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2024-10-20 12:11

僕が着た途端クラスTシャツみたいになる#16

30代男性B型はクラスTシャツにならないように服を選ぶ

サマリー

このエピソードでは、クラスTシャツの呪いが影響を与え、自分の服の色選びについて苦悩していることや、そこから考え方が変わっていく様子が語られています。また、固定観念を打破することで新たな楽しみを見出す重要性についても触れられています。色の選択における自己肯定感や独自性の重要性が強調され、自分のスタイルを楽しむ意義が語られています。風邪をひいている中でも、色やデザインに対する前向きな考え方が提案されています。

クラスTシャツの呪い
袖を通したカラフルな服が、漏れなくクラスTシャツみたいになってしまうっていう呪いにかかってて、
結局黒とか白とか、なんかそういうネイビーみたいな無難な色をいつも着てしまうんですよね。
先日新潟へ旅行した際に、お土産コーナーに鮮やかな青色のTシャツがあったんですよね。
バカウケせんべいを作っている工場で、あのバカウケせんべいのキャラクターが、これまた鮮やかな黄色一色でプリントされててね。
青色に黄色が映える素敵なTシャツがあったんで、ちょっと部屋着にでもいいかなと思って買おうかなって手に取ったんですけど、
鏡で合わせてみると、どう見てもクラスTシャツを着ているおじさんにしかなってなくて、
物持ちが良くて、学生の頃からずっとクラスTシャツを着てしまっているそんなおじさんにしか見えないんですよね。
他の色のTシャツもね、あったんで試しに合わせたところ、ピンク地に青色のものとか、黄緑地にオレンジのものとかね、
赤地に白のものとか、そのすべてがクラスTシャツ、もしくは謎のチャリティーに参加しているおじさんでしかないっていう、そんな状況になりまして、
これちょっと問題っていうか異様じゃないですか。
このように何千何万という色があるにも関わらず、僕らの炭素の中に入っている服の色って、ほんと何色かしかないっていう。
こんなことって考えられますかね。
これはもう呪いに違いないっていう確信に至りまして、
僕らはこのクラスTシャツの呪いによって色を選択する自由っていうものをほとんど奪われている。
色への印象と固執
そう思いまして、これに立ち向かわなければならないっていう使命感に燃えて、
今回はこの仕事中にこの呪いの正体と呪いから解き放たれるマインドについて考えたんで、
それについて皆さんとね、共有しようと思って話すんですが、
まず僕たちを苦しめているこのクラスTシャツの呪いっていうのは、
色の乾燥を言語化するシステムの中で生まれるバグだと思ってて、
僕らってこの色ってどんな印象ですかって仮に問われたとしたら、
その色自体の印象を素直に答えるってことを多分難しくて、
同じ色の別のものを先に連想してしまって、
そのもの自体のイメージを答えて色のイメージとしているんじゃないのかなって、
そうしがちかなって思ったんですよ。
例えるなら、緑色。緑色を見てどんな印象を持ちますかって聞かれたときに、
素直に緑色の印象を答える前に、森とか植物みたいなのを連想して、
少し癒されるイメージがありますねって答えたり、
もしくはカエルとかバッタみたいなああいう爬虫類とか虫を思い浮かべて、
ちょっと気持ち悪い色っていう風に答えたり、
あとはエメラルドとか翡翠みたいな、ああいう綺麗な宝石ですよ。
ああいうのを思い浮かべて、高級そうなイメージがあるっていう風に答えてしまいがちだなって思いまして、
もちろんこれもね、色が持つイメージには違いないんですけど、
少しその傾向が大人になればなるほど強すぎるのかなって思ってて、
この便利な思考方法に頼りすぎるがあまり過剰な固定観念に囚われやすいっていうか、
色味本来の魅力っていうものを見失っているんじゃないかなって思うんですよ。
この特定のもののイメージが先行してしまうっていうのは、
ファッションにおいて他にも大きな弊害を生んでいまして、
最近不意に涼しい風が吹いたりとかしてね、街が飽きめいてきたわけじゃないですか。
だからちょっと服装も変えてみようかなとか、何か新調しようかなと思って、
いつもより落ち着いた何か長袖っていうか、秋用の服を買おうと思って、
お店に服を物色しに行ったんですけど、
黄色のインナーに紫色のパーカーを着せているマネキンがありまして、
これもね、あの黄色もすごい綺麗な鮮やかな黄色で、
パーカーの紫色っていうのもちょっとこう、褪せた色っていうんですかね。
で、素材もちょっと良いものを使っているようなね。
そんなパーカーがありまして。
こういう色ってあまり着たことがないけど、
もしかしたら素敵かもしれないなぁと思って、
自分が着ている姿を想像してみたんですけど、
黄色のインナーに紫色って、もしかして焼き芋みたいだなってみんなに思われないかなって、
その思考が邪魔してきてですね。
季節も秋だし、これで黄色のインナーに紫色のパーカーなんて着てたら、
もしかして焼き芋が歩いているっていうか、焼き芋ファッションだと思われないかなって。
そういう可愛い色の組み合わせっていうのに、なかなか挑戦できないんですよね。
だから冬になって、少しクリスマスカラーのね、あの靴下とか、
なんかああいうのもいいのかなって思うんだけど、
この冬なのにスイカの色をしているものを着ているっていう風に思われるんじゃないのかとか、
これ○○みたいだなって思われるんじゃないのかなって。
そういうのがね、まず先に思い起こされて、
全然もう色の組み合わせを楽しむなんていうファッション上級者の、
オシャレ上級者の楽しみ方できないんですよね。
新たなファッションの発見
そういう環境だったんで、
僕もね、もうまあ無難な服着て無難に似合ってればいいかって思っていたんですが、
最近ね、あの妻にセットアップってあるじゃないですか。
