普通の考察
こんにちは、ライフコーチのけいこです。今日は12月5日金曜日ですね。今、娘を保育園に送った後、ちょっとラジオの収録をしています。
車の中なんでね、ちょっと車の音するかもしれないんですが、このまま喋っていこうかなというふうに思います。
まず本題に入る前に一つ告知の方をしたいと思います。今、体験セッションを受け付けております。家事、育児、仕事に追われる、忙しい毎日を変えたいという方、
または現在の働き方を変えたいと感じているんだけれど、どう動いたらいいかわからないという方に受けていただきたいなと思っております。
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それでは今日の本題に行こうと思います。 今日はですね、
普通ってなんだっていう話をしていこうかなと思います。 普通
これって 難しいですよね。
私も1ヶ月とか2ヶ月前にこの普通ってなんだっていうことをただひたすら考えてた時期があったなぁって思います。
普通にするには、普通はどうなんだろう、普通は、みたいなことを考えてた時期がありましたね。
考えてて結果が出たかというと、はっきりとした答えは出てないんですけど、ふと今日朝ね、娘を保育園に行く途中に、
なんか普通ってそういえば考えてたなぁって思い出して、今思ったら普通って何なんだろうなぁって考えたら、
普通はないよなって、私の中では思いました。
きっと他の人から見たら、普通っていう言葉の中にはいろんなものがあると思うので、普通ってこれだよって言語化できる人がいると思うんですけど、
普通の多様性
私が考える普通ってないなぁって思うんですよ。 なんでそう思うかというと、普通って
誰にとっての普通なんだっていうところを目線で考えると、結構皆さんそれぞれ変わりません?って思ったんですよね。
私の中での普通、一緒に住んでいる夫の中での普通も全く違います。
それは育ってきた環境もそうだし、小さい頃の育ってきた環境もそうだし、社会人になってから働いていた会社とかの状況も違うので、
その会社での普通があれば、違う会社での普通もあって、それってどっちもどこかに所属していれば普通なんですよね。
子供の頃家族としてその家にいれば、そこの家庭の普通があって、高校とか中学とかに進んだ時にそこの学校の普通があって、
社会人になった時に、またこの会社ではこれが普通なんだよっていうものがあって、職場単位での普通も違ったりして。
普通っていっぱいありふれていて、みんな違うんじゃない?って思ったんですよね。
そうそう、育ってきた環境も違うからね。
だから、普通って悩んでた時期の自分に今言えるとしたら、普通なんてないよっていうふうに言ってあげたいなっては思いますし、
普通に悩む時って、今のままの自分じゃいけない、普通にならなきゃ、他の人と同じようにならなきゃ、みたいな意識がすごい強かったんじゃないのかなって思うんですよ。
それって、今の自分を否定しちゃってるんですよね。このままの自分じゃよくないから、世間一般に言う普通に当てはめて、その普通が正しいから。
だからそこの枠にはまる自分でいようと、頑張ろうとするんですけど、でも普通ってなんだろうって考えてしまうってことは、その普通の枠にはまることが自分自身できてないから悩むわけですよ。
そこにはまっていて、それが普通に心地よいと思えば、何も普通ってなんだろうって疑問を持たずに、たぶん日常生活を過ごすと思うんですよね。
自分の基準
だから普通ってなんだろうって考えているときは、何かの枠に自分を当てはめようとしているんだけれど、当てはめられなくて困っているとき、なんじゃないのかなって思うんです。
この枠ってきっと一つあると思うんですよね。会社員であれば安定した給料をもらっている、例えばホワイトな会社。
子どもが急に熱を出しても休んでも大丈夫とか、あと残業しなくても大丈夫、時短勤務をしても制度があってOKとされているところ。
子育てしながら、一般的に外から見ると働きやすいホワイトに見えて、すごいボーナスとかもらえて、良い会社じゃんっていうふうに周りから見えたとしても、
