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はい、それでは、朗読を開始したいと思います。
これは、神様とのおしゃべりってやつで、
かーさんが主人公役でおしゃべりしていきますので。
それでは、エフェクトを使いながらやってみます。
ほとんどあれは見れてないので、
潜って聞いていただけると幸いです。
では始めます。
もしも、すべての願いがかなっているとしたら、
幸せにしてやろう。願いをかなえよう。
と、ノリノリで登場しておいてなんじゃが、
お前の願いはすべてかなっておる。
よって、お前はすでに幸せじゃ。
いきなり何言ってるんですか。
うち全然幸せじゃないんですけど。
かなっていない願いだっていっぱいあるし、
お金持ちになって豪邸を建てたい。
海のバンドで紅白歌合戦にも出たい。
もちろん、白組の大鳥で。
ほら、いろんな願いがかなっていないじゃないですか。
これからわしはお前にたくさんのことを教えるじゃろう。
ただ大切な教えはたった一つじゃ。
覚えておきなさい。
お前はすでに幸せじゃ。
なぜならお前の願いは一つ残らず、
すべての目の前にかなっておる。
わしが作り上げたこの世界は、
すべてその人の思うままじゃ。
ある人にとって、
現実とは100%その人の思い通りにできている。
だからその人の目の前に、
その人が望んでいないことは何一つとして起こらん。
いや、だから望んでいないことが目の前に
バンバン起こっている人が、
さっそくここに一人いるんですよ。
どうもはじめまして。わたくし母さんと申します。
わたしは会社になんて行きたくありませんが、
毎日いやいや通っております。
行きたくないなら、行かなきゃいいんじゃないか。
会社に行かなかったら給料もらえないでしょ。
給料もらわなきゃいいんじゃないか。
給料もらわなかったらご飯が食べれないでしょ。
ひょっとして神様は人間界のことあまりご存じない感じ?
ご飯を食べたくて食べなきゃいいんじゃないか。
ご飯を食べなかったら死んじゃうんですよ。
死ねばいいんじゃないか。
神様正気ですか。
まさか授業のこんな初っ端から死ぬことを勧められるとは。
それがお前の望みなんじゃない。
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叶っておるじゃないか。お前は今生きている。
生きるためにご飯を食べたいんじゃない。
それも叶っておる。
ご飯を食べれると、食べてるんだから
食べるために給料もらいたいんじゃない。
それも叶っておるぞ。
給料もらえてるじゃないか。
給料もらうために会社に就職したいと
お前は願ったんじゃない。
全部叶っとる。
今お前は憧れの会社員じゃないか。
おめでとう。
か。
君の現実は何もかもが君の望み通りじゃ。
うーん、そう考えるとそうなんですね。
確かに死にたくない。
ご飯を食べたい。
給料をもらいたい。
会社に行きたい。
そのすべてがうちの願いで
確かに全部叶ってますね。
会社に行きたいと自分で願っておきながら
会社なんて行きたくないと同時に願うなんて
確かにバカですねうちは。
そうじゃ。よく気づいたな。
バカなんじゃ。
だって望んだことはすべて100%目の前で叶っているのに
お前たち人間はそれに気づけてないんじゃから
バカとしか言えんじゃろ。
そもそも不幸な人なんてこの世には一人もおらんじゃろ。
ただ幸せ、イコール望みはすべて叶っているということに
気づけていないバカが多いだけなんじゃよ。
だからわしはそんな奴らを幸せバカと呼んだよ。
バカじゃけどまあ結局は幸せなんだから
放っておこうと。
お前はその人じゃよ。
人をバカの対象みたいに言わないでくれます?
だってそうじゃろ。
会社に行きたいと願いながら会社に行きたくないと願っておるんじゃぞ。
どうすりゃいいんじゃ。
もう逆に気の毒じゃよ。
いいか。もう一度だけ言うぞ。
この世の原理原則はたった一つじゃ。
その人の現実にその人が望んでいないことは何一つとして起こらない。
この世はすべてその人の望み通りじゃ。
そしてすべてが叶っている。
イコール幸せなのにその事実に気づけていない人が
自分は不幸だと思い込んでおるだけなんじゃ。
じゃあバカ代表として言わせてもらいますが
人間には望んでいないことだって起こります。
例えば先週うちの部署にとても性格の悪い上司が移動してきたんです。
でも嫌な上司と一緒に働きたい。
だなんて絶対に願ってません。
でもあいつはうちの部署にやってきたんです。
ほら望んでいないことがうちの人生に起こっているじゃないですか。
それもお前が望んだんだからじゃよ。
ただ①願いが叶う頃に本人が願ったことを忘れていたり
②願いが複雑で願ったこと自体に本人が気が付けなかったり
③間違えた願い方をしたせいで変な形で願いが叶ってしまったり
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これはたくさんの理由が絡み合って人生は全て
私の望み通りだと思わないわけじゃ。
そして望んでいないことが人生に起こると感じた時に
人は苦しむんじゃよ。
でもそれはただの錯覚じゃ。
まあ安心しなさい。
母、私はその錯覚からお前たちを目覚めさせるためにやってきたんだから
長い間待たせてしまったな。
あとは私に任せなさい。
正義のヒーローか。
じゃあ神様はどうやってうちを錯覚から目覚めさせてくれるんですか?
