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牛にも“好きな草”がある?葉っぱを選んで食べる理由
2026-10-21 27:28

牛にも“好きな草”がある?葉っぱを選んで食べる理由

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(Na:ヤマ)



#はじめまして #酪農 #牛乳 #牧場 #牛 #Spoon #ラジオ #StandFM







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00:01
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や、楽能の魅力を楽能家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や、牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む?牧場配信始まりです。
はい、おはようございます。
今日が10月21日の水曜日でございます。
はい、ということで、週の真ん中、水曜日、はい、張り切ってやっていこうと思います。
はい、今日の天気は最高気温22度ということで、雨のち晴れというね、天気になっております。
これから9時ぐらいから、なんか雨がずっと降るような天気予報になっておりまして、はい、またまとまった雨が降るんで、ちょっと大秘に配達とかね、支障がかかってくるかなというような、そんな天気になってお
ります。
はい、今日のお仕事はですね、大秘巻きに行けないので、大秘の切り返しやって動かそうかな、動かしたりとか、あとは、書類仕事がいっぱいで入ってもらうので、書類の仕事を全部片付けてしまって、
はい、あとは先日ね、出張でコウシが生まれて、磁氷とか打ってなかったんで、磁氷打ったりとか、ワクチン打ったりとか、なんかそういうのをやって、はい、やっていこうかなというところですね。牛舎内の仕事、
ちょっと雑務をいろいろこなしていこうかなと思っております。
はい、今日の配信はですね、またリスナーさんの質問にお答えしていこうかなと思いますけれども、ペットを飼われているリスナーさんから、うさぎを飼っているということで、うさぎは干し草を食べさせると柔らかい葉
っぱの部分が好きなんですけども、牛さんはそういう好みとかあるんですかっていう質問が来ているので、はい、こちらにお答えしていこうかなと思います。
今日も10分15分くらいの配信していこうと思いますので、牛乳を飲みながら最後まで聞いていただけたらと思います。よろしくお願いします。
はい、ではでは、今日もですね、皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思いますけれども、先日ね、アメリカの方で大きい共振会があるんですけども、それに行かれた方、営業マンの方がね、種の販売に来てくださった
03:17
んで、アメリカの状況を聞かせてもらいましたけども、まあ本当に厳しいそうですよ。
はい、ぶっかだかでね、本当にハイパーインフレみたいになってしまっているみたいな、バブルみたいになってしまっているみたいなことで、農家も本当にピリピリしているというね、情報をいただきまして、はい、アメリ
カの経済が弾けたら日本どうなるかわからないですよね。
輸入牧草とかね、海外から入れているものとかもどうなるのか心配ですね。これから年末に向けてちょっと気なくさくなってきているなと思いながら、はい、国内もね、牛乳が余ってますから、はい、北海道の方で一部で
ね、こう北連の方から年末の生産抑制みたいなのを連絡するようなお便りが来ているみたいなね、そういうのをSNSで見たりとかするとですね、やばいなって思ってきています。
ご視聴の皆さん、しっかり牛乳を飲んでいただけたら嬉しいなと思いますよ。よろしくお願いします。では今日も皆さんと一緒にね、牛乳で乾杯していこうと思いますので、皆さんが牛乳を準備している間にですね、
ちょっとお知らせをしたいなと思います。
えー、川上牧場noteというですね、ブログとか記事を書いたりするアプリをやっております。毎日配信しているこの音声配信を文字起こしして再構成したものをnoteの記事として毎日上げておりますので、ぜひ
