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2025-03-21 20:35

#12 クラファンについて考える 前編

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「ローカル×仕事」の本でやる予定のクラファンについて考えます

イベント誰も来ず/なんのためのクラファンか/かわうそはクラファンオーナー経験済み/クラファンの効果/言語化たいせつ/ストーリーとリターン/担当者が伴走してくれる/自分たちの想いにいかに共感してもらうか/先行予約販売パターンもある/様々なリターン/支援者の8割が知り合い/選挙に出てるみたい/分かりやすさ大事/自分に関係があること/白シャツの想い/仕事をしている時間を大切にしている人/ものすごくハマる可能性はある

サマリー

クラウドファンディングの成功に向けた準備やプロセスについて深く考察しています。イベントでは、クラウドファンディングの目的やプロジェクト作成時のストーリー作り、マーケットとの結びつきについて語られています。このエピソードでは、地域に根ざしたクラウドファンディングプロジェクトがどのように共感を得るかに焦点を当てています。特に、プロジェクトの立ち上げにおける個人の経験や地域性の重要性が強調されています。

クラファンの目的と意義
始まりました。かわうそと白シャツです。よろしくお願いします。
長いお休みを明けて、2回目ということで、
前回聞いてもらった方はお分かりになると思うんですけども、
イベントが始まる時間になりまして、残念ながらイベント参加者がおらずということで、
結局収録をしております。
今日のイベントのテーマなんですけど、
イベントって、そもそもどんなイベントかというと、
ローカル×仕事の本作り進捗報告と編集会議、ボリューム2ということで、
毎月やってるんですけど、
毎回テーマがありまして、今回のテーマが、
クラファンを成功させるために何をするか考える、
というテーマでやる予定だったんですけども、
参加者がおらずということで、2人で話し合います。
クラファンについて話そうと思います。
そもそもクラファンはどういうふうにやるつもりなのか、
そこから説明をいただいていいですか?
どういうふうにっていうのは?
そもそもクラファンで何を売るのかとか、
何を売るのか?
本を売るんですけど、その辺を含めて詳しく言っていただければ。
何を売るのか。
本作りとクラファンは、
何のためのクラファンかってことですか?
そうですね。
なるほど。
クラファンのそもそも何のためにやるかっていうと、
本を作っています。
本作りのための製作資金と印刷費を調達するためにやります。
はい。
あとは宣伝告知も兼ねてますかね。
そうですね。
というのがあるかな、主にはその2つです。
はい。
実際にクラファンの中で返礼品として本を売るっていうことですよね。
はい、あります。
クラファンって大きく分けてそういう2つ意味合いがあって、
要は新商品の先行予約販売っていう側面もあるので。
それだけ先に買い手が何人確保できてるみたいな感じですよね。
もともとはこういう商品を世に出したいんだけどお金がないんで、
誰か寄付してくれたらその商品を真っ先にあなたに届けますみたいな、
そういう技術開発系のものから始まって、
それが転じて自分の思いを実現するための資金を調達する手段として、
クラファンはだいぶ馴染んできたと思います。
プロジェクトページ作成の重要性
コロナの時もまた加速した感じがありましたけど、
そんな気がする。
僕も実は、
遡ることも2018年ですかね。
めっちゃ昔ですね。
いまフォーニアプロジェクトっていうプロジェクトをやってるんですけど、
それの初期の時に挑戦させていただきまして、
その時はREADY4というプラットフォームを使って、
目標100万円にして、最終的に150万円。
皆さんのおかげで集まりまして。
なんかめちゃめちゃ大変だったみたいな話をチラッと聞きました。
大変は大変でしたけどね。
やった甲斐はあったかなとは思ってますけどね。
でも実際にお金を集めるだけじゃなくて、
自分たちの活動の周知とか認知度アップとか、
あとはチームの形成とか再認識とか、
自分たちのやってることの再認知みたいなのもできたので、
それがクラファンの一つの効果かなと思いますけどね。
そもそもプロジェクトページ作るときに、
いろいろ企画の背景とかやって帰って、
どうしたいかとか含めて全部言語化していくじゃないですか。
その言語化がとても大切で、
自分たちって本当は何やりたいんだっけとか、
これって何のためにやるんだっけっていうのが改めて明確になって、
チームとして手を出してなかったのが、
チームとして手を出すようになって。
いわフォルニアというのは、
そういう側面はあります。
やっぱり組織化された部分は若干ありますね。
ある程度そうしないとダメだったので。
クラファン成功させるために?