できることはただ一つ。
お前はバカじゃと言い続ける。
はあ、神様。
うちの横でずっとお前はバカじゃと言い続けるためだけにやってきたんですか?
いや、それだったら帰っていただきたいですね。
自分の方がバカだったと気がつけば目が覚めるんじゃないか?
例えばさっきの上司の件。
お前はどうしてその上司が嫌いなんじゃ?
めっちゃ指示が細かくていちいちうるさい奴だから
うちは仕事をスピーディーに済ませたいんですよ。
でもあいつのせいで全然前に進まないんです。
チェックにチェックを重ね結局チェックだけで1日が終わるんですよ。
そのせいでついた穴名はチェックマン。
バカはあいつの方なんです。
あんな奴と一緒に働きたいだなんて絶対に願ってないです。
いや、願った。
それもさっき言った。
一から三の理由が絡み合う。
自分の願いだと気づいていないだけだ。
いいか?
お前がまだ小さかった頃お前は母親に豆腐を買ってきてねと頼まれた。
それは初めて頼まれたお使いで母親に頼りにされたことにお前は興奮した。
小さな自分にも役割があるんだと初めて自分の存在意義を感じたからじゃ。
猛ダッシュで豆腐を買ってきた。
お前の頭を撫でながら母親はとても早かったわね。ありがとうと言った。
記憶のどこかにかすかに残っているようなその風景。
とても懐かしいなあ。
というか神様よく知ってますね。
わしを誰だと思っとる。神じゃぞ。何でも知っとるよ。
早かったねと母親に。
褒められていりゃお前は仕事はスピーディーにしたいと願うようになったんじゃ。
一方でお前が走ってお使いに行ったせいで買ってきた豆腐は形が崩れてぐちゃぐちゃだった。
それを見たお前の姉は母親に。
母さんはちゃんとお使いできているんじゃないかといい。
母もそうねと言った。
お前はそれを偶然聞いてしまい、仕事は丁寧にするべきなんだなとも痛感したんじゃ。
わかるか。今じゃお前は常にこの相反する二つの願いを願っておる。
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仕事はスピーディーに、だけどゆっくり丁寧にやり遂げたいとな。
もしお前は職場に一人だったらゆっくり丁寧の部分は叶わないじゃろ。
こうして嫌な上司と思っているその人はゆっくり丁寧にという願いを叶えるためにお前の現実に現れたんじゃ。
お前の望み通りになる。
でもウチはチェックマンのことめっちゃ嫌いですよ。
ウチ一人でスピーディーかつゆっくり丁寧にすればいいんじゃないですかね。
できるかアホかお前は。
どうやってスピーディーかつゆっくりと仕事なんてできるんじゃ。
一人じゃ絶対に無理じゃ。
いいか、スピーディーにという願いは母親に、表で褒められたから自分が担当したいと願っている。
一方ゆっくり丁寧にの部分は陰口として聞いたもんじゃから、表面上は認めたくない感情なんじゃ。
だからお前はもたもたしている人間が嫌いじゃろ。
ええ、嫌いですね。
でも完璧に仕事を仕上げたいという望みも心の奥底では願っている。
形を崩してしまったとこの一点以外な。
こうしてお前の全ての願いを叶えると、私がスピーディーに仕事を行なし、私以外の人はそれをゆっくり丁寧に言っちゃう。
さらにノロマナその人には文句を言いつつ、でも結局仕事は完璧に仕上がる。
ほら、現実のその全てが完全にお前の願い通りに叶っているんじゃないか、目の前で。
おお、すごいですね。
ノロマナの奴には文句を言いたいという願いさえ含めて全てがうちの望み通りですね。
相手が嫌な奴じゃないとこうはならないですね。
文句を言うことで陰口の仕返しをしつつ、でもゆっくり丁寧にの願いも叶う。
さらに自分だけは花形のスピーディーの部分を担当できる。そして結局最後に仕事が完璧に仕上がる。
やばいくらい全てがうちの望み通りじゃないですか。鳥肌が立ちました。
今、現実における願いの叶い方が完璧すぎて、うちの全ての願いを叶えるためには大嫌いなチェックマンの登場が絶対に必要だなと。
だから言ったんじゃ。現実に起こることは全てがお前の望み通りなんじゃ。
ただお前は頭が悪いから願ったことすら忘れておる。
そして頭が悪いから願いを全て叶えるとどうなるか、複雑すぎて計算できていない。
いくらなんでも人のこと頭が悪いって言い過ぎじゃないですか。
頭が悪いがにどう表現したらいい。全ての願いを常に目の前に叶えてあげてる。
お前たち人間はそれに対してブーブーと不満を言う。
あなたが望んだんじゃ。その全てを。他でもないあなたが。