皆さんね、アカウント登録してログインして読んでいただけたらと思います。
この記事が面白いなとか、もっとよりよく知りたいと思われる方はですね、メンバーシップというものを準備しておりますので、ぜひこちらの方もチェックしてみてください。皆さんの応援ご支援がですね、川上牧場の活
動の原動力になりますので、ぜひこちらもよろしくお願いします。
あとインスタグラムの方でやっております、ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛乳製品食べてみたいなというものをですね、デジタルアートにして販売しております。
こちらのデジタルアートの売上は川上が子供食堂に牛乳を支援したりだとか、小中高の食育活動に参加した際の活動費に当てさせていただこうと思っておりますので、ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
皆さんのご支援が子供たちの未来の牛乳を作っていくというそんな特別なデジタルアート体験となっておりますので、ぜひこちらもよろしくお願いします。
あと川上牧場公式LINEをやっておりまして、365日毎日配信しているんですけども、なかなか毎日は聞けないという方のためにですね、春に一回まとめの記事が届くというそんなお手軽な公式LINEになってお
りますので、ぜひ音声配信を聞いている方はですね、概要欄にあるお友達登録のURLから、リンクからお友達登録していただけたらと思います。よろしくお願いします。
はい、ということで、では今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思います。お知らせございました。はい、では準備しておいていただいて、乾杯です。乾杯!いただきます。うまい!今日も牛乳飲んでいただいて
ありがとうございます。
06:00
いや、先日牛群検定があったんですけども、乳量が驚くほど出てました。びっくりしましたね、久しぶりに。分泌間隔も400日切ってきてますね。牛舎自体は本当に、牛自体はもう本当に絶好調なんですけど、これが飲ま
れないというね、本当に現実になってきてます。
ぜひしっかり飲んでもらって、これから美味しくなりますよね、牛乳は。ぜひよろしくお願いします。
ではでは、今日もですね、皆さんの質問コメントをお答えするお便りのコーナーやっていこうと思います。各配信アプリ、SNSにきた質問コメントをお答えするコーナーとなっております。
今日の質問はTikTokの方から来ました。TikTokネームななきさんの質問でございます。いつもありがとうございます。
質問です。牛さんにも牧草の好みってありますか。うちにいたウサギは干草の茎より葉っぱの部分が好きでしたという質問が来ております。
ありがとうございます。はい、ペットを飼われている方、草食動物のね、動物飼われてハムスターとかモルモットとか、あとウサギ?あとは何ですか?ヤギとかヒツジとかも飼って、ヒツジとかヤギは飼ってる人あまり
ないか。
そういう草食動物、草を食べる、チモシとかミックスチモシとか食べさせているペットを飼われている方は、自分のペットはこんな感じなんだけど牛はどうなんだろうっていう素朴な疑問。いいですよ、こういう質問。いい
観察してるなというところですけども。
はい、こちらね、結論から答えると牛にもかなり好みがあります。質問にあるですね、この茎より葉っぱが好きというのはですね、牛でもかなり近いことが起こっています。
放牧している牛とかではですね、目の前にいる草をですね、草刈り機みたいにこう全部同じ高さで何も考えずに食べているわけではありません。
実際にはですね、こっちを食べてこれは残して次の場所へ行く、かなり選んで食べています。
今日はですね、牛にとっての美味しい草は何なのか、そして落農家がなぜ牛の好きなものだけを食べさせればいいとは考えていないのか、選び食いしないようにしていくということですね。
そこまで話していきたいなと思いますので、今日もまとめてきたものをね、読んでいこうかなと思います。
まず最初に牛は草を選択再食しているということですね、選択的に食べているということですね。
