牛乳と酪農の魅力
今日も皆様一日お疲れ
お酒じゃなくてミルクワインかが
こちらは、島根県出雲市にある小さな牧場から配信しています。
スーパーやコンビニ、皆さんがいつでもどこでも買うことができる牛乳。
普段飲んでいる牛乳の魅力や酪農の魅力を、酪農家がお話しする放送となっております。
お手元に牛乳、ホットミルクを準備して聞いていただくと、より美味しい牛乳を味わうことができると思います。
牛乳、飲む?牧場配信始まりです。
おはようございます。
今日が11月26日の水曜日です。
今日の天気は雨のちくもりです。
午前中のところは雨が降っています。
昨日は雷があって雨も降っていました。
雪起こしの雷です。
これから寒くなるよ、雪が降るよ、という雷です。
あられが降った地域もあったりして、12月になるなと思うところです。
そんな感じの天気でございます。
今日のお仕事は退避の注文が入っております。
長距離のおとこですね。
遠いところなのでそれを運ぼうかなと思っております。
あと繁殖検診があったので、繁殖検診の処置をするやつ。
またいっぱい種付けしないといけないですけども。
夏になるから悩みどころですけども。
やっていきましょう。
そんな感じでございます、今日の1日はね。
遠いところだし、ここだけの話ですよ。
ここだけの話ですけど、あまり嬉しくないお客さんなので。
本当は行きたくないんですけどね。
ありがとうございます。
退避を買っていただいてありがとうございます。
その気持ちはあります。
という感じでございます、今日のお仕事は。
今日の配信はですね、またリスナーさんから質問が来たのでお答えしていこうかなと思います。
お隣の中国と外交の関係、国際問題で色々ありますけれども。
中国と問題があるとですね、やっぱり輸入とか輸出とかね。
色々そこにも影響がありまして、それも農産物にも影響があったりするので。
今日はそこら辺を詳しくお話ししようかなと思っております。
今日も10分、15分くらいの配信しようと思っておりますので。
牛乳を飲みながらですね、最後まで聞いていただけたらと思います。
よろしくお願いします。
では、今日も皆さんと一緒に牛乳で乾杯していこうと思います。
中国の規制とその影響
その前にお知らせです。
川上牧場ノートというですね、ブログとか記事を書いたりするアプリでメンバーシップを行っております。
こちらのメンバーシップ、川上牧場を継続的に応援したい。
川上牧場と何か新しいことをやってみたいという方は、ぜひ入ってみていただけたらと思います。
他にもですね、川上牧場とオンラインでつないで牧場体験をやったり。
実際に川上牧場に来て牧場体験をすることもできる、そんなメンバーシップとなっております。
このメンバーシップのプランの中にですね、楽能業界向けのプラン、名付けてファームエコーというプランを作りました。
楽能業界にある問題、課題、悩みをですね、ヒアリングシートで金融して送っていただけると、
AIと川上がタッグを組んで解決していきますという、そんなプランになっております。
楽能業界で働く従業員の方、研修生の方、営業マンの方、そしてあとは経営者の方、あとは学生さんもですね、
皆さんの問題、悩み、課題をですね、あっという間に答えてきますので、ぜひ一度試してみていただけたらと思います。
現在無料モギター募集で無料出てきますのでね、ぜひ試してみてください。よろしくお願いします。
あとインスタグラムの方でやっております、ハッシュタグ未来の牛乳と称しまして、
皆さんのこんな牛乳あったらいいな、こんな牛製品食べてみたいなというものをですね、
AIアートを使ってNFTにして販売しております。
こちらのNFTの売り上げは、川上が子供食堂に牛乳を支援したりだとか、
小中高の食育活動に参加した際の活動費に当てさせていただこうと思っておりますので、
ぜひ皆さんご支援よろしくお願いします。
皆さんのご支援が子供たちの未来の牛乳を作っていくという、そんな特別なNFTとなっておりますので、
ぜひこちらもチェックしてみてください。
はい、ということで牛乳で乾杯していこうと思います。
牛乳で乾杯です、乾杯!いただきます。
しみるー。うまい。
今日も牛乳飲んでいただいてありがとうございます。