結局プロジェクトページを作るにあたって、
そういうのもバックボーンがしっかりしていないと。
そうか。
そういうのが一番大事で、
そこをまずしっかりまとめるというところから始まって、
クラファンを機に組織、チームとして、
人から向けたところがありますね。
そしたら、順応って言うとクラファンやるぞって決まってから、
まず何から始まったんですか?
何からっていうか、
最初はプロジェクトページを作って、
プロジェクトページを作るのに、
プロジェクトページの中の書かれるストーリーと、
あとリターンは何かって、
その二つが大きくあるじゃないですか。
ストーリー作りってどうやってストーリーを作るんですか?
ストーリー作りって、
プロジェクトページを作って、
プロジェクトページを作って、
ストーリー作りってどうやって進めていったんですか?
ストーリー作りはまんまですから。
リバフォーニアプロジェクトができたストーリーをそのまま書けばいいので、
ただそれをより言語化してわかりやすくするっていう作業ですね。
リバフォーニアプロジェクトの成り立ちが、
かなりエモーショナルなストーリーなので、
それをどう言語化するかみたいなところが、
そこはだからそんなに難しくはなかったんですけど、
ただそれをちゃんと言語化して指示を得られるようにするっていう、
体裁を整える作業が時間がかかりました。
物自体はネタはあるけど。
俺たち自身の中ではわかってるんだけど、
人に理解してもらうための形にしなきゃいけないよねってことですね。
支援者の共感を得るために
ネタはあるんだけど、それをどう料理するかみたいな。
料理の仕方、言語化、文章作りの仕方もコツがあるんですか、そしたら。
コツはありますね。
例の時は、伴奏してくれる方が、レリフォーの方がいらっしゃるんですけど、
その方と一緒に作り込んできて、
型があるのでやっぱり。
そうかそうです。
ページ見てるとわかります。
伴奏者なしでやると手数料安いんですけど、
なしプランっていうのもあるんですね。
だいたい17%くらいレリフォーが取られるんですけど、
なしでやると12%とかなんですよね。
でもあれを書くのが結構大変なんで、
それをやって1ヶ月くらい準備をして、
2018年の12月に公開して、
僕らの時は2ヶ月半やったんで長いんですけど、
だいたい1ヶ月くらいのところなんですけど、
2月の末までやってて。
まあそうですね。
だからそのストーリー作りかな。
ストーリー作りで何を抑えなきゃいけないんですかね。
野部さんはやった感じで。
僕らの場合は基本的に、
やりたいことがあって、
マーケットをやりたいという結論が出てたんで、
それがなぜそうなったのかと、
将来的にアジガラという地域が
労働したいというところを語って、
そのためのご支援をしてくださいみたいな感じで、
単純に自分たちの思いに関わって、
共感を得られるのがとても重要で、
他の物を売るクラファン系はちょっと違うんですよ。
なんか想像はできますね。
物が手に入るので、
先行予約販売なんですよ。
そうですね。
このアイテム良さそうだから、
先行予約販売するんですかね。
そうですね。
このアイテム良さそうだから、
先に予約するわみたいな、そんなもんだと思うし。
朝野さんも基本物が決まっているので、本という。
そうですね。
先行予約販売の側面もあるんですけど、
とはいえ作る物が
ストーリーがしっかりと乗っかった物であるので、
そのあいのこぐらいな感じがします。
物質としては本にしますけれども、
だから僕らの場合は本当に
思いが中心なんで、
リターンのない、
単純に応援しますの1万円とかが多分一番多かった。
サンクスメールお返ししますみたいな。
あとは決起集会とか。
参加できますよみたいな。
参加できますよみたいな。
2、30人くらい集まったりとかでしたね。
意外に売れなかったのはうちの宿泊付きプランとか。
そういうのが案外売れなかったですね。
あとは物はそんなに用意しなかったんで。
プロダクトではない物に対して、
例えばストーリーとかビジョンに共感してもらって、
支援してもらうために、
一番ここを抑えなきゃいけないポイントって
ここだったんだろうなって、
のぶさんなりに振り返って思うことってありますか?