その選び食いとかね、好き好みがあるというのをですね、選択再食という専門的にはこういう言い方をします。
放牧地にはですね、いろんな草があります。
同じ草でもですね、葉っぱだったり茎だったり、新しく伸びた部分だったり、古く固くなった部分だったり、全部いろいろ牧草地でね、はい、混ざっています。
牛はその中からですね、より食べやすいものを選んでいきます。
かなり昔から放牧牛が実際に口に入れている草は、草地全体を機械で刈り取ったものより、栄養価や消化性が高くなることが確認されています。
09:00
つまり牛自身がですね、草地全体の平均より質の良い部分を選んで食べている、こういうことですね。
これかなりね、面白いところかなと思います。
ではなぜ葉っぱを選ぶのか。
先ほどウサギでは葉っぱが好きだって言ってますけど、牛もですね、葉っぱの方を選ぶんですけども、
一般に牧草はですね、茎より葉の方が消化しやすくて栄養価が高い傾向があります。
逆に草が成長してですね、茎が伸びて固くなってくると、構造を支える繊維が増えて食べにくくて、消化にも時間がかかるようになります。
牛の放牧行動を調べた研究でも、葉と茎が混ざった草地では、牛は葉を選んで、特に固くて切れにくい茎を避けることが確認されています。
なので質問にあった、ウサギを見て茎を残して葉っぱばかり食べてるなと思ったのと、かなり似た現象が起こって、牛にも起こっています。
ただし、牛は葉っぱ鑑定士ではないというお話しています。
ここは少し注意なんですけど、牛がこの葉っぱは素蛋白18%だから食べようと、栄養価を見てね、計算しているって食べているわけではありません。
牛が実際に感じているのは、もっと直感的なものです。
柔らかかったり、噛みやすかったり、口に入れやすかったり、水分があったり、固くなかったり、そしてそれまで食べてきた経験も含めて、採食行動が決まっていきます。
研究でも、牛の選択は単純に葉か茎かだけではなく、茎の硬さや草の構造そのものによって変わっていくという報告もあります。
つまり、柔らかい若い茎なら普通に食べることもあります。
逆に葉っぱでも条件によっては選ばれません。
なので、牛イコール葉っぱしか食べないということでもないということですね。
続いて、同じ牧草でも若い草と古い草は別物というお話をしていきます。
これも大事なんですけれども、例えば同じイネ科の牧草、代表的なのはチモシという牧草がありますけれども、
伸び始めたばかりの草と、穂が出て大きく育った草では、牛からするとほとんど別の餌みたいなものです。
成長するほど、一般に葉に対する茎の割合が増えて繊維も増えていきます。
昔の放牧の研究でも、草が成熟すると幹物の消化率や素蛋白の濃度が下がって素繊維が増えることが確認されています。
なので牧草は何という品種の草なのかだけではなく、いつ食べてもらうのかが大切になってきます。
一般の方が放牧地牧草地を見るとですね、一面緑色なら牛の餌いっぱいあるじゃん、もう本当にって思っちゃったりするかもしれません。
ですけども落納庫から見るとですね、そこからさらに草の長さですね、あとは葉徳器の割合、どれくらい成熟しているか、牛が食べられる高さにあるか、食べ残しがどのくらいあるか、そういうところまで見ています。
実際日本の放牧研究でも、放牧牛が選択的に採植する部分を想定して、葉の割合が高くなる上部を採取し、栄養価を評価しています。
12:05
つまり研究する側も、草地にあるものと牛が実際に食べるものは同じではないという前提で見ているということですね。
続いてたくさん草があるのに、牛が食べにくいこともあるというところもお話していきます。
ここも面白いところなんですけども、草がものすごく伸びてですね、量が増えたりしていると、人間から見るとこんなに餌が増えてこんなにいっぱい食べてくれるって思っちゃうかもしれませんけれども、
これもですね、茎ばかりになっていたら硬くなっていてね、牛にとって食べやすいと限りません。
特に硬い茎がたくさんあると、牛はそれを避けながら葉を食べようとしていきます。
そうすると一口に入る量が減ったりして、選ぶための時間が増えて、栄養を取るスピードが落ちたり、採植量が落ちたりします。
なので草の量が多いイコールたくさん食べられるというわけでもありません。
そして次、牛には嫌いな草もあるというお話ですね。
