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2025-02-14 14:54

第79回「2001年小説すばる新人賞にみるジョッキーの視点とクイーンCと共同通信杯と京都記念」

【本】ジョッキー / 小説すばる / ここがいいところ / サクッと系小説 / クイーンC / 共同通信杯 / 京都記念について話しました


BGM : MusMus


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サマリー

このエピソードでは、2001年に受賞した小説すばる新人賞の作品を通して、ジョッキーの視点から競馬の世界が探られています。京都記念、共同通信杯、クイーンカップの競馬レースについての情報も含まれています。特に、レースの展開や馬券作成の戦略が詳細に語られ、競馬の魅力が伝わっています。

小説すばる新人賞の紹介
こんにちは、ダルマー競馬場です。このポッドキャストを競馬の文学や歴史など文化的な支援にもスポットを当てていき、競馬ファンとしての視野を広げていこうという番組です。
今日はね、本を一冊紹介したいなというふうに思っております。それがこちら。
松木武市長、ジョッキーでございます。
こちらの作品はですね、2001年第14回小説すばる新人賞を受賞した作品でございますね。
小すばる新人賞といえばですよ、早々とあるメンバーの方々が受賞されてますからね。
村山ゆかさんとか、小木原ひろしさんとか、童馬俊一さん、千早あかねさんとか、浅井涼さんとかね。
もうね、そんな早々たるメンバーが受賞しているこの文芸賞で、そんな中ですよ、この人たちは争ったわけではないんですけども、そんな中競馬を題材にした作品で受賞されてるっていうのがね、いやすごいなぁというふうに思いましたね。
ちなみに今週末、クイーンカップ共同通信祭、京都記念行われますけど、この第14回小説すばる新人賞を受賞した本作が撮った年、2001年はどんな馬が飼ってたんだいというふうにちょっと気になったので調べてみたんですけども、クイーンカップはですね、サクセスストレインですね。
共同通信祭はですよ、ジャングルポケット。
で、京都記念はですね、マクロでございますね。いやぁ懐かしいみたいな感じなんですけどね。まあまあまあまあまあその話は置いといて、小説すばるって文芸師なので競馬を知らない人でも読めるように結構この作品、
描写がね細かく書かれてて、本当に競馬興味ないですっていう方も結構容易に想像しながらね、読むことができるんじゃないかなというふうに読んでて感じましたね。
僕も小説すばる好きで結構買う頻度多いんですけど、エンターテイメント系というか、時代背景が結構現代にあることが多いので、読みやすいっていうのも
あるんですよね。なんですけどもこの作品自体、2001年の作品なんで、まあ今読むと24年前の作品じゃないですか。
あーこれ結構前だなぁと思ったんですけど、すごいなと思ったのは、時代を感じる描写が極端に少なかったなと思って。
例えばその
留守番電話に伝言が残っててとか、あとは公衆電話から電話をかけたいんだけど小銭が見当たらないとか、
あとは手紙を書こうとかね、地図を開いて
車を運転しているとか、そういうのが
なかったんで、25年近く経ってますけども意外とスッと読めたっすねー。
本の内容自体はその名の通り、騎士を中心にした話なんですけども、デビュー10年目にしてフリーになって、
フリーになったんだけど全然機場依頼とか来なくて結構生活苦しいっすみたいな感じで、たまに依頼がね
来るんですけど、その来る馬たちは結構癖の強い馬たちばかりで、乗るのに難儀するなみたいな感じなんですよ。
そんな中ある一頭、とんでもない才能を持った馬の依頼が来るんですよ。
これはヤバいかもしれないみたいな感じの馬と出会って、勝ち進んでいくんですけども、よしこれからって時にその馬の馬主と確実ができちゃってね、
降ろされちゃうんですよ。そんなところからね物語に影が落ちていくのかなと思いきや、
物語に影を落とすのは違うんですよ、主人公の話じゃなくて、尊敬する兄弟子がね、そういう物語に影を落として、「ああ、そういう感じなんだ。」とかあったりして、結構面白かったですね。
最新の競馬レース情報
そんな中、主人公がね、ジョッキーとしてどういった行動を取っていくのか、ここだと決めた大レースでね、取った行動とはっていう感じの内容なんですけども、
今話した感じもそうですし、結構ね、この作品のことを調べようとね、いろんなサイトを見て回ったんですけども、結構どのサイト見ても青春っていう言葉、青春がね、使われてたんですけど、あんま読んでて青春感は感じなかったっすね。
結構レースシーン自体とかはスッと入ってくるし、スッと終わっちゃうんですよ。4コーナー直線向いてみたいな感じで、ムチを振り上げて必死にみたいな、すごい一間歩一間歩なんか手に取るように見てるような感じでレースシーンが描かれてるとかじゃなくて、スンと終わるんですよね。
どっちかっていうと、そのレースの時もそうだし、あとはその前後であったりとか、普段の生活の中でどういう気持ちでいるのかとか、どういう行動をとっているのかみたいな感じの描写がすごい多かったっすね。こういうことを考えてるんだみたいな感じのが多かったんで、どっちかっていうと、ヒューマンドラマに近かったかなっていう感じしますね。
しかも競馬小説などに馬があまり中心になってないというか、だいたいその機体の意図であったり、そういう馬を中心に聴教師の視点であったり、給務員さんの視点であったり、ジョッキーの視点であったり、生産者の視点であったり、みたいな馬主の視点であったりとかね、いろいろな馬を中心にして物語が展開されていくことが結構多いんですけども、どっちかっていうと本当ジョッキーを中心にしている。
最近はあんまりなかったなと思って、ジョッキー中心と馬中心みたいな、結構誰かと馬みたいな感じで、にじくなことが多いと思うんですけど、馬が完全になかったっていうのもなんかひとつ斬新だったなというか、面白かったなというふうに思ってて、その辺もヒューマンドラマに近いかなって思った要因のひとつかなというふうには思いましたね。