僕らの場合で言うと、
もともとアジガラっていう地区が
とても海水浴で栄えていて、
その黄金時代を知っている人が、
また元気なアジガラを見たいですって言って
支援してくれる方が多かったんですよね。
僕らよりちょっと上の世代なんですけど、
そういった方たちに対して、
かつて自分たちが楽しく過ごした場所が
衰退をしてしまって、
それを何とか蘇らせようとしている新しい価値観で、
そういう若者がいるから応援しようみたいな。
っていうところがありましたね。
ただね、
基本的に僕らがやったプロジェクトに関して言うと、
8割が知り合いなので、
8割が知り合いで、
他に支援してくれた方が。
だから、
クラファンをやったことがない人は、
そこが結構意外かなと思われるところだと思うんですけど、
知り合いなんですよ。
支援してくれるんです。
不特定多数の人が文を読んで、
あ、これいいな、
これいいな、
支援しようってなんないですよ、あんまり。
地域性と共感の重要性
ある方が選挙してるみたいだったって。
僕らもそう思いますよ。
いろんなところに行って、
いろんな集まりとかに顔を出して、
コミュニティに顔を出して、
ご協力お願いしますって頭を下げるみたいなのは、
まさに選挙に行ってる感じですね。
その選挙に出てる感じか。
話すっていうやつは、
知り合いのイベントとかにあったら、
そこに顔を出させてもらうとか。
同級生の同窓会とかに行ったりとか、
大体その年末年始に人が集まるから、
そういう時に行ってたりとか。
でもあんまり、
同級生とかそんなに乗り切ってなかったですね。
だから結構自分の人間関係を
切り売りするようなところがあるので、
そこは結構苦しいです。
昔ローカル界隈と言われるような人たちが、
中心になって支援してくれたみたいな感じですか?
そんなこともないですけどね。
地域の人も普通に入れてくれてますし、
基本的にやっぱり知り合いです。
ちなみに残り2割の知り合いじゃない人たちって、
どういう経緯なんですか?
知り合いじゃない人は、何かしらの形で
アジガウラに縁があった人だと思います。
たまたま情報が回ってきて、
持っているかみたいな。
うちの場合は地域性がとても高いプロジェクトだったので、
そういう感じだったと思いますね。
共感してくれる人が、
僕らの想像よりもいたっていうことですね。
確かになんか分かりやすいんですかね、
共感のポイントというか。
そこだよな、その共感のポイント。
失敗してしまった地域を生み出したいっていうのは、
よくあるストーリーだし、
共感は得やすいと思います。
自分に関係があることじゃないと、
共感も得づらいじゃないですか。
実際にお金を出すとなると。
リターンがもらえるものはそんなに多くなかったので、
物がもらえるならあれですけど。
じゃあその共感ポイントがあるわけじゃないですか。
アジガーラの地域っていう共感のポイントが、
知り合いであっても知り合いでなくても。
そこを共感、ここを良くしていこうという共感ポイントのパートは、
やっぱり力を入れてしっかり書いた、
みたいな感じなんですか、プロジェクトページは。
プロジェクトの目的と表現
そうですね。基本的には大間君という北起人の彼が書いたんですけど、
そこは割と厚く語ったぐらいですけどね。
丁寧には書いてはいますけど、
どっちかというと、家庭とか現状みたいなのを丁寧に説明をして、
それをこういうふうに変えていきたい。
そのためにこれをやるから、これをやるための資金をくれ。
実際にマーケットをやるっていう話だったんですけど、
これをマーケットをやるための資金をください。
それをやるためにはいくら必要なのか。
これを買いたいのでこれだけの金額をくださいという。
そこは細かく説明したんですけど。
