ジャンクDNAの概念
【ゆーりん】です。
【いなりん】をお伺いします。
きちんとした科学だけど、創造論は科学の不利をした偽科学、キリスト教という宗教のすり替えをしただけだと思う人が多いと思います。
実は、DNAのゴミを調べていくと意外なことに気が付きます。
そこで今回は、DNAのゴミについて紹介します。
このチャンネルでは、日本の学校や他のチャンネルでは取り上げられない創造論の視点で、自然や生き物に関する情報を紹介しています。
今回の動画を見た上で、もっと知りたいという方は、ぜひチャンネル登録してみてください。
それでは、本編スタート!
【ゆーりん】、【いなりん】、ありがとう。
【かんくん】です。
今回は、DNAのゴミについて紹介します。
さあ、ここでクイズ!
DNAが二重螺旋構造になることを発見したのは、
次のうち…
ちょっと、ちょっと、うるさい、うるさい。
聞いてる人もハヤハヤしてくれる。
ここでクイズ!
DNAが二重螺旋構造になっていることを発見したのは、
次のうち誰でしょう?
とりあえず問題読まして。
1番、ワトソンとホームズ。
2番、ワトソンとクリック。
3番、コナンとラン。
さあ、難しいね、これ。
ママもホームズ。
うん、なるほど。
いきますよ。
丸一番だと思う人、ワトソンとホームズ。
ママ。
2番、ワトソンとクリック。
おー、ママもう一回手を挙げてる。
3番、コナンとラン。
どれやねん。
正解は2番、ワトソンとクリックです。
1953年、ワトソンとクリックは、
DNAが二重螺旋構造になっていることを発見しました。
これもずいぶん古い話だよね。
生物学での20世紀最大の発見と言われています。
2人はその後、ノーベル賞を受賞しました。
DNAは 生き物の設計図のことです。
人には人のDNA設計図があります。
鳥には鳥のがあります。
花には花のがあります。
ちょうちょにはちょうちょのがあります。
つまり、人からは人だけが生まれることです。
鳥からは鳥だけが生まれることです。
人間からは 鳥や花が生まれることは ありません。
ここで 主役の登場です。
人間のゲノム つまり 全部のDNAのうち、
設計図の役割をしていたり、生命の材料である タンパク質を作っているのは、
たったの2%だけです。
残りの98%は 何もしていません。
タンパク質を作らない 98%のDNAを ジャンクDNAや ガラクタDNAと 言います。
ジャンクフードと 同じジャンクです。
これが 今日の主役です。
ジャンクDNAは 意味のない 無駄な情報です。
ジャンクDNAは DNAのゴミです。
これは 厳しい言い方です。
ジャンクDNAは 人のDNAの 98%です。
ほぼ 全部です。
植物や 動物のような 複雑な生き物は だいたい 90%から 98%が ジャンクDNAです。
つまり ほぼ全てのDNAが 実は ゴミです。
パパは ゴミ扱いを しているように 悲しいです。
パパは 98%は ゴミなのかと 思います。
ジャンクDNAは 正式には 非高度DNAと 言います。
少し 難しい言い方です。
高度が 無いのです。
タンパク質を 作る 2%のDNAの ことは 高度DNAと 言います。
2%の高度DNAが 実は 遺伝子の ことです。
ジャンクDNAという 言葉は 1960年代から 使われ 始めました。
1972年に 日本の 生物学者の 王の治の論文で 有名に なりました。
王の治は 治と 読みます。
論文の タイトルは 我々の ゲノムの中に 見られる 大量の ジャンクDNAと 言います。
その中で 王の治は このように 言っています。
残っている DNA配列は 自然における 失敗に 終わった 実験の 残骸である。
地球上には 絶滅後の 化石が 散らばっているのであれば 我々の ゲノムが 絶滅した 遺伝子の 残骸で 満ちている としても 不思議では ありません。
ジャンクDNAとは 生命が 単細胞生物から 人に 進化していく 途中で 捨てられた DNAの ゴミです。
これ以降 ジャンクDNAという 単語が 研究者たちの 中で 定着しました。
進化と科学の関係
DNAの 大部分は ゴミだと 思われていました。
それが 科学の 伝統 科学の 常識に なりました。
研究者たちは タンパク質を 作らない 98%の 非高度DNAを ジャンクDNAだと 呼んで 相手に しませんでした。
98%の 非高度DNAは かわいそうです。
ゴミと 呼ばれたり 無視されたり します。
1976年 進化生物学者の リチャード・ドーキンスは
「理古的な遺伝子」という 本の中で このように 言っています。
DNAの 真の目的は 生き残ることです。
それ以上でも それ以下でも ありません。
