映画『Flow』の受賞歴
みなさんこんにちはおーばです。今回は映画、Flow、こちらについてお話ししてみたいと思います。
今年のアカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した傑作アニメ映画ですね。 公式サイトの方から少し紹介を抜粋させていただきますと、
ダトビア出身のクリエイター、ギンツ・ジロバディス監督の長編2作目。
2024年観の国際映画祭ある視点部門でプレミア上映を飾り、同年のアヌシー国際アニメーション映画祭で審査員賞、観客賞含む4冠を受賞。
2025年ゴールデングローブ賞ではインサイドヘッド2、野生の島のロズ、モアナと伝説の海2、
そういったビッグタイトルを抑えてアニメーション映画賞を受賞ということですね。 そしてですね、この映画何より驚いたのが
非常にスタッフが少なく低予算で作成されていると。 スタッフが50人以下、制作費は日本円で約5.5億円。
これはねディズニーとかピクサーとかそういった大手のスタジオで作る長編アニメ映画と比べると
桁違いに少ない人数と予算という形になってますね。いやーびっくりしますね。 正直なところですね今年のアカデミー賞でも
本命は野生の島のロズというふうに言われてたんですね。 実際自分もこのロズ映画館で見ましたけれども本当によくできてまして
これは取るんじゃないだろうかというふうに思ってたんですけれども こちらのFlowが受賞と
ただね日本のマスコミはあまりFlowのことを取り上げてなくて
野生の島のロズについてはねテレビの CM もガンガン流れてましたけどこの作品
まあ自分がねあまり地上波のテレビ見ないからアレなんですけれども さほど紹介されてた記憶がないんですよね
もちろん youtube とかで予告編は見てたんですけれども あまりそんなに話題にはなってなかったのかなという気がします
実際に今日公開初日の朝1回目見ましたけれども なるほどなこれアカデミー賞とかいろんな賞を取るのも分かるなぁというふうにね
本当に納得しました まあ個人的にはね野生の島のロズもよくできてたのでどちらがアカデミー賞を取っても
まあ不思議ではなかったんですが やはり非常にね小規模な体制でこれだけ面白い作品を作り上げた
というところが評価されたんじゃないでしょうか そういう意味では去年のねアカデミー賞で日本のゴジラ-1が
資格効果書を取りましたけれども あれと同じような感じと言っていいのかもしれないですね
作品の舞台設定
そして作品の内容なんですが 主人公は猫とか犬とかの動物たち
人間は一切出ません そして当然ながらセリフも一切ありません
犬や猫まあ他に鳥とかもね出ますけど普通の鳴き声のみだし いわゆる擬人化はほとんどされてないので
普通に猫がニャーと鳴いたりあるいは寂しがって泣くとか 怯えて泣くとかまあ声はね変わりますけれども普通の猫の声
犬は犬の鳴き声 鳥は鳥の声といった感じで
まあそんな体がねやはりロズとは違いますね ロズの方に出てきた動物たちは
まあ人間の言葉というかね 擬人化されているので普通に言葉喋れますので
まざっくり言えば 擬人化された人間の部分が7割で動物の部分が3割といった感じでしょうか
でかたやこのFlowに出てくる動物たちは野生の部分が9割 擬人化もう少しされてますね1割と言いますか
全く擬人化されてなかったらさすがにあの一本の劇映画としてストーリーの展開が 難しいので多少はね人間ぽいというか
感情的な動きというか表情を見せるところはあります まあそれはね当然というか
ただそれがノイズになるようなことではなくていかにもありそうだなと こういったシチュエーションでは猫は好反応してこういったシチュエーションでは
犬は好反応してあるいは猿は好反応して鳥は好反応してとかねそういった感じなので だからこそ下手なセリフとかがね全くなく
当然ね字幕もなく そういえば画面内でも文字というのも一切出ないですね
そしてねこれは公式サイトに書いてありますから特にネタバレというわけではないと思います けれども
