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こんにちは、けいこです。私は会社員を辞めて、フリーランスのコーチとして活動しております。
今日は、思わぬ事から思い出した夫の優しさというお話をしていこうかなと思います。
今日は1年の振り返りをしていて、今年1年あったことをこの夫に書き出していたときに思い出した出来事だったので、ちょっとそれを話そうと思います。
私は毎日車を運転するんですね。子供を保育園に連れて行くという理由があるので、朝とお迎えに行くときの帰りですね。
1日2回は平日毎日車に乗っています。
そんな私がですね、ちょっとやらかしたなーっていう事件がありまして、それが車をぶつけてしまったんですね。
ちょっとバックするときに、私がちゃんと見れていなくて、バックミラーで見たつもりでいたんですけど、実際は物があって、そこにゴンと激しくぶつけてしまって、後ろのバンパーがベッコリとへこんでしまいました。
幸いぶつけた方のものは全然傷も何もなかったんですけど、バンパーは大きくへこんでしまって、もう明らかに見てわかるように傷ができてしまったんですよね。
で、そのぶつけた車というのが夫が気に入って買った車で、なおかつ買ってからまだ1年経ってない新車の状態のものでした。
ちょっとここで夫の話をするんですけど、私の夫はですね、車が大好きな人なんですね。趣味が車って言えるぐらい大好きで、運転するのも、車の部品とかを自分の好みのものに交換するのも、自分の車以外でも他の車見ているのも、とにかく車に関することは何でも好きで、
車の話をし始めると、永遠に話をすることができるんじゃないかなっていうぐらいな人なんです。
夫の母が言ってたんですけど、0歳、8ヶ月9ヶ月ぐらいの時からずっとトミカを触っていて、車が大好きで、今でもその気持ちは変わんないみたいなんですね。
もうそんなに車が大好きな夫の好みの車をですね、とっても大事にしている車、納車した時にとっても喜んで嬉しそうにしていた夫の車をですね、私はぶつけてしまったんですよね。
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ぶつけてしまった時は、私はちょっと気が動転して、どうしよう、どうしよう、と。
車が凹んだこともショックなんですけど、それよりも夫に怒られるっていう風な気持ちの方がすごい強くて、ちょっと焦ってましたね。
ぶつけてしまったので、もう急いで仕事中の夫に、ちょっと申し訳ないんですけど、電話をして、車をぶつけてしまいました、という風に電話で伝えたんですよ。
そうすると夫は冷静な返答で、「あ、そうなの?」って。
どのぐらい凹んだかわかる?って言われて、ちょっと口頭で説明しようにも難しかったので、
じゃあ写真撮ってLINEで送ってよって言われて、全く怒るような素振りはなかったんです。
私は事前にもう怒られるなーって思ってたので、すごいその反応を見て表紙抜けしたんですよね。
怒られなくて済んだっていう、ちょっと安心もしてしまって。
すぐに電話終わった後に写真を送って、こんな様子だよっていうのを見てですね。
じゃあ今日は仕事早く帰るねって言われて、仕事中だったので、仕事帰り急いで本当に定時で真っ直ぐに家に帰ってきてくれて、
この車の凹んだ状況を見てくれました。
車を見た後に家に入ってきて話をしたんですけど、
私の不注意でぶつけてしまったにもかかわらず、責めることは何一つ言わなかったんです。
ただバックする時に不注意でぶつけてしまったっていうこの経緯をちょっと詳しく話したら、
注意して運転しないといけないねっていう、ただその一言で終わったんですよね。
私が逆の立場だったらですね、きっともっとちゃんと見て運転してよとか、
何してんのとか、修理にお金かかっちゃうじゃんとか、
絶対にぶつけた相手をちょっと責めるような言葉をかけてしまったと思うんです、自分だったら。
でも本当は一回も責めることはなかったですね。
その後しばらく茶化すようにここへこんでるねって私に言うことはあっても、
全然怒るような素振りは本当になかったです。
どうしてかなって思ったんですよね。不思議だったのね、その怒らないことに。
で、夫に聞いてみたんです。なんで怒んないの?っていうふうに聞いたら、
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いやー、もうぶつけちゃったのはしょうがないよって、もう責めても仕方ないでしょって、
次から気をつければいいんじゃないって、いうふうに言われて終わりましたね。
いやもうこれを聞いた時に、ああそうだったと、
確かに夫は昔からこういう人だったなって思い出したんです。
すごい優しい人で、感情的に怒ることはほぼない。
私が夫の激励に触れるような発言をしなければなんですけど。
大きな声を上げることなんで、1年に1回、2回あるかないかぐらいの人なので、
常に穏やかなんですよね。そして優しかったなと。
夫はとにかく前向きな人で、うちとかほとんど言わないんですよね。
昔付き合った当初って、私あんまり外出しなかったんですけど、
そんな私を外へ連れ出してくれて、外出するような楽しさを教えてくれたりしましたし、
私、料理苦手で、あまりおいしいと思える料理が作れてるとは思えないんですよね。
それでも料理に文句を言うことはなく、淡々と食べてくれるとか、
あとはやっぱりお仕事で大変だったりとか、私がちょっと愚痴ってしまうことがあっても、
子供のことがこんなことがあってね、とかいう話をしても、
何も言わずにただそばにいて聞いてくれるみたいな感じの人で、
結構自分も大変なことがあると思うんですよね。
会社に行ってて仕事が大変だとか、人間関係が大変だってちょっとポロッと言うことはあるんですけど、
でもそんな姿をほぼ見せることなく、ただただ優しい人だったなーって、
車をぶつけた後の反応を見て、あ、ほらこういう人だって思い出しましたね。
私とは全く違う夫の性格とかを思い出して、私も見習わないとなーっていうふうに感じましたし、
それまでやっぱり子供を出産してどうも、私は夫に対してあまり家事をやってくれないなーとか、
育児に積極的に参加してくれないなーっていう夫のことばかりを目にして言ってしまうことが多かったんだけど、
実際、夫は夫なりにやってくれてたし、
夫の考える範囲の優しさで対応してくれてたんだなーっていうふうに、
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改めて気づくきっかけにもなりました。
今日は、車をぶつけたことで思い出した夫の優しさっていうお話をしてみました。
最後まで聞いていただきありがとうございました。
それではまた。