対人関係における印象操作
どうも、かねりんです。今日は、あの、対人関係のお悩みを、皆さんのお悩みを、少し解決できればなと思っています。
好印象の作り方ですね、対人関係の印象操作について語りたいなと思います。
現代人の悩み、現代に限らず、人の悩みのほとんど9割以上は対人関係だ、なんてことを言われていますけれども、
ビジネスにせよ、プライベートにせよ、人によく思われたい、人と仲良くなりたい、お近づきになりたい、いろんな思惑で、
自分を良く見せよう、そういったことに関心がない人の方が逆に少ないんじゃないかなと思いますが、
今日はね、もともと、僕の元刑事としての視点とかも含めつつ、どんな感じで考えているのかっていうところを共有していきますね。
結論から言いましょうか、本当の好印象っていうのは、結構直感的に出てしまうものと逆のパターンが多くて、
人に気に入られようって、好かれたいって思えば思うほど、結構相手に迎合するんですね、僕らってね。
相手の求める自分であろうとか、求める答えを言おうとか、ヘコヘコしたりニコニコしたり、そうやって敵を作らないみたいなね。
そうやって好印象を持ってもらおうって思う人多いんだけど、結論から言うとこれ逆でさ、
僕はゼゼヒヒで生きること、ゼはゼ、ヒはヒとして生きること、これが一番いいと思ってるんですね。
僕はずっとゼゼヒヒって昔から言ってるけど、まさにそれが大事だと思ってるわけですよ。
これさ、自分として良いと思うものは良いし、ダメと思うものはダメじゃないですか。
でもこれ相手によってそれ変わるっておかしいでしょって話で、相手が誰だろうと忖度なしに言えるこの強さ。
これがさ、結局みんなバカじゃないからそういったところわかるんで、その強さこそが最強の信頼に繋がる。
それってつまりイコールで好印象を作るんだよねっていう視点です。
今日はね、僕の元刑事としての視点、あと脳科学的なデータとか物理的なアプローチ、その辺を引っ張ってきて、
この好印象っていう曖昧な概念を把握していこうかなと思います。解剖していこうかなと思いますね。
単なる精神論とかじゃなくて、ある程度科学的な知見にのっとった明日から使える武器みたいな感じでお渡ししますので、興味ある人は聞いてみてください。
まずね、僕は刑事やってた頃の話少ししますけど、取り調べとか聞き込みとかしてて、
こいつ怪しいなとか、これちょっと黒っぽいなって思う瞬間ってどんな時だと思いますか?
警察24時とか好きな人多いけど、ああいうのとか見てるとね。
割と自動車刑事犯とか刑事隊とかに密着してること多いから、職質のプロみたいなのが出てきて、挙動不審だったり、目がちょっと泳いだとか、
そういう風に判定してるみたいなイメージが強いと思うんだけど、それは職質なんでそういうところは見るんだけど、
取り調べとかでね、人話をしていて、嘘言ってんなどうなって判別するときってさ、
意外とね、そういうところじゃなくて、話の内容が綺麗すぎる時なんだよね。
信頼と誠実さの重要性
綺麗すぎるっていうところに違和感感じるの。
例えば取り調べ室でも、入室した瞬間から完璧な淀みない表情、微笑み、受け答え、全く矛盾のないストーリー、アリバイ。
これ、一見好印象に見えるでしょ。
就活のマニュアル本とかにはそうしろって書いてあるよね。
でもね、これ現場の刑事の裸からすると、違和感しかないんですね。
そんなことないんだよ。どんだけ白な人でも淀みがあるの。
でも作り込んできた黒のやつって、その淀みがなかったりするのね。
あ、こいつ練習してきたなとか、完全にストーリー頭に叩き込んできてんなとか、
そういういわゆる作為ってものがプンプンに言うわけね。
これを僕とかは嘘の匂いって呼んでました。
人間ってね、本能的に完璧すぎるものを警戒するようにできてるんですよ。
不気味の谷って聞いたことはあります?