まあ気になる方はねもうここから先聞かない方がいいと思うんですけれども
舞台設定が 近未来と思われるんですけれども
地表が洪水に見舞われて海面上昇がどんどん進んでいる 水面がどんどん上がっていっている
地面がなくなっていっているという そういったね世界を舞台にしています
そういった世界なので人工物とかも少し見えるんですけれども人間の姿は見えない 動物たちしかいない
水中にはね魚とかクジラっぽいのもいましたけれども とはいえ人間が滅び去ったようにも見えない
というのが冒頭にこの主人公の猫が寝蔵にしている人間の家民家が出てますけれども 室内の様子を見てもそんなにね
何十年何百年も放置されたような感じではないんですね 割と綺麗ですし結構最近まで人がいたんじゃないかと
なのでここはね明記はされてませんけれども 最近まで人間たちが住んでたけれども海面上昇によってどこか別のところに移住して
いったのか もっとSF的な発想すれば
この星を見捨ててね どこかよその星に移住していったのか
そういえばこの舞台の星世界というのも地球がどうかもはっきりわからないんですね そこも明記はありません
まあ多分地球っぽいんですけれども断言はできない とにかくね人間の痕跡というのがあまりなくて
大半が自然というか海の上海の中 森の中そして動物たちが描かれていくと
視覚的表現の魅力
ストーリー的には面白いのかなと思われるかもしれませんが これがまた非常によくできてまして
一瞬たりとも目が離せないというかもちろんね 動物たちの表情とか動きが素晴らしいのもそうなんですけれども
背景となる自然描写とか水の描写も本当に素晴らしくて見てる間ね 圧倒されましたね
しかもね上映時間が1時間半を切ってまして非常に短くてサクサクっと見ることができる それゆえにね
まあ集中しやすいというか見やすい作品だったなぁと思います 今日自分が見た回ではね観客はほとんど大人の人で
子供さんが 小さい子供さんがねお母さんに連れられて一人来てましたけれども
まあこの時期ね大半の子供さんはドラえもんの方に行ってると思うんですけれども 字幕というかセリフがそもそもありませんので
子供さんが見てもね多分絵を見るだけで十分ストーリーはわかると思いますので 楽しめるんじゃないかなと思います
少なくとも小学生以上であれば大丈夫だと思います ただラスト近くの展開はね結構
読解力というか解釈する力がないと ちょっとわかりにくいかな
そういう感じではあります まあ多分ずっと見ていけばおそらくラストは結局こうなんだろうなぁということが想像は
すくんですけれども 明確には描いてない部分があるのでそこは観客の理解力
委ねられていると そしてねこの作品エンドクレジット
ハリウッドの対策みたいな長々長々続く スタッフログではなくて割と短いんですがその後に最後にもうワンシーン
あります 必ずここまで見てください
ここまで見るとラストシーンが少しわかりやすくなるというか やっぱりこうなんだなぁというところね理解の助けになろうかと思いますので
途中でね 映画館から出ることはないように必ず最後まで見ていただきたいと思います
何はともあれね非常に低予算 少人数で作り上げた素晴らしいアニメーション映画
bgm 音楽とか効果音とかありますけれども セリフ人間の言葉あるいは文字に書かれている人間の言葉一切ありませんので本当に動き
だけで ストーリーが全部理解できる
そういったね素晴らしい作品になってますのでぜひね アカデミー賞ほかいろんな賞を受賞した傑作アニメーション映画ですのでぜひぜひご覧いただきたい
と思います 日本のねアニメ作品ももちろん素晴らしいんですけれども
海外にはこんな素晴らしいアニメ作品がまだ他にもたくさんあると思いますけれども そのうちのね最良の一本を今映画館で見ることができますので
上映関数はねそんなには多くないと思うんですけれども 万難を排してでも見る価値はあると思います
はいそういったわけで今回は映画Flow こちらについてお話しさせていただきました
それではまた