-
-
スピーカー 2
ということで、今回は何を話そうかなという話をしてたんですけど。
あの、すみちゃんがね、どんな感じでこのコミンカと関わってるというかね、コミンカに関わる仕事をやってるかっていうのは、多分皆さんも知りたいところじゃないのかなと。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
思うので。
スピーカー 1
なんだコミンカ再生史。
スピーカー 2
そう、コミンカ再生史。
こないだチラッと話したら聞いたんだけど、コミンカ再生史という職業は。
スピーカー 1
ないです。勝手に僕が言ってるだけですね。
スピーカー 2
言ったらもうそれ職業。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
まああればいいなとは思いますけど、まあまだそういうね、認知があるものでもないと思います。
まあでもね、地の如くというか、ただ単にコミンカ再生してるだけなんですよ。
スピーカー 2
まあでもその再生っていう意味には、いろんなところを直して進めるようにするっていうのもあるかもしれないけど、それだけにはとどまらないところがあるわけじゃないですか。
スピーカー 1
そうですね、あの実際、最初は本当、空き家。
まあコミンカっていうくぐりではなくて、まあ空き家ですね。
その空き家を活用して、今誰も住んでないところを安く仕入れてっていうところですよね。
安く仕入れて、それをリフォームして、人が住めるようにっていうところを目標にやってたんですね。
で、まあそれやってるうちに、住むに飽きたらずというか、住むだけじゃなくて、事業に使いたいとか、コミュニケーションが生まれるような場所を活用していきたいっていう形で使っている人たち、使いたいっていう人たちから依頼というか、リフォームの相談っていうところからスタートして、
実際僕たちが施工して、そういったスペースだったりとか、そういう場が生まれてるっていうところに流れていったというか、今携わってるっていう形なので。
スピーカー 2
小民家自体は、自分がここに住みたいっていう希望があって、この小民家をもう直してください、小民家再生者の杉ちゃんって言って頼まれることの方が多いの?
スピーカー 1
今半々。
スピーカー 2
この辺に住みたいんだけど、どっかいいとこない?っていうのもある?
スピーカー 1
そうですね、それもありますね。
それもご相談には乗れるかなと。
なので、僕たちのところにはちょっと困ったっていうところ、まあまあでも困ったですけど、困った空き家っていうのが情報としては流れてきやすい形に。
困った空き家ということは、自分がこれもう処分したいんだけど、誰かに買ってほしいけど、もうそういう人いないし、不動産屋さんもよくわかんないしみたいな。
そうですね、不動産屋さんに相談しても、なかなか普通じゃあ、不動産屋さんも困るんですよね。
売れない物件なので。
だから不動産屋さんに相談しても、不動産屋さんは売れる物件は仲介が仕事なので、いくらでも取り扱ってくれるんですけど、
そもそも問題を抱えているとか、放置されたような空き家っていうのは、そもそも不動産屋さんとしてもプロですら売るのが困っちゃうんで。
家に至るところまで道がすごい狭かったりとか、火事になったら消防車も入れない。
特に尾道はそういったところが多いですし、皆さんも知ってるかどうかわかんないですけど、
昔に建てられた家っていうのは、今それを壊してもう一回そこで建てようと思っても、今度壊しちゃうと建てれなくなっちゃうんですよね。
再建築不可っていう。法律が変わっていってるんで。
なので、そこで再建築ができなくなっちゃうってなると、解体しちゃうともうそこで家を建つことはできない。
知らなかったですか?
スピーカー 2
土砂災害とかありそうなところとか、危険区域とかっていうところはもうそこダメみたいな感じになるのは聞いたことあったと思うけど。
スピーカー 1
全くそういうところじゃなくても、まず接道っていうのが必要になってくるので、道に土地がどれだけくっついて、隣接してるか。
だからその道として認められたところにその土地が接触してないといけない。
じゃあ何メートルくっついてますよっていうその接道義務っていうのが出てくるので、
それに条件を満たしてない土地っていうのは、昔の家は建てるんですけど、今建てようと思ったら建築許可降りないので、そもそも建つことができない。壊しちゃうと。
なのでそういった土地っていうのは言ってみれば価値がない。住宅用地としては価値がなくなっちゃってる。
住宅用地以外だと何に?