そういうのが、でも型にはめ方があるんで。
そうですね。
だから型にはめれば全然。
今テキストの土台、たたき台はAIが作ってくれるような気がしてます。
そうですね。
そこでちゃんと自分でここはつくしたいとかを
ちゃんと書いていけばいけるのかなみたいな感じもしてますね。
だから自分の考えとかにいかに共感してもらえるかが大事で、
佐野さんのやろうとしているプロジェクトに共感をしてもらうなり、
その本を読んでみたいと思うなりしないと支援をいただけないと思うので、
そこをどう表現できるか。
同じ課題を抱えている人って多分そんなに多くないはずなんですよ。
佐野さん自身の課題を解決するためのプロジェクトじゃないですか。
そもそもそうですからね。
でもそれは一応表テーマというか裏テーマみたいな感じじゃないですか。
いや、自分の中では表なんです。
表なんだけど、基本的にそこではないじゃないですか。
クラウドファンディングの中では推しポイントではないだろうなと思いますね。
ただそこも触れた方がいいと思うんですけど、
基本的にはローカルで働く人たちを発信するっていうのが表テーマになるわけじゃないですか。
とは違いではないんですけれども。
とにかく佐野さん自身のもともとの目的とか課題解決っていうのは、
一応サブにはなるかなという。
そうですよね。
端的に言うと仕事をしている時間も自分にとって大切な時間にしたい人に向けて本を作りたいなって思ってるんですよ。
そのあり方の一つとして今回はローカルで自分で事業を作って仕事を続けている方々に話を聞くっていう感じなんですけどね。
だから共感は多分、共感を得る人はそれなりにはいると思いますけど。
深い共感なのか浅くて広い共感なのかみたいなのもあるのかなって思いました。
一般的なものじゃないので、真相真理なんですよ。
何がですか?
そこまで深く考えてない人が多いと思うんです。
支援する人自体?
支援する人自体というか、普通の人たちって言うと変ですけど、
大多数の人はそこまで多分あんまり考えてないので。
何について?
仕事について。
仕事が楽しければいいのになっていう考えの人、そこに共感してくれる人はそこに到達する手前で終わっちゃってる人が多いと思うんですよね。
手前って何ですかね?
そこまで考えが及ばないというか、至らないというか。
具体的に明確に思っているわけじゃないけど、ふんわりは思っているみたいな、それくらいの感じですかね。
潜在意識としては思ってはいるけど、なんか表出してないみたいな。
山としてはあるけど、海面から出てないみたいな。
アンケートを取ってみた感じでは、そういうことに興味が、関心があるっていう人は、まあまあいたなって感じですね。
アンケートとかで聞かれたら、まあ確かにそうだねってなるけど、積極的に自分からそう言わないみたいな。
本屋さんで見かけることでちょっと振り返りたくなっちゃうこともあるのかなと思いますね。
取り上げるテーマがそういう感じだから、それをいかに人々に注意を払ってもらうか。
イベントっぽいところに行って、そういう仕事、働くことに関して関心がある人が集まるイベントみたいなところに行って、
名刺交換がてら、こんなことやってるんですよとかって話させていただくのもありかなと思いました。
ストーリーは多分作れると思うんですよ。
それをどういうふうに共感しやすいように、タイトル決めも大事だし。
そうですよね。
ものすごくハマる可能性もあると考えてるから、やり方次第だなと。
時間大丈夫ですか?
そろそろ一回ここで締めますかね。
20分経ったんで。
では一旦ここで。まだ続きますか?
じゃあもう一個いきましょうか。
じゃあ一回終わりまーす。さよなら。
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