酪農の後継者不足と農業の担い手不足
今日も皆様一日お疲れ
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
牛乳、普段飲んでいる牛乳の魅力や酪農の魅力を酪農家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む?牧場配信始まりです。
はい、おはようございます。
今日が4月10日の木曜日でございます。
今日の天気は雨ということで、久しぶりの雨ですね。
止まった雨が昨日の夜中にも降っていました。
今日は外仕事はできないかなというところです。
ですけど、今日のお仕事は、家から10分くらいちょっと行ったところに対比の注文が入っているので、電話して確認してから持っていこうかなと思います。
またハマったりとかしたら嫌なので、そんな感じで対比を運んで、今日は牛舎の仕事をちょこちょこやっていこうかなと思います。
はい、今日の配信はですね、またYouTubeの方に来た質問にお答えしようかなと思います。
落農の後継者不足、落農だけではなく農業の担い手不足ですね。そこら辺のお話をね、できたらいいなと思っております。
世代交代と経営スタイルの変革
今日も10分、15分くらいの配信していこうと思いますので、最後まで聞いていただけたらと思います。よろしくお願いします。
ではでは、今日も牛乳で乾杯していこうと思います。
ちょっと前にお知らせです。スズリというグッズ販売サイトの方で今11周年ビッグセールを行っております。
こちら57アイテムが最大1000円引きというめちゃめちゃ大きいセールになっておりますので、ぜひこちらチェックしてもらえたらと思います。
川上牧場もですね、アーティストの方とかイラストレーターの方とコラボした作品がね、上がっておりますんで、ぜひチェックしてもらって、ズッキュンいいねをね、押し放題になっておりますんで、バシバシって押してもらって、もしよければね、購入していただけたら嬉しいなと思います。
牛乳がより美味しくなるようなタンブラーとかグラスとかね、マグカップ、こちらもセール対象になっておりますんで、ぜひチェックよろしくお願いします。
あとはですね、インスタグラムの方でやっております、ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛製品食べてみたいなというものをですね、AIアートを使ってNFTにして販売しております。
このNFTの売り上げはですね、川上が子供食堂に牛乳を支援したりだとか、小中高の食育活動に参加した際のですね、活動費に当てさせていただこうと思っておりますので、ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
皆さんのご支援がですね、未来の子供たちの牛乳を作っていくというそんな特別なNFTとなっておりますので、ぜひよろしくお願いします。
ということででは、牛乳で乾杯してみます。乾杯!いただきまーす。
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
ちょっとね、先日あの大風邪みたいな、すごいもう桜を飛ばしてしまうような大風邪があって、その風邪の影響でしょうか。
先日あの配信の中で交差の影響みたいなね、お話しした時も話したんですけど、この大風邪が入った後になんかね、牛の下痢みたいなのが出たりとかするんですよね。
いやウイルスってこういう風に運ばれてきてんだなとしみじみ感じながら。
牛の体調がこれ以上悪くならないようにちょっとね、下痢止めのお薬とかビタミン剤とかをあげて調整してますけども。
バッタリエサ食べないやつとかも出てきちゃったりしますけども。
そんな感じですね。
今日もじゃあ配信入っていこうかなと思いますけど、今日のお便りのコーナーですね。
いろんな配信来た皆さんの質問などをお答えしていくコーナーでございます。
今日の質問はYouTubeの方から来ているこんな質問です。
後継者不足が深刻だと聞きますが、現状と対策について考えてくださいという質問が来ております。
ありがとうございます。
定期的によくあるね、後継者不足どう考えてますかという質問。
ありがとうございます。
後継者がいないとか担い手がいないって農業もずっと言ってますけどね。
ですけどもちょっとね、今の本当にあと5年10年すると段階の世代の皆さんがね、どんどん高齢者でなくなっていってしまうと日本の人口がどんどん減っていくというところで、
今後の農業ちょっと普通とは違う角度で、違う視点からね、この問題をお話しできたらいいなと思っております。
まず前提としてですね、今の日本ですね、人口が減っていって、牛乳の消費量も年々減っていくっていうのは確実だと思います。
なので全員が後を継ぐ、今ある牧場全部後継者が必要っていうところでもないんじゃないかなと思います。
無理に後継者作ってどんどん増産するような形にしてもですね、消費が減っていくんで結局ね、供給が過多になって牛乳が余ってしまいましたみたいなコロナのこと、コロナの時もありましたけども、
ああいうことになってくるとその後継者が後継でも厳しい落農経営をしなきゃいけない、今も現状も厳しいですけども、それ以上に厳しい経営をしなきゃいけないみたいな、農家自身が苦しんでいくみたいな、自分で自分の首を絞めていくみたいな状況になってしまうんじゃないかなと思うので、
後継者が必要というよりもですね、世代交代をどんな形でやっていくのかみたいなところが大事なのかなと思ったりします。
今のね、ほとんど農業の形では家族経営が多いですけども、それが法人経営にしていくのか、それとも海外みたいにですね、地域資源型農業みたいな、地域で農場を持ってやっていくみたいな、そういうところとか、
