ライフコーチとしての自己紹介
こんにちは、ライフコーチのけいこです。私は家族との時間も、自分の人生もどちらも大切にしたい。そんな思いから、20年勤めた会社を辞めて、家族とともに神奈川県から福岡県に地方移住して、現在はライフコーチとして活動しております。
このチャンネルでは、そんな私が日々感じていることや、今の生活をするために実践してきたことをお話ししております。
まず本題に入る前に一つ、告知をしていこうと思います。ただいまですね、体験セッションを受け付けております。
家事、育児、仕事に追われる忙しい毎日を変えたいという方、または働き方を変えたいと思っているんだけれども、どうしたらいいか、どう動いたらいいかわからないという方に受けていただきたいと思っています。
少しでも気になると思った方がいましたら、公式LINEの方からご連絡をお待ちしております。
それでは本題に行こうと思います。
今日はですね、苦手なことでも続けていけばできるようになるっていうお話をしていこうかなと思います。
これはですね、私が会社員時代の話です。
27、8ぐらいの話ですかね、12、3年前か。
はい、私は20歳で会社に入って配属されて、25、6だから、6、7年働いたあたりだったんですよね。
もう新人ではなく中堅社員として、普通に業務をやっていたタイミングでですね、
いつもやっている業務ではない、改善活動をとある部署で、部内でやりましょうっていう話がね、上のトップダウンで話が持ち上がってきたんですよ。
改善活動って、私が当初いた部署は製造だったんですけど、
製造をやっている側からすると改善活動って面倒だなっていうふうに思うんですよね。
やりたくないなって思いつつも、やっぱり上からの指示ですし、
やると決めたからには、数値で改善した効果がわかるように数値化をして、
なおかつ、結果を半年後、資料等をまとめてチームごとに改善活動をして、
事業部長っていうね、結構上の人たちを目の前にして、そういう場で発表をしてくださいって言われたんですよ。
えーって思いながらみんな、いやいや、仕事なんてね、いやなんだけれども、やっぱり指示があればやるしかないわけですよ。
当時私は5人所属しているチームにいたんです。
その5人の中で何をやるかっていう話を、発表の半年前から話し合ってあだこだ言いながら、いざ改善活動をしました。
改善活動して発表する2ヶ月前くらいかな。
じゃあ資料を作る人、資料とかどういう流れにするか考える人、さあ発表する人っていう話になった時に、
みんな一番やりたくないのって発表なんですよね。
当時発表するパッというのがですね、その事業部長っていう偉い人がいる。
もちろんその下にいる部長の人も何人かいますし。
で課長、係長とか、あとは普通の一般社員も含めて、だいたい100人くらいその発表を見に来るっていう話だったんですね。
そんなに大勢の前で誰も話をしたいなんていう人は、その5人のチームの中ではいなくてですね、
発表したい人ってリーダーが言ってもみんな沈黙だったんですよね。
でそうなった時にどうするかというとやっぱ誰かを指名しないといけないわけじゃないですか。
リーダーが指名した人が私でした。
その理由は何かというと、やっぱり女性が喋った方が目立つし見てもらえるからいいと思うんだよねって言われて、
それだけの理由で私が選ばれました。
当時の所属していた私の部署は200人くらいいたんですけど、
女性が私一人で、みんな男性ということだったんで、他のチームの発表はみんな男性なんですよね。
数チームあったんですけど、複数、5、6チームあったかな。
でも私がいたチームだけは唯一私がね、女性がいたから、やっぱりちょっとでも目立った方がいいよねって言って、
そういう理由で私が指名されました。
これ当時ね、ものすごい嫌だったんですよ。
そのね、指名された理由も嫌だったんですけど、女性だからっていうのもありますし、
そもそも私は人前で発表するっていうことがめちゃくちゃ苦手だったんです。
どのぐらい苦手かというとですね、会社に入って、最初の研修の段階ですよ。
数十人、二十人ぐらいのその小人数で研修していた時に、
一人一回3分間スピーチをやりましょうっていう風にね、その教えてくれる指導員の方が言いまして、
毎日一人ずつ持ち回りで朝、朝礼の時にみんなの前に立って、3分、何でもいいんでしゃべるっていうのをね、やったんですよ。
その時に私は3分しゃべる内容のネタとかをちゃんとお前の日まで考えて、
まあこうしゃべろうがしゃべろうって決めていたにもかかわらず、当日ですよ。
