牛乳の魅力と日常
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、みなさんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や、楽能の魅力を楽能家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら、お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳のむ牧場配信始まりです。
牛乳で乾杯!
おはようございます。
今日が11月14日の金曜日です。
今日の天気は晴れです。
最高気温は19℃です。
午後から雨が降りますが、一日は晴れそうです。
おはようございます。
今日のお仕事は、明日の土曜日にミルクフェスイントヨスに行きます。
今日の午前中のうちに全ての仕事を片付けていきます。
昨日、牛乳が生まれました。
牛乳の購入や、ワクチンや、出生届出しなどをやらないといけないです。
ヘルパーさんが引き継ぎの打ち合わせをしてくれるので、それの対応をしたり、ロールを運んだり、大秘を運んだり、大秘医者のスペースを空けたり、そういうことをやってバタバタしようかなと思っております。
今週は毎週恒例の生態の日ということで、体を鍛えてミルクフェスイントヨスに向かっていこうかなと思います。
そんな感じでバタバタする一日でございます。
バターの価格変動の原因
今日の配信は、またリスナーの皆さんから質問が来て、それにお答えしていこうと思います。
今日の質問はですね、バターについてですね。
牛乳の値段ってあまり変わらない気がするけど、バターってめっちゃ値上がりとかしてるじゃないですか、みたいなね。
そんな質問が来てるんで、その質問にお答えしていこうと思います。
今日も10分、15分くらいの配信していこうと思いますので、牛乳を飲みながら最後まで聞いていただけたらと思います。
よろしくお願いします。
では、今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思います。
その前にお知らせです。
川上牧場ノートというですね、ブログとか記事を書いたりするアプリでメンバーシップを行っております。
こちらのメンバーシップ、川上牧場を継続的に応援したい、川上牧場と何か新しいことをやってみたいという方、ぜひ入ってみていただけたらと思います。
他にもですね、川上牧場とオンラインでつないで牧場体験をやったり、実際に川上牧場に来て牧場体験をすることもできる、そんなメンバーシップとなっております。
このメンバーシップのプランの中にですね、楽能業界向けのプラン、名付けでファームエコーというプランを作りました。
楽能業界にある問題、悩み、課題をですね、ヒアリングシートに記入していただくだけで、あっという間にAIと川上がタッグを組んで解決していきますという、そんなプランになっております。
楽能業界で働く従業員の方、研修生の方、営業マンの方、経営者の方、あとは学生さんもですね、皆さんの問題や悩みをですね、書いていただいて、送っていただけたらと思います。
はい、現在無料モニター募集中なんで、無料でできますのでね、ぜひ一度試してみてください。よろしくお願いします。
あとインスタグラムの方で貼っております、ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛製品食べてみたいなというものをですね、AIアドを使ってNFTにして販売しております。
こちらのNFTの売上は川上が子ども食堂に牛乳を支援したりだとか、小中高の食育活動に参加した際の活動費に当てさせていただこうと思っておりますので、
ぜひこちらの方もチェックよろしくお願いします。皆さんのご支援が子どもたちの未来の牛乳を作っていくという、そんな特別なNFTとなっておりますので、ぜひこちらも見てみてください。よろしくお願いします。
ということで、今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していきます。乾杯!いただきます。
おいしい!
