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みなさんこんにちは。大葉です。 今回はドラマ「幽遊白書」こちらについてお話してみたいと思います。
週刊少年ジャンプで連載されてましたけれども、 調べてみると1990年から94年にかけて
連載されてまして、当時自分もリアルタイムで読んでましたね。 実はですね、アニメ版はほとんど見てないんですけれども、
かなり原作版の方は好きで、作者がトガシ・ヨシヒロ。 今だったらハンター×ハンターの方が有名でしょうかね。
なかなかね、面白い作品で。 結構原作も前半、中盤、後半で絵柄もどんどん変わっていくし、
作風というか作者の考え方とかもいろいろ変わってきてるんでしょうけれども、 後半は特にラストがね、
ここでこんな終わり方するの?みたいなね。 これがドラゴンボールだったらもうどんどん引き伸ばしたんでしょうけど、
ある意味スパッと終わってしまって、当時びっくりしましたけれども。 で、まさかのね、
30年経ってドラマシリーズが始まる。 しかもネットフリックスでということで、先日配信が始まりまして、
1話あたりだいたい50分の前後は、 特にシーズン1という表記はないんですけれども、どうなんですかね。
かなり話題になっているので、シーズン2ありそうな気もしますけれどもね。 このドラマ版、配信されてからネット上いろんな意見が出てまして、
めちゃ面白いという意見もあれば、 いやもう原作を台無しにしているという意見もあって、
まあいろんな意見が入り混じっているわけなんですけれども、 自分もようやく前後は見たんですが、
一言で感想を言えば、 思ったほど悪くはなかったなと。
なんかね、もっとひどい作りかなと正直思ってたんですよ。 確かにかなり原作のそうですね、前半の3分の1ぐらいまでを
5話に収めるということで、かなりダイジェストの展開になってますし、 キャラクターもかなり整理されてるし、
ただまあここというポイントは一応ね、 最低限のポイントを抑えてるんですけれども、
それでも原作あるいはアニメ版を見てた人からすると、 ちょっとこれはというふうに思うかもしれません。
ただまあその30年前の作品ですからね、 ハンター×ハンターは読んでても、ユーユーハクションは読んでないという世代も当然いるでしょうし、
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原作を読んでない人から見ると、 割と面白いんじゃないかという感じだと思います。
まあね、アクションも頑張ってたし、 CG使ったね、特撮部分も頑張ってたし、
当然地上波のテレビ放送だとここまでできないような 描写もね、いろいろあったりしたんですけれども、
ツッコミどころもね、多々あるんですが、 日本のドラマっていうのは少しお金をかけることができるとすぐに
グロい表現に突っ走ってしまうというところがね、あったりして、 この話でも割と最初のエピソードで、
いやこんなにグロい描写は別にいらなくない?というようなね、 他のところにお金使った方がいいんじゃない?と思うようなシーンもありましたけれども、
まあこれは個人の好みでしょうか。 そういえばですね、たまたま自分が見てる時にチラ見したうちの家族が、
これってガロみたいだねと、一言言って去って行ったんですけれども、 まあまさにガロだよなぁと。
ガロというのはね、新博で放映されてた特撮ヒーローもの、 しかもかなりダークな、仮面ライダー戦隊とはかなり違った
ダークなアクションものだったんですが、テイストはあれにかなり近いですね。 ただどうしてもね、キャラクターデザイン的に原作版に寄せてしまっているところがあるんで、
いやこれはね、例えばあの鋼の錬金術師とか、 ジョジョの奇妙な冒険のね、あの実写映画版とかありましたけれども、
ああいった作品を見ると、しかも日本人が演じると、どうしてもコスプレになっちゃうんですけれども、
今回の悠々白書も、微妙なラインではあったんですが、 まあうまくアレンジできている部分と、ちょっとコスプレに見えてしまうような部分もあったりして、
そこはなかなかね、難しいでしょうね。 原作版と全く変えてしまうと、それはそれでまた非難豪豪だろうし、
かといって、原作通りのデザインでやってしまうと、本当にね、なんかファンの二次創作になってしまうし、
まあそう考えると、実写ドラマよりも、例えばアニメのね、リメイクということで、 まあ最近もルローニー献身とかね、新しいシリーズやってますけれども、
ああいう感じで、原作の第1話から最終話を、現在の技術で再度アニメ化しますと、
いう感じにするのもアリかなと。 あ、そういえばね、話しておりますけど、ONE PIECE、
また第1話から改めてアニメ化するというのがね、発表されましたけど、 現在まだ原作続いてて、
テレビシリーズとか劇場版もやってるのに、 また改めてアニメシリーズをやるという発表もすごいですけれども、
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まあそんな感じになるのかもしれないですね。 多分ね、作ってるスタッフも、やっぱりコアなファンがいる悠々白書だから、
作るにあたってはハードルは高かったと思うんですよ。 なので、まあキャラクター造形とかね、アクションシーンとか、
ここは削って、でもここは残していく、ここはアレンジしていこうというところの苦労の跡は結構見えててですね。
まあ言い方悪いですけど、上から目線的に言えば頑張ってるなというふうに思いました。 ただね、まあどうしてもこれは言わざるを得ないんですが、
地上波のドラマに比べれば確かに予算はかけている。 さすがNETFLIXだなぁとね、
思いましたけれども、まあそれでもね、前半は割と屋外のシーンとか、いわゆるエキストラ、一般の人たちがいっぱい映ってたりもしたんですが、
後半戦になると特撮モノでよくある、あのどこぞの倉庫の中でバトルするみたいなシーンが多くて、
要は非常に限られた場所で、限られた俳優だけがアクションしてるみたいな、いう感じに見えてしまって、アクション自体はすごいし、CGもすごいけれども、
画面の見た目がなんかちょっとこう貧しく見えてしまうようなところが多々あったりして、これはちょっと残念でしたね。
で、もしこの後ね、仮にシーズン2とかシーズン3とか続いて、原作のラストまで行こうとすると、特に後半はね、あの魔界を舞台にした魔界編っていうのがあるんですが、
これをこの規模でやってしまうと非常にちょっとね、安っぽくなってしまうので、もし魔界編までやるんだったら、
もう本気でね、予算をドーンと投入して、 原作でもね、いろんなキャラクターが出てきますけれども、ドドンとものすごいものを見せてもらいたいなぁと思いますし、
まさかね、本当に今回のこの5話だけで序章というところで終わってしまうのは非常にもったいないんで、ぜひね、
続編を期待したいんですけれども、どうなんでしょうね。 まあどちらにしてもシーズン2、
配信があるということであれば、間違いなく自分は見ようかと思っています。 何はともあれね、悠々博書の濃いファンの方だと微妙かもしれませんけれども、
漫画読んだことがないという方であれば、ご覧になっていただいて損はしないと思いますので、netflix 関与者の方はぜひ要チェックだと思います。
そういったわけで今回はドラマ版 悠々博書、こちらについてお話しさせていただきました。
それではまた。