フリーマーチンの紹介
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や楽能の魅力を楽能家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳のむ牧場配信始まりです。
牛乳で乾杯!
おはようございます。
今日が5月1日の木曜日です。
今日の天気は晴れということで最高気温28度になるそうです。
暑くなりそうですね。
サイム装置も動かし始めますかね。
そんな感じの半袖でも過ごせるような天気になっております。
今日のお仕事は対比を昨日と引き続き、昨日も6台運ぶところ、午後から種の影響があったので4台しか運べていないので、対比を運んで、
後は先日生まれた子牛がいるので、ワクチンを打ったりしようかなと思っております。
今日の配信は、昨日の配信に質問が来ましたので、それにお答えしていこうかなと思います。
今日も10分15分くらいの配信していこうと思いますので、最後まで聞いていただけたらと思います。よろしくお願いします。
では今日も牛乳で乾杯していこうと思います。
その前にお知らせです。
川上牧場ノートというブログとか記事を書いたりするアプリでメンバーシップを行っております。
こちらのメンバーシップ、川上牧場を継続的に応援したい方だとか、川上牧場で何か新しいことをやってみたいという方、ぜひ入ってみていただけたらと思います。
それ以外にも川上牧場とオンラインで繋いで牧場体験をしたりだとか、実際に川上牧場に来て牧場体験をやったりだとか、そういうこともできるメンバーシップとなっております。
フリーマーチンの原因とメカニズム
あと過去の有料記事が読み放題となっております。大変お得なメンバーシップとなっておりますので、ぜひこちらでチェックしていただけたらと思います。
落納業界の方にはファームエコーというプランがありまして、川上とAIがタグを組んであなたの牧場を分析しますよという、
Googleフォームにちょっと自分の情報を入力するだけで、それだけでAIが分析してくれるという、そんなプランもありますので、ぜひ落納業界の方も入ってみていただけたらと思います。よろしくお願いします。
あとインスタグラムの方でやっております、ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛乳製品食べてみたいなというものをですね、AIアートを使ってNFTにして販売しております。
こちらのNFTの売り上げはですね、川上が子ども食堂に牛乳を支援したりだとか、小中高の食育活動に参加した際の活動費に当てさせていただこうかなと思っておりますので、ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
皆さんのご支援がですね、子どもたちの未来の牛乳を作っていくというそんな特別なNFTとなっておりますので、ぜひよろしくお願いします。
AIアートといえばですね、今現在私が所属しておりますメタグリ研究所とですね、川上牧場のコラボでですね、6月1日の牛乳の日に向けてNFTデザインコンテストというものをやっております。
AIアートを描いたりとかですね、実際にイラストを描いてもらったりとか、イラストレーターの方にイラストを描いてもらったりとか、あとね、お子さんも紙に描いたやつを写真で撮ってもらってアップしてもらうだけでも参加できる、気軽に参加できるコンテストとなっておりますので、ぜひ参加してみてください。
優勝賞品にはですね、メタグリ研究所の簡易賞NFTと川上牧場の牛乳が使われたカヌレ、こちらがね、当たりますので、ぜひたくさんの方参加してみてください。よろしくお願いします。ということで、ということでじゃあ今日はこんな感じかな。はい、ということで牛乳で乾杯していきます。乾杯!いただきます。
うまいー。
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
いただきまーす。
そうだ、今日大変配達だけど、午後からあれですわ、県外のね、ずっとSNSで繋がってるんですけど、餌屋さん、ずっと昔からのフォロワーさんがわざわざ出雲に来てくれるということなんで、その方とちょっとお話ししようかなと思ってます。
はい、何か新しいことがチャレンジできたらいいですね。ちょっと面白いことやってる方なので、その方と対応しようかなと思ってます。
