クラファンについて考える 後編
毎日チェックしちゃう/みんなギリギリにしか入れてくれない/基本的に胃が痛い/All or nothing かAll inか/達成率大事/ネクストゴールをあらかじめ設定しておく/目標金額は低めに/いいかねパレットすごい/支援は活動の原動力になる/自己肯定感爆上がり/承認欲求も満たされる/本を売る場としても/表に出る必要性/ローカル界隈で噂になりたい/ローカル×仕事×なにか/2を作成できる権/地方の豪族に買って欲しい/将来的には横展開/walk on/実際にやるの夏前ぐらい/関係者にリターン品を提供してもらう/掲載者とのトークイベント//
サマリー
このエピソードでは、クラウドファンディングの成功に必要な要素やプロジェクトの目標設定を深く掘り下げている。オールオアナッシング型のクラウドファンディングのメリットやデータ分析、達成率の印象についても触れている。クラウドファンディングを通じて新しい仕事の本を制作する過程や、地域に根ざした展開について考察している。また、リターンの内容や次の出版に向けた戦略についても議論している。
クラファンの基本
はい、始まりました。かわうそと白シャツです。
紅茶飲んでるタイミングで始まりましたね。
だって、始めますよって言ったのに、なんで紅茶飲みだすんですか。
ほぼ同時だったじゃないですか。
クラファンの話、第2弾。
その頃は、クラファンは共感を得るストーリーを書くのが大事だよって話でしたね。
それが基本ですね。
実際やってみて何が大変だったのか、トラブルの話とか。
トラブルはないですけど、大変だったのは、毎日見るんですよね、ページを。
今日は支援者いなかったなとか。
結構長かったんで、2ヶ月半やったんで。
だいたいあれって、序盤でポンって入るんですけど、
スタートに20%行くと成功しやすいみたいなのがあって。
それマジなんですか?
いや、そうだと思いますよ。
スタートのタイミングで20%行ったんで、とりあえず良かったです。
そこから中田にもするんですよ。
みんな分かってても、義言ギリギリに入れる人が多いんで。
すぐ入れてほしいんですけど。
自分もギリギリでやりがちです。
そうなんですよ。
結局達成したのが1週間前なんで、締め切りの。
そこでグーンと伸びて、そこからネクストゴールでプラス50万いったんで。
だから長くて1ヶ月半ぐらいで良いと思いますけど。
それはあれですか?気持ちが持たないとかそういうことですか?
持たないっていうか、胃が痛いんですよ。
だからずっと選挙に出てる感じだから、プレッシャーにずっと晒されてる感じ。
でもそんぐらいでしたね。
目標設定の重要性
しかも、だってレディ4さんはオールオアナッシングじゃないですか。
そうそう。
でもオールオアナッシングの方が行くんだけどね。みんな頑張るって。
でもだって頑張っても到達できなかったら、お金が一円も入ってこないわけじゃないですか。
でも入れる側の立場からしてみれば、別にこれ俺が支援しなくてもオールいいんだから達成するよね。
達成しなくてもお金もらうんでしょ。ぐらいな感じになるから。
そういう人たちが、入れてあげないとゼロになっちゃうんだって言って入れてくれるんですよ。
実際差はあるんですかね。
差はあります。オールオアナッシングでやった方が多分2,3割上振りすると思います。
80万円が100万円になると思います。
80万円いってるんだったら俺支援しなくていいじゃんってなるじゃん。
友達がもしやってて、今月お金きついからちょっとやめとくか。
でもあと20万円で達成できるのに、せっかく80万円までいってるのに達成できなかったらかわいそうだな。入れてあげようってなるんですよ。
お金きついのに支援してくださるんですね。
逆に言うとそんぐらいのテンションの人が入れるか入れないかっていうのが、ボールインとオールオアナッシングの違い。
基本的に分かれないからな。
だから多分キャンプファイアの方が成功率低いはずですよ。
達成率。達成率低いと思いますね。
なんか一瞬思ったんですけど。
それはデータに出てるんじゃないかな。
ネクストゴールは達成できなくてもいいんですか?入った分だけいただけるみたいな。
だから一応テクニック的に言うと、最初の目標はちっちゃくていいんですよ。
そうすると何パーセントってなるじゃん。
達成率が。
だから同じ100万集めたとしても、最初の設定50万にしとくのか100万にしとくのか。
達成率が100パーって200パーになるんですよ。
200パーの方が価値が高いんですよ。
だから本体100万集めたとしても50パーになるんですよ。
これ面白いのは、例えばキャンプファイアで200万で設定して100万しか集まりませんでした。
レディ4で100万で設定して100万集まりました。
同じ100万しかもらえないけど、達成率100パーと50パーじゃないですか。
そうすると100パーの方が価値が高いんですよ。
言葉の印象としてですか?