なのでっていうか、もちろんね、この本のテンション的には、人が中心になってるんで、結構行き来はしないんですよね。場面が行き来したりとかしないんで、しっかりドシッと腰を揃えて、飲み物用意して、食べるもの用意して、さあ読むぞっていう本っていうよりかは、どっちかっていうと移動中にサクッと読める本みたいな。
そういう本欲しいなーっていう方にね、結構お勧めの一冊だったりしますのでね。もちろんお家でね、がっつり腰を据えて読むぞって言って読むのも全然ありだと思うんで、お時間ある方はぜひご一読いただければなというふうに思いました。
この松木さん、他のジョッキーを主人公にした作品も書かれているので、その本もね、読んでいきたいなというふうに思いましたね。
まあそうですね、この本結構そのなんだろう、この馬荒削りだけど好きだなーみたいな。今年のクラシックこの馬応援したいから、重傷とか勝ちはしないにしてもいいところまで行ってクラシック戦線乗ってくれたら今年楽しいなーみたいなね。
そんな馬を見ているような作品でしたね。次回を期待するというか、期待したい気持ちが乗っかるというかね。そんな感じでございましたねというところで。そんな馬に出会えるかもしれないのが今週のJRAでございますよ。
はい、今週もですね、東京京都小倉の参上開催となっておりまして、土曜日に東京競馬場でG3クイーンカップが行われて、小倉競馬場ではJG3小倉ジャンプステイクスが行われます。そして日曜日にはですね、東京競馬場でG3共同通信、時の実る記念が行われて、
京都競馬場でG2農林水産省商店京都記念が行われます。ちなみにこの農林水産省商店ってね競馬のレースどのくらいあるんだろうと思ってちょっと調べてみたらJRAだと14レースありましたね。
ちなみにあのNRAの方を調べたら47レースあって合計61レースある。結構あるんですね。みたいな感じですね。あんまりなんかね、やっぱ14レース、JRAだけでもあるんですけど、NRAって多いんですねって感じでしたね。
レース名と需要
ちなみにこの京都記念はですね、目黒記念とか中山記念みたいに以前は春と秋の開催だったので、今回で118回目の開催となりますね。
はい、そして共同通信、はいですよ、時の実る記念でございますけども、場名がついたレースってあんまりないですよねっていう話で、弥生衣装ディープインパクト記念になった時に結構話題になったと思うんですけど、有名どころで言うとまあおさらいですけども新山記念だったりセントライト記念、今言った弥生衣装ディープインパクト記念もそうですし、
まあ今はやってないけども、兜山記念とかね、熊畑記念とかっていうのも場名がレース名になってたりするレースなんですけども、この共同通信杯ってその今言ったレースと違って、何が違うかって複大なんですよ、時の実る記念っていうのは。
なんで、レース名は共同通信杯なんですけど、時の実る記念ってカッコでついちゃうんで、レース名ですねって言い切れないのがちょっとね寂しいところではあるんですけどね、というところで馬券検討の方はいかがですかと、いうところでございますよ。
クイーンカップはね、東京芝1600メートルなんで、先週のね東京新聞配を参考に佐々木馬中心の前残りを期待した馬券を作るのが一つ手なんじゃないかなというふうには思ってるんですけども、もちろんその枠順を見て展開予想をしてからっていうふうな形にはなるとは思うんですけどもね、というところで。
そしてですね、共同通信杯は東京の芝1800メートルなんで、クイーンカップと200メートルしか変わらないのであれば同じような馬券の作り方したらいいんじゃないと思いがちなんですけど、2コーナーのポケットからスタートになるので、意外と東京の2000メートルに近い感じなんじゃないかなというふうに思ってたりするんですよね。
なので結構スタートが大事っていうか、スタート大事なんですけども、スタートしてからその2コーナーまで160メートルだったかな?130メートルだったかな?ちょっと忘れちゃいましたけども、そのぐらいしかないので、先行争いめっちゃしますっていうよりかスタートでどれだけポンと出れるかみたいな感じですね。
なので対列決まっちゃったらあんまり早い流れにならないというか。で、入りは少ないのかなっていうふうに思いますので、逆上がっても結構先行馬が残ってるイメージってお持ちの方も多いんじゃないかなというふうに、僕自身は結構思ってるんですけどもね、というところで。
そういった馬たちがどこまで粘って差し馬がどこまで刺してくるのかっていうところの展開予想も重要かなというふうに思っております。
そして京都記念でございますよ。もうね、京都記念は京都の外回りコースなんで、上がりが早い馬を中心に考えようかなというふうに思ってたんですけど、注目の4歳貧乏の彼女が、なんと55キロらしいぞと。
おいマジかと。55キロなんすねーと思って、あれちょっと待って、55キロっていうことは意外と一撮り前じゃね?みたいな感じになるパターンも。そうなると、後ろからえーこれ、えーみたいな、最後意外と持たなかったりとかすんじゃねーとか、足使えなかったりすんじゃねーとかいろいろね、考えちゃったりしますよねーというところでね。
今週も皆様にね、馬券を買い始めたばかりの新人だけども一生懸命予想しましたっていうぐらいのね、会心の的中があることをね、お祈りして。ビギナーズラックみたいな。わたった!みたいな感じ。
ですけどね、はい。そしてですね、最後になりますけども、この番組への感想・質問などありましたら、メールフォームからご連絡いただくかコメントもお待ちしております。そしてこの番組がいいなと思っていただけたら、ぜひ番組のフォローもよろしくお願いいたします。はい、というところでまた次回の競馬見聞録でお会いしましょう。さよなら!
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