ロボットがさ、人間に似すぎると、あるラインを越えた瞬間に猛烈に気持ち悪く感じる現象。
これ不気味の谷ね。
あれと一緒で、人間味のない完璧な振る舞いって、相手の脳みそにアラートを鳴らすんだよね、無意識で。
だからね、これって今取締めの話を出してるんだけど、別にそういうものに限らずね、
ビジネスの場で人と話したりプレゼンしたりっていうのは全部そうなんだけど、
変に良い人を演じようとするほど、相手の無意識下では、
こいつなんか信用できねえなーとか、なんかうさんくせえなーとか、腹の底が見えないとか、
そういう風にラベリングされちゃうんだよね。
もうそれ無意識下で、なんかちょっとうさんくさい、嫌だっていう印象を与えちゃうんだよね。
で、こういう人結構多くてね、これめちゃくちゃ損してません?って俺思ってるんだよね。
実は俺の周りでも仲持ちでもそういう人いてさ、完璧すぎんだよねって。
完璧すぎんだよね、アハハじゃなくて、それはアハハで済ましていい問題じゃねえよって。
お前めちゃくちゃ損してるよって。
もうちょっとちゃんと考えた方がいいぜって真剣に言いたくなるぐらい、やっぱり上手な人って、
生来そういうものが喋ったり人と話すことが得意で淀みなくできる人いるよね。
いるけれど、本来の目的考えた方が良くて、淀みなく喋ることが別に目的じゃないでしょって。
そもそも相手にちゃんと自分のこと分かってほしいよ、これを伝えたいよっていうものがあって、伝えたくてお話をしてるのに、
それが淀みなさすぎて伝わらない、うさんくさいと思われてしまうのであれば、そこを直さないと一生伝わんないよっていう話。
だから話が上手すぎる、自分の見せ方が上手すぎる。
上手すぎるのってそれ、上手くないから。
相手に伝わってないってことは上手くないんで。
うーん、ちょっと半端なのね。
その先に行かないといけないねっていう風に僕は思うんですよ。
だからここ、なんか話上手いんだけど信用されないねって自分でもし気づいてる人いたら、ここに問題がある可能性高いんで。
ここは笑い事じゃないので、真剣に目指したいもの、真剣に相手に何か伝えたいものがある人は、ここをクリアした方がいいと思う。
じゃあどうすればいいのかっていう話ね。
中身磨いて、時間かけて理解してもらう?
まあそんなものは寝言だよね。
現代人忙しいんだよね。
現代人忙しく時間ないからさ。
スルメみたいに噛めば噛むだけ味が出ますとか、付き合っていけばいい人だって分かりますとか、そうなのかもしれないけど、そんなスルメが噛んでくんねえから。
結局誰にも分かってもらえないよねって。
それじゃダメでしょっていう話で。
ここで使うべきは脳科学の話。
ハロー効果と初等効果ってのがあったかな?正確に違ってるかもしれない。
ソロモン・アッシュっていう心理学者の実験で確か証明されてると思うんだけど、人間ってさ、要するに簡単に言うと、最初の情報の定時順序だけで評価が真逆になるってことがあるんだよね。
知的で、勤勉で、頑固な人です。
って紹介されるのと、この人は頑固で、勤勉で、知的な人です。
って紹介されるのと、じゃあ印象が全然違うんだよね。
つまり一番最初に来た言葉が強いのよ。
いっちゃん最初に来た言葉がその後の解釈を全部支配していく。
つまり勝負ってのは最初の0.1秒、出会った瞬間、リモートであればZoomに入出した瞬間、声であれば第一声を発した瞬間、ここでこいつは強者だ。
こいつは信頼できそう。
こういうメタデータを相手の脳に書き込めるかどうか。
ここ結構最初の一発目大事なんだよね。
ここで大事になってくるのが精神論じゃなくて物理だね。
自信がないってそんなん当たり前なんだよね。
なんでかって、体が縮こまってるから。
エイミーさんっていう人のやったパワーポーズっていう研究知ってます?
胸張って体を大きく広げるポーズを2分間やる。
今やってみたよ、こうやって。
力を作ってやるのを2分間やるだけでどうなるか。
テストステロンがめっちゃ出る。
テストステロンっていうのは何っていうと、いわゆる自信ホルモンだよね。
自信みなぎるホルモン、これが出てくる。
それでコルチゾールっていう、こっちはストレスのホルモン。
これ下がるんだよ。
これ精神論じゃなくて科学的な事実ね。
それだけで変わるんだよね、それだけで。
声もそうだよね。
ボソボソボソって私はこういう事件やってて、こういうビジネスやっててって。
ボソボソ喋って自信ありますなんて伝わるわけない。
タンデンのへその下に力入れて、低いトーンで語尾まで生きる。
私はこういう風に思います。
多分じゃなくて。
多分知らんけど。
じゃなくて。
そう思いますって言い切ると。
言い切り大事ね。
こういう物理的な圧。
本当の仲間のつくり方
動物的な物理的な圧だよね、フィジカルの圧。
これが相手の本能に働きかける。
ああこの人は群れのリーダー格だ。