言葉の印象じゃなくて見た目の印象。
これ達成率50パーセントなんで案外盛り上がらなかったね、このプロジェクトってなるんですよ。
地域の影響と展望
だからオールインの落とし穴はそこです。
必ずしも100パーに行かなくてもプロジェクトとして成立してしまうことが大きな問題です。
でも必要な金額をちゃんと得られるかどうかっていう側面もありますからね。
最低限の金額を設定しておく。
だからあらかじめファーストゴール、セカンドゴール、サードゴールを設定しておく。
あれって何ゴールまでできるんですか?
8ヶ月なくできるんじゃないかな。
小刻みにいっちゃう作戦みたいな。
基本的にはその方がいいと思います。
本当はここまで欲しいんだけど、最低限ここまで。
本当は100万欲しいんだけど、とりあえず30。
これだけは欲しい、みたいな書き方をしておく。
30達成したら、実はこれがあるところでもできるんです。
そもそもどう見えるかはともかく、
そもそもの自分のプロジェクト、
クラファンじゃなくて自分のプロジェクトを成功させるために
必要なお金を得なくてはいけないっていうのがそもそもまずあるので、
そこを見失っちゃいけないなって思った。
だから最低限もらえるお金を設定しておいて、
あとはもらえたらラッキーぐらいでいいと思います。
そもそもクラファンが成功しなければ、
プロジェクト自体、
本が出版されないというわけではないじゃないですか。
何らかの手段を使ってやりますかって。
あくまでそういう側面があると、
目標金額はちょっと低めに設定しておいたほうがいいです。
だから最低限の金額を計算して、
プラス17%持っていかれるから、そこはちゃんと計算して。
引かれる分も見越してですね。
あとあれですよね、きっと。
100万とか150万は正直きついと思うので。
リターンもあるんですかね。
例えば本を2000円とかで売るとなると、
本も原価があるじゃん。
原価と送料とかも含めてあるんだよね。
制作費とかもあるから、それを差し入ったらもう
差しに残らないわけ。
2000円の本を2000円の支援者にじゃなくて、
5000円の支援者に本を。
そういうのでもいいし、
10冊とか3冊とか5冊とか、
それは全然やっていいと思うんですけど、
あとは知り合いに配りたいとかは全然あると思うので、
それはそれでやっていいと思うんですけど、
ただ目標金額は低めに設定しておいたほうが、
これだけあればとりあえず印刷費出せるかなとか。
精神安定剤的にいい気がする。
30とかで見るくらい。
ただその場合、ネクストフォードをしっかり設定しておかないと、
達成した途端にすぐにネクストフォードを出さないと、
達成したからもういいやつで止める人が出てきちゃうから。
ネクストフォードでやる前提で組んでおくみたいな。
いい金パレットとかはそんな感じでしたよ。画像も用意した。
あそこは1日で500万円いったからね。
あれはちょっとレベルが違う。
例として出すものとしてはおかしいみたいな。
最終的に2000万円ですからね。
あそこ2ヶ月くらいやったのかな。
ずっと痛かったというか、辛かったみたいでしたからね。
逆に支援が入るためにもうやめようみたいなことになった。
怖くなっちゃって。
俺も2000万円とか使うの辛いですよ。
辛いの理由と、やってる時の辛さと、
責任を負ってしまったとこですよね。
プレッシャー。
今も俺ちょっとプレッシャーありますもん。
達成したら下で、いろんな人の思いを背負って活動していかなくてはいけない。
結局それやりきらないと詐欺になっちゃうから。
だからそれがちょっとありました。
ただ、これだけ支援してくれる人、支えてくれる人がいるっていうのは、
活動の原動力になるので。
それはわかりますね。
自己肯定感が上がりますよね。
自分たちは人のためになることをやってるんだ。
免罪符というか、指示されるというか。
人にいいね言ってもらえると、やっぱり自分が考えてることって、
おかしなことじゃなかったんだって思いますからね。
承認欲求も満たされるので、そういう効果はあります。
メリットでメリットで考えると、そんなにマイナスではないです。
むしろプラスのことも多いので。
そもそもクラファンっていうサービスなんですけどね。
お金ももらえるし、それ以上のこともたくさんもらえるのがクラファンなんで。
そういうのも込みで挑戦したいなっていうのがありますけどね。
佐野さんの場合は物理的に本を売る場としても使っていいはずだから、
単純に本を読んでみたいなって思う人が、単純に買う。
販売サイトとしての機能も持っていいはず。
本を売るってなった時に直販が一番お金が入ってくるんですよ。
物理本は、はっきり言って、何部作るんですか?