あの皆さんの前に出て、じゃあしゃべろうって言ったら、頭が真っ白になってですね、
3分のうち半分以上はもう無言だったんじゃないのかな。
最初の1分とか1分半ぐらいはなんとか絞り出したようにしゃべりましたけど、
3分間しゃべり続けるということができなくて、早々に諦めて終わりますって言った記憶があります。
そういうことがあったので、私人前で話すっていうのがね、ものすごい苦手だったんです。
その新人の研修以降に大人数の前でしゃべるっていうことはほぼなくてですね、
配属された時に挨拶とかはしますけど、そういう時に長くしゃべることもなかったので、
やっぱりそのね、人前で発表する、しかも資料をね、ある程度数十枚のスライド作ってしゃべるんで、
15分弱はあったんですよね、しゃべる時間が。
なのでその尺に合わせて、あのテンポよくしゃべらないといけないし、
その時間より早く終わりすぎても良くないし、時間が過ぎるのも良くないので、
しっかり時間配分も考えないといけないし、
なおかつい、淡々とただ原稿を読み続けるわけにもいかないと。
ということで、その発表者をよろしくねって言われた時は、すごい嫌だった記憶があります。
まあでも言われたからにはやらないといけないと思って、
まあ嫌々ですけど、練習をしてですね、練習に臨んでたんですね。
2週に1回ぐらい練習をしていて、最後の練習が2週間前ぐらいだったのかな。
その時もある程度しゃべれているつもりではいたんです、自分の中では。
ただやっぱりその資料がないと、手元の資料がないと、
どうしても大事な部分を読み飛ばしてしまったりすることがあったので、
資料を持ちながら発表をするという練習をしていたんですけど、
やっぱりその様子を見ていてね、そのチームのリーダーがいまいちみたいな顔をしてたんですね。
まあ100点ではないけど、いいんじゃない?みたいな感じで最後の練習の時に言われまして、
当時そのチームリーダーの顔とか表情とか、言ってる雰囲気とかが、
ああもうダメだけど、まあいっか、しょうがないから本番やってもらうしかないか、
みたいな雰囲気が全面に出ていて、
その状態、その先輩を見た瞬間に、すごい悲しくなったのと同時に、
私はちょっと腹が立ってしまいまして、勝手に人に発表を押し付けた割に、
まあいいんじゃない?って言うんだと思えて、
すごい私の中で、ものすごいイライラスイッチが入ったのと同時に、
絶対この人に当日よくやったねって言われるような発表にすると、
その日に私は決めました。
よっぽど悔しかったんですね、そのリーダーの反応が。
だからその残り2週間ですよ、発表まで。
その間に、ずっとあの電車での行き帰り、通勤の時ですね、
私当時片道1時間半の通勤をしてたんですけど、
ずっとこの資料を読んで、原稿を頭に叩き込むっていうのもやりましたし、
あとは夜、家に帰った時に発表をですね、全部そのスマホに録音して、
それをひたすら聞くっていうのをやったんですね。
聞いていて、やっぱりつまずく場所があるし、
あとはその読んでる、ただ原稿を読んでるみたいな話し方だと聞いていてつまらない。
だから抑揚をつけるならここだとか、あとは喋りと喋りの間ですよね。
どこを開けて、どこをポイントとして大きな声で喋るかっていうところも考えながら、
ずっと通勤中もそうですし、あの家に帰ってからも夜遅くまでずっとスライド見ながらね、
仕事の発表のための練習をしていました。
でそれを2週間ずっとやった上で、いざ本番を迎えたんですけど、
本番はね、やっぱり100人を目の前にするとものすごい緊張すると思ってたんですよね。
発表の結果と成長
だからあの、なんか当時仲いい先輩、別の先輩ですね、がいて、
頑張れって思って、100人いるけどみんなジャガイモだと思えばいいよって笑いながら言ってくれて、
わかりました、みんなジャガイモだと思いながら発表しますみたいな感じで私も言いながら、
いざ本番の発表を迎えました。
で実際発表はどうだったかというと、意外とね、緊張しなかったんです。
もちろん目の前に人がいて自分の方に注目を集めてるっていうのはわかってましたけど、
その人たちに視線を合わせるとやっぱり緊張するので、若干遠くの後ろの方を見るようにして、
自分がやるべきことはこの練習してきたことをただ出すだけだと、
いうふうに思って本番を迎えましたね。
で当日は一応手元に資料を持ちつつも、全部原稿は頭に入っていたので、
あの資料1回も見ることなく説明を終えました。約15分の発表を終えました。