実際そこに働いている自分自身がその会社で働いていることに関して、窮屈に思っていたり、これちょっと違うんだよなぁみたいな。
外から見たら良さげに見えるけど、実際働いているとやっぱりやりがいとかいうものがなかったりとか、私の場合そうでしたね。やりがいがなかったりとかもありましたし。
で、やりたい仕事これじゃないんだよなぁとか、やっぱり思っちゃってましたね。
でもそういうときに、仕事、安定した会社だし、周りから見たらホワイトなんだから辞めちゃいけないでしょ。
普通そんな安定した会社で働いてたら、辞めようなんて思わないでしょ。みたいなことを言われたときに、あ、普通は辞めないんだとか。
あ、そうか、普通はこの会社がやっぱり旗から見たら良く見えるから、辞めるなんて私もったいないことするんだ。みたいに、やっぱり考えた時期はあったんですよね。
でもその周りから言う普通と、やっぱり自分が感じる違和感みたいなものって、
周りの意見と自分の意見ってやっぱり違うんじゃないですか。
他の人たちはそこの場所にいないし、自分と同じような状況を経験してないから、言っちゃ悪いんですけど、外野の意見みたいな感じですよね。
外から見たらなんとなく良さげな意見を言ってきますけど、実際大変なのは自分であって、その環境にいるのが辛いって思っているのも自分であることは確かなんですよ。
だから、自分が辛いって思っているのに、周りが良いと思っている、周りが良いんじゃないかって思っているところを無理して頑張る必要はないと思うんですよね。
そこで頑張り続けると、またその普通、普通はこの安定した企業でずっと働くのが一番良いだろう、みたいな。
母親として普通に子どもたちを育てていくためには、安定したお給料をもらい続ける方が絶対良いに決まってる、みたいに考えちゃうと、
どんどんドツボにハマっていって苦しくなるんじゃないのかな、というふうに思います。
私も会社辞めようと思って辞めるまでに3年弱悩んだんでね、悩む人の気持ちも分かりますし、周りからもったいないって言われる気持ちも大いに分かります。
私も同じように言われました。
辞める前も言われたし、辞めると決めてから、移住すると決めてからも、いろんな方面からもったいないよね、というふうな声は聞きましたね。
でも関係なかったな。世間一般の普通の安定を捨ててでも、やっぱり自分の中で得たいものがあったので。
だからそこに新築で建てた家があって、普通だったらそこにずっと35年牢も組んで建てた家だから、そこにずっと住み続けるのが普通だろうとか思うんだけど、それを売ってでもやっぱり欲しい未来があったんですよね。
20年働いた会社を辞めてでも、本当はあと20年ね、40歳まで働いてたんで、あと20年働いて定年まで働けば、もしかしたら退職金がたくさんもらえたかもしれない。
もっともっと昇給していって、20年間の間にね、障害年収もかなりもらえたかもしれない。
でもやっぱりそれと引き換えに、私は失うものの方が大きいなと思ったんで、40という節目で辞めることにしたんですよね。
だから、普通っていうものに当てはめて、普通はこうだから、なんか続けないといけないとか、普通からはみ出しちゃいけないみたいなのって、誰かの物差しで自分を図ってるような状態なので、それすら窮屈になると思うんですよね。
誰かの物差しより自分の基準、自分が心地よく生きていけるかとか、これから子どもたちと楽しく過ごしていけるかとか、ギスギスしたような夫婦生活とか仕事の関係を続けるぐらいなら、辞めてしまって子どもたちと楽しく、家族と楽しく過ごせるような環境の方がいいんじゃないかとか。
収入は下がるけど、でもその分楽しく過ごせる時間の方が大事じゃないかとか、そんなふうに考えていくと、自分が欲しいものがだんだん明確になってくると、なんか普通とかどうでもよくなるんですよね。
普通とは何か
自分が欲しい未来がしっかり明確になると、もう普通って何?と。自分は普通から外れてると思います。今の会社辞めて移住もしたし、フリーランスとしての働き方をしてる時点で、普通の生き方とはちょっと違う道を歩んでいるとは思いますけど、そこに関して何か、なんだろうな、違和感もないし、後悔もないし、