今のところ最低200。
半分くらいクラファンで売り切りたいですよね。
たくさんお金が入ったらもうちょっと増殺するとかね。
だからそれをネクストコールにしてみるし、今回はとりあえず200部作るんで、
200部クラファン2ターンで売り切ったら、次増殺してまた売ります。
ネクストコールで500部にしますみたいなね。
電子は多分無限にいけるから、電子でいいよっていう人は電子買ってもらってとかね。
戦略はいろいろあれど、そもそもお金が入ってこないと困るっていうことはあるので。
だからその辺が耐えられるかみたいなことですね、佐野さん自身が。
あんまり得意じゃないと思うので、表に出るのが。
もう出たくないし。
声で出るくらいだったらいいんですけど、
あまりニコニコした撮影は出たくない。
小野瀬龍馬君ってアイコンみたいな存在で、やりやすかったんですけど。
そこをどうするか。
今後仕事していく上で、そういうことは慣れていかなきゃいけないんだろうなとは思ってます。
そうですね。
一ライターとしてなのか、もうちょっと組織というかチームを引っ張る人になるかでやっぱり違うと思うんですよね。
だからこの本を通じて社会現象とまでは言わないですけど、
社会現象。
界隈で噂になってるでしょ。
そうですね。
ローカル界隈でこんな本が出たらしいよ的な感じで、
界隈で有名になって、
少なくとも茨城県内で。
全国のローカルで活動している人たちが買ってくれるような、そんな本にしたいですよね。
それをきっかけに、うちの地域のことも佐野さんに書いてほしいって言って、
県外とかから依頼が来たりとかして、そう言って通がね。
通がね。
今回は茨城県が舞台ですけど、
茨城押しはしない予定ですか?
自分も取材にカコつけていろんなところに行きたいなーっていうのがあるんで。
でも横展開は全然できると思うし、
同じ課題を抱えている地域も多いし。
そもそも仕事がテーマなんで、
どこにでも行けるっていう。
クラウドファンディングの戦略
海外に行けるね。
ローカル×仕事か。
だから、新しい仕事の領域で、
仕事っていう切り口で新しい本をどんどん作ってもいけるだろうし、
ローカル×仕事で横展開も全然できる。
基本がローカル×仕事なんですよ。
展開っていうか軸にするのが。
あんまり東京のTHE大企業みたいなのは、
自分じゃなくても良いだろうなと思ってます。
でも違う切り口でも仕事本を作りたいって言ってたじゃないですか。
はい。ローカル×仕事×もう一個何か×なんでやるっていうのは、
2冊目3冊目でやりたいですね。
今回のスタイルでローカル×仕事の本の型ができるわけじゃないですか。
その型を使って横展開するパターンと、
また違う型をもう一つ二つ作るみたいな。
そうですね。
ちょっと先の長い話をしましたけど、
その辺もちゃんと語った方がいいですね。
これから作った後、1冊目で…
リターンに佐野匠にツールの作成を依頼する件みたいなのを
50万円くらい付けなきゃいけないんですよ。
50万円ちょっと安いか。
でもその1件…
着手金。
いやいや、そこは気持ちよくやりますけど。
そこは交渉して。
実際の金額は、とりあえず10万円で佐野が話を聞く件が得られますね。
制作費はともかく、
次の2冊目作る時のメインテーマとして
あなたのところに行きますよみたいなやつですよね。
そういうのもアリだと思います。
結構そういう需要はあると思う。
3人本を書いてもらいたい。
でもそれもね、1冊目がどんだけの出来でできるか。
そこが…
だから逆に言うと今回のグラファンで
ある程度その本が…
地域との関わり
グラファンやるタイミングとしてはさ、本がある程度こういう風な本が
できましたみたいな、できそうですみたいな感じで出すわけじゃないですか。
視覚的に見せられそうな段階でやります。
だから今回は本当に一からこういう本が作りたいっていうわけじゃないですか。
できそうだぜみたいな。
できるよみたいな。
もうちょっとだ。
だからそれはできると思います。
実際にこういう本だったらうちでも作ってほしいなっていう。
そうですね。
既得の方はたくさんいらっしゃると思いますね。
金持ちの老化の地方の豪族とかが、
普通の地域に取り入れてほしいとか。
行政に葛藤してほしいですもんね。
そうですね。
行政を割って。
地域で図書館に置くからとか、
地域の学校に寄贈するから、みたいな感じで。
そういう文明で行政から金出してもいいと思いますよね。
岩ポルニアプロジェクトとしてグラファンをやったときも、
そういう先々の展開を見据えて。
そういった横展開とか。
多分100年後までの。
100年先も豊かに暮らせる町を作るっていうテーマだったんで。
結構30年後ぐらいまでは細かく書いてて。
10年後には各地に、
マホニアプロジェクトみたいなプロジェクトが立ち上がるみたいな。
そういう構想を言ってました。
実現度合いどうですか?