そして草の種類そのものの好みもあります。
日本の面白い研究があります。
放牧地などに生えるスイバという植物があります。
牛とヤギでこのスイバをどれくらい食べるか研究した研究では、結果、牛はほとんど食べなかったと。
一方でヤギはかなり積極的に食べました。
研究では放牧の後、食べられた後のあるスイバの割合が、ヤギのところで95%、牛の区画で8%という結果が出ています。
これすごく面白いですよね。
同じ繁殖動物、草食動物でも、牛とヤギではおいしいの基準が違うということですね。
なので牛を放牧地に放せば全部きれいになるということではないということですね。
放牧すると牛が草を全部食べてきれいな草地になるかと思うかもしれません。
でも牛にも好き嫌いがあります。
好きな草だけ食べて嫌いな草は残って、するとですね、牛が食べない草だけがどんどん増えることがあります。
農研機構も、牛が好まない植物が増えると、放牧地として使える草量が増えることを課題として挙げています。
だから放牧でも、牛に任せきりではなく、草刈りをしたり、草の種類を調整したり、
必要なら摘葉、種を蒔いて、好きな植物を増やしていくような管理をしないといけないということですね。
牛の好き嫌いまで含めて草地を管理する。
これが放牧の難しいところだったり、奥深いところだったりするかなというところですね。
これが牛舎の中でも同じことが起こるというお話をしていきます。
カワガニ牧場のような落野現場に近いお話をしていきます。
放牧していなくてもですね、牛の好き嫌いは出ます。
例えばね、TMRという牛の混ぜご飯、完全混合飼料というものがあるんですけども、
これは素飼料と、あとは穀物、トウモロコシとかね、あとはタンパク源、ミネラルなどをですね、
できるだけ均一に混ぜて、一口ごとに同じような栄養が入るようにしている、そんな餌があるんです。
なぜわざわざ混ぜるのか、これは理由の一つがですね、牛に好きなものだけを選んで食べさせないためです。
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ところがですね、一生懸命混ぜご飯にしたとしてもですね、牛は選ぶんですよね。
ペンステートエクステンションというものでは、牛牛はTMRの中で長い粒子を避けて、細かい粒子を選びやすいことを説明しています。
つまり長い草を残して、細かい配合飼料や穀物の多い部分を先に食べるということですね。
これをソーティング、選び食いと言います。
リスナーさんの質問にあったウサギがですね、茎を残して歯を探していたのと、根っこの部分では近いかなというところですね。
でもこれもですね、家畜で大事なこと、好きなものだけを食べさせればいいというわけではないということですね。
ここがペットと産業動物の栄養管理でかなり大事なところなんですけども、牛が好きだから細かい穀物ばかり食べさせる、するとですね、エネルギーはたくさん入るんですが、
でもお腹の中のルーメンをね、安定させるために必要なですね、物理的に有効な繊維が不足していきます。
草を噛んで半数をして、そして唾液が出て、その唾液がルーメンのpHを安定させます。
ところがですね、長い繊維だけ残してしまうと、実際に牛が食べたエサは、せっかく計算した資料設計と違うものになってしまいます。
長い繊維を残して、細かな粒子を多く食べると、実際に採取するエサが発酵性の炭水化物の多いものへ偏り、
ルーメン環境の問題につなぐ可能性を指摘している研究とかもあったりします。
続いて、資料設計では完璧、でも牛が壊れることがあるというお話ですね。
楽能家としては結構怖い話なんですけれども、例えば獣医さんとか資料設計をしてくれる資料会社の方と資料設計を一緒に作って完璧なエサを作ったNDFという数値も、澱粉も、タンパク質も全部計算した。
これで完璧ですと、これ与えたらもう乳量も繁殖も全部いけるでしょうってなった。
でも翌朝ですね、エサ場を見てみると長い草だけ山盛りに残っている。
そうするとですね、紙の上では完璧でも、牛のお腹に入ったエサは完璧ではありません。
これが選び食いの怖さです。
なので以前も話しましたが、何を給仕したかではなく、何を残したかまで見ることが大事ということですね。
続いて、牛の好みは健康管理のヒントになるというお話ですね。