で、ああやっと終わったと思って、自分としてはできたつもりではいたんです。
練習していたような、
喋れたと思うけどどんなふうに見えたかなっていう周りからの反応がね、終わった後すごい気になって、
あのまあ終わった後にリーダーのとこに終わりましたって言って行ったんですけど、
そしたらですねリーダーがすごい良かったよって言ってくれて、
やっぱその時めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えていますね。
まあ最終発表のね、練習の時のね、本番の2週間前にやった時のリーダーの反応があまりにも悔しくて、
めちゃくちゃ練習したっていうのはありますけど、やっぱりそのリーダーにすごいね、
めちゃくちゃよく発表できてたよと、しっかり前向いて発表もできてたし、
言語も読まずにね、伝えるような言い方もできてたよって、
いうふうに言われて、すごい嬉しかったし、
家で練習したことは無駄じゃなかったなってその時思ったんですよね。
そう、で私その大勢の前で発表するっていうのは、そのたった1回しかやったことないんです。
でもやっぱりその1回の経験があったおかげで、私その後製造からちょっと間接部門に移動して、
大人数ではないんですけど、他社取引先の他社の結構上の偉い部長さんとかいる前で資料を作って発表したりするような場が結構あったんですけど、
そういうところでは緊張せずに淡々としゃべれるようになったんですよね。
それはその百人の前で1回ですけど、しゃべって自分は緊張することなくしっかりしゃべれたっていう経験があったんで、
その後ってその時ほど緊張することなかったんですよね。
あの経験って今思えばすごく私にとっていい経験をさせてもらえたなというふうに思います。
当時はね、発表者になれって言われた時にはものすごい嫌で反発もしましたけど、
あれがあったおかげで今の私があるなっていうふうに思います。
苦手を克服するための行動
今日の話で何を言いたいかと言いますと、やっぱり人はですね、いろいろ苦手なことってあると思います。人それぞれ。
私の場合は喋るのが苦手だとか、大勢の前で喋るのもそうですし、一対一のコミュニケーションとかも苦手意識はある。
だけれどもそれって苦手だと言ってやらなければずっと苦手なままです。
ただ、それを克服するために練習を重ねていって、本番を迎える、そういう場に立つっていうことを続けていけば、
どんなに苦手な人ってあっても、時間がかかったとしても、それを続けていけばいずれできるようにはなってくるんです。
最初の状態がゼロだとすれば、数年とか続けていれば、得意な人は100になるかもしれない。苦手な人は50かもしれないけど、
でもゼロから50だったら十分前に進んでるし、昔と比べてできるようになっている状態になるわけなんですね。
なので、苦手だから私には向いていないとか、本当はやってみたいんだけど、いや自分にはできないと思うって言って諦めて行動しない人ってもったいないなって私からは見て思います。
どんなに苦手であろうとも、やりたい気持ちがあったり、それを克服したいんだっていう気持ちがあるのであれば、
少しずつでも、その克服するために何かね、動いていけば、行動すればね、絶対人って少しずつでも良くなってくる。
なのでね、もしやりたいことがあるとか、苦手を克服したいとか、変わりたいとかいう気持ちがあるんであれば、少しずつ行動していってみてほしいなって思います。
諦めずに続けていれば、いずれできるようになります。
そこで人と比較してしまうと、やっぱり進むスピードが遅かったりして、自分はダメだとか思ってしまいがちになりますけど、比べるのは他人ではなく過去の自分だと思うんですよね。
過去の自分より前に進んでいればOK。そういうふうに思えば、あの、行動している限り絶対前に進んでいく。私はそう思います。
なので、やったことないから私には無理だとか、今までできなかったから今後もできないと思うって言って諦めちゃうのは、すごいもったいないと私自身思ってる方なのでね。
ぜひ何か挑戦してみたいことがあるなら、一歩踏み出してね、やってみてほしいなというふうに思います。
今日はですね、苦手なことであってもやりたい、もしくは克服したいっていう気持ちがあれば、少しずつ行動していくことで人って変わっていくことができるんだよっていうことを、私の経験を通してね、お話しさせていただきました。
ここまで聞いてくださった方は、議読の意味合いで、いいねをお願いいたします。
最後まで聞いていただき、ありがとうございました。それではまた。