そうですね、そんなのがありました、今日は。
はい、ですね、では配信の方やっていこうかなと思いますけども、今日はお便りのコーナーでやっていこうと思います。
各SNSのコメント、配信に来た質問などにお答えしていくコーナーになっております。
今日の質問はですね、スプーンという配信アプリから来ました。ありがとうございます。
この質問ですね、牛にはフリーマーチンという性別があると聞きました。どういう牛のことを言うのでしょうかという質問を受けました。
ありがとうございます。
これ、酪農業界もあるあるの話なんですけど、知っている方はほとんどいるかなと思いますけど、ちょっと他の生き物でも比較してもなかなか特殊な性別なんじゃないかなと思います。
初めて聞いた方がたくさんおられると思うんでね、丁寧にお話しできたらいいなと思っております。
酪農業界では、飼育の世界ではよく知られている現象のことをフリーマーチンと言うんですけど、これはですね、オスとメスの双子として生まれた時にメスの方が繁殖能力を持たない個体になる現象のことをフリーマーチンと言います。
普通オスオスとかメスメスとか異性双子って言うんですけど、それがオスとメスの双子の場合は、メスの方側に繁殖能力を持たない、繁殖ができないっていうような、そんなことが起こったりします。
見た目はメス牛なんですけども、実際は子供を産むことができない、それがフリーマーチンと呼ばれる牛ですね。
なぜそうなるのかっていうところなんですけど、オスとメスの双子がお腹の中、子宮で育っていくときに体盤が一緒なんですよね。
この体盤を通じて血液が混ざり合うことがあります。
その時にオスのホルモンとか遺伝子情報がメスの胎児に影響を与えることがあります。
オスの生殖器の方が発育段階で早く発育するんですよね。
だからオスのホルモンがバーって出るんですよ。
その時にそれがメスの方に混ざってしまって、双子なので同じ体盤を介しているので血液が混ざってしまって、
メスの方がホルモン異常みたいな感じになってしまって、メスが生殖異常となってしまいます。
生殖器が育たないみたいな状況になってしまいます。
これがオス・メスの双子の90%以上で発生すると言われています。
残り1割はちゃんと生殖機能を持ったメスみたいなのが生まれてきますね。
実際現場ではどう見分けているのかという時ですね。
オスとメスの双子だわってなった時ですよ。生まれてすぐね。
見た目はメスですけど、発情しないんです。大きくなっても発情しないので。
生殖器がないというのも、生殖器はあるんですけど、細い体温計みたいなのを入れて確認したりみたいな、
昔ながらの方法みたいなのがありますけど、今は遺伝子検査でメスがフリーマーチン検査というのがあって、
それで生殖機能があるかどうか、フリーマーチンがあるかどうかみたいなのも検査することができますけど、
フリーマーチンと検査で出ていても、生殖機能を持つ牛なんてのもたまにいたりするので、
フリーマーチンの経済的影響
ここら辺も一概には言えないというところになったりしますね。
見た目だけではわからないというところで、検査しても精度もイマイチというところですよね。
なのでフリーマーチン、オスとメスの異性双子が生まれた時点で、
メスの方はもうお肉としての牛さんとして早く1ヶ月ぐらいでしょうかね。
ぐらいでもうお肉の牧場に売られていきます。肥育牧場に売られていきます。
ですけどやっぱりメスなので体が小さいし、オスと比べてお肉の量が少なくなってしまうので、
二足三門ですね。生産価値というか経済価値というのがほとんどない生き物がこのフリーマーチンですね。
悲しいことに。そうなんです。
このフリーマーチンのメスは科学的に見ても特殊な存在でありまして、染色体っていうのがあるじゃないですか。
男の人がXXか、男性がXXか、女性がXYかの染色体があったりするんですけど、
これがモザイク状になっているっていう状況がこのフリーマーチンですね。
外見はメスでも内部はオスっていう感じの影響になっています。
そして初期のお腹の中での性分化っていって性が発育していく段階で中途半端な状態になるっていうことですね。
なので一概に世の中、今性人員みたいなのの話もアメリカとか海外とかでは限りない、日本でもそうですよね。
あったりしますけど、いろんな性別があるっていうのを性別的に見るとですよ。
