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大好きになったポッドキャストがあるのです。


紹介したいポッドキャスト

独り言、ふたりごと「20230912」


このポッドキャストを聴いて連想した曲

折坂悠太「夜学」

https://youtu.be/xgrgd4qQXT8?si=NAG3WkZcXtQhlHCV


#声日記 #トラックバック #朗読 #折坂悠太

「独り言、ふたりごと」ポッドキャストの魅力
沼の底からこんばんはってことで、
河童と人妻の夜の第20回を、
昨日配信しまして、
それが終わるまでは、
自分のソロのポッドキャストを録らないようにしようと思ってたので、
まずそれがひと段落したんで、
昨日、今日、
自分的にすごい大ファンになったポッドキャストがあるので、
それをちょっと紹介したいなと思ってですね。
コーノさんって、
本とかの店雑談盗み聞きっていう、
ポッドキャストをやられてる方が、
新たに今、声日記を始められて、
それのタイトルが、「独り言、ふたりごと」っていうものなんですけども、
これ、先週ぐらいに、
河童と人妻の相方のめちこさん、
このポッドキャスト面白いよっていうLINEをいただいて、
それで教えてもらって、
教えてもらったその時は、
仕事の本当にちょっとした合間だったのかな、
だったので、コーノさんのこのポッドキャストが、
自分の日記を無感情に読むっていうもので、
なので、リッスンのところ、書き起こしのところには、
もちろん読む前の日記があるわけで、
まずその日記として触れて、
物事も感情も説明しすぎない、
想像の余地をたっぷり与えてくれる素敵な日記だなと思って、
好きだなと思って、こういう日記。
それで、後で帰ったら聞こうと思ってたんですけど、
仕事やら育児やら、ポッドキャストの編集やらに追われて、
結局聞けないでいたんですよね。忘れちゃってた。
で、今日の朝、ふとリッスンのトップページをつらーっと見てたら、
あ、そういえば!と思って。
で、その独り言、ふたりごとを聞いてみたら、
ちょっとこれ、ぶっ飛んでというか、やられたっていうか、
やりたかったけど、自分には絶対にできない、
あの、すごいカームなポッドキャストだなと思って。
無感情に読むっていうのがポイントなんですよね。
日記を例えばポッドキャストっぽくというか、
日記を元におしゃべりをするとか、
うちの相方のめちこさんみたいに、
そのポッドキャストでしゃべるために原稿を起こすとか、
そういうので、もちろん方法論としていいものなんだけれども、
なんだろう、逆転の発想っていうか、すごく魅力的に思えたんですよ。
もともとある色濃い行間が聴覚を通すことによって、
そのポッドキャストとしての切り取られた空間とも相まって、
なんかレイヤー的な、重層的なものになって、
このあえて無感情に読むっていうのが、なんだろう、
文章としての行間、その言葉を発しているその空間を、
こんなに想像の域を広げさせてくれるんだなっていうのを、
すごく魅力的に感じて、なのでですね、
まだ5回ぐらいしか、毎日更新なんで、
5日間やられてて、5話なんですけど、
5回ですっかりファンになってしまっている自分がいます。
で、「独り言、ふたりごと」っていうタイトル通り、
時々ふたりごとになるんですよね。
その時は奥さん、奥様と喋られている。
最初にコーノさんが日記を読まれて、
その後にコロコロっとした奥さんの素敵な声が入ってくるんですよね。
それで、あれ、今まで俺何を聞かされてたんだろう、
なんか急に現実に引き戻されるというか、
その日記を聞きながら、
文章のレイヤーにはまり込んでいた自分が、
急に引き戻される。
時空が歪むっていうか。
その後、全然今までとテンションとかトーンの違う、
雑談が始まるんですけど、
あれ、俺今何聞かされてるんだろうっていうのが、
すごい不思議で、
いや、このフォーマットすごい新しいなと思って。
なので、独り言ふたりごと、
また新しいポッドキャスト体験をさせてもらってるなっていう気がして。
ちょっと僕的におすすめなんで。
僕のソロのポッドキャスト、
カッパのポッドキャストの暗い部分を好いてくれるような方。
あと、カッパと人妻の夜の、
たまにやる僕のうつ語りみたいなのを楽しんでくれる方。
決して暗いわけじゃないんですけど、
すごいカームな、静かなポッドキャストなので、
そちらも耳を傾けて見てはいかがでしょうかと。
ちょっとぜひ言いたくてですね。
自分の日記を無感情に読むポイント