わかんないです。
そこはどうなんですか?
横展開していく。
でもどうなんだろうね。
龍馬くんが沖縄に行って、沖縄でまたマーケットやってるから。
そうですね。この間やってました。
横展開していくんじゃないですか。
マホニアマインとか。
龍馬さんのマインを持って。
100年後は豊かな運命が日本中各地に存在し、
誕生しているっていう、
そういう絵図を描きましたから。
リターンのアイデア
実際その未来の絵図を描いたわけじゃないですか。
クラファーの中に。
そこと現在の今ホルニアとすり合わせた時の
ギャップから感じるプレッシャーとか。
それは全くないです。
基本的に言ったもん勝ちなんで。
でもある程度は楽しくできてるから。
お店とかも増えてきてるんで。
ざっくりオッケーみたいな。
基本的に歩んでる道は間違ってないから。
ウォークオンです。
ウォークオンです。歩き続けるんです。
ウォークオンです。
ウォークオンってなんだっけ。
ブルースリー。
ジーク運動の。
大魔王。
懐かしいですね。
そこが原点ですからね。
もう時間なくなっちゃいましたよ。
まだ聞きたいことありますか。
とりあえず大丈夫かなと思います。
クラファーについて作戦を狙わなくていいんですか。
結構話しちゃいましたけど。
一旦心に留めておかなきゃいけないことは
なんとなく分かりました。
分かりました。
でもまだ先ですからね。
まだ先です。
でも夏前ぐらいですかね。早くて。
はい。
そもそも今自分どっちかっていうと
ライターチームがまず動き出せるような状態を作らないといけないんで。
そうなんですよ。
リターンも本当は大いに考えていかなくちゃいけないんで。
そうなんですよね。
例えば協力してくれる。
俺は実際に本に出る人に協力してもらって
例えばアーティストの方だったら
トークイベントとか。
作品をリターンにしちゃうとか。
あとは商品を扱ってるところだったらその商品を
当然原価は押し上げられるんだけど
そういう感じでリターンの品を
本に関わった人に提供してもらって
うちだったらバーベキュー代割引きとか
コワーキングスペース一回無料とか
そういうのはできるから
そういう感じでリターンを
いっぱいあると大変なんで。
本と一緒に街の子団出演してもらうとか。
できればしょうがないやつ。
来てもらってやるやつがいい。
茨城に来てもらうことも大切なので。
結果的に茨城に来てもらうことにはなるんですけど
どっちかというと自分は本に登場した人に
会う機会を作りたいという感じです。
そのためのリターンをつけばいいんですか?
例えば出版記念イベントを見て
お客さんが来てもらった時に
そういうリターンをつけばいいんですか?
例えば出版記念イベントみたいのを
登場した皆さんとやりたいなっていうのがあって
それの参加チケットとか
それは当然やっていいと思うし
あとは普通につゆ野さんに動画撮ってもらう件とかね。
なんか豪華ですね。
全然いいんじゃない?
それを提供いただいて
登場した方々の仕事の一端を
ちょっと体験できるようなものはいいなと思います。
例えばなっちさんにポスターを作ってもらう件とか
めっちゃ仕事の話になっちゃうんですけど
仕事を感じてもらうっていう
そういうのでいいと思うな。
そういう権利を載せておくと
本に載ってる人たちはこういう仕事をしてるんだっていうのがわかるかな。
こういう姿勢でやってくれるんだって。
それをきっかけで
次の2回目3回目の仕事に続いたらすごくいいなって思います。
そうですね。
このきっかけで本が営業活動になればいいですよね。
実際そういうふうにね。
連絡取れるようにしておくんですね。
わかりました。
自分で支援がてら発注しようかな。
最悪自分で金ぶっ込むっていう作戦もあるんで。
最悪ね。最終手段で。
我々も最終的には10万人一番自分たちでぶっ込もうぜっていう話は
達成しなかったんで。
それをせずに済んでね。
それがいいですね。
こんな感じで一旦終わりにしますか。
まだ喋りたいことはありますか。
大丈夫です。
じゃあこれでクラファンの会は前編後編で終わりましたね。
よかったです。
ではこれで終了します。
ありがとうございました。
23:03
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