これは どういうこと でしょうか。
進化の 結果です。
98%の DNAが すでに 死んで ゴミに なっています。
残っているのは たったの 2%です。
その 2%の DNAは 生きることに 必死です。
DNAの サバイバルゲーム だということです。
1980年に レスリー・オーゲルと DNAの 二重螺旋構造の 発見者である フランシス・クリックが 生まれました。
クリックは ずいぶん おじいちゃんに なっています。
オーゲルと クリックは このように 言っています。
高等生物の DNAの多くは ジャンクと ゴミと 言っています。
進化したので 高等生物には ジャンクDNAが 多いです。
ジャンクDNAは ゴミです。
ジャンクDNAは 進化の 証拠です。
これが 科学の 伝統や 常識です。
ワトソンと クリックが DNAの 二重螺旋構造を 発表してから 50年後です。
2003年の 4月に ヒトゲノムの 完全解読が 発表されました。
ヒトゲノムは 人間の すべての DNAの ことです。
国際ヒトゲノム計画が ありました。
世界中から 2000人以上の 科学者が 協力して ヒトゲノムを 解読することに 挑戦しました。
1990年から 13年間を かけて ついに 完成した ビッグプロジェクトです。
かかった費用は 数千億円と 言われています。
今では ヒトゲノムは どれくらいの お金で できるでしょうか。
10万円です。
しかも 1日で できます。
とても 進歩です。
ヒトゲノムの 完全解読で 分かったことは どうでしょうか。
やはり DNAの 98%は ゴミだった ということです。
タンパク質を 作る DNAを コードDNAと 言います。
コードDNAが とても 少なかったのです。
20,000個か 25,000個くらい しか なかったのです。
比率でいうと 1.5%から 2%です。
5%くらいは あると 予想されていました。
実際は もっと 少なかったのです。
しかも 人よりも もっと 単純な 生物である センチューや ハエや 植物などの コードDNAの数も 人とほとんど 同じ 20,000個でした。
これは 科学者たちに 大きな 衝撃を 与えました。
人も ハエも 同じなのか。
人も ハエも 遺伝子の数だけを 見たら ほとんど 変わりません。
ちなみに その後の 研究で 実は ハエの 遺伝子は 14,000個くらいでした ということが 分かりました。
それでも DNA全体で 見たら 誤差の 範囲です。
先ほど ユーリンが 言ってくれた人は この人です。
国際人ゲノム計画の リーダーであり アメリカの 国立衛生研究所の 所長であった フランシス・コリンズは 次のように 言っています。
ゲノム研究によると 人も また 他の生物と 共通の 祖先を 持つという 結論に 居合なしに 到達する。
その 証拠として Junk DNAを 紹介しています。
つまり こういうことです。
Junk DNAは 進化の 証拠です。
突然変異で 進化するたびに DNAの ゴミが 増えていきました。
だから 進化した 生物ほど Junk DNAが 多いはずです。
現代の視点
そして 実際に 高等な 生物ほど Junk DNAが 多いと 言っています。
DNAの 98%は ゴミです。
これが 進化の 証拠です。
世界で 初めて 人ゲノムを 解読した プロジェクトの リーダーが 言ったことです。
これは とても インパクトが ありました。
2005年 進化生物学者の ダグラス・フツイマは このように 言っています。
ゲノムが 化石遺伝子で 満ちている 理由を 説明できるのは ダーウィンの 進化論だけです。
2006年 科学史家の マイケル・シャマーは このように 言っています。
科学史家とは 歴史の 研究家のことです。
2006年 科学史家の マイケル・シャマーは このように 言っています。
人間の ゲノムは 知的に 設計された ものではない。
何百年にも わたる 進化の中で 捨てられた DNAの モザイクのように 見える。
2009年 イヌリン大好きな 進化生物学者の リチャード・ドーキンスは 進化の 存在証明という 本の中で このように 言っています。
ゲノムの 大部分は 存在しないのも 当然である というのは 驚くべき 事実である。
ジャンクDNAは ゴミ 遺伝子の 墓場 進化の 証拠
これが 科学の 常識 科学の 伝統 なんだって。
ここで クイズ 問題
日本では 毎年 ゴミを 処分するのに いくら かかっているでしょう。
1.20億円
2.2000億円
3.2兆円
1番だと思う人?
2番だと思う人?
ママ
3番だと思う人?
