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2023-12-16 08:30

第703回 映画「宇宙戦艦ヤマト・4Kリマスター版」

今回は映画「宇宙戦艦ヤマト・4Kリマスター版」についてお話しました。

ほぼ半世紀前の作品ですが、面白さは全く古びていませんでした。上映館は少ないですが、可能ならば是非映画館でご覧ください!


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みなさんこんにちは。大葉です。 今回は映画
宇宙戦艦ヤマト4Kリマスター版 こちらについてお話ししてみたいと思います。
宇宙戦艦ヤマト。 最近はリメイク版で2199とか2202とか2205とかね。
確か今作っているのが3199ですか。 そういったシリーズが作られてますけれども始まりは1974年
昭和49年 テレビシリーズとして始まった宇宙戦艦ヤマトが最初ですね。
当時自分は10歳でしたけれども毎週日曜日にリアルタイムで見ておりました。
このヤマト、裏番組がアルプスの少女ハイジという超有名かつ非常にレベルの高い作品の裏番組になってしまったために
視聴率低迷。1年間の放映予定が半年に短縮されてしまったと。
そういった作品なんですけれども 1977年昭和52年に公開された再編集版の劇場版が大ヒットしまして
いわゆるアニメブームというのが 日本中を席巻したと。
このアニメブームがあったからこそ この後機動戦士ガンダムとかね
いろんな多種多様のアニメ作品が次々と生み出されて 現在もね本当にたくさんのアニメ作品放映配信あるいは上映されているわけですけれども
この流れの原点は間違いなくこの宇宙戦艦ヤマトの大ヒットがあったればこそだと思います。
放送開始からほぼ50年ということで この12月から
劇場版の宇宙戦艦ヤマトが4Kリマスター版として蘇って 全国のシネコンで上映
そして来年1月からは劇場版2作目のさらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たちこちらも4Kリマスター版で上映されると
いうことで 1作目のヤマトをリアルタイムで見てた世代っていうのはもう間違いなく
50代以上になるわけなんですけれども まあそんなね半世紀も前になるっていうのはもうびっくりですけれども
もちろん配信とかでヤマトは見る手段がたくさんあるんですけれども 劇場の大きなスクリーンで見るという機会はね
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めったにあるもんじゃありませんので 本日
映画館に行ってまいりました 当然客層は
自分と同世代かなと思ってたんですがもちろんね 同世代の人たちも多かったんですが
案外と中学生高校生ぐらいの 男の子たちがね来てて
まあその子たちは今のねそのいわゆるリメイク版から入ってきた世代のはずなんですけれども 思った以上に年齢層は広くてですねちょっと驚きましたし
しかもね観客も結構な人数入ってて ヤマトの人気恐るべしだというふうにね思いました
今回のこの4Kリマスター版なんですけれども 一言で言うと非常に
絵は見やすくなって音も聞きやすくなってました オリジナルネガから4Kでもう一回マスターを作り直して
そして音源の方も当時のオリジナルのモノラル音源を利用してノイズとかを除去して なので今の例えばドルビーアトモスとか
いうようなね立体音響の迫力はないんですけれども その分非常に音が聞きやすくなっているとこれは驚きでしたね
作画自体はねもともと50年前のテレビアニメですからね 今の
呪術回戦とか早々のフリーレンとかそういうのと比較してはねもう絶対ダメなんですが ただ
CGが全くない時代 100%手書きで動かしている時代に
ヤマトとかねその宇宙戦艦とか 戦闘機とかいろいろなメカを丁寧に動かしている
ここまで50年前のテレビアニメで作画に力を入れてたんだというのをね 大きなスクリーンで見直すことによって改めて感じましたし
ある意味衝撃的でしたね 今手書きアニメでこんなに細かくヤマトの動きを描写することが果たしてできるかどうか
今もうメカニックの動きって大半どのアニメでもCGでやってますので これ手書きであのヤマトの複雑なねデザインの例えば砲塔とかをね
動かしていくというのを描いていくのは大変じゃないかなと思いますね いかに当時のアニメーターがすごいかというのを改めて実感しました
ストーリー展開はね総集編なのでかなりナレーションで保管しているとはいえ ぶつ切り状態であるしどんどん話はね
よく言えばテンポがいいしまあ悪いかとすれば非常に強引に展開していくわけなんですけれども それでも
なんて言うんでしょうね今のアニメにはないこの熱気 すごいものを作ってやろうすごいものを
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見せてやろうというこのスタッフの 力情熱
声優さんたちの熱演 こういうものがねもう混ざり合って
見るものを圧倒するというね こんなにも今なかなか作れないのかもしれないですね
いや本当にね突っ込みどころはいくらでもあるんですよ でその突っ込みどころをできるだけなくして今の観客の目で見てこう整合性が
取れるようにしているのがリメイク版のね 新しいヤマトのシリーズでそれはそれであの自分も楽しみに見てるんですが
今のヤマトにはない パワー熱気というのがこのオリジナル版には確かにあったなぁと
いうことを今回改めて感じました 今回のこの4Kリマスター版3週間の限定公開ということであまりもう上映期間もないですし
そもそも確か全国で30何箇所ぐらいのシネコンでの上映ということで お近くのシネコンでね
上映してないという方の方が多いんじゃないかなと思うんですけれども もし見に行ける環境があれば
この機会にねこれを逃すともうこの劇場版第一作目を劇場のスクリーンで見るとか いうことはまあないと思います
同じマスターを使ったね新しいブルーレイなどは 販売されますし年明け早々にスターチャンネルでの放映とかもね
発表されてますけれどもそれでも大スクリーンで見ることは非常に大事だと思いますので ぜひね
昔見た方もあるいは一度も見てない方も映画館で見ていただければと思います そして年明け1月5日から
劇場版2作目のさらば宇宙戦艦ヤマト こちらは再編集ではなくて
劇場用の新作アニメーションですのでもう作画とかね ものすごくレベルアップしてますのでこちらもね
見に行きたいなぁと思っております はいそういうわけで今回は
映画宇宙戦艦ヤマト4Kリマスター版 こちらについてお話しさせていただきました
それではまた
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