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
川上牧場ね、牛乳だけではなく乳牛に黒毛和牛の受精卵を移植して、代理母出産みたいな感じで黒毛和牛を増産するような取り組みね。
今は一般的なラクのおかさんでもどんどん増えてきてはいるんですけれども、それを自家育成というか、自分のところで牧場で和牛を育ててみたいなことをやってですね。
なんと、今ランキングの方でも上位の島根県の主流、秋の富士っていう牛がいるんですけど、それの孫がちゃんと生まれたということで、めちゃめちゃ嬉しいです。めちゃめちゃ嬉しいです。
めっちゃでかかった。
誰、信多坂へちっちゃく行って、安山だって一体誰?って感じですけども。
この動きがまた新しいラクの業界に。
今ね、子牛が大きくて、難産になる牛が多いんで、それを回避するための牛と思って作っていってるところなんですけど、ちょっとでかかったです。
ちょっと想像よりでかかったですけど、またこの動きを皆さんに共有できるところがありましたら、ちょっと新しい動きしようかなと思っておりますので、
今後期待ということで、ぜひ引き続き応援していただけたら嬉しいなと思うところでございます。
ということで、今日も皆さんからの質問に答えるお便りのコーナーをやっていこうかなと思います。
各SNS、音声配信、ギター、質問、コメントをお答えするコーナーとなっております。
今日の質問はスプーンという配信アプリから来ております。スプーンネームハーヴィーさんからの初コメでございますね。
ありがとうございます。初質問。では読み上げていきます。
質問です。牛乳は割と価格が安定しているイメージですが、バターがよく値上がりしているのはなぜなのでしょうか?という質問が来ております。
ありがとうございます。
実際、落農家のところで、加工牛乳化と言うのですが、また後でお話ししますが、
値段が上がっているんですよね。落農家から買い取る値段も上がっているということで、それが価格に反映している部分もありますけれども、
この価格ってどういうふうに決まっているのかな?というところを詳しく調べてきましたので、お伝えしていこうかなと思います。
まず、牛乳は安定しているように見える理由ですね。
日本の飲用牛乳、そのまま飲む牛乳のことですね。
毎日スーパーに並んで当たり前の食品ですね。
そのため、価格変動を抑える、在庫を切らさないという方針が国レベルで強く働きます。
飲む牛乳は生活必需品に近いので、価格が乱高化しないように仕組みが作られているというところが理由じゃないかなというところですね。
一方、バターは余った脂肪で作られる食品です。
ここが一番の大事なポイントです。
牛乳というのは、水、乳糖、タンパク質、乳脂肪がセットになった原料です。
そして日本の乳業は、まず最優先で、飲用牛乳、成分無醸成牛乳の方ですね。
皆さんが一般的に飲まれている牛乳を最優先で作るのが乳業の目的ですね。
バターはどう作られるかというと、飲用牛乳を作った後の余った乳脂肪を集めて作られます。
これちょっと表現が難しいところですけども、バターで調整しているということになるんですけどね。
つまりバターはメインの商品ではなく、副産物から作られる。これが全ての根っこにあります。
牛乳の生産量は年々減っています。一方で生クリーム、洋菓子、パン、外食の需要は増えています。
つまり乳脂肪の需要は増える中、国内生産量は減っているというような、ちょっとそういうギャップがあるというところですね。
ずっと脂肪が足りない状態ですね。バターは乳脂肪の塊ですから、不足イコール価格上昇という構造が生まれていきます。
じゃあ牛乳をいっぱい絞ればいいじゃん、と思うかもしれませんね。
でもそこに落とし穴があります。牛乳を1リットル絞るときに乳脂肪の割合は3.5%から4%程度。
皆さんが買っている牛乳の裏の表示表を見てみてください。
つまりバター1キロを作るのに、牛乳が20リットルから25リットルも必要なんです。
だけど日本では、飲用向けの牛乳が優先されます。
つまり飲む人が減っているのに、乳脂肪、バターだけは欲しいというアンバランスな構造が続いているのです。
さらに価格の仕組みの違いがバターの高騰を生んでいきます。
牛乳は飲用向けは価格を急に上げられません。
あと、釘が精度で安定させている部分があります。
あと牛乳は毎日作って毎日売られる商品です。
一方バターは在庫が少しでも減ると価格が乱高化します。
輸入品は限定的になっています。
需要の変動が直撃するという側面もあります。
製造ラインを自由に増やせない乳業向上の枠が決まっている。
バターを作れる乳業向上が限られているということですね。
つまり牛乳は安定供給の商品で、バターは不足するたびに価格が変動する商品となっています。