そういう風に錯覚させるのね。
僕たちのDNAってね、原始時代から大して変わってないんで。
そういう動物的な、本能的な、フィジカル的な圧って、もう理屈じゃなくて効くんだよね。
っていう話。
僕もね、なんかこう、気合入れて収録しようとかって思う時は、
あのスクワットとか、オラーってやったり、腕立てしてオラーってやったり。
して、血流を巡らせるプラスさっき言った、コルチゾールのストレスホルモン下げて、テストステロン出して、
っていうことをやるよね。
それなんか変なドッピングじゃなくて、もうナチュラルのドッピングだよね。
やらない手はないんですよね。変な薬飲まなくても、中で出るんだから。
そんだけちょっと筋肉動かすだけで出るんだから、やらない手はないよね。
やってない人はアホかなって思います。
はい、今日からやりましょう。
でね、ここからが割と一番大事な話なんだけど、
見た目や声を整えて、最初のハロー効果で強者だなって認識をさせる。
で、その後に何をするかっていうことですね。
ここでね、多くの人が間違えちゃうのは、嫌われないようにこびるっていうところなんだよね。
ですよね。分かります。って。
相手の顔色を伺って同調する。
本心とは違って同調する。
これやった瞬間、さっき作った強者のイメージ一気に崩壊して、
ただの都合のいいNPCに格下げされますよ。
ここからが結局腹の座り方なんだよね。
本当の婚姻書って、冒頭でも言った通り、
つまり、こいつと付き合いたいとか、こいつに仕事任せてみたいなって思われる信頼っていうのは、
ぜぜひひからしか生まれないんだよね。
で、ぜぜひひっていうのは、相手が誰だろうと、
いいことはいいっていう、悪いことは悪いっていう、そういう態度のことだと俺は思っていて、
例えば、相手がエラさんの社長だろうと、クライアントさんだろうと、
そのまま面白いですねって褒める一方で、
でもここに関してはこうこうこうでリスク高すぎるんで、自分は反対ですって、
ここをこうした方がいいですって、こうはっきり言えるかどうか、
俺、その時は現場の空気凍ると思うんだけど、
一晩経って家に帰った後とか、翌日になってから、
相手の脳裏に残ってるのはどっちだと思いますって話で、
終始ヘラヘラしたイエスマンの顔なんて一ミリも覚えてなくて、
あらゆるリスク承知で耳の痛いことを言ってくれたやつ、
そっちの方が絶対記憶に残るんだよね。
あいつは媚びない、だからあいつがいいって言った時は本当にいいんだなって、
そういう信用が生まれるよね。
だからぜひひで物を言わないやつって、いろんなことに忖度して、
いろんな自分の都合で物を言ってるに過ぎないんで、
あいつが何か言ったって信用できないんだよね。
だから自分の意見を持ってない、持ててない、持てたとしても言えてない、
それのどれかは分からないんだけど、
最初は自分の意見持ってたけど言わないっていうところから始まっていくんだけど、
本音の重要性
ずっとそれやってるとそのうち自分の意見なくなっていくんだよね。
自分の意見くださいって言われた時に自分の意見がない。
そんなもんないな、特に相手の出方見ていつもこう受け答えただけだから、
自分の意見なんてないなってこうなっちゃうんだよ。
そうなると結構リハビリ大変だよ。
僕やってるいろんなプロジェクトのチームとか社内のチームとかでもまさにこれの実験場でもあって、
妥協のない議論バチバチやりますよ。
妥協ないし人間関係いつぶっ壊れるかなみたいなハラハラが未だにありますね。
それ意味ないじゃんとか、それコスパ悪いよとか、それ言ってる意味全然わかんないしやる気がないならやめろよとか、
そういうこと平気で言ってしまうんだけど、やっぱゴニョゴニョ言ってたって何言ってるかわかんないし、
相手のこと気遣って言ってますっていうその気遣いって自分が気づきたくないだけのエゴだったりするでしょっていうことが結構いっぱいあるから、
だから結局思ったことをスパンって言い合えるっていう関係性がやっぱりお互いの信頼の上では大切だなって思うね。
どっちが負けるとか勝つとかじゃないからね。別に勝ち負け競ってるわけじゃないからさ。
別に論破をするのが正解かって別にそういうわけじゃないよね。
相手が何を考えていてどういう意見なんだよっていうのを知ることがやっぱり大切なんで、
それは言う方も勇気を持って言わなきゃいけないし、聞く方も聞く態度で、
そういう本音を言えるような態度で迎えてあげる、普段から接してあげてるっていうことはすごく大事だよね。
人間関係である以上どちらかが100%悪いってことはありえないんで、
どちらかの方が悪いってのはあるかもしれないけど、絶対どちらかに改善の余地はあるから、
お互いのことを思い合って、お互いの言いたいことを言わせない雰囲気を作って、
風圧して抑え込めるっていうようなコミュニケーションって意味ないよね。
