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2024-07-20 12:07

ヒッチコック劇場へようこそ vol.2 #137

サスペンス映画の神様ヒッチコックの前期の作品についてお話します♪

本日のオススメ⇩
『見知らぬ乗客』
(※下3つはヒッチ作品ではなく、パトリシア・ハイスミス原作の映画です。でもオススメです。)
『リプリー』
『太陽がいっぱい』
『キャロル』

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#ホラー
#サスペンス
#アルフレッドヒッチコック
#おすすめの映画
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00:04
お聴きの皆様、おはこんばんちは。現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日もヒッチコック特集になります。たくさんの方がいろんなアイディアを出してくださって、本当にありがとうございます。
こんなにヒッチコック好きな方が多いっていうこともすごい嬉しくて、やっぱり人気があるというか、すごいなと思いましたね。
勇気づけられたので、ちょっとしばらくこのシリーズを続けたいなと思っています。
なおさんという、一部の方ご存知だと思うんですけれども、キャンディーキャンディーという名作少女漫画があって、ここに出てくるテリウス・G・グランチェスターに
息移しだっていう素敵な方がいらっしゃって、この人がヒッチコックのたくさんある作品を前期、中期、後期とか、この3部構成ぐらいに分けて、それで話をするっていうのはどうだろうという素晴らしいアイディアをいただいたので、
いろんないいアイディアを他の方からもいただいているので、ちょっといろいろいいとこどりでさせていただくんですけれど、
まず大きな枠として、この紹介の仕方すごい良いなと思ったんですよね。
なので、一応こういうふうに、このヒッチコックの膨大なフィルモグラフィーの中を、前半、中編、後編みたいな感じで分けて、
なおかつ、この中でも特別に大切な作品とか、思い入れのある作品は個別で紹介するみたいな感じで、ちょっと考えていますので、ぜひお付き合いください。
昨日がスタートということで、迷いながら始めて、大体は前期の作品を紹介したんですけれど、一つ裏窓という、中期の大傑作も入れてしまったんですよね。
なんですけれど、断崖とか、疑惑の影っていうのは初期の大傑作なんですよね。
なので、ちょっとここで少し巻き戻してですね、前期の作品をもう一つ、ちょっと今日は紹介して、中期にいこうかなっていうふうに思っています。
ちょっと一部入れ子になるんですけれど、すいません。
これはね、「見知らぬ乗客」というね、これも大大大傑作で、これはね、木本さんっていうね、あの方がプッシュしておられましたね。
私も大好きですね。
見知らぬ乗客はですね、これは原作がパトリシア・ハイスミスというね、今また新たにね、4,5何年も経ってるんですけれど、また改めてね、脚光を浴びていて、いろんな映画化がされたりしてますよね。
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古いところでは、太陽がいっぱいっていうね、アランドローンが主演している、超有名な映画があります。
これはリメイクというかね、さらに原作に忠実だということで、リプリーっていうね、比較的最近の映画がありますね。
マットデーモンとかね、ジュードローとかが出ている映画で、これもすごい良い映画でしたね。
これと太陽がいっぱいの原作は同じになります。
あとはですね、最近、割と最近ね、キャロルという映画、これはこのパトリシア・ハイスミスが本当に若い時に初めて出版した小説が原作の映画ですね。
私が大好きな、ケイト・ブランシェットが主演の映画ですね。
あとは、ドラゴンタトゥーの女の、デビッド・フィンチャー版でね、主演していた、名前ちょっと今どう忘れしたな、あの女優さんと2人が共演している映画で、これもねすごく良い映画でしたね。
ちょっと本題に入る前にね、もうこれだけのちょっと話をしてしまっているんですけれど、この見知らぬ乗客に戻りますね。
これはどういう話かというと、ある時ですね、2人、それぞれ別々の男性がね、このある電車に乗り合わせるんですよね。
で、電車に乗って、そうすると片方は主人公になるんですけれど、テニスプレーヤーなんですよね。
で、この人に、この電車に乗っているもう一人の方の男がね、気づいて、おっというね、あの人有名なテニスプレーヤーじゃないかなという感じで、
で、2人はね、この食堂車に乗った時に、このもう一人の方の男がですね、主人公にアプローチしてくるんですよね。
で、ここでいろいろ喋って、よかったらですね、いい提案があるんだと、もう一人の男がね、この主人公に言ってくるんですよね。
それが交換殺人を持ちかけるというね、そういう話なんですよね。
この映画もね、多分アマプラとかね、その辺で無料で見れると思うんですよね。
なのでね、ぜひ見ていただきたいですね。
だからあまり詳しくは言いません。なんですけれど、ざっくり言うと、見知らぬこの2人がね、2人の男が列車で知り合って、