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青が欲しい、赤が欲しい、黄色が欲しい、緑が欲しいとあなたたち人間が願った。
わしはその全ての上限を同時に満たした。群青色を手渡した。
すると人間はこんな色は願っていないと目の前の現実に不満を言い始める。
こっちは完璧に願いを全て叶えておるんじゃぞ。
頭が悪いがになんて言えばいい。
少しだけ脳みそが少ないようですね。お客様とか。穏やかな感じで。
めんどくさ。アホか。ほんと頭が悪い。
じゃあ頭がいい方の神様の方で人間が願った時に注意してくれればよくないですか。
青と赤と黄色と緑を同時に願うと群青色になるよって。
このままだと嫌な上司があなたの目の前に登場しちゃいますよって。
危険危険って。神様が教えてくださいよ。
それはすなわちお前が願った時にAという願いは止めた方がいいですよ。
Bという願いだけにしなさいと、わしが願いを選別するということじゃぞ。
嬉しいのかそれ。
確かにそれは楽しくないですね。
じゃあこうしたら。
うちはこれまで通りに好き勝手にたくさん願うから、あとはそっちで調整してよと。
願いをまびく感じで色とりどりに人間が願っちゃったら、
青と赤と緑をそっとそっちで抜いて黄色だけ願いを叶えてもらえれば、
そうすれば群青色にならないから誰も文句は言わないはずですよ。
脳みそ少ないから黄色だけ叶えばめっちゃ喜びますよ。うちら人間は。
お前の願いはこっちで勝手に変えることじゃな。
じゃあ宝くじに当たりたいと願ったら、宝くじの代わりに隕石を当ててやろうか。
よし、そうしよう。
困る。それはとても困ります。やめてください。
神様の立場にあるあなたが隕石を落とすなんていうと地獄絵図になっちゃうから、
マジでやめてください。
色んなことを考慮した結果、やっぱりうちの願いはそちらで勝手に変えないでください。
当然じゃよ。これからもお前たちの願いは全てが目の前で叶い続ける。
だから目の前にお前たちが望んでいない出来事はただ一つものも起こらない。
これに例外もない。
もし現実に不満があるなら、
願ったお前たちが自分の願いであることに気づけていないだけじゃよ。
これを覚えておきなさい。
叶える側の神様がポンコツだと昨日までは思っていたんですが、
でも願った側のうちらの方がバカだったと。
全てが望み通りの現実を見て、こんなこと望んでないよと言ってたのか。
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このルールに例外はないんですよね。
ああ、まあ例外はただの一つもないよ。
じゃあ急に病気になった人はどうなるんですか?
さすがに病気になりたいだなんて願わないじゃないですかね。
必死に働きながら体を休めたいとは願ったんじゃろ。
そしてずるい休みはしたくないともな。
願いがたくさんあり、それらを全て叶えると正当な理由で休めるのは病気という形になったんじゃろ。
おお、すごい。さすが神様。説明が上手ですね。
病気は強制休養タイムなんですね。
ああ、病気が起きた理由も人それぞれのケースで異なる。
ただ原則は一つ。この世はあなたの望み通り。
起こったことは全てあなたが望んで、
起こったんだから。
それなのに、自分が願ったと気づけていないのがうちら人間ですね。
1. 願ったことすら忘れ。
2. 願いが複雑で叶っても気づかないか。
3. 間違った願い方をしたか。
ん?3の説明は?
時間はたっぷりある。これからゆっくり教えていこう。
もう二度と間違った願い方をしないようにな。
わしの話を聞けば聞くほど人間たちは上手に願えるようになるだろう。
ずっと上手に願うようになる。
その時現実を見て最後に心の底からこう言えるだろう。
ああ、なんだ。目の前の現実は全て自分が望んだ通りだったのかと。
私は既に幸せだったのかと。
おお、神様。次行きます。
この世は全てあなたの望み通り。
はい。ありがとうございました。
今回はこれで終了。
お、じいじいさん、こんばんは。
ぶーちゃん、かあさん、こんばんは。
みんこさん、こんばんは。
こわさん、どうぞ、お邪魔してます。
いらっしゃいます。
で、これで終了ですので。
お、あさひさん、どうも。いらっしゃいませ。
とりあえずこの、あの、なんだ。
神様とのおしゃべり。
ぜひぜひ、これを何回でも聞くと。
これ、あの、たぶん、なんですか。
脳科学とかそういったやつの中身に通じるものなので。
神様役と自分役として。
また次回ですね。今度は間違った願い方の話をしたいと思いますので。
では、今日のところは終了します。
ありがとうございました。
では、またねー。
こちっとな。