昨日あの餌屋さんのね、いつも来てくださってる餌屋さんのちょっと毎月のミーティングみたいなのがあったんですけど、
全国いろんなところでね、夏場の影響でちょっと繁殖が戻ってこなかったりとか、
乳質が戻ってこなかったりとかしてるみたいですね。
いやー戻ったと思ったらまた今度すぐ夏にね、
来年もだって5月になったらまた暑くなりますから、
これはちょっと落農の経営どうやってやっていくかみたいな、どうします?みたいな話してたんですけど、
悩みところですね、本当に。どうやって牛飼っていくかなってとこ考えないといけないですね。
ちょっと来年のことも考えながら、確定申告もして、決算も見ながら、
ちょっと作戦会議していかないといけないなと思いながら、そんな感じで過ごしております。
是非皆さん年末に向けて牛乳引き続き飲んでいただいて、
来年も乳価交渉ね、牛乳の値段ちょっと上げたいなと落野川頑張っておりますので、
是非飲み続けていただけたらと思います。よろしくお願いします。
では今日もですね、皆さんからの質問コメントにお答えするお便りのコーナーやっていこうと思います。
皆さんから来た各SNS、音声配信に来た質問コメントをお答えするコーナーとなっております。
今日の質問は、AWAという配信アプリが来ております。
AWA中のAWA、IAMAさんからの質問が来ております。
質問ありがとうございます。
質問です。
中国が日本に生産物を輸出規制している件について、楽能課目線でお話ししてくださいという質問が来ております。
ありがとうございます。
日本の総理大臣が変わった時とか、大臣が変わった時とか、毎回こういうことがありますし、
中国は国内の問題が、国内の情勢が悪くなったりすると、日本を攻撃するような態度を取ったりしますけども、
毎回毎回こういうことがあると、輸出規制とか輸入規制とか、いろいろ規制をかけて、
これが農畜産物にも影響が出ていますので、そこら辺をちょっとリサーチして、
今までの背景とか、こういうことがあったらこうなりますよ、みたいな話ができたらいいかなと思っております。
ではでは、今回の輸入制限の影響を含めてどうなのかという視点で踏み込んでお話ししていきます。
ニュースだと日中貿易摩擦とか外交問題として語られがちですが、
実際の楽能現場では、これ明日の餌代に直結している話じゃんというレベルの問題です。
まず結論から言うと、中国の規制は牛乳そのものとか乳製品そのものではなく、
牛乳が生まれる環境を揺さぶっている。これが本質です。
そして近年は輸出規制だけではなく、輸入制限という形でも貿易リスクが現実化しています。
中国は2021年頃から肥料原料の輸出を厳しく制限しました。肥料ですね。
対象は、尿素、磷酸肥料、窒素肥料など、なぜかというとまずは地獄の農業を守るためです。
しかし日本はこれらの資材の多くを中国に依存していました。
結果どうなったかというと、肥料価格が高騰し、飼料作物の生産コストが増えたと。
そして飼料価格の値段が上がると。
そして落農家の餌代に直撃という形で、配合飼料は一時1トンあたり1万円以上値上げされました。
ちょっと雨が降ってきましたね。
落農は牛を育て餌を与え、牛乳を絞りそれを安定供給する仕事です。
しかし現在は牛乳を絞れば絞るほど経費がかさむ構造になりつつあります。
餌代、電気代、燃料代、資材費、そしてすべてが同時攻撃を受けています。
これは経営努力ではカバーしきれない国際情勢の由来の圧力となっています。
ここで重要なのがもう一つ、中国は日本からの水産物を政治的判断で輸入禁止にしました。
つまり気に入らなければ止めるという選択が現実に行われたということ。
これは水産だけの話ではありません。
つまり資材を輸出で止められる、製品を輸入で止められる、この両面リスクが存在するということです。
将来の見通しと課題
落農で言えば将来的に日本産の牛乳製品が輸出できなくなる、そんな事態が起きても不思議ではない時代になっています。
ではなぜ中国はこうした政策をとるのか。理由は3つです。
1、自国の食料安全保障。
2、国際政治のカード。
3、資源の戦略管理。
つまりこれは環状論ではなく、超国家レベルの戦略です。
肥料も資源も農産物もすべて交渉材料になっています。
