2025-08-03 11:15

「色」をテーマに独り言

今日も聞いていただき ありがとうございます。

 

今日は、目の見えない僕が

「色」を語っています。

さて、どんな話でしょう😁

サマリー

このエピソードでは、視覚障害を持つカズさんが自身の色に対する体験と感情を語っています。彼は、生まれつき見えない状態でも色を認識し、色が心に与える影響について考察しています。また、色の重要性や日本語における色の表現についても触れています。

夏とセミの鳴き声
養護施設に育てられた盲目の盲目男の大きな独り言。
こんばんは、かずくんです。
2025年8月3日の日曜日ということでですね、全国的に暑かったわけですけども、今日も聞いていただいてありがとうございます。
あの今年はですね、大阪市内だけなのかもしれないし、僕の家の近所だけかもしれないですけど、
あのセミがね、セミがねって言うんですけど関西では、セミがね、なかなかなかなかなかったんですね。
いつも7月に入ったあたりから鳴き出すわけですけども、今年はね梅雨がもう異常に早く明けたこともあったりしたのか、
初めて僕が家の近所でセミの鳴き声を聞いたのは7月の20日ぐらいだったので、
でね、人間ってのは勝手なもんでね、鳴き出したら鳴き出したで、結構うるさいなと思うわけです。
鳴かなかったら鳴かなかったでね、なんだか夏なのにセミが鳴かない、寂しいなというふうに思ったりとかしながら、
まああの僕たち目が見えない人たちっていうのはね、移動の時にセミが鳴いてると、あのセミっていうのはね、周囲の音を吸収してしまう効果があるので、
あのセミが大合唱してた昔なんてのは本当にね道歩きにくかったんですけども、最近はそれがないですよね。
あのセミが鳴いてても少ないので、そんな感じの夏の、今日は僕あの月曜日が唯一仕事が休みなので、一番嬉しい時ですね、日曜日仕事を終えて。
カズ君の色の認識
はい、ということでですね、今日は色についてお話ししたいなというふうに思います。
え、見えないカズ君が、目の見えないカズ君が色の話?って話なんですけども。
はい、えっと僕実はですね、生まれつき目が悪い、全く目が見えていないって言いながら、実はあの4,5年ぐらい前までは色と光がちょっと見えてました。
色と光が見えるってなかなか想像できないと思うんですけども、目の前に例えば赤いものがあったら、赤いものがあるということは認識できたんですね。
なのでそれがどんな形してるとか、そういうのまでは分からなかったんですけども、色が分かりました。
分かるってそれも色弱って言ってね、あんまり適当にしか見えてないので、ピンク色と思ってたのが実はオレンジだったりとかっていうこともね、結構あったりとかしましたけどね。
で、光ですよね。部屋の電気がついてる、消えてる、それに昼と夜とかも、そういう明るいくらいも分かってましたけども、
この5年、2,3年の間特にですね、徐々に視力が落ちてきてですね、今はもうほぼほぼ真っ黒の状態で、部屋の電気がついてる消えてるも分からないような状況です。
なので、ただですね、生まれつき真っ黒の人たちと違って色が分かったので、好きな色があったりとかですね、何色のねっていう話になったら想像できたりもしますね。
その辺りが僕の見え方になります。好きな色、昔は青が好きだったんですね、青色。
ところが、ここ15,6年前からね、なぜだか緑色の癒しの色とか言われるじゃないですかね。そういう色が好きになりましたね。
生まれつき真っ黒な人たちっていうのは色という概念を全く知らないのでですね、よく大人を困らせる話で、赤色ってどんな色?っていう質問ですよね。
黄色ってどんな色?っていう質問をされて困ったっていうのはよく聞きますね。
それはそうですよね、赤色、消防車の色やんとかね、ポストの色やん、トマトの色やんってあって、それは物の色であって色の説明にはなってないので大変困りますよね。
と言いながらですね、生まれつき真っ黒な人も好きな色っていうのを持ってたりとかします。私黄色が好きなんだ、僕オレンジが好きなんだみたいなね。
イメージですよね、黄色いって言ったら元気なイメージ、太陽のイメージ。太陽も黄色ではないんですけどね、本当はね。時間によっても色が違ったりするし。でも元気なイメージとかね。
オレンジもそうですよね、明るいイメージ、元気なイメージみたいな。そういうので黄色が好き、オレンジが好き、ピンクなんかでも女の子らしいみたいな。
ピンクでも色々あるじゃないですか、ちょっとケバいピンクもあったり、綺麗な薄いピンクもあったりみたいなね、桜の花のような白に近いピンクもあったりとか色々あるんですけども、ピンクっていう音の響きとかイメージで好きだっていう方もいますよね。
やっぱりあれですよね、色によって心にも影響があるっていう話ありますね。
