はなんちょう理解促進動画っていう言い方をしてたんですけれども、それになんちょうなんなんっていう素敵なタイトルがついて、
でもやっぱりそれだけだと少し説明が足りないので、なんちょうがわかるアニメなんちょうなんなんっていう言い方をここ2年ぐらいずっとしてて、それがやっぱり続いてきてるところがあるので、