スピーカー 1
もう座地何に使うんですかっていうことになるから活用ができないんですよね。
だから持ち主さんは価値のないものを持っていることになる。
それでも固定資産税は発生するので悩みますよね。
スピーカー 2
だって取り壊したら取り壊すお金もかかるわけだし。
スピーカー 1
そうですね。解体費用は年々上がる一方なので、今後下がることはおそらくないと思うんですよ。
もう難しい。どんどん捨てれないものだったり環境のことを考えたら処分に。
普通に昔は捨てれてたものが、でも次は健康被害があるからその粉塵をちゃんとしなさい。
アスベストは特にそうですけど、解体するだけでもお金がかかっちゃうので、
飛散対策したりとか、アスベストの調査、壊す前に調査したりとか。
すべてにお金が多い。どんどんどんどん。
この流れが緩和されることは絶対ないので、壊すなら今しかないんですよ。
今現在が一番安く済むし、これどんどん先延ばしにすればするほどランニングコストもかかるし、
おそらく解体費用も年を経てば経つほど値段は上がっていく。
ゴミ買ったりとかそういった処分するっていう費用は増えていく一方だと思いますし、
今人件費もどんどん上がってきてるし。
スピーカー 2
そういう話を持ち主さんが聞いてしまうと、取り壊しはもうどうしようかな。
スピーカー 1
早急に手を打った方がいいんですけどね。
スピーカー 2
結局取り壊し費用が出せないから、そのまま放置して、崩れていって。
スピーカー 1
その前に税金上がっちゃいます。
崩れる前に危険な食べ物として行政に指定されてしまうと、そこは税金上がっちゃうんですよ、固定資産税が。
だからもう二重苦というか、もう地獄でしかないです。
もう本当不動産って負けの動産になっていくっていうね。
動かないのが不動産なんですけど、
負ける不動産。
もうこんなもん残されたら、自分の相続したりとかした時に、
そんな負けの不動産を相続した暁には本当に困っちゃうんですよ。
だから相続放棄しますってなって、そのまま朽ちていって。
スピーカー 1
なんなら相続放棄とか、基本的に価値あるものっていうのは、
行政とか国っていうのが面倒見てくれるんですよ。
それはわざわざ貴婦という形で手に入れて、それを活用するということで。
でもそういうどうしようもない土地って、多分行政も引き受けてくれないんですよ。
だからもう困りますよね。
で、近隣の方たちっていうのはそういった物件があると困りますよね。
スピーカー 2
変なことが染み付いてありますね。
スピーカー 1
そうそう、動物ね。
ここにも動物がね、この間も話出てきたんですけど、
そういう話が出てきたりとか、
動物ならまだしっかり100を譲っていいにしても、やっぱ治安自体も悪くなってくる。
街全体のコミュニティの雰囲気も悪くなってくるっていうのは、
小野道に限らず地方っていうのはどこもあるんだと思うんですよね。
そのとこ帰りたくないですよね。一回出た人とかもね。
スピーカー 2
じゃあそれが家が再生して住めるような家になれば、
それは持ち主さんはそれで売るっていうこともできるし、
もしくは再生の見込みがある物件として誰かが入ってきて、
そこで直して入れるようになったりとかすれば、
スピーカー 1
そこはまあ、甦ってとかね。
スピーカー 2
不動産にならずに生かされた。
スピーカー 1
生かされたものになる。
スピーカー 2
そういう空き家を、
5軒に1軒がすぐに4軒に1軒というふうにはならないにしてもね、
一個ずつ杉ちゃんが今再生していくという。
スピーカー 1
僕一人じゃ到底このスピードは止めることは絶対できないとは思うんですけど、
こんなことしてる奴がいるよっていう形で知ってもらえたら。
別に尾道に限らず全国で同じような形でやる人が出てくると面白いかなっていうのがあるので、
こういったねラジオで配信したりっていうのもやりたいよねってずっと言ってたんで。
だからこのねラジオをやると。
スピーカー 2
で副題にコミンカをパラダイスって。
スピーカー 1
コミンカをパラダイスだよと。
スピーカー 2
で杉ちゃんがでもコミンカがパラダイスだよなと思うポイントとか。
スピーカー 1
なんだろうな。
僕はそうだなコミンカはパラダイスだよ。
今まで今の話の中で言うとすごい負の動作になる感じ。
確かにそうですよね。皆さんが困ってる。