1人がですね、交換殺人を持ちかけるという話なんですよね。
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それぞれに、消したいというかね、なんとかこの人さえいなければという人がいるわけですよね。
で、それをお互いに殺人をすればですね、全く縁もゆかりもない、全く赤の他人で、今日初めて会った2人が、お互いが消したいと思っている相手をね、
お互いが消し合えばですね、何の相関関係もないので、バレないだろうと、完全犯罪になるだろうというね、信じられないような提案を持ちかけられるというね、
プロットからして面白いですよね。こういう話なんですけれど、随所にね、やっぱりヒッチコック的なすごいシーンがあるんですよね。
例えばね、これだけはちょっと話をしたいんですけれど、これはだから主人公はテニスプレーヤーなんですね。
で、まあでもこんなね、突拍子もない提案をしても、主人公の方は逃げ回ってるんですよね。絶対に自分はその提案には乗らないと。
ところがですね、勝手に相手は暴走して、この主人公の方の邪魔な相手をね、勝手に消しちゃうんですよね。
で、さあ大変と。勝手に約束をね、遂行して、さあ次はお前の番だぞと。いったいいつになったら約束を守るんだということでね、勝手に脅迫してくるわけですよね。
ここがだからこの話のずっと一番の肝になってくるところなんですよね。
で、このね、主人公がこの変な男に粘着されて、追っかけ回されるという話なんですけれど、
とある試合でこの主人公がね、テニスのプレーヤーで試合しているシーンがあるんですよね。
テニスってね、ご覧になったことがある方は分かると思うんですけど、だから左右にコートが分かれていて、球を当然打ち合うようにするんですよね。
球は行ったり来たり、行ったり来たりするので、テニスコートで観客が見ている場合は、この視線が右に行ったり左に行ったりして、この球を追うような形になるので、
あの首がね、右左、右左って動くんですよね。これをカメラはね、このちょうど真ん中から捉えてるんですよね、テニスコートはね。
で、ここでこの主人公がね、球を打ち合っているシーンなんですけれど、
でね、カメラは中央に位置して、そこから球が行ったり来たりしているのを映しているので、観客の首がね、右行ったり左行ったりっていうのを真ん中から映してるんですよ。
分かりますかね、私の説明で。そしたらね、一人だけ首が動いてない人がいるんですよ。
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じーっとね、真っ直ぐ真ん中を見たままの首があるんですよね。これがこの交換殺人を持ちかけてきた犯人なんですよね。
これがね、ゾッとするシーンなんですよね。もうね、この観客席をずっと、だからちょっと遠くから映していて、全員の首がね、右と左に動いてるんですけど、これがそーっとね、カメラはそーっとこう、
クローズアップで近づいていくんですけれど、一人だけ真っ直ぐ前を見つめて動かない人がいると。それが犯人だっていうね、シーンでね、
まあこういうのがヒッチコックタッチなんですよね。で、こういうのがね、もういっぱい随所に散りばめられた、まあすごい映画で、物語も面白いんですけれど、
要所要所に出てくるね、こういうカメラワークであったりね、今言ったような、こういうちょっとね、ゾッとするようなテクニックね、こういうのがね、もう本当に見応えたっぷりな一本なんですよね。
なので、このね、パトレシア・アイスミスのすごい原作を、さらにですね、映画的な手法で、忘れられない一本にしたのが、この見知らぬ乗客になります。
で、これはね、ヒッチコックの作品の多くが、やっぱりすごい良い役者の演技に下支えされているというところもね、
だからその映画的なね、カメラワークが有名なヒッチコックなんですけれど、良い役者が良い芝居しているというところもね、ヒッチコックの映画の見どころなんですよね。
この見知らぬ乗客においては、この主人公を演じているファーリー・グレンジャーっていうね、あのイケメン俳優は、いくつかね、ヒッチコックの映画に出てくるんですけれど、この人はね、まあちょっとあの、ただイケメンだっていう感じの俳優なんですけれど、この犯人役をやっている、えーとね、なんていう人だったかな、ロバート・ウォーカーだ、ロバート・ウォーカーっていうね、この俳優の演技がすごいんですよね。
うん、本当に不気味だし怖いし、まあだからね、あの、この演技も見物だという一本になります。
はい、というわけでね、今日はこの初期と、本当は初期じゃないんですよ。これももう、あの、前世紀の前半というだけなんですけれども、まあわかりやすくね、とりあえず三部構成にしようと思ったんですよね。
で、まあとりあえず見知らぬ乗客で今日は終わりにして、で次回からが、まあ中期、あのね、本当に人気がある作品が集中している、まあ中期の作品に行こうかなと思います。
また、あのコメント欄でね、絶対この作品はちょっと話が聞きたいっていうのがあれば、あの、おっしゃってください、リクエストしてください。
あの、それはちょっと触れたいなと思います。はい、では今日はこれで終わります。ごきげんよう。
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