上下が同じ生地、同じデザインで構成されている服ですね。
これを妻に強くオススメされまして、
僕どうしてもこれがどっか作業着みたいに見えて毛嫌いしてたんですが、
そのオススメっていうか、妻の説得もあって、
戸惑いながらもこのセットアップを着続けたところ、
これがまあなんだかこの身に馴染んできて、
コーディネートを考えなくていいっていう利便性と、
シンプルながらもね、それなりにオシャレっぽく見えるっていう、
このいいとこどりのファッションであるっていうのにね、
最近気がついて、
今では好きあらばセットアップを着るほどに気に入ってるんですよ。
このように固定観念を打ち破ることで、
新たな楽しみを得られるっていうのもやっぱ多いわけで、
だから色に対する印象とか、物の考え方を転換しないと、
ちょっとね、これからの人生、楽しみが増えないなって。
だから焼き芋見たいとか、スイカ見たいとか、クラスTシャツ見たいっていう、
この固定観念をいかに排除できるかって、
そうするためにはどういうマインドでいればいいのかって考えたんですよね。
一番最初に考えたのは、まず色を目にしたとき、
生まれたての赤子のように素直な気持ちで考えるっていうことができれば一番いいと思ったんですけど、
やっぱりこれはね、固定観念っていうのが僕らの心にも住みついてしまっているわけなんで、
なかなかそうはいかないなって。
僕たちの趣味思考っていうものがね、
もう今までの経験によって形作られているわけですから、
それを排除して、その色が好きか嫌いかとか、いい悪いっていうのを決めるっていうこと自体が、
まあナンセンスなのかなって思ったんですよ。
そこで僕が考えたのが、
色界のインフルエンサーを気取れば、どんな色の服でも着れるんじゃないのかなって思ってまして、
色の選択と自己肯定感
具体的に言うと、一番初めにこの色を見つけたのは私だっていうふうに自分に言い聞かせることで、
奇抜な色の服だとか、自分の好きなね、何かに似ている色の服とか、そういうのを着やすくなるんじゃないかな。
例えばさっき例に出した緑色の服ってあるとするじゃないですか。
これ直感的になんかこの色、カエルっぽいなって思ったとしても、
色界のインフルエンサーを気取ることで、
この色は何千何万色ある、こんなね世界の色の中で、
一番初めに私が見つけて、私が最初に着るものなんだって、
自分に言い聞かせてそれを購入して着ると、
仮にそれがカエルに似てたとしても、
カエルがこの色を真似しているっていうふうに考えることができるんじゃないかな。
カエルの色とも微妙に色が違うわけじゃないですか。
カエルは何千何万って、
種として進化し続けてきて、
あの色を獲得して今を現代で生きているっていう、
そういう頑張って頑張って手に入れた色があの色なわけですよ。
その色は私が今見つけたこの色を真似しているだけ。
その長い歴史の中で獲得した色っていうのは確かにすごいかもしれないけど、
その色は所詮私の二番戦士でしかないんだよって、
そういう気持ちでその色の服を着れば、
どんな色の服でも着れる。
だからさっきの黄色のインナーに紫色のパーカーで、
焼き芋みたいだなって誰かに指さされたとしても、
焼き芋が真似してるんだと。
焼き芋はこの色と微妙に違うでしょ。
よく見てみれば微妙に違うでしょって主張してですね。
それは私みたいな素敵な色の服を着たかったけど、
焼き芋も頑張って頑張って、
種として進化してきて素敵な色を獲得してきたんだけど、
でもこの私が見つけた色の組み合わせにはなれず、
まだ到達できず、
あの焼き芋の色に収まっているだけで、
私が見つけたこの色の組み合わせっていうのが、
焼き芋すら目指している、
色の組み合わせとしてベストである、
この紫色と黄色なんだよって、
そう思い込むことができれば、
全ての色のパイオニアとして君臨することができれば、
どんな色の服、どんなデザインの服でも着れるなって思ったんですよ。
だからね、生きているといろんな固定観念に阻まれて、
損することも多いと思うんですけど、
そんな時はそのインフルエンサー、
その界隈のインフルエンサーを気取ることで、
その固定観念をなるべく取り払った形で、
好きなものを楽しむことができると思うんで、
もしね、後ろ指さされたりとか、
何か他の人の意見が気になるような趣味とか、
そういうものがあるんだったら、
いやそれは、あなたたちが言っているのは過去のものであって、
私が見つけたこの瞬間のこの創作物っていうのは、
私が一番最初に見つけて、
それって私が一番最初に評価しているだけだって。
あなたたちがカテゴライズしているものとは別なんだよって、
そういう気持ちで生きていくと、
ポジティブでハッピーで、
なんか前向きで素敵な人間になれるんじゃないのかなって、
まぁそんな風に思います。
前向きな考え方
まぁそんな話でした。
ちょっと今日声ガラガラですいません。風邪気味なんで。
で、あと風邪気味なせいかテンションもおかしくて、
すごいハイトーンで話してしまったんですけど、
まぁそういう話でしたね。
皆さんもこれから秋、もしかしたらね、
服屋さんに、アパレルに行くかもしれませんが、
その時ちょっと尻込みするような色とかデザインであっても、
これを見つけたのは私が一番最初であって、
何かに似ているとか、何かの二番煎じかもしれない、
なんていう風に後ろ指を指す人たちを逆に、
その考えが二番煎じだよって言ってやるような、
そういう気持ち、そういう気構え、メンタルで望んでもらえれば、
もっと楽しい秋が来るかなと思います。
はい、そんなところでした。
仕事終わりに急いで社内で撮ったラジオでした。
すいません、ちょっと尺短めですが、
これで終わらせていただきます。
ご静聴ありがとうございました。
12:11

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