そういう方法もね、日本でもできるようにしていかなければいろんな経営スタイルでやっていけるよみたいなところを作っていかなきゃいけないんだろうなと思います。
担い手不足の解決策
僕が一番深刻だと考えているのは、農業をやりたくてもできない状況になってきているっていう担い手不足ですね。
こちらの、うちの餌を運ぶとかの物流業者とか、あと牛乳の収入者の運転手がいないとか、あとは重油産も担い手がどんどんいません。
あとAIの技術者、人工受精ですね。人工受精のことをAIって言うんですけど、種付けしてくれる人がいなかったりとか、あと業者の機械とか、作業機とかの修理の業者、機械のメンテナンスをしてくれる方とか、こういうところがどんどん減っているので、こういうところの担い手不足の深刻さを何とかしないといけないなと思ったりしています。
本当に落農ってそういうのが広い産業なので、ここを落農を支える産業の担い手不足っていうのを解消しないといけないなと思っております。
ここをどうしたらいいのかなっていうところで、先日ですね、僕はタイミーというスキマバイトの会社さんとですね、メタグリ研究所でセミナーがあって一緒に登壇させてもらって、
そこでもタイミーの方がお話ししていたんですけど、一時産業で働いてみたい人っていうのはまだまだいると。
今の現状で働きたいんだけど全部働く場所がないから断っているような状況だっていうのをお話ししておりまして、
なので農家でスキマバイトとかをやってくれる人が増えてくれればいいなと思っております。
この配信を聞いている農家さんは是非タイミーから始めるのが簡単かなと思いますけど、JAが今進めているのでデイワークの方でもいいでしょう。
働いてみたいな、ちょっと短時間でもちょっと体験してみたいなという方がですね、手軽に自分の近所でできるようなところを増えていってほしいなとは思います。
あとは国の方で話し合われていたりするのは公務員の副業解禁みたいなのがあったりするんですけど、
農業関連の公務員さんも結構おられるんですよね。技術普及員さんとか、農業支援の関係でいる公務員さんとかいたりするので、
そういう方が現場に出れないことが多いので、現場仕事で副業をやってそれを本業に生かしてもらうみたいな働き方ができれば、
もっともっと農業の古い考えとか、もうちょっとこういうことをした方がいいんじゃないかみたいな改革が進むんじゃないかなと思います。
同時にですね、JA職員さんもそれこそデイワークでJA職員さん副業してもいいですよみたいな、そういう地域も出てきてるんで、
そういうのがどんどん進めてくれば、短時間でも手伝ってくれる人が増えてくれればですね、
担い手不足の解消につながる新しい働き方とかになってくるんじゃないかなと思います。
担い手不足っていうのが根本的には大事だとは思うんですけど、
若い人が入ってこれるような環境っていうのはまだ落農業界になってないんですよね。
昔ながら俺たちはこうやってやってきたから、お前たちもこうやれみたいなのはまだまだあるので、昔ながらの文化ですね。
男じゃないといけないとか、家族が農業をやるもんだみたいなとかね、そういう考えみたいな。
ああいうのがあるのをぶっ壊していきたいなと思いますけど、そういうところの世代交代っていうのも大事なんじゃないかなと思います。
時代とかニーズが変わっているのに仕組みが古いままで誰も入ってこれない。
入ったとしても続けていけないみたいなところですね。
そこらへんを変えていって合理化とか、担い手不足が少ないところは機械化とかね。
あと働き方の柔軟化とかそういうところも変えていって、続きやすい、未経験の方も関わりやすい仕事になってもらったらいいかなと思ったりするところですね。
ちょっと回答と違うかなと思いましたけども、こんな感じで後継者不足、担い手不足のお話しさせてもらいました。
未来に向けた改革
ぜひ聞いている方、私はこう思うみたいな農家の皆さんの声いただけたら嬉しいなと思います。
ということでコメント戻っていこうかなと思います。ありがとうございます。
読めないコメントがいっぱいありますね。
これリアルな。私の上司も今月末で辞めますね。機械を乗る機械がなく技術が継承されないんだよね。
上手いこと言う。上手いこと言うというか本当にそうです。本当にそうです。
そうなんですよね。オペレーターって言うんですけど、機械の指導、乗る方をね。
法人化とか会社化とかしてくると、勤務時間内に作業を終わらせなきゃいけないんですよ。
そうなってくると、作業効率、作業の機械の乗る人が上手な人が乗っちゃうので、若手が乗れないみたいなね。
若手に乗せてたんだけど覚えてきたなっていう時に辞めてしまうっていうね。そういうこと。
できる人を優先にオペさせて初心者を教育させない。しかもそれなのに規模だけ拡大してる。
現場の声。現場の声届いてます。そういうことですね。
でも仕方ないんですよね。生産量を上げていかないと会社なんで継続できない。
天気が続く間に期間が決まってるんで、それまでに仕事を終わらせなきゃいけないっていう。
ここね、大変ですね。確かに。だからって新しく機械化していくと、
今度は焼却期間があるんでね。早く借金返さなきゃいけないって言って規模拡大してみたいな。
もうずっといたちごっこですね。
止まれないんじゃないかなと思ったりします。
リアルな声いただきました。ぜひコメント欄で待っておりますのでよろしくお願いします。
ということで今日はこんな感じで終わっていこうかなと思います。
お仕事の方、学校の方、いってらっしゃい。みんな牛乳飲んでね。バイバイ。
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最後まで配信を聞いていただいてありがとうございます。
次回の配信もぜひお楽しみに。