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2022-05-25 06:29

第564回 映画「北北西に進路を取れ」

今回はアルフレッド・ヒッチコック監督の傑作「北北西に進路を取れ」についてお話ししました。

具体的なストーリーについてはほとんど触れていません。

とにかく観ていただき、ワクワクドキドキハラハラしてください!

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みなさんこんにちは。大葉です。
今回は、映画「北北西に進路を取れ」
こちらの作品についてお話してみたいと思います。
1959年公開のアメリカ映画。監督はアルフレッド・ヒッチコック。
前にこの番組でお話しした「めまい」。
この作品の次がこの「北北西に進路を取れ」ですね。
1959年ということですから、もう60年以上前の映画になります。
主演はケイリー・グラント。
このケイリー・グラントはヒッチコックのお気に入りの俳優で、
これ以前にも「弾丐」「おめい」「泥棒なりきん」そしてこの「北北西に進路を取れ」
4作品で主人公を務めています。
そしてもう一人お気に入りの俳優が「めまい」にも出演してましたジェームズ・スチュアート。
こちらはロープ、裏窓、知りすぎていた男、そしてめまいと、やはり4作品主役を演じています。
ケイリー・グラントとジェームズ・スチュアート、キャラクターとしてはかなり違うんですけれども、
2人ともヒッチコック作品では非常に良い味を出していました。
さてこの「北北西に進路を取れ」なんですが、
ストーリーはですね一言で言うと、いわゆるスパイアクションと言いますか、
これ以前の作品でもですね、
39夜とか逃走迷路とか似たような系列の作品がいくつかあるんですけれども、
要はですね、たまたまある事件に巻き込まれてしまった素人の主人公が、
警察の手を逃れつつも事件の真相を暴くために犯人を追いかける。
要は逃走しながら追いかける主人公。
そしてストーリーは、もう冒険冒険また冒険というね、息をつかせぬアクションスリラーと言いますか、
今見ても全然古びてなく面白いですね。
もちろん携帯電話とかスマホとかパソコンとかない時代ですけれども、
作品の魅力は一切損なわれてないと思います。
何と言ってもですね、この作品オープニングのタイトルバックからめちゃくちゃかっこいいんですね。
ソウルバスがデザインした、こう車線をねモチーフにしたビジュアルと、
そしてバーナード・ハーマンによるテーマ曲。
これがねもうめちゃ盛り上がるんですよ。
ヒッチコック作品の中のテーマ曲でも目前と並んで自分も大好きな曲となっています。
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ストーリーをね具体的に言うとアレなんですけれども、とにかく飽きさせません。
そんなことから事件に巻き込まれた、このケイリー・グランドを演じる、
ロジャー・ソーヒルというね、もともとは広告会社の重役なんですけれども、
スパイでもなんでもない、そんな肉体労働ができるわけでもないような紳士が、
もう次から次に危機に巻き込まれ、命を狙われ、それでも起点を聞かせてそれを乗り越えていく。
そして少しずつ真相にたどり着いていくというね。
まあもう本当によくこんな作品作るなという感じで。
有名なのはですね、途中でこの主人公が敵におびき寄せられて、
何もない大平原のただ中にポツンと佇むようなシーンがあるんですが、
そこで圧倒驚く方法で敵から攻撃を受ける。
そしてそれをいかに乗り越えていくか。
冷静に考えるととてもありえないようなシチュエーションなんですけれども、
もう見てる最中はですね、本当に手に汗を握る。
どうやってこの危機を乗り越えるんだみたいなね。
もうそんなシーンの連続なので。
いやー本当にね、もう面白いとしか言いようがないですね。
そしてもう一人忘れてはならないのが、
ヒロインを演じるエヴァ・マリー・セイント。
またこの女優もですね、非常に美しくて色っぽくてですね。
もう何とも言えない魅力にあふれてますね。
当然ながらですね、この2人は逃避行を続けるうちに、
次第にコインに落ちていくわけなんですが、
それを踏まえた上でのラストシーン。
これはですね、最初に見た時についついニヤリとしてしまいましたね。
いやーヒッチコック、うまいこと撮ったなこのシーンは。
みたいな感じでね。
まあ見る人が見ればわかるようなシーンなんですけれども、
そのあたり最後の最後まで楽しんでみていただければと思います。
とにかくですね、難しい理屈とか何もなく、
ただただひたすらに面白い、楽しい、ワクワクする、ドキドキする、
コイド・ヒッチコックのスリラー・サスペンスの代表作の一本になります。
この映画の一つ前の作品メマイが、
非常に繊細な、ある種究極のラブストーリーだったんですけれども、
それとは全く違う冒険滑撃。
そしてこの次の作品が、
もう全世界中で大ヒットした、あの傑作作品、サイコ。
さらにその次がトリというね、
もう大傑作4連発中、もう一番ヒッチコックの油が乗っている時の名作ですので、
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機会があればぜひご覧いただきたいと思います。
はい、そういったわけで今回は、
映画北北星日進路をとれ、
こちらの作品についてお話しさせていただきました。
それではまた。
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