逆に言えば選び食いは牛からの情報でもあります。
急にいつも食べるエサを食べなくなったとか、特定の部分だけ残すようになったとか、食べるスピードが落ちたとか、こういう変化があったらですね、
エサそのものとか、あとは水分、あとは草を切る切断長、長さですね、あと発酵状態、そして牛の体調、いろいろ疑っていくことが大事かなというところですね。
なので牛の好き嫌いはですね、単なるわがままではなく、牛が今そのエサをどう感じているかを教えてくれるデータということもあります。
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例えば夏の暑さが5月とか暑くなってくるとエサを食べなくなってくるんですけど、そろそろ初熱ストレスがきたかなというのがエサの残し具合とかで分かったりするんですね。
例えばこういうのがあったりします。
続いて草の長さもかなり重要だというお話ですね。
じゃあ茎が嫌いなら全部細かく刻めばいいじゃんと思っちゃうかもしれません。
でもそれも違うんですよね。細かくしすぎるとですね、牛が繁殊する時間が減っていきます。
繁殊が減ると先ほどもお話ししたように唾液の量が減ってルーメンのpHが下がりやすくなるんですよね。
逆に長すぎて牛が選別しやすくなると選び食いしやすくなってしまうということで、長すぎてもダメですし短すぎてもダメです。
ここでもちょうどいいところを狙っていくというところですね。
牛が実際に食べてくれている、食べた、終わったものもちゃんと見て観察することが大事ということですね。
牛にとっての美味しいと人間にとっての良い餌は少し違うというお話です。
ここも一番伝えたいところかなと思いますけども、人間で例えるとポテトチップスとかケーキとかラーメンとか皆さん好きなものがありますよね。
味がこういうのが好きじゃないですか。
好きなものだけ食べていたら栄養バランスが崩れると思います。
肥満になったり体調が悪くなったりとかあるかなと思います。
これ牛も一緒で完全に同じではないんですけども似たところがあります。
牛が一番好きな部分だけを自由に選ばせる。
それが必ず牛にとって最良の栄養になるとは限らないということです。
なのでラクノオカは牛が食べたいものと牛の体に必要なものの間を調整していきます。
飼料設計はそういう仕事、そういうのが大事ということですね。
放牧なら牛が選ぶ、牛舎なら人が混ぜるというお話ですね。
これも整理すると面白いんですが放牧では草地という大きなバイキングに牛を入れます。
牛自身が場所を移動しながら好きな草やったり好きな葉っぱだったり食べやすい部分を選びます。
一方TMRを混合飼料を使うラクノオでは人間側が先に栄養バランスを決めてできるだけ均一に混ぜます。
つまり放牧は牛側に選択権が多い窮地でTMRは人間側で選択を制限して栄養を安定させる窮地とも言えます。
どちらが正しいという話ではなくそれぞれ考え方が違うということですね。
もし牛に一番好きな草はと聞けたら、牛に一番好きな牧草は何ですかと聞いたら何と答えるか、これは一つの草の種類を決めることができません。
地域だったり、草の種類だったり、季節だったり、成熟度だったり、牛自身の体調だったり、草地の状態で全部で変わっていきます。
なので牛が絶対に血もしいが一番好きみたいな断定はできないんですけども、血もしいはいい餌でしょ。あるならば食べさせたい。
ですけどもね、研究全体からかなり安全に言えるのは、牛が一般的に若くて柔らかくて食べやすくて栄養価の高い植物の部分を選ぶ傾向があるということですね。
21:10
続いて、実は好き嫌いは草地そのものを作るというお話です。
さらに面白いのが、牛の好き嫌いによって草原の景色も変わることです。
好きな場所を何度も食べる、嫌いな植物は残す、踏む場所もある、糞をする場所もある、するとですね、草地は均一にはなりません。
放牧によって草の量や植物の分布がパッチ状、つまりマダラになっていくことがあります。
日本の放牧研究でも、牛が場所によって異なる強さで採植することで、草の量の空間的なばらつきが変化することが報告されています。
つまり、牛は草を食べているだけで草原の形まで作っている、これも放牧の面白さですということで。
はい、今日質問いただきました、tiktokネームナナキさんの質問にお答えしてきましたけれども、