それで言うとやっぱその持ち主、もともとの持ち主さんって事情あって、
売却だったりとか譲渡っていう形で僕たちのところへお話が来て、
それをこう携わらさせてもらったんですけど、
最初はやっぱね、残地物って言って前住んでた人の火災道具も丸々一式、
もう満パンの状態であるところからスタートっていう形で、
まずそういった不要品の処分だったりとか片付けっていうところだったりとか、
もう庭木がボウボウで。
大野道はまだ庭も結構あったりとかするんで、
ここもそうだったんですけどね。庭がもう荒れ果てた状態。
手入れしていればすごい良いんだけど、草ボウボウになって飲み物になったらうっそーとね、風邪も入らない。
風邪も入らないし、最悪その庭の木たちにね、家まで倒されるじゃないですけど、
落ち葉とかをね、侮ってたらトイとかにすぐ詰まっちゃうんで、
そこから今度は雨漏りが発生して柱が腐って床が腐って、家が傾いてっていうコンボが決まっちゃう。
なんで本当、面倒見る人がいなくなっちゃうと、家っていうのはすぐにあっさりと傷んでしまうっていうところで、
でもとは言ってもね、もともとそういった物件でもそこに暮らしてた人の営みだったりとか、歴史っていうところまではないかもしれないですけど、
だんだんと良くなっていくとね、その物件の魅力っていうのにだんだん気づいてくるんですよ。
スピーカー 2
だんだんと良くなっていくっていうのは、
スピーカー 1
自分が片付けていったりとか、庭木をちょっと手入れして風が通る。ここなんかもそうじゃないですか。
最初はちょっとこう、大丈夫かなって思うところがあっても、庭木を切って火が入るようになって風が通るようになってくると、
あの縁側がすごく素敵な場所になったりとか、家の中に窓開けてるといい風が入ってくるっていうのがわかってくると、
ここってめちゃくちゃパラダイスじゃないですかっていう。
スピーカー 2
もともと古民家って古くからそこに建ってるわけだから、リッチな良いところが多いんじゃないかなとは思う。
スピーカー 1
そうですね。古い家って多分そうだと思います。
スピーカー 2
災害にも負けてない、そこに残っているっていうことじゃないですか。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
あと眺めがちょっといいとか。
スピーカー 1
本当そうだと思います。
僕の前の仕事って言ってもあれなんですけど、ここで言っても仕方ないかなと思うんですけど、
もともと僕は別にリフォーム会社をやってたわけでもないし、そこに働いてたわけでもなくて、職人でもないわけで、
僕はもともと消防士としてお仕事をしてたんで、災害っていうのは多少ちょっと知識はあるんですけど、
やっぱね、昔の人は結構安全なところを選んで住んでるんですよ。
スピーカー 2
よく知ってるなと思う。
スピーカー 1
本当そうで。で、新しくできたニュータウンだったりとか、ちょっと無理矢理作った団地と造成したところ。
河森さんも経験しておられると思うんですけど、結構のびのびやられちゃいましたよね、こっちはね。
だけど昔からある集落だったりとか、もちろん裏の山っていうところはその危険性は古くてもあるんですけど、
案外ね、地盤がしっかりしてるところに建ってたりとか、水害があってもそこは浸水してないよっていうのが残ってたりとかして、
やっぱりちゃんとなってんだなっていう。
スピーカー 2
私も土砂災害のところの土砂の除去のね、
前の職場の人の家の近くの土砂の撤去作業手伝いに行ったんだけど、
スピーカー 1
その子の家は何年も前から続くようなところだったから、
スピーカー 2
もうすっかり残っていて、周りの土砂がブワーッとすごい流れててっていう感じで。
スピーカー 1
すごいですよね、昔の人ってね、本当に。
スピーカー 2
そういう意味では、古民家が、古民家のあったところに住む。
建て直すともうね、それこそ、なんだっけ、もう建てない場所になっちゃう。
スピーカー 1
再建築不可。
スピーカー 2
そうそう、再建築不可かもしれないけれども、
今ある古民家を直して使うのはいいわけだから、
そこに住むという意味では、ちょっとそういう災害にも強い場所が多かったりするという意味でパラダイスですね。
スピーカー 1
いや、そうなんですよ。本当そうかもしれないですね。