ユーリン イヌリン 3番
正解は 3番
なんと 2兆円です。
2023年の 環境省の 発表によると 日本では 毎年 4095トンの ゴミが 出ています。
東京ドーム 115個分
かかる費用も すごいけど ゴミの量も すごいよね。
ちなみに 1人あたり 1年間で 約340kgの ゴミを 出しています。
毎日 約900gの ゴミを 出しています。
ゴミを 減らしたいです。
進化論では 突然変異と 自然選択で 進化が 起きると 言います。
単細胞生物から 人に 進化していく中で 何度も 突然変異が 起こったと 言います。
そして 進化した時に 出た 大量の ゴミが ジャンクDNAです。
ゆうりん いのりん は ゴミが たくさん 出たら どうしますか。
ずっと 置いておきますか。
ゴミなんだけど 思い出が あるから なかなか 捨てたくないな。
そうやって ずっと 置いておいて どんどん たまっていったら ゴミ屋敷になっちゃうでしょ。
NOじゃなくて ゴミ屋敷になっちゃうよ。
特に うちなんか 狭いから 寝る場所 なくなっちゃいます。
ねえ ママ。
特に わが家は 快適に 生活するためには ゴミは 捨てて 綺麗に しないと いけないよね。
ジャンクDNAの謎
ゴミ屋敷に なってしまいます。
でも 人間のDNAは 98%が ゴミなんだよ。
まさに ゴミ屋敷です。
もし 本当に ジャンクDNAが 進化の証拠で 昔は 役に立っていたけど もはや 役に立たなくなった ゴミだったら。
なぜ 生物は こんなに たくさんの いらない 邪魔なDNA ゴミを 今でも 持っているの でしょうか。
実際に DNAが コピーされる時に ジャンクDNAも コピーされます。
ゴミを コピーすることは 時間と エネルギーの とても 無駄です。
ゴミを 作っている だけですから。
さらに 突然変異の たんびに ゴミは 増えていく 一方です。
人のDNAは まさに ゴミ屋敷状態です。
放っておいて いいのかな。
パパは そんな所には 住みたくないです。
処分したら いいのに DNAを 処分する お金が ないのかな。
あるいは 捨てられない 性格 なのでしょうか。
あるいは なぜ 自然選択で 処分されないの でしょうか。
自然選択で 生き残れない 生物は 絶滅しています。
でも なぜ ジャンクDNAだけは コピーされて 残り続けますか。
これも とても 無駄な 話です。
コピー要素の 無駄遣いは 会社では 怒られます。
大切に 使ってくださいと 言われます。
経費削減です。
エンコードプロジェクトの発表
ところで エンコードプロジェクトが あります。
エンコードプロジェクトは 国際ヒトゲノム計画の 次のプロジェクトです。
エンコードプロジェクトは 2003年9月から スタートしました。
世界32の国から 400人の 科学者が 参加して ゲノムの 詳しい 研究を しました。
日本からは 理科学研究所が 参加しています。
2012年9月 エンコードプロジェクトが ジャンクDNAについての 30本の 論文を 発表しました。
とても 無駄なことが 分かりました。
発表内容です。
ジャンクDNAは 役に立つ。
人の体の 主な材料である タンパク質を 作るDNAを コントロールしていることが 分かりました。
DNAの スイッチの 役割を しています。
タンパク質は どこで どのような タンパク質を 作るのかを 指示していることが 分かりました。
タンパク質を 作るだけではなく 作らない という 指示も しています。
つまり DNAの 指令室や 完成室のような 役割を しています。
ゴミだ! 役に立たない! 邪魔だ! といった 言葉が たくさん 使われていました。
しかし 実は とても 重要でした。
ゴミではなく お宝の山 トレジャーだったのです。
皆さん これは 何に 見えますか?