こうした構造が価格差となって現れます。
では、なんで慢性的に不足が続くのかという理由が3つあります。
1、日本は乳脂肪を増やしにくい家畜使用構造となっています。
夏の暑さが長いという、今年も5月から10月までずっと暑かったです。
半年間ぐらいずっと暑かったですけど、この暑さの影響もあります。
あとは、飼料を輸入しているという部分もあります。
あとも、これも一緒で、素飼料不足。
乳脂肪を上げるためには草が豊富に必要ですので、ここら辺が不足している。
牛の乳脂肪率が落ちやすいという部分があります。
第2、工場の処理能力が上限に近いということです。
乳業向上は急に脂肪だけ倍作れない状態です。
バターのラインを増設するには、数十億から100億円規模の投資が必要で、すぐにはできないというところがあります。
あとは、これは入量も一定、安定したものがないといけないので、エリアが限られてくるということですね。
第3に、消費動向の変化が激しい。
パン、スイーツ、外食のクリーム、これらが一気に伸びたが、生産は追いつかないというところになります。
皆さんがテレビを見て、おいしそうと言ってすぐ買っちゃったりとか、飽きたわと言って買わなくなったりとか、こういうところに影響を受けやすいというところですね。
結論を一言で言うと、牛乳は優先して安定供給する商品です。
バターは牛乳が余った、脂肪分が余った時にだけ作れる商品です。
これちょっと表現が難しいですね。
ある程度枠があって年間安定するように予測して作られてはいます。
日本はそもそも脂肪が足りていない国というところがあります。
だから牛乳は安定していて、でもバターは値上がりが起きるという現象が起きてきますということですね。
未来の需要と供給のバランス
ではここから未来の話ですね。
こういう需要と供給のギャップどうすればいいのか。
ここら辺を毎度毎度川上牧場の配信を聞いている方、需要と供給のバランスがリアルタイムに共有されていないというところが難しかったりしますよね。
ここら辺をAIを使ったりとかWeb3を使ったりして、需要と供給のバランス、消費と生産のバランスをリアルタイムに観察するシステム、川上牧場のメタグリ研究所と一緒に作りました。
これをやっていきたいなと思っているんですよね。
皆さんが普通に牛乳パックの裏の表示表とか、あとはゲームとかで遊びながら消費の動向をリアルタイムに教えていただくと、それが生産現場にもつながるというようなシステムを作ってみたりしていますので、ぜひ引き続き応援していただけたら。
これもクラウドファンディングしようか、それともグループで投資を集めようかみたいなことを今一緒に考えているんですけども。
なかなか既得権益構造を変えるというのは難しくて、そこら辺も消費者さんの理解が必要なので、また応援していただけたら嬉しいなと思います。
でも、できる、できます。足りないとか、生産が過剰になったみたいなバランスを取り方はできますので、他の国でもやっているようなことを日本でも真似して取り入れてやっていけばいいだけだと思っているので、こういうところがあったりしますね。
ということで今日の質問は、なぜバターだけ値上がりしていくんですか?という質問にお答えしていきました。
はい、ありがとうございます。
そうですね、このバターっていうのも海外から日本の市場を見てみるとですね、牛乳製品を食べてですね、食品が豊かである程度人口があるということで、日本の消費者にバターを食べてほしいっていう、うちのバターを輸出したいっていう国は結構いっぱいあってですね、
海外から輸入しているバター、年末とかにね、緊急的に輸入額を増やしましたみたいなのがあったりしますけど、海外からバターを輸入すれば輸入するほどですね、日本のバターの市場が圧迫されていくので、海外のバターは加工向け、ポンドバターって一般的に言われるんですけど、20キロぐらいの大きいバターですね、業務用向けのバターが輸入されています。
国産のバター、皆さんがスーパーとかで買われるバターはですね、これは国内で作られているバターが多いですね。
なので皆さんもポンドバターを家庭で貯蔵できるようなシステムを作っていただくとですね、これもバランスがとれますね、これね。こういう考え方もあります。
ポンドバターどうやって買えるのって言ったらですね、ポンドバターで検索してやるとですね、買えます。
ですけどこれを消費者の皆さんがたくさん買ってしまうとですね、海外からの輸入の意欲が増えてしまいますので、海外からどんどんどんどん加工のバターが入ってくるとですね、国内の落納家の、えーとなんでしょうね、牛乳の価格が落ちてしまうという側面もありまして、ここらへん本当に難しいというところはね、ありますね。
