配信の基本情報
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や、学能の魅力を、学能家がお話しする構想となっております。
牧場の日常や、牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、
より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む?牧場配信始まりです。
はい、おはようございます。
今日が収録日は8月15日ですけど、月曜日に配信しようかなと思っているので、
今日は研修生さん、7月から来ている研修生さんですね。
ちょうど1ヶ月くらいか?まだ経ってないか?
まだです。
2週間くらい。
来てくださっています。
お勉強の時間なので、研修生さんが学能の勉強、研修を始めて、疑問に思うこと、質問してもらったら、お答えしていきます。
よろしくお願いします。
はい、バルブクーラーね。気になっている。
タンクローリー、牛乳を運ぶタンクローリーって車に乗っている時見たことある?高速道路を走っている時は?
これが乗っている感じです。これがどうなんですか?
これが乗っている感じっちゃ、これが乗っている感じなんだけど、アルミのやつで、乳業会社で走ってたりするんですか?
ガソリンとか液化ガスとか、あれも同じような車なんですよ。
だけど、牛乳専用のタンクローリーがあって、タンクローリーって入れるだけで冷却機能がついていないんですよ、ほとんど。
ついているエリアもあったりするんだけど、ほとんどの車は冷却機能がついていなくて、楽能化がいろんなところに点在していて、
牛乳を冷やすバルブクーラーがあるんですよ。
例えば、工場から離れたところにある山奥の牧場があるとするじゃないですか。
山奥の牧場にまず一回牛乳を取りに行くでしょ。行って、途中でどんどん牛乳を吸うことによって、
温度が4度以下、10度以下になるように、工場に運ばれるまでに10度以下になるように品質を安定させているっていう流通網があるんです、牛乳には。
なので、毎回10度以下にされています。楽能化さんの。
出すときに行くの?
そうそう。これコールドチェーンって言うんだけど、楽能化が生産してバルブクーラーに入れてから消費者の手元に届くまで、
スーパーの陳列棚とかもそうだけど、届くまで10度以下にしていくっていう。
これがあるのはほとんど日本は珍しいというか、いろんな国と比べて、先進国はほとんどしてあったりするんだけど。
基本は楽能化さんのところでここに牛乳を貯めて、牛乳会社というかこういう乳業会社が取りに来て、持って行くみたいな。
どのくらいの頻度で取りに来るんですか?
毎日毎日。
毎日。うちは出雲市に乳業会社があるから毎日取りに来るけど、遠いところとかだと確実収入って言って2日に1回収入が来る場合があるんで、
2日分の乳量が入るタンクじゃないと行けなくなるんで、うちの場合2トンのタンクだけど、2000リットルのタンクだけど、5トンとか6トンとか。
1日今何トンくらい?
今は少ないから30トンくらいになったけど。
何リットルくらい?
今900リットルくらい。
来てそこにマシーンをつなげて?
そこのうちの前に車が止まって、ホースからそこにバルコニーを刺して、下のポックから入れていきます。
ずっとここに入ってるんですか?
そうです。保存されてます。
どこかに送って保存してるのか?
ずっとここ。
だから災害とか停電とかがあったりすると全部廃棄になる。
そうです。九州で水害とかあったりするじゃないですか。
だから電気って生命線なんですよね。
だから電気生命線で反原発とか行ってる落土家とかいると。
どうすんの?って。
本当に?って思ったり。
自然エネルギー増やしたいとか、ソーラーパネルとか売ってる農家さんとか見たりする。
でも停電した時まずいですね。
発電機がほとんどの、北海道で大型の停電があった時があって、
牛乳の品質と地域性
火力発電所?原子力発電所が動いてないから火力発電所で全部壊してるんですけど。
冬場だったかな。冬場で暖房器具いっぱい使って電力がポーンと落ちちゃって。
全部停電しちゃった時があって。
その時の教訓で発電機持ってる落土家さんが多いんです。
その時に政府から補助金があったりとか。
知らなかった。
牛乳を出荷する、ミルクのタンクローリーを吸うまでが落土家の責任で、
そこまでで例えば牛乳の中に水が混入してたりとか洗剤が混ざっちゃったとか、
あれは全部落土家が負担します。
それは水で詰まっちゃったとか、洗剤が入ってるとかっていうのはどこの段階で分かるんですか?
バルクの吸っていく収入って集める落地地って書いて収入って言うんだけど、
収入するところは検査するんです。
検査する時に水の比重とか。
収入した後です?
