あなたがポッドキャストを聴くスタイルに、新しい発見をもたらすかもしれません。番組の「中身」はもちろん大切ですが、それと同じくらい、あるいはそれ以上に「全体の雰囲気」や「空気感」があなたの心に影響を与えているとしたら?今回は、そんな目に見えないけれど確かに感じる「何か」を大切にする、かねりんのポッドキャスト制作論をお届けします。
実は、多くのリスナーがリラックスや「ながら聴き」のためにポッドキャストを選んでいるというデータがあります。この事実を踏まえ、かねりんはコンテンツのあり方そのものに疑問を投げかけます。もし、届けたい価値が情報そのものではなく、もっと別の何かだとしたら?それは、まるで上質な音楽を聴くように、空間全体をデザインするようなアプローチです。
この考えを突き詰めた結果、かねりんが番組制作用にまず投資したのは、マイクではなく、モニターヘッドホン+DACでした。「良い音は、まず良い耳から」。制作者自身が音の細部まで聴き分けられなければ、リスナーに感動を届けることはできないという信念があるからです。たとえあなたが普段、何気なくイヤホンやスピーカーで聴いていたとしても、制作者側が細部までこだわり抜くことで、言葉では説明できない心地よさや感動が伝わるはず。今回の放送を聴けば、あなたの耳が、そして肌が、新しいポッドキャストの楽しみ方を発見するかもしれません。
() オープニング:ポッドキャスト制作におけるミクロとマクロの視点
() 常識への問い:ポッドキャストで本当に重要なのは「話の内容」だけ?
() リスナーの本音と制作者のギャップ:ながら聴き時代のコンテンツとは
() 新たな価値基準:「雰囲気の設計」こそがポッドキャストの鍵となる?
() 制作哲学の核心:なぜマイクより先に最高級ヘッドホンを選んだのか?
() 「聞けないものは作れない」受信から始まる創造と音への深いこだわり
() 聞こえない音への情熱:見えないところにこそ魂を込める制作の美学
() リスナーへのメッセージ:言葉を超えた体験をKANERIN HOUSEで
サマリー
ポッドキャストの制作過程では、声だけではなく音楽や空気感が重要な要素であることが語られています。特に、見えないこだわりがアートにつながるとし、聴取者に深い体験を届けるための工夫について詳しく触れています。