世の中の性別的から見てもいろんな性別があるっていうのを牛から学ぶことができるのではないかなと。
深い話になってきましたけども、なるのかなと思います。
自然の中には私たちの常識を超えた多様性があるということをここで知っていただけたらいいのかなと思います。
この価値のないと言われている牛さんたちがやっぱりかわいそうだと思いますよ。
落脳業界でもメスが生まれた時点でこいつはもう売れないわ、お金にならないわみたいな感じに扱われたりするので、
ここをそういう牛たちを引き受けてですね、クラウドファンディングでその役目がちょっとない経済規制があまりない牛たちを集めて、
その子たちをアニマルセラピーに使う牛として引き取ったりする牧場も海外ではあったりしたんですけど、
それをちょっと日本でやってみたりするそんな若い子もいたりとかするので、
なので皆さんがフリーマーチンという生き物がいるというのを知ってもらえると、
そういうことが経済性がどうなのか持続性がどうなのかというと難しいところもありますけれども、
その子たちが役目を全うできる方法もあったりするんじゃないかなと思ったりするところでございます。
フリーマーチンの概念
ということで今日はフリーマーチンという牛の特別な性の現象についてお話ししました。
オスとメスの双子で生まれた時に起こる。見た目はメスでも繁殖できないことが多い。
科学的にも性のモザイクのような個体、生き物の多様性と不思議さを感じる存在というのがフリーマーチンでございます。
質問にお答えしております。フリーマーチンという性別をお答えしてきました。
ありがとうございます。
昨日もなんかちょっと朝からちょっとそういう話でしたけど、2日連続でこうなんですけど、
でも昨日の再生数すごかったんです。ありがとうございます。
なんかフォロワーもしていただいて、ぜひ皆さん初めて聞いたよという方フォローしていただけたら嬉しいなと思います。
あとあのポッドキャストの方ね、星とかつけれるみたいなんで、
お好きな星をつけていただいてコメントとかもたくさんしていただけたら嬉しいなと思います。よろしくお願いします。
ではコメントの方も戻っていこうかなと思います。
5月ですよ。皆さん5月ですよ。
5月の1日ってなんか休みなイメージないですか?
僕だけか。よくわからないですけど。
ゴールデンウィーク中だわ5月の頭はとかそんな感じ思ってましたけど。
今日は平日ですね皆さんね。
元気ですか?大丈夫ですか?
オスメスの双子の時に起こるのが面白いですね。双子の牛さんが珍しいのにさらに珍しい出来事です。
そうですね。だからオスメスの段階で2分の1でしょ。
それが2分の1の2分の1なんで2が4分の1の確率くらいか。
双子になる確率が大体10%ぐらいですかね。それぐらいなんで。
本当にあれですけど、この前ね私が黒毛和牛の文弁があってちょっとお亡くなりになってしまったみたいな、
ガッカリしてしまったみたいな話をしました。
あの時も双子のオスメスの異性双子でしたね。
うわーオスメスだわと思って、
牛も何度か温めて湯船につけて、湯船というか一輪車にお湯を張って助けようと思ったけど、
やっぱり停滞温床でちょっと亡くなってしまいましたけど、複雑な感じになるんですよ。
経済性をしてみれば、子牛の時に亡くなってしまって、
強債金という保険金みたいなのがあるんですけど、それでもらった方が経済的にはメリットがあるので、
だけど本当に大事な牛でこの子を飼ってたらまた何か違ったのかなとか、
そういうのをモヤモヤ考えると、もう切り替えないといけないんですけど、
そういうのを考えたりしますね。やっぱりフリーパーチが出たりするとね。
あんまり出てほしくないと思いながら、年に何回もないですね。
本当に2年か3年に1回くらいうちの投資規模だったらあったりするような現象ですね。
この子たちが経済的に役に立つようになったら嬉しいなと思いつつ、
これは消費者さんの理解とかないとダメなのかなと思ったりしますね。
ということで今日はこんな感じで終わっていこうかなと思います。
今日、明日行ったらもうみなさんまたお休みですから、ぼちぼち頑張っていきましょう。
ということで、お仕事の方、学校の方、行ってらっしゃい。みんな牛乳飲んで。バイバイ。
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最後まで配信を聞いていただいてありがとうございます。
次回の配信もぜひお楽しみに。