はい、ぜひこういう調整みたいなところも消費者の皆さんが知ってもらって引き続きね、牛乳乳製品だけではなく、加工品、脱脂粉乳、バター、乳製品のね、いろいろなものを取り入れていただけたら嬉しいなと思うところでございます。
出汁粉乳の利用
はい、ということでじゃあ今日はこんな感じで皆さんのコメントちょっと読んでいこうかなと思います。
今日もたくさんの方がありがとうございます。
えーっと、そういやいつの頃からか、ツイッターで昔は牛丼がいくらでとか、開戸的なポストを目にしますね。
いや物価が上がってんすよね、そう。でまた円安走ってるじゃないですか。
なのでそのポンドバターっていうのも、また価格が上がってますよね。
海外からやっぱりこの円安の状況とか、川川線の状況とかで国際価格とか考えたりすると、国内でやっぱりある程度一定数安定して作っていくという基盤はね、やっていかなきゃいけないんですけど、
海外から輸入した方が楽じゃん、安いじゃんってなった時に、何か問題があった時に価格が跳ね上がるということがありますね。
安定が難しいというところがあったりしますね。
なるほど難しいのかということで、説明も難しくてちょっと分かりにくいところもあったかなと思いますけど、続けて質問がありましたら、どしどしコメント欄でいただけたらと思います。
バターを作るために脂肪を抜いた後の液体はどうしているんでしょうね。
いい質問が来ますね。バターを作る時に絶対出汁粉乳が出るんですよね。
出汁粉乳というか、脂肪を取り除いたお乳が出るわけですよ。
出汁粉乳を粉とか粉末にして、ヨーグルトにしたりとか、いろいろ加工品にしたりとかするんですけど、
牛乳1リットルに対してバターが1リットルに対して40グラムか、取れて40グラムですよね。
それ以外は全部出汁粉乳になるわけです。出汁粉乳はどんどんどんどん増えてしまうわけですね。
なので出汁粉乳を食べてよっていうようなことを言って、出汁粉乳の在庫が積み上がってますよって言って、
最近は牛の餌にちょっと変えるのをやっていきましょうよみたいなことをしてるんですけど、
またここも出汁粉乳を餌にしてしまうと、一般的に食品として売られたやつより安くなってしまうので、
ラクのおかさんの手取りが下がってしまうというこういう側面がありますね。
スーパーで見かけるバターは無塩バターの方が高いのはなぜでしょう?塩分を足した方が高くなると思うのですが?
という質問が来ますね。こちらも過去の配信をガーッと振り返ってもらったら、
無塩バターと有塩バターの説明みたいな配信もしてるので聞いていただけたらと思うんですけど、
脂肪分じゃない水分を取り除くために塩分を足した方がブドマリが良くなるっていう部分があります。
あとは保存性が良くなるというところで、賞味期間が長くなるので、その分在庫がしやすい、流通がしやすいということで、
有塩バターの方がちょっと価格が安かったりしますね。無塩バターの方は賞味期間が短いみたいなところがあったりします。
そういうところがありますね。保存性化確かにありがとうございます。納得していただけましたでしょうか?
毎日毎日聞いていただくと、いつも飲んでいる牛乳製品が美味しく感じられる配信をやっていきますので、
ぜひ皆さんコメント質問をどうぞしていただけたらと思います。よろしくお願いします。
ということで今日はこんな感じで終わっていこうと思いますけども、
とうとう来ました。明日豊洲で行われますミルクフェスin豊洲。
全国の楽能業界の皆さんが楽能家も集まります。牛も来ます。
豊洲に集まっていきますので、ぜひお時間ある方は午前中の10時から夕方の16時まで、
全国の牛乳を飲み比べしたりとか、ヨーグルトを食べ比べしたりとか、そういうのもできます。
そして15時半から川上牧場がステージに立ちまして、皆さん子供たちの前で紙芝居を読むというステージがありますので、
ぜひお時間ある方はご都合を合う方は来ていただけたら嬉しいなと思います。
youtube見ましたと声かけていただけた方にはプレゼントも準備しておりますので、川上個人的にね、
ぜひ怖くない感じで話しかけていただけたら嬉しいなと思います。
ということで今日はこんな感じで終わります。川上牧場初のKindle本、楽能未経験者のために絶賛発売中でございます。
Kindle Unlimitedに登録していただくと500万冊以上が読み放題という中のその1冊が川上牧場の書籍になっておりますので、
ぜひこちらも読んでいただけたらと思います。
ということでお仕事の方、学校の方、行ってらっしゃい。みんな牛乳飲んでね。バイバイ。
川上牧場ではリスナーの皆様からのお便り、ご感想を募集しております。
川上牧場とやってみたいこと、やって欲しいことなど、ご自由にコメント欄やDMなどでお気軽にお寄せください。
皆さんのご意見が新しい楽能を作っていきます。
最後まで配信を聞いていただいてありがとうございます。
次回の配信もぜひお楽しみに。
