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本日は11月7日。私、新聞記者にして、ここのポッドキャスター、神田大介と申します。
今回ですね、ポッドキャスト番組を取り上げて、それをご紹介するという、そういう試みを行おうと思います。
これはですね、営農とサブカルという番組が、ポッドキャスト番組老舗でございまして、
そちらをやっているジョンさんという方がですね、ポッドキャストウィークエンドというイベントに合わせまして、
90番組でしたかね、100番組に近かったと思いますけれども、これを全て1本ずつ少なくとも聞いて、
これをですね、何かしらお話をするという、そういう企画をやってらしたんですね。
500円で売ってるっていうものでしたけれども、これをですね、私聞きまして大変なことだなと、1日1本とはいえですね、中には長いのもあったと思うんですね。
これをずっと聞いているというだけでもすごいんですが、私もちょっとやってみたいなというふうに思ってしまいまして、
それで今回はですね、そのジョンさんがやっているところの営農とサブカルについてですね、私がお話をしようかなと思ったというわけです。
なんでこれ私ね、普段と違うトーンで話してますけれども、これはジョンさんの話し方に対するリスペクトでございます。
決してモノマネとかそういうことではありません。ただ、とにかくジョンさんすごいなという気持ちですし、
ジョンさんのやっている企画を真似するのであれば、こういう話し方がいいかなと思ったのでそうしています。
ただですね、これ多分ジョンさんのこの番組500円有料ということもありまして、聞いている人の中でさらにこの私の番組を聞いている人って何人いるのかなと。
ひょっとしたらジョンさんが聞いてくれたらそのジョンさんだけなんじゃないかっていう気もしますけれどもね。
そういう気もあらあらとは思いますけれども、その辺は気にせずに進めていこうかなと思います。
それでジョンさんですね、番組の中でもたびたび触れてらっしゃるんですが