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今日も皆様一日お疲れ
お酒じゃなくてミルクワインかが
あなたの耳に少しだけお邪魔します
牛舎から
こちらは、島根県出雲市にある
小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニで
皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳
普段飲んでいる牛乳の魅力や
酪農の魅力を酪農家がお話しする放送となっております。
牧場の日常や牛の鳴き声を聞きながら
お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと
より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳飲む?
牧場配信始まりです。
はい、おはようございます。
今日が9月の20日の土曜日でございます。
今日の天気は晴れ、後、曇り、雨、雨、
午後から雨が降るっていう天気予報になってますね。
はい、最高気温も昨日と引き続き26℃、25℃
はい、まだ少しね、気温が下がってますね。
はい、肌寒い。
牛舎にいて換気扇回すと肌寒い。
そんな感じの天気になっております。
はい、今日のお仕事はですね、
作程という毎月牛の爪を削ってもらっているんですけども、
それに来てもいただくので、
それの対応をしようかなというところと、
あとは午前中の間に大飛を運べたら、大飛を運んでしまいたいなと思っておりますね。
はい、あとは災難の予定のやつを同期化する牛たちに
同期化の処置をしたり、そんなことをしようかなと思っております。
はい、今日の配信はですね、
ちょっとね土曜日、皆さんお休みの中で聞いてくださっている方もおられるかなと思うんですけど、
ちょっとね、角度が違う質問が来まして、
歴史的背景ですね。
から、そして牛はどうなのかという質問。
はい、ちょっと内容難しいかなっていうところもありますけれども、
たまにはこんな配信もいいんじゃないかなと思って聞いていただけたら嬉しいかなと思います。
はい、今日も10分、15分くらいの配信にしようかなと思っておりますので、
牛乳を飲みながら最後まで聞いていただけたらと思います。
よろしくお願いします。
では、今日も牛乳で乾杯していこうと思います。
その前にお知らせです。
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川上牧場ノートというですね、ブログとか記事を書いたりするアプリでメンバーシップを行っております。
こちらのメンバーシップ、川上牧場を継続的に応援したい、
川上牧場と何か新しいことをやってみたいという方、ぜひ入ってみていただけたらと思います。
他にも川上牧場とオンラインでつないで牧場体験をやったり、
実際に川上牧場に来て牧場体験をすることもできる、そんなメンバーシップとなっております。
で、このメンバーシップのプランの中にですね、新しいプラン、楽能向けのプラン、
ファームエコーというプランを作りました。
楽能業界にある悩み、問題、課題をですね、
AIと川上がタッグを組んで解決していきますよという、そんなプランになっております。
楽能業界で働くあなた、そう、従業員の方、研修生の方、
あとは経営者の方、営業マンの方、学生さんもですね、
ぜひ、どしどし楽能に関する問題、悩み、課題をですね、
Googleフォームで作っているヒアリングシートにね、
記入していただくだけで、あっという間に川上とAIが答えてきますので、
ぜひ一度試してみていただけたらと思います。
こちら現在無料モニター募集中です。
待っておりますので、皆さんもね、応募をね、はい。
ぜひぜひ試してみてください。よろしくお願いします。
あとインスタグラムの方でやっております。
ファッションタグ未来の牛乳と称しまして、
皆さんがこんな牛乳あったらいいな、こんな牛製品食べてみたいなというものをですね、
AIアートを使ってNFTにして販売しております。
こちらのNFTの売り上げは川上が子供食堂に牛乳を支援してあげたとか、
小中高の食育活動に参加した際の活動品を買っていただこうと思っておりますので、
ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
皆さんのご支援が子供たちの未来の牛乳を作っていくという、
そんな特別なNFTとなっておりますので、
ぜひこちらもチェックしてみてください。よろしくお願いします。
ということで、牛乳で乾杯していきます。乾杯。
いただきます。
はい、おいしい。
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
はい、では今日は早速ね、お便りのコーナー入っていこうかなと思いますけども、
今日はですね、AWAという配信アプリのアワチューのアワ、
アワネームイヤマさんからお便り来ております。
ありがとうございます。
えーっと、ハプスブルグ家についてのYouTubeを見ました。
外から血を入れない牛さんたちは噛み合わせが悪くなったりしますか?