例えば黒い服ばっかり着てる方っていうのは心の状態がなんとかみたいなんとか、皮膚からも服の素材っていうか服の色の色が入ってくるみたいなことが最近言われてたりとかしますよね。
カラーセラピーの経験
なので色っていうのは見える見えてないに関係なく重要なんだなというふうに思いますね。
僕もお店始めるときに、本当にお店始めるときってお金がなかったので、お店の色なんて自分も見えてないし全然どうでもよかったんですけども、
お尻屋のカラーコーディネーターの方が、色は重要よと。私はお祝いにね、あなたのお店のオープンのお祝いにカラーコーディネートしてあげるから、これ絶対にずっとずっと色を見せよう。
それこそ色取ってくれるからっていうことでやってくださったのがすごく良かったんですよね。自分があんまり見えてないからね色どうでもいいしそんなカラーコーディネートにお金かけれないよって感じだったんですけども、そのことでですねすごくこう皆さんにいい店だみたいなこと言っていただけて本当に嬉しいなと思いますよね。
なのでその色が与える心への影響みたいなものってのはすごい大きいなというふうに思いますね。あとね、やっぱり色っていうのは日本語にもいっぱい表現されることが多いなって。だから色が生活にそして自分の心にも密着してるんだなっていう風なが日本語を使ってるとわかりますよね。
結構ね、なんとか色、ルリ色の地球なんていう歌があったりとか、歌詞なんかでもね、飛び色の瞳にみたいな。トパーズ色の風みたいなね。そういうような、例えば僕なんかに言わせるとトパーズ色ってどんな色よっていう話なんですけども、そういう表現の仕方したりしますよね。
なので色にも本当にいろんな色の形があって、一応ねパソコンで表示できる色っていうのは6万5,534色でしたっけ。っていうのがディスプレイのね標準になってるんですけども、それぐらい色っていうのは細かく細かく分けることができるんだよっていうことですね。
であの、さっきのね心の話に戻りますけども、ちょっとね、あんまり今日のは上手じゃないですね。
はい、えっと、カラーセラピーとかっていうのは僕の知り合いもカラーセラピストたくさんいるんですけど、カラーセラピーみたいなのも結構当たらずも通らずだったりしますし、あの僕ね、これ思い出したから言いますけども、カラーセラピーもいろんなセッションの仕方があるじゃないですか。
僕は一度とあるイベントに参加したときに、144本のカラーボトルをバーっと三面鏡みたいにね、並べて、二段重ねて、で、えっと、そういう棚というかボックスがあってね、その中から3本を選んで、現在、過去、未来、あなたの心の状態を示すよっていうセラピーだったんですね。
で、家族もよかったらやってって言われて、いやいや、僕悪いけど見えへんし、それ無理よと言ったのね。そしたらそのセラピストの方が、いやいや大丈夫よと、あの手をかざして、この三面鏡みたいなところのね、台に、手をわーっとかざしていって、手のひらにこう、何か感じた目の前のボトル取ってくれたらいいかなって言われて、で、僕は、え、そうなの?って言って、心の中ではね、いや、ごめんね、過去、現在、未来がなんかめちゃくちゃなってしまうので、
そうかもしれへんけどごめんねと思いながら、取ったらね、それがしっかりシンクロしてたというね、しっかりリンクしてたという経験があって感動したことがあるんですね。
で、そのセラピストいわくこの144本のカラーボトルのセラピーを発明した方は外国の方なんだけども、晩年目が見えなくなったんだと、病気でと。でも、それをそんな風にしてやってらしたっていうのを知ってたからあなたにも勧めたんだよっていうことを聞かせていただいてね。
それから僕は、それまではどっちかよと避けてたようなお知り合いの美術展とか、絵画展とかそういう作品展みたいなところにもね、行くようにして、じゃあもう絵の前に立って手とかかざしていると、何か自分なりに感じるものがあったりとかするんですよね。
で、これって冷たく感じるみたいにこと言ったら、それって本当に川を描いていたりとか、そういうことがあったりして、すごく興味深いなんだから、色っていうのはね、目から見える、綺麗な景色だな、綺麗な色だなっていうのだけじゃなくて、やっぱり手であったり肌であったりそういうのからも吸収したり、心にも影響を与えるんだなというふうにすごく思いました。
今日はね、色の話をちょっとこう、あの、あちこち飛んでしまいましたけども、このお話がですね、あなたの心に彩りを添えてくれたら嬉しいなというふうに思います。ということで、今日も聞いていただいてありがとうございました。また明日お会いしましょう。
11:15

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