イノリンは カップケーキに 見えるそうです。
ママは ポップコーンです。
トレジャーDNAは いつ どこに どれくらいの 遺伝子が 必要かを コントロールしています。
例えば 手の部分には 手ができるように 目の部分には 目ができるように コントロールしています。
もし 目の部分に 手ができたら 大変です。
目から 手が 入ってきたら 大変です。
それだけではなく 癌などの 病気を 防いだり 個性や 体質を 決める 情報などが あることも 分かってきました。
ゴミどころか 生きていくのに 欠かせない 存在
それが 宝物のDNA トレジャーDNAです。
トレジャーDNAは NHKの番組でも 取り上げられました。
田森さんは ゴミが 宝物になったと 驚いていました。
山中晋也博士は 昔は ジャンクゴミと 言われていましたが とんでもないと 言っています。
98%の非高度DNAは 数百万年にわたる 進化のプロセスで 蓄積された ゴミでは ありませんでした。
そうではなく 2%の高度DNAを コントロールしていました。
トレジャーDNAです。
DNAの 複製や 分配 修復 さらに タンパク質を 作るための 調節を しています。
それだけではなく 体質や 顔の形などを 決めていることも 分かってきました。
例えば 鼻の高さです。
98%の 非高度DNAにある たった 1か所のDNAの ちがいで 大きく 変わります。
顔の形に 関連する DNAは 1万か所以上も あります。
さらに 多くの病気が 98%の トレジャーDNAの 変異 つまり エラーに 関連していることも 分かってきました。
がんを 抑制する物質や パパが 苦しんでいる 花粉症 あるいは 喘息などの アレルギー反応を おさえる物質など
あらゆる物質を 98%の 非高度DNAが 作る量や タイミングを コントロールしています。
このような DNAのスイッチを 研究する学問を エピジェネティクスと 言います。
これは 科学の 最先端の 研究です。
エピジェネティクスは 化粧品会社の 資生堂で DNAのスイッチが お肌の しみや しわに あたえる 影響について 研究しています。
このように トレジャーDNAは 体の中で作られる あらゆる物質を作る タイミングを コントロールしています。
驚くほど 精密な ミクロの世界が DNAです。
このような すごいものが 自分の体の中に あります。びっくりです。
分子生物学者の ジョン・マティックは こう言っています。
科学の常識の変革
ジャンクDNAは 科学の伝統が 事実の分析を 狂わせた 典型的な例です。
これは 証拠に 基づいているのではなく 思い込みで 判断してしまった 代表例です。
それが ジャンクDNAです。
ジャンクDNAという 間違った 呼び名が 科学の常識や 科学の伝統に なってしまった せいで 40年以上も 非コードDNAの 研究が 妨害されました。
ジャンクDNAは ゴミだから 研究する必要は ないと 無視され続けて 40年。
やっと 研究が 最近になって これは とんでもないことだったと 分かりました。
2015年 国際ヒトゲノム計画の リーダーであった フランシス・コリンズは 学会で ジャンクDNAについて 撤回と謝罪を しています。
彼は こう言っています。
ジャンクDNAについて 言えば もう その用語を 使いません。
なぜなら ゲノムの 大部分は 実際に 何かを 行っていることが 判明し そのほとんどは 制御に 関するものだからです。
ゴミじゃなくて 役に立つものだった。
すいませんでした と言っているのです。
つまり ジャンクDNAと 呼ばれる 非高度DNAは 進化の証拠では ありません。
ところで 設計図に基づいて 偶然に できますと 言いますか。
そんなことを 言わないと おかしいです。
設計図に基づいて 偶然に できますと 言うのが おかしいのです。
設計図に基づいて 進化しますと 言うのも おかしいです。
普通は 設計図に基づいて 作りますと 言います。
ユリン得意の パンも レシピに基づいて 作ります。
生物には DNAという 設計図が あります。
つまり 生物は 設計図に基づいて 作られています。
奇跡としか 言いようがないと 科学者が 思わず うなるほど すごいDNAは 誰が 作ったのでしょう。
その設計図に基づいて 誰が 作ったのでしょう。
それが 創造主です。
聖書には このように 記録されています。
はじめに 神が 天と地を 創造された 三世紀一章一節。
ありがとう。
したのは ヘブライ語です。
聖書が 書かれた もともとの 言葉です。
本日の お題は DNAのゴミ 進化論と 創造論です。
どちらの方が 可能性が 高いでしょうか。
その通りです。パパは 創造論だと 思います。
だって 観察事実に ぴったり 合っています。
今日の まとめです。
ジャンクDNAは ゴミでもなく 進化の証拠でも ありません。
むしろ トレジャーDNAであり 設計者がいる 証拠です。
生命は 設計されたものです。
そして 生命の設計者は 創造種です。
次のコーナーも 楽しんでね。
バイバイ。
初めての絵画 という図鑑です。
青柳正則作 本体額2970円です。
この図鑑は いろいろな 有名絵画を 大きな画像で 紹介したものです。
絵画の説明や コラムも載っていて 勉強になるよ。
日本の浮世絵なども 載っています。
ゆうりんは この図鑑で 絵画のことが大好き。
ゆうりんは スーラの グランドジャット島の 日曜日の午後という 絵画が好きだよ。
この絵 点描といって 点々を重ねて 絵を描く手法を使って 描かれています。
この手法が 液晶画面と 同じ原理なので 面白くて好きです。
日本の絵だと 製鉛冊の裏にも 描かれている 葛飾北斎の 神奈川沖並浦が 好きだよ。
図書館にも あると思うよ。 よかったら 一度 読んでみてね。
わかるかな?
最後まで見ていただき ありがとうございました。
グッドボタン チャンネル登録 お願いします。