他に似ている血統の牛や豚で育てたら、同じ病気が流行ったりするのかなとか、
興味を持つとともに、そういった落農家さんって日本にいるのかなと。
海外だとまだメジャーなのかなと思いました。
全て一つの牧場から取れた牛乳とかはよくありますが、
生産という面では非常にリスキーなことなのではと疑問に思いましたというね、
ちょっとグッとくる難しい、はい。
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よくハプスブルグ家から牛につなげて質問、
家畜に、落農に絡めて質問来たなと思いますけども。
こんなちょっと難しい質問が来ておりますけど、
これをね、答えていこうかなと思います。
まず、ハプスブルグ家と黒毛和牛ですね。
金鉱系数とか、血糖とか、牛の交配とかで血が濃くなってしまっている。
血が濃くなりつつある、血が濃くなってきているかな。
黒毛和牛を比較して、ちょっとお話ししていこうかなと思います。
人類史に刻まれた金神魂の影響。
かつてヨーロッパで大きな権力を握ったハプスブルグ家。
その王の一人、スペイン国王カルロス二世は、
口が閉じられず、歩行も困難という重い障害を抱えていました。
原因は一族が何世代にも渡り金神魂を繰り返したこと。
研究によればカルロス二世の金鉱系数は25.38%。
これは親子や兄弟姉妹の間に生まれた子供と同等以上の血の濃さです。
結果として顎の突出、発達障害、生殖能力の欠如など、
遺伝病のリスクが顕著に現れたのです。
牛の世界にも黒毛和牛という金鉱系数は比較的高い種類がいます。
では、特に黒毛和牛ではどうでしょうか。
黒毛和牛は霜不倫肉を作るために長く選抜され、
特定の血統を集中的に使った結果、金鉱系数が高まっていることが問題視されています。
例えば和牛の平均金鉱系数は8%から10%と報告されており、
場合によっては20%を超える個体も存在します。
これは人間でいうといとこ婚やおじ・めい婚に相当するレベルです。
その影響として子牛の巨弱体質、脂酸や硫脂酸の増加、
繁殖能力の低下、免疫力の低下や疾病感受性の上昇などが報告されています。
つまり、血を守るための金鉱が結果的に牛群の健康を脅かすリスクにもなっています。
自然放牧と牛群内荒廃のリスク
一部では自然放牧が一番という声もあります。
もちろん自然放牧にはストレス軽減、行動の自由度、健康的な筋肉発達というメリットがあります。
しかし小さな群れで放牧し、虚勢をせずに血縁のオスを繰り返し荒廃させるとなると、
実質的に血の濃い荒廃が固定化される、イコール金鉱退化が進んでしまいます。
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これは結果として遺伝病の固定化につながりかねず、
動物福祉の観点からは虐待に近いとすら感じてしまいます。
持続可能な畜産のためにハプスブルーケの失敗から学べるのは、
血を守るために血を濃くした結果、かえって力を失ったという教訓です。
和牛や乳牛においてもゲノム解析による多様性の確保、
家畜人口受精、AI交配での金鉱回避、
乳牛血統との適度な掛け合わせなどの取り組みが進んでいます。
自然が一番という考え方は一理ありますが、
科学的管理をせずに任せ切りにする放牧は、
長期的には牛たちの健康と命を削ることになりかねません。
金鉱が強まると隠れていた遺伝病のリスクが表に出る、
そしてそれは一族や品種全体の存続を脅かす可能性がある。
持続可能な楽能つくさのためには、自然と科学のバランスを取りながら、
牛たちの健康と多様性を守っていくことが何より大切です。
ということでまとめられております。
難しい質問でしたけどもね、AIと協力しながらお答えできたんじゃないかなと思います。
このYouTubeを見たんですよって紹介されたんで、僕も見させてもらいましたけども、
歴史で有名ですよね、ハプスグループAヨーロッパでね。
有名なのは知ってたんですけど、
金進行を繰り返して領土を広げたみたいなところまでは知らなかったんですけども、
すごいことしてたと思って。
昔は科学的なものがなかったので、知識もなかったんで、
そういうことをやったんかなと思いますけども、ちょっとびっくりしました。
日本の黒毛和牛ね、海外の黒毛和牛、ローマ人の和牛ですよね。
あっちに遺伝子を取られたって言ってもあれかなと思うけど、
海外の方ではローマ人の和牛が流行ってるんですけど、
ローマ人の和牛はアメリカも飼ってますし、オーストラリアも飼ってますし、
今はヨーロッパの方でも一部飼われてたりするんですけど、
こうやって国がいろいろばらけてくると、そこにあった品種が改良されてですね、
そこをまた国を越えて荒廃することで均衡ケースが下がっていくんですけど、
日本はね、今本当に均衡ケースがどんどんどんどん上がってきてますね。
先日ランキングが出ましたけども、
黒毛和牛のランキングが出ましたけども、
トップの牛は親子掛けでしたね。
福野鶴のお父さんは福野姫、
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鶴姫しげのお母さんのお父さんは福野姫なんで、
何掛け?
もういとこ掛けがいとこになる。
それぐらいの牛が出てきてたりするんで、
だからこのハプスブルグ系のやつを教訓に考えると、
黒毛和牛も一時は反閉するかもしれないですけど、
このままいくとちょっとやばいかなっていうところですよね。
これは和牛だけではなくて、
ホルスタインの方でもゲノムを使って品種改良をすることができるんで、
能力が高い牛、生産性が高い牛ばかりを掛け合わせているので、
均衡ケースがどんどんどんどん上がってきてます。
それをすることで、またゲノムを調べることで、
遺伝病とかハプロタイプとか、新しい病気も発現してたりするので、
ここら辺は家畜どうしていくのかなというのは難しいところですね。
というようなことを思いました。
コメントが来ております。
やばいというのは具体的にどんなことが起きそうですか?
