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朝礼始めます。
おはようございます。
衆議院議員川崎ひでとです。
ひでとの10分朝礼にようこそ。
聞いてくれて本当にありがとうございます。
今日が2回目の放送となります。
本編に入る前に告知です。
インスタライブやります。
2月8日夜9時からインスタライブをやります。
選挙中にもやりました3区の石原雅隆元小物町長と
4区の前知事鈴木英景3人のインスタライブ。
第2回目は当選100日記念の放送をします。
ぜひお時間ある方は見てください。
昨日第1回目を放送したんですけれども、
改めて自分で聞いてみると、やっぱ癖ってありますね。
僕の場合はっていう風にってよく使ってました。
こうしたところも少しずつ改善できればいいなと思います。
今日のこの第2回目は一応チャプター1ということで、
今日からA面真面目な話、B面ちょっと砕けた話、
という形でやっていこうと思います。
それではまずA面からどうぞ。
A面は所得税法の一部を改正する法律案というものについて
語ろうと思います。
昨日衆議院の本会議というもので、
所得税法等の一部を改正する法律案というものの
法律の趣旨を説明されて、
それで各党の質問代表の方が
総理だったりあるいは財務大臣、経産大臣に質問するという質疑応答がありました。
実はこの法律っていうのは岸田内閣の目玉政策のうちの一つなんです。
今日紹介したいのは、その中で賃上げ促進税制っていうものなんです。
どういうものかというと、
企業の中で社員に対して給料をアップしてくれたら、
その分法人税を控除するっていう法律なんです。
例えば大企業だと30%、
中小企業だと40%控除する、オフするっていう法律の内容です。
実は僕の中で2つ引っかかっていることがあって、
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そのうちの一つが、
今日たまたま立憲民主党が質問した内容と被っちゃったんで、
僕自民党だけど立憲民主党とここは同じ考えだなっていうふうに思いました。
あらかじめ皆様にちょっと言い訳をしておくと、
実は僕が思っていることっていうのは、
ずっと前から自民党の中でも議論がされていて、
経済界の方とか業界の方々に意見を求めて、
その意見を取り入れた結果だということをあらかじめお伝えしておきたいかなというふうに思います。
何が引っかかっているかっていうと、2つあるんです。
1つは給与の総額なんですね。
基本給とボーナスの合算した金額が、
昨年度よりも今年度の方が上回っていれば控除しますよ。
今年度より来年度の方が上回っていればまた控除しますよっていう内容なんです。
僕が引っかかっている点は、ボーナスまで含めちゃうのっていうことなんです。
要はボーナスっていうのは、その会社がその年頑張って業績を上げたら、
その対価として社員の人に省与が支払われるという仕組み。これがボーナスじゃないですか。
例えば建設会社の方がジブリパークを今年は完成させましたと。
大変大きな工事だったので、今年の業績はすごく高かったですとか、
あるいは漁業の方が今年は魚すごいたくさん獲れましたと。
だから今年は業績が良かったから社員の方にもボーナスたくさん払いましたという状況があったとします。
翌年はジブリパークは完成していて、大きな工事がないとします。
あるいは漁業でいえば赤潮とかちょっと海面の温度が上がっちゃって魚がいまいち獲れませんでしたというような環境になったとしても、
ボーナスは前年度よりもたくさん社員に払いなさいよということなんです。
要は会社の業績が悪くてもボーナスもしっかり払えよというふうな形になっているんですね。
これって結構会社を営まれている経営者の方々、特に中小企業の方々はかなり苦しいんじゃないかなというふうに思ってます。
だから基本給だけでいいんじゃないのっていうふうに思っています。
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2つ目は会社で例えば高給取りの方、ちょっと言葉悪いですけども高い給料をもらっている方が
例えば年齢だったりあるいは自分の体調だったりあるいは事故だったりとかそういったいろんな理由で仮に会社を辞めたとします。
その人もし例えば600万もらっているとすると600万払っている人が一人抜けることによってその600万って浮くじゃないですか人件費として。
なんですけど今回のこの法律の仕組みからするとこの600万も含めた形でそれより上がってないとダメだっていうんですね。
要は人数を考慮しないんですよ。
だから会社が法人税頑張って40%オフ狙おうとするとこの一人分の600万を誰かに振らなきゃいけないんですね。
だから役員さんがちょっと多めに報酬もらうとかそういう形にしていわゆる給料の総額を前年度よりもちゃんと超えてるよっていうふうにしなきゃいけない。
これって結構おかしいかなと思っていて。
だって働いている人数はその年によって変動あるじゃないですか。
だからそれを給料の総額で見ますよって言うとどうなのっていうふうに思っちゃいます。
これが僕がちょっとおかしいなぁと思っている点です。
ただ先ほど申し上げた通りこれについてはいろんな案があってそれを自民党の中とか経済界の方業界団体の方いろんな人に意見を求めてこういう形がいいというふうに言われたのでこういう結果になりました。
僕ここだけ強調したいのは僕が何でこれを気づいたかっていうと地元の支援者からのお電話だったんです。
要はひでちゃんこれってどういうことなん。僕地元ではひでちゃんって呼ばれてるんですけどひでちゃんこれってどういうことなんっていうふうに声を上げてくれてそれでいろいろ調べていたらこの所得税の法律の改正案にぶち当たったっていうことなんです。
だから僕たちがこの政治活動をする上で地元の支援者たちの意見とか声っていうのは本当に大切なんだなぁと。
僕らも皆様から負託を得てこうやって国勢の場で働いてますけれども各分野に精通したスペシャリストじゃないんですよ。
なので地元に帰った時にたくさんの業界の方とか団体の方会社の方あと地元の自治会の方にお話を聞くっていうのはものすごく大切なんです。
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僕たちはそれを土日でやるんですけれども土日で地元帰ってお話を聞いてそれで平日の国会で地元からこういう意見を言われましたっていうのを話す。
これが大きな仕事なんだなっていうのを改めて痛感しました。
ということでA面はこんな感じです。本当に真面目な話したかなと思ってます。
A面を最後まで聞いてくれてありがとうございました。
明日の朝礼はB面、砕けた話をします。
それでは今日も一日張り切っていきましょう。バイバイ。