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2025-11-04 08:54

第952回 映画「ハウス・オブ・ダイナマイト」

今回はNetflix映画「ハウス・オブ・ダイナマイト」についてお話ししました。
アメリカ本土に大陸間弾道ミサイルが着弾するまでの約20分、という限られた時間内での緊迫したドラマが描かれます。
緊張感が半端無いので、覚悟してご覧ください。


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サマリー

映画『ハウス・オブ・ダイナマイト』は、現代の核ミサイル発射を前にしたアメリカ政府の緊迫した対応を描いています。3部構成で、ホワイトハウスや空軍基地、大統領の決断を通じて、限られた時間内での緊張感が演出されています。

映画の概要と設定
みなさんこんにちは、おーばです。
今回は映画、ハウス・オブ・ダイナマイト、こちらについてお話してみたいと思います。
監督はキャスリン・ビグロウ。
今年の10月10日にアメリカと日本で限定公開されまして、
10月24日からネットフリックスで全世界配信が始まりました。
いわゆるネットフリ映画ですね。
かなりですね、評判も良くて、
今日ね、自分もネットフリックスで見ましたけれども、なかなかすごい映画でしたね。
内容はですね、非常にざっくり言うと、
舞台は現代。
アメリカが中国の本土に向けて大陸間弾道ミサイル、核ミサイルが発射されて、
それが国一国と近づきつつある。
それに対してのアメリカが中国連邦政府の当局者たちの対応を描くというね、
非常にね、緊張感あふれる話でしたね。
これどこの国が発射したかというのは明確には描かれないんですが、
ロシアか中国か北朝鮮か、
多分北朝鮮じゃないかなみたいな感じでぼやっと描かれてますけれども、
発射地点も大体この三国の国境近くぐらいな感じでね、
明確にこの国とは断言してませんけれども、
とにかくね、このミサイルが発射されたことをアメリカ側が発見して、
着弾するまで約20分。
それぐらいしかもう時間がないんですね。
もちろん迎撃ミサイルを打ち上げるんですが、これが成功すれば良し、
もし失敗したらアメリカ本土に直撃すると。
非常にね、限られた時間内で政府とか軍部が対応して、
そして報復をどうするかというところの決定までを行わないといけないというね、
敵大国と交渉して決裂して宣戦布告してとかいうそんな流れではなくて、
それまで普通の日常的な業務をやってきた人たちが、
いきなりあと20分で核ミサイルが落ちてきますと。
そういったね、極限状況に追い込まれてその中でどう対応していくかということを描いているドラマで、
いや本当にね、最初から最後まで全く息抜く暇がないというか、
実際こういう感じで戦争って起こるんだろうなぁという風にね、ついつい思ってしまいました。
この映画大まかね3部構成で作られてまして、
第1部、ここは舞台がホワイトハウスの中にあるシチュエーションルームという場所、
そして第2部は空軍基地の中にあるアメリカ軍の核戦略本部、
そして第3部は大統領が主人公で、その報復をどうするかという最終決定権というのは、
アメリカが、中国大統領が持っているので、限られた時間内に世界戦争を起こすかどうかの決断に大統領が追い詰められていくというね、
そういった3箇所での物語を描いていくという形になっています。
物語の展開と視点
で、これ若干ネタバレになりますけれども、第1部は時系列的にずっといって、
そして第2部スタートの時には、また物語がそのミサイル発射前の時点に遡って繰り返していくと。
なので同じようなシーンを別々の角度から描いていく。
さらに第3部では今度は大統領に焦点を当てて、やはりミサイル発射前から話が繰り返されていくと。
3つの視点で同じ時系列で話が進んでいくというのを繰り返し見せていくと。
普通考えればカットバック的に同時平行的に描いていくんでしょうけれども、
この映画では時間を巻き戻してあたかも短編集みたいな形でね、第1部、第2部、第3部と描いていくと、ちょっと変わったね構成をとっています。
具体的なストーリーの展開とか、最終的にどのように決着がついたのか、
核ミサイルが着弾したのか、爆発したのか、アメリカが報復を行ったのか、世界戦争が起こるのか、
この辺りはご自身の目で見ていただきたいんですけれども、さっきも言った通り、本当に最初から最後まで緊張したというか、緊迫感がものすごいというか、ただただひたすらに圧倒されましたね。
過去にもこういった核戦争を巡った映画というのは何本もありましたし、有名なところではスタンリー・キューブリック監督の博士の異常な愛情、または私はいかにして心配するのをやめて水爆を愛するようになったかというめちゃ長いタイトルの映画もありますし、
日本でもね、昭和30年代ですよね、東方映画で世界大戦争というね、全世界で核戦争が起こるというね、非常に怖い映画。
この世界大戦争では政府の高官とか軍部はほとんど出ずに、あくまで一市民の視点から戦争が起こる様子を見るというか、巻き込まれるというか、そういったところを描いていくという非常に怖い映画でしたけれども、そういった映画が過去何本もありまして、
幸いなことにね、現時点ではまだ世界レベルでの核戦争というのは起こってはいないんですが、昨今の世界情勢を見れば、正直起こっても不思議ではないような感じではありますよね。あくまでね、フィクションの世界の中だけにしていただきたいんですけれども、まあどうなるか正直わからないですね。
そして今回のこの映画、ネットフリー映画なので、当然ながらネットフリックス加入者しか見ることができません。なので、アマプラとかディズニープラスでは見ることできませんので、どうしてもね、視聴者限定されてしまいますけれども、ネットフリックス加入してらっしゃる方はね、ぜひ見ていただきたいと思います。見て絶対損はしないと思います。
あとそうですね、この映画、非常にね、セリフが多くて、基本的にかなり密室劇、会話劇の要素がね、強いですので、しかも複数のキャラクターがね、喋っている言葉が重なったりもしますので、字幕よりは吹き替えの方がいいと思います。
多分、字幕だと情報量的にね、会話の内容の半分も追えないかもしれませんので、日頃字幕で見ている方も、この映画に限っては吹き替え版の方で、まず見ていただくのがいいかもしれません。その後ね、また字幕で見るという手もありますので。
何はともあれね、非常に怖い、しかも見応えのある映画ですので、視聴環境がある方はね、ぜひご覧いただければと思います。はい、そういったわけで今回は映画、ハウス・オブ・ダイナマイト、こちらについてお話しさせていただきました。それではまた。
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