そうですね。
実際今現場で起こっていることは、
新しい遺伝病がどんどん出てきているというのと、
あとはハプロタイプというものがあるんですよね。
特定の遺伝子を持っているキャリアを持っている牛と、
特定の遺伝子を持っているキャリアの牛を交配させても、
100%受胎しない、早期死滅肺といってですね、
受精卵の段階で死んでしまうみたいなことがあります。
これが今わかっているので、
ハプロタイプ6までわかっているんですけど、
まだまだあるんだと思いますね。
わかっている時点でそれなので、
これからもっともっと技術が進めるので、
わかるようになると思うので、
だからそういう病気みたいなのがいっぱい出てきています。
今品種改良をしているというのは、
今の現代の世の中の中で求められている牛たちが、
品種改良で生産性が高いんですけど、
これが今どうなるかわからないです。
例えば日本とかだともう、
熱帯ぐらいの気温になってきているじゃないですか、夏がね。
もう1年の半分ぐらい夏になってきているみたいな。
夏の時の生産性が高い牛の方が、
遺伝改良的には残しておかないといけないんですけど、
種の多様性がないので、
全て同じような親から生まれた牛たちが揃っているので、
こういう気候の変化とか、
あと病気が出てきたりとか、
そういうところにすごく弱いんです。
一極集中というのは弱いんですよね。
それが多様性がなくなってしまうという懸念ですよね。
あと質問がさっきあったやつの、
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一極集中した、
何でしたっけ、
一箇所、全て一つの牧場から取れた牛乳とかよくありますが、
生産という面では非常にリスキーなことなのではと、
疑問に思いましたということで、
これそれなんですよね本当に。
その一個一個の牧場であって、
例えば海外の方の事例でいうと、
鳥インフルエンザが出ましたみたいなことになった時に、
同じような血糖の牛とか、
同じような病気に弱い牛みたいなのが揃っていると、
その病気が蔓延してしまって、
牧場にドーンと潰れてしまうみたいなのもあったりするので、
まだまだここは、
種の多様性というのは大事なのではないかなと思うんですけど、
家畜として優れているものを選ぼうと思って、
選抜していこうと思うと、
それが難しいよっていうのが結論になるのかなと思いますね。
川上さんが普段から言っている、
そうですね、均衡係数を下げた方がいいよっていうのをずっと言ってますけど、
自然に上がってきちゃいますね。
優秀な牛ばっかり選んでいるとね。
均衡係数が上がることで、
新しい病気は受精卵の段階で死んだ後、
新たなリスクが発生し、
組み合わせをハプロタイプで考えることで、
理論を、
ハプロタイプという、
遺伝疾患、遺伝疾患じゃないな、
組み合わせがあって、
キャリアHH1を持っていたり、
HH1を持っている牛と、
HH1を持っている牛を掛け合わせても、
受胎しないというのがありますね。
これは、
ちゃんと調べないとわからないものですね。
ちょっと今日はガチガチで難しい話でしたけども、
わからないというところはですね、
ぜひコメント欄、
質問、そしてDMで、
追加で質問していただけたら嬉しいなと思います。
たまにはこういう配信も。
でもこのリスナーさんからのふとした疑問で、
畜産ラグノンの視野がまた広がったかなと思って、
自分的にはめちゃめちゃ楽しかったです。
ありがとうございます。
ということで、
今日はこんな感じで終わっていこうかなと思いますけども、
川上牧場初のキンドルモン、
ラグノン未経験者のために、
絶賛発売中でございます。
こちらの方にですね、
キンコウケイスの話、
そして牛の牛群の後輩の話も入っておりますので、
ぜひこちらで、
よくわからなかったよということはね、
読んでいただけたら嬉しいなと思います。
土曜日、日曜日、お休みの方ね、
キンドルアンリミテッド、
まだ登録したことないという方は、
30日間無料がありますので、
ぜひ試してみていただけたらと思います。
はい、ということで、
今日はこんな感じで終わります。
お仕事の方、学校の方、
行ってらっしゃい、みんな。
牛乳飲んでね。
バイバーイ。
18:12
川上牧場では、
リスナーの皆様からのお便り、
ご感想を募集しております。
川上牧場とやってみたいこと、
やってほしいことなど、
ご自由にコメント欄やDMなどで、
お気軽にお寄せください。
皆さんのご意見が、
新しい楽能を作っていきます。
最後まで配信を聞いていただいて、
ありがとうございます。
次回の配信も、
ぜひお楽しみに。
バイバイ。