ここで大切なのは中国が悪いで終わらせないことで、むしろこれは日本の農業の在り方を見直す機会です。
輸入資料への過度な依存、化学肥料の依存、海外資材に頼る構造、これらをどう減らすか。
自給資料や対比循環、地域資源の活用、こうしたものが単なる理想論ではなく、生き残るための戦略になってきたといえます。
この話は落納家だけの問題ではありません。
牛乳の値段は生産者の都合ではなく、世界情勢の結果です。
安さだけを求める時代からどうやって守られているかを考える時代へ、その転換点に今います。
今後は中国依存からの脱却、資材の多額化、国際資料の評価、地産地消の強化、こうした動きがさらに加速されます。
そして落納は単なる第一次産業から戦略産業へと位置づけが変わっていくでしょう。
ということでまとめますと、中国の輸出規制と輸入制限によって起きているのは、
肥料価格の高騰、飼料コストの上昇、落納経営の圧迫、供給リスクの顕在化、貿易の政治化、
しかし同時に国産資源の価値再評価、持続可能な農業への転換、消費者との関係再構築、このチャンスも生まれてきています。
未来への戦略と反省
今回のテーマは、中国の輸出規制について、落納へどう影響するかという話をしてきましたが、
もしこの配信が考えるきっかけになったらいいなと思います。
すごい雨が降ってきた。
今日は、淡中の泡、山さんからの質問をお答えしてきました。
ありがとうございます。
ニュースとか見てると、長期化しそうなイメージですね。
高市さん、昨日トランプさんと電話会談したっていう話になってますけど、
本当に国際情勢やばいなと思ってきて。
コメントが来てます。
川上さんはどう思いましたか?
そうですね。中国依存から脱却するっていうところは、本当にした方がいいなって思ってますね。
黒毛和牛の輸出もですね、やっぱりお隣中国に輸出できると、
かなり生産量が日本の時代だから10倍ですからね。
富裕層が結構黒毛和牛を食べられているので、そこに輸出できると日本の利益にはなるんですけど、
やっぱりこういう国際情勢で振り回されるようなことになってしまうと、
日本の市場にも影響が出ますんで、やっぱり中国だけを見るんじゃなくて、
中国にも輸出するのも一つの手だとは思いますけど、
そうではなくて中国以外のいろんなところでリスク分散していくっていうのは、
これから大事なんじゃないかなと思ったりします。
あと牛乳製品もですね、牛乳製品も一番近いところで船で運べる中国に
輸出しようみたいな、ロングライフ牛乳を輸出しようみたいな流れにもなってますけど、
ちょっと不安定になって、それこそこれも日本の牛乳の需要と供給のバランスにね、
影響が出てしまうと思っているので、そういうところ不安というか、
あんまり安直に、今ちょっといい流れだから売ろうみたいな、
長期目線で考えてもらいたいなと思うところでございます。
はい、そんな感じでしょうか。
ということで今日はこんな感じで終わっていこうかなと思います。
すごい雨だ、本当に。
かかる!危ない!
思いますけれども、川上牧場初のKindle本、楽能未経験者のために絶賛発売中でございます。
Kindle Unlimitedに登録していただくと、500万冊以上が読み放題の中の一冊にこの本も入っておりますので、
ぜひ読んでいただけたらと思います。
あと、すずりというグッズ販売サイトは、明日27日からですね、
ブラックフライデーセール、大型セールですね、それが行われますので、
ぜひこちらの方もチェックしてみていただけたらと思います。
川上牧場もすずりに出しておりますので。
この商品、明日買おうかなと思っている方は、ぜひ見ていただけたらと思います。
よろしくお願いします。
ということで今日はこんな感じで終わります。
お仕事の方、学校の方、行ってらっしゃい。みんなギュンギュン飲んでね。バイバイ。
川上牧場ではリスナーの皆様からのお便り、ご感想を募集しております。
川上牧場とやってみたいこと、やって欲しいことなど、
ご自由にコメント欄やDMなどでお気軽にお寄せください。
皆さんのご意見が新しい楽能を作っていきます。
最後まで配信を聞いていただいてありがとうございます。
次回の配信もぜひお楽しみに。