今日は本当はちょっとソロを抑えめにしようかなと思ってたんですけど、
ぜひ一回、僕が受けた衝撃みたいなものを皆さんに紹介したくて、
ちょっとしゃべっちゃいました。
そして、僕もやろうと思ったんですよ。
実はトリビュートみたいな感じで。
昔の日記、カッパを名乗る前の日記をちょっと読み返して。
どうせだから、同じことをやっても猿真似にしかならないので、
過去の同じ日の日記を読み上げてみようかなとかってちょっと思ったりしたんですけど、
心が落ちまして、
ああ、だから俺ブログ辞めたし、
ツイッターのアカウントも一回消したんだっけみたいな。
結婚して、子供が生まれて、
その子供が自閉症がかなり重いってことが分かって、
うつになって、
その生活を続けていくうちにうつもひどくなって、
ある時、全部消したんですよね。
ツイッターとかもブログとかも。
消える前の限定公開、自分だけ見える日記、
お久しぶりに読み返したら、
トリビュートとかそういう話じゃない。
20代の、30代前半の自分が、
まあ今とは全然違う、こんなはずじゃなかったみたいな。
ひとしきり落ちまして、今に至るというような感じなんですけど、
後悔とかでは全然ないですが、
やっぱり、ただでさえうちの息子、
一生、もしかしたらおむつで、
言葉もしゃべれないかもしれない。
ずっとジャイアントベイビーな息子を抱えて、
僕の障害もどんどん重くなっていっている状態で、
僕がいなければみたいなことをまた、
ここ最近ずっと考えていたのが、
その日記を読み返したことで、
さらにそんな気持ちが強くなってしまって、
僕が妻にできる一番のことって、
僕がいなくなって、
負担を和らげてあげることなんじゃないかなっていうのを、
また考えるようになって、
僕、なんでこういうことを、
ポッドキャストでしゃべるんだろうって、
今考えながらしゃべってるんですけど、
同情されたいわけでもないんですよ。
かわいそがられたいわけじゃなくて、
吐き出す場所が欲しいんだろうなぁと思うんですよ。
そして、贅沢な話なんですけど、
同情じゃなくて、何回かしゃべってるように、
こういう僕の話を聞いて、
それをエンターテイメントに感じてくれる人がいたらいいなと思うんですね。
エンターテイメント。
言葉としてはちょっと不適当なのかもしれないけど、
何だろう、つげ義春日記を読んで、
あれも基本すごい暗い日記なので、
ポッドキャストのエンターテイメント性
そうだな、つげ義春の漫画を読んでる、「無能の人」とか。
エッセイっていうか事実を織り混ぜたフィクションを、
読んでる、
そういう時の自分って、
同情するでもなく、笑うでもなく、
だけど楽しんでいる自分がいるわけで、
できれば願わくば、贅沢ですが、
一人でもちょっとでも、
僕のこういう、どこにも行き場のないような、
穴の底に放つような言葉を聞いて、
それを楽しんでくれる人がいてくれたら嬉しいなと思って、
喋っているわけで、
すいませんすっかり脱線してしまったんだけど、
これだとコーノさんのポッドキャストがすごい暗いものっていう風な捉え方をされてしまうけど、
そうではない。
静かで、すごい味わい深いポッドキャストなので、
ぜひ皆さん聞いてみてくださいと。
僕はこのポッドキャストを聞いて、
折坂悠太の作る曲だったりとか、
曲間の語りだったりとかを、
すごく思い出しました。
声もちょっと似てますしね。
なので概要欄にYouTubeの
夜楽という曲のリンクを貼っておきます。
本当はスタジオライブ版の方がかっこいいんだけど、
公式っぽいのでライブ版の方を貼っておきますので、
僕はこう思ったよということで、
そちらも併せてご参照いただけたら嬉しいなと思います。
じゃあ今日はこんなところで、
あとは何かそのうち思いついたら、
喋りたいと思います。
13:26

このエピソードに言及しているエピソード

コメント

これからも楽しみにしています!

いわゆる売れ線の方ではないですが(とはいえ月9の主題歌とかもやっていましたが)とても評価の高いミュージシャンです。 コーノさんの朗読を聴きながら、この人の演奏がフラッシュバックするのです。

奥さんの笑いはまさに「こういう感じで受け取られてるんだ」という笑いでした。 河童さんの線の細い芸人みたいな話し方がツボのようで、うちの奥さんは「河童と人妻」でのエロ路線を期待してます。奥さんの話ばかりになりました。

え、あ、そうなんですね。 がんばります...笑

odajin
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