そんなことやりたいんだったら人間を相手にしなきゃいいんだよね、別に言って。
AI相手にやってればいいじゃんっていう話で、人間を相手にするっていうことは何を求めてるのって、
お互いいろんな、お互いの考えてることとか思ってることとかを言い合えるっていうことがいいんじゃないのって。
僕はそういうふうに思いますね。
この間もね、名古屋魅力探検ラジオっていう僕のやってるポッドキャストで公開収録をしてるときにね、
ちょっと言い合いになってしまってね、相方の倉橋岳さんと。
あちらも大人なのでそんな声を荒げてってことにはなってないんだけど、結構場の空気は凍って、
30分くらい公開喧嘩みたいな感じになってましたけどね。
あれはあれで、ああいうのがリアルでやってますよっていうことですね。
だから別に隠すことじゃないし、お互いどこに出てったって表で出たって裏に引っ込んだって別に喋ること一緒だよって。
俺は俺で思ってること言うよって。
俺は俺であなたが思ってること言ってるよって。
俺の言ってることが100%だって全然思ってないからよっていう、そういうスタンスだし、
そういうスタンスでいろんな人と関わっていきたいですよね。
なんか変にこうお互い顔見合って、こんなこと言ったらダメかなとかさ、こんなこと言ったらもうどっか行っちゃうんじゃないかっていう。
そこがねやっぱり不安として、不安要素は取り除かなきゃいけないよね。
これを言ったらもう離れて行っちゃうんじゃないかとか、いなくなっちゃうんじゃないかとか、
だから少なくともいなくならないよっていうコンセンサスはしっかり取った上で、
嫌いだから言ってるわけじゃなくて、必要だからこういうコミュニケーション取るよっていうところのコンセンサスで、
だからいきなりいなくなるのはやめてねっていう、そこはあらかじめ合意を取っていく必要があるよね。
温度差があるのは仕方がないとして、でも温度の高いほうが低いほうに合わせて温度がないように振る舞うっていうのも、
そういう意味ではあるんじゃないかなと思うんですけどね。
そういう意味ではあるんじゃないかなと思うんですけどね。
で、それに対してね、
やっぱりね、
やっぱりね、
やっぱりね、
温度の高いほうが低いほうに合わせて温度がないように振る舞うっていうのもそれはね、健全ではないんで、
温度が高いなら高いなりの炎を出して、低いほうが低いなりの炎を出してっていうところで、
コミュニケーションを取るしかないよね、と思いますね。
そういうやりとりを続けていくと、仲間ってものがたぶん徐々にできていくと思うし、
仲間とか自分の人生において大切な人、
それは友達でも異性間でも何でもそうだけど、
大切な人っていうのが増えていくんだろうなっていうふうに思っている。
本音を言い合える関係性っていうのはものすごく貴重ですね、
ビジネスでもプライベートでもね、思います。
だからあの、好印象っていうね、
このふわっとした言葉に逃げないでほしいなと思います。
あなたが目指すべきなのは敬意、リスペクトじゃないかなって思ってて、
嫌われることを恐れて魂を殺すなっていうことだよね。
自分の言葉っていう刃を持ってほしいです。
言葉っていうのはね、刃だから。
本当の仲間の築き方
二本刀ですよ。
その刃で本質を切り込めるかどうか。
虚空を切り裂くんじゃなくて、
しっかり芯を捉えて切り裂けるかどうかだね。
そういう覚悟のある人の周りにだけ、
本当の意味でいい匂いがして人が集まってくるんだと俺は思いますね。
というわけで今日は好印象の作り方みたいなテーマでお話をしました。
まとめると完璧な嘘っていうのはバレるので、
人間味で勝負した方がいいよという話。
あとは最初の0.1秒。
ここで自分のフィジカルで物理で突破していく必要があるよと。
あとはぜぜひひで殴りに行って、
二本刀で切り込む。
この三段構成でお話ししました。
今日の話聞いて耳が痛いなと思った人いるかもしれませんが、
その人はチャンスですよね。変わるチャンスですね。
何も感じない人は何も感じないし、
すでにできている人もそうではないだし、
に対しては僕はこの配信で今日の20分、25分いただいて、
何も価値を与えられなかったってことになってしまうので、
今日ちょっとチクッときた人はそれは変化をするきっかけだと思うので、
何かしら変化をしてもらえたら、
僕は今日一本この時間をいただいて価値提供できたかなって思いますね。
まずは鏡の前に立って、
自分の立ち姿と背骨を伸ばして力を作ってやるだけで出ますから。
自信ホルモンが出てストレス下がりますから。
それも毎朝の習慣にしてもそれだけでも意味があることだと思いますね。
ということで、今日はこんな感じです。
皆さん、自信満々で自分の日本刀の刃を磨いて、
ぜひ切り込んでいってください。
それでは、さよなら。