牛にも牧草の好みがありますか?うちのウサギは干草の茎より葉っぱが好きでした、という質問に答えてみました。
この質問の答えは、ありますということですね。
牛も草をかなり選び食いしているということです。
一般には硬い茎より若くて柔らかい葉を選びやすい。
ただ、どんな茎でも嫌い、どんな葉っぱでも好きというわけではなく、草の種類や成熟度、硬さ、草の量、食べやすさ、いろんな条件で変わっていきます。
そして、牛の好き嫌いは放牧師だけでもなく、牛舎で飼われているTMRとか、混合飼料にした場合でもですね、長い草を残して細かい部分を先に食べることがあります。
なので、酪農家は牛の好みを理解しつつ、好きなものだけを食べさせない工夫もしていますということで。
今日の質問をもらって、改めて面白いと思ったのは、牛は餌をただ受け取っている動物ではないということですね。
目の前の餌を見て、選んで、口に入れて、嫌なら残す。
その結果はですね、乳量だったり、乳成分だったり、お腹の中のルーメンの状態だったり、体調が良くなったり悪くなったり、全部に繋がっていくということですね。
なので酪農家が思想を見るときは、今日何キロ与えたかだけではなく、牛はこの中から何を選んだろうという見方もしていきます。
質問にあったら、ウサギの食べ残したクッキーを見て、この子葉っぱが好きなんだなと気づいたように、牛が残した餌にも牛からのメッセージがあります。
飼料設計表より、そういう思想の残り方から教えられることもかなり多いと思います。
今度牧場でですね、牛が餌を食べているところを見る機会があったら、ただモグモグしているだけではなく、今この牛何を選んで食べたという目線でも見てみてくださいということで、今日の質問にお答えしていきました。
ありがとうございます。
はい、ということで、餌のやり方も奥深くて、これもですね、牛舎それぞれでね、給食方法とかね、TMRの内容とかね、違ったりとかするので面白いんですよね。
24:02
なので、放牧とかで牛が選び食いしてしまって困るところに、鶏とかね、羊とかヤギとかを組み合わせて放牧していって、装置をきれいに管理するみたいな管理方法もあったりして、これも面白いですよね。
だけど、まあいろいろこれも大変なんですけどね、別の品種の動物を飼うっていうのはね、北海道とか旅行に行ってきれいな放牧地があってもですね、本当に入ったらダメっていうことですね。
めちゃめちゃ管理されています。きれいに見えるところは。
かなり努力されていると思います。放牧って、本当に落野から見ても放牧している落野の方すごいなって僕は思うので、ぜひそういうのをね、知っていただけたら嬉しいなと思います。
はい、ということで今日はこれで終わっていこうかなと思いますけども、川上牧場のKindle本落野未経験者のために遺伝改良と使用設計編こちら発売しております。
Kindleのほうで購入できますので、ぜひね、こちら読んでいただけたらと思います。
で、このKindleのデータを読み込ませたAI、ファーメイコーAIというものを作りまして、音声配信の概要欄にリンクつけておりますので、ぜひね、触ってみていただけたらと思います。
AI触ってみたいんだけどどうしたらいいかな、AIって何ができるんだろうって悩んでいる方は、こちらから触ってみていただけたらと思います。
で、あとは川上牧場が作りました黒牛和牛の均衡係数が計算できるアプリ、和牛後輩チェック、こちら85名の牧場で使われております。
本当に年内100名、100牧場を目指しておりますので、ぜひまだ触ってないよということをね、触ってみていただけたらと思います。よろしくお願いします。
はい、ということで今日はこれで終わります。
水曜日ですね、はい、週の真ん中水曜日、お仕事の方、学校の方、行ってらっしゃい。
みんな牛乳飲んでね、バイバーイ。
川上牧場ではリスナーの皆様からのお便り、ご感想を募集しております。
川上牧場とやってみたいこと、やってほしいことなど、ご自由にコメント欄やDMなどでお気軽にお寄せください。
皆さんのご意見が新しい楽能を作っていきます。
最後まで配信を聞いていただいてありがとうございます。
次回の配信もぜひお楽しみに。
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