する前に検査して取って、こっきりだったら収入していく。
1ファームに1車。
1車じゃない。
1台。
いろんな農家さんの、例えば4トンのミルクの車が走れるんだったら、
うちでだいたい1トンくらい。
ってことは、いろんな農家のミルクが同じ牛乳の中に入ってる。
そこからですよね。
そうそう。
私のイメージは、島根で売ってる牛乳ってキッキー牛乳とか、
はい、ありますね。
美味しいミルクとか、いろいろ有名な牛乳があるじゃないですか。
ありました。
あれってイメージ的には、1ファームで作ってる川上牧場の牛乳が
川上牛乳として売られてるイメージじゃないですか。
違うんですか?
違うんです。各農協とか、各酪農専門乳業とかでいろいろあって、
そこのエリアの酪農家さんが、牛乳が集まって。
ここは何牛乳になるんですか?
中楽牛乳になる。
島根っこの牛乳で、しついてる。
よく飲んでる。青いやつ。
そう。青いやつ。
あれが出雲市で絞られてる牛乳なんだけど、出雲市で今26件しかないんで。
26件の酪農家さんの牛乳が島根っこの牛乳。
出雲市が26件?
出雲市が26件。島根県だと65件。
少ないんですね。
思ったより。
全国で1万件切ったからね。
そうなんだ。
危機的状況なんですよ。
でも消費者が減るしね。
消費者が減るし。
ライブ配信もします。
そうか、牛乳の流通など部分からは、そうだよな。
分かんない。全然分かんない。
牧場に働いてる経営者の人も、
親父さんが酪農やってたから後継ぎましたみたいな、
まったく農業を勉強してきこなかった人みたいな、
後継者さんとかいっぱいいるんだけど、
そういう人本当に牛乳の流通とかはどうやって牛乳が販売されてるか。
僕は知ってるけど、その後が分かんない。
とかいっぱいあるよ。
島根っこの牛乳もここだけの話っていうか足流しちゃってるけど、
島根の牛乳がもし生産量が落ちて、
例えば災害がありましたとか、
夏の猛暑で牛がいっぱい死んでしまいましたとかあったりすると、
お隣の鳥取県とか岡山県、広島県から牛乳を持ってきて、
島根中落の牛乳のタンクに入れて、
島根中落の牛乳ですって販売することもあるんです。
いいんですか。
広域で日本全国で、
牛乳の流通を安定させるっていう組織に全員が入ってるんで。
結構私牛乳好きで、旅行とか行ったら、
私のお母さんも牛乳好きなんですけど、
こういった時に地域の牛乳みたいな。
あります、ご当地牛乳あります。
味が違うじゃないですか。
味違うよね。
結構楽しんで買ってるんですけど、
もしかしたら災害が起きて横野県から持ってきてるかもしれない。
あります。
台風が7月の中盤くらいあったじゃないですか。
7月の中盤に北海道から毎日牛乳を運ぶ船があるんですけど、
それが台風の影響で港に入れなくなった時があって、
その時はいつも北海道から関東にやって、
関東の牛乳は北海道のやつ使ってたんですけど、
やべえ足りなくなったって言って、
岸岐本のやつ全部。
それは北海道牛乳として売られてるんですか。
北海道牛乳として売られてます。
いいんだ。
いいんだっていうか、
牛乳の流通の中で大事なのは乳成分だって、
乳脂肪分3.5%以上とか、
3.8牛乳、3.5%牛乳とかって販売されてるじゃないですか。
あれが守られてたら、
牛乳はブランドの名前みたいなのは関係ないんですか。
ブランドの名前はもう皆さんの気持ちです。
そうなんだ。
ご当地牛乳おいしいって言ってるかもしれないですけど、
隣の県の牛乳入ってる可能性もある。
あります。全然あります。
そうなんだ。
そんな毎日じゃないです。
毎日じゃなくて、やっぱり地元の牛乳としてあったりします。
通の人は分かるかもしれないですね。
牛乳の製造と品質管理
通の人は絶対分かんない。
絶対分かんない。
だって毎日楽能科さんの糖数の変動があるし、
季節変動で餌の変動があるし、
でもそれでも毎日皆さんが飲んだ時に、
同じ牛乳だなって感じてもらえるように、
いろんな牧場の牛乳がいろいろ混ざることによって、
リスクを分散させてるっていう。
それは牛乳の味って何で決まるんですか。
牛乳の味は乳脂肪とか乳脂肪と乳タンパク質ですかね。
それを一定化するようにいろんなところから集めてるんですか。
そうそう。
えー、知らなかった。
夏場はだから餌はあんま食べないから、
乳成分が落ちちゃうんです。
乳脂肪が薄くなっちゃうんですけど、
それでも夏でもキープできるように混ぜておりますね。
はい。
今日もたくさんの方が来てくださってます。
編集生さん来てるんで、質問ぜひね。
ありましたら、送ってください。
これは何ですか。
こっちスプーンという配線があるんですね。
スプーンか。こんにちは。
牛乳の理由とね、あと何かな。
混ざってて、多分どうもあって。
でも、独自産業化してて直接販売している農家さんもいますと。
自社のところで殺菌して、加工して、パック詰めして販売してる農家さんもいます。
出雲はこの入料会社?
入料会社は一つ。
えーと、出雲は一つです。
島根は四つあります。
出雲は一つなんですか。
出雲は一つです。
入料会社ってなると、そういう人たちは何をするんですか。
やっぱり製品とか、殺菌とか。
そうです。いろんな牧場から入ってきたやつを、まず大きい一つのタンクに入れるんですよ。
クーラーステーションに行ったりする。
そのところに入ったところで、品質がまずちゃんと3.5キリってないかとか、
あとは抗生物質が混入されてないかとか、洗浄水が入ってないかとか、
そういうのをチェックして、パック詰めして。
パック詰めするのも、牛乳をパック詰めするのもあるし、
ヨーグルトに向けて作ったりするところもあるし、
大きいメーカーさんとかだとバターにしたりとか。
バターから、今度自社でバター作ってから、そこからその乳製品を、
加工品なんだろうな、パンとか作ったりとか、ヨーグルトとかあるし、
いろんな牛乳の乳製品を買えたりとかする。
それが入料会社。
出雲さんのバターとかがないのは、
牛乳の量が少ないとか、北海道バターが有名じゃないですか。
そうですね。
バターにすると、例えば牛乳って乳脂肪分3.5%、
タンパク質3%なんで、補経分って10%くらいしかない。
牛乳1リットルでバター作ろうと思ったら、100グラムになってます。
めっちゃ少なかった。
そうするとバターでどんどん販売すると損なんですよ。
なるほど。
牛乳は牛乳のまま販売する方が楽能家さんは嬉しい。
嬉しい。
だけど、入料会社は加工して販売する方が、
加工しますから加工する手待ちにかかるんで、
その分を楽能家さん負担してくださいよっていう形になって、
牛乳の値段が少し減るんですよね。
そうなんですね。
牛乳の値段がちょっと減って、牛乳を100円で販売するとしたら、
80円くらいになっちゃう。
そうなんだ。
楽能家さんはね。
メーカーさんはその80円で吸い入れたものを、
加工牛とかコーヒー牛乳とかイチゴ牛乳とか買えると、
牛乳と同じくらいの値段で販売できるじゃないですか。
なのでメーカーさんはそれの方が利益が上がってくる。
なるほど。
どっちにしても楽能家さんも入料会社さんも、
牛乳を上手に日本の中で処理させるっていうのが目的なので、
なるべく牛乳で販売してもらうよう努力はしてもらいます。
そうです。
リスナーとの交流
頑張って乳脂肪をあげる飼育をしていても、
混ざっちゃうのは悲しいですよね。
編集生さん、こんにちは!
こんにちは。
県立さんです。
エビリスナーさんですね。
乳脂肪をあげる飼育っていうのは?
うち乳脂肪が4%なんですよ。
これめちゃめちゃすごくて、
他の牧場は3.5%切っちゃって、
どうしたらいいだろうと悩んでたりするんです。
それはどうやってあげてるんですか?
品種配慮です。
品種は餌とかじゃないんですか?
僕は餌でもやってるよ。
餌もなるべく消化性が高いやつで、
年量比率を高く買い方します。
乳脂肪分平均を読み上げてくださいよ、
編集生さん。平均。
4.24。
ありがとうございます。
4.2。
凄さがわかんないです。
これ、この前の充分検定結果ですね。
4.24。
品種改良っていうのは、
乳脂肪率が高いお父さんとお母さんを
掛け合わせることによって、
子どもの乳脂肪が高くなります。
ネットメリットなんて言ったりします。
その品種改良を頑張っていますね。
15分過ぎたので、後半に移ります。
川上牧場では、リスナーの皆様からのお便り、
ご感想を募集しております。
川上牧場とやってみたいこと、
やって欲しいことなど、
ご自由にコメント欄やDMなどで、
お気軽にお寄せください。
皆さんのご意見が、
新しい楽能を作っていきます。
最後まで配信を聞いていただいて、
ありがとうございます。
次回の配信も、ぜひお楽しみに。