そこに関して周りに何か言われたとしても、私の人生ですからねって言えるぐらい、今はもう自信を持ってこの生活がいいって言えるようになったので、普通が気にならなくなりましたね。
普通っていう言葉に悩まされる人はまず、その普通ってどこから出てきたの?って考えてみてほしいですね。
よくあるのは私もそうなんですけど、家庭環境が結構影響していて、自分の親ですね、特に母親とか父親も影響するかもしれないですけど、やっぱり母親と過ごす時間って長いじゃないですか。
なので母親からの言葉の影響ってものすごい強いと思うんですよね。
私も自分の母は農家に嫁いで、お見合い結婚で農家に嫁いで、私の父の両親と一緒に同業しているので、なかなか自分で好きなように結婚相手を選ぶとか、住む場所を選ぶとか、仕事を選ぶということはできなかったんですよね。
本当は農家という仕事は辛くて辞めたいけれども、もう辞める選択もない。だからこそ子どもたちには農家はやらなくていい、継がなくていいと。
会社員という働き方が一番いいと。土日休みで祝日も休みがあって、長期連休もあって、カレンダー通り休みがあるような生活が一番いいと。
農家は土日なんて休みないし、祝日ももちろんない。天候に左右されて収入にも大きな影響が出る。
だからそういう影響のないような会社員が一番いい働き方だと。だからその会社に入って、あとは辞めずに定年まで働くのが一番いい働き方なんだというふうに私は母に言われて育ちました。
それが本当に正しいんだと思っていて、何も疑問を持たず高校卒業して、高生卒業してから私は20歳で就職しました。
その時の基準も倒産しないようなある程度大きな会社、福利厚生が整った会社ということを基準に決めました。
最初は確かに母の言う通り、やっぱりこの土日休みとかいいなって思ってたんですけど、いざ配属されてみたらですね、出張が多い職場に私は配属されたので、
祝日もない。土曜日も出勤。週に一回休みは日曜日だけ。長期連休もない。そんな状況で私10年間働いてたんですよね。
だから働いてみて思ったのは、会社員になったらその土日祝日休みで長期連休も休みで自分の好きなようにできるんじゃないのって思ってたら、
そういう自由にできない職場があるんだってことに気づいたんですよね。
だから、親の言うことって全てが正しいわけじゃないんですよ。
もちろんその土日祝日しっかり休みで毎日テージで上がれてっていうホワイトな企業もあると思います。
あると思うけど、私のように違う職場だってあると。いろんな職場があるんだということを社会に出て知ったわけなんです。
だから親の言うことだけが全てじゃないんですよね。
だから親がこう言っていたから、この普通に当てはめて、私は普通として生きていかなきゃいけないんだ、みたいなしがらみを感じて悩む人がいるとしたら、関係ないよと言ってあげたいですね。
自立と自己選択
私自身、親の言った通りに生きてきたけれど、途中でなんか違うぞって思ったので、今の生き方をしています。
この生き方をするに関して、親から直接何か言われることはないですけど、何か言いたげな顔をしている親はやっぱりいます。
電話とか実家に帰ったタイミングでね。
だけど、そこはあえて何も聞かないようにしてますね。
もういい大人なので、私も40ですし、結婚して子供を設けて、親に頼らず生活をしている状況なので、
別にいつまでも親の顔色を伺いながら生活する必要はないかなっていうふうに思っています。
なので自立して生活している以上、親の言葉とか、世間一般の普通とかにとらわれて、自分が辛いなと思うような環境とか、その仕事とかをね、続ける必要はないんじゃないのかなっていうふうに思います。
今日はね、普通って何だろうっていう話から、ちょっといろいろ自分が思ったことを喋ってみました。
今日の放送は以上になります。
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最後まで聞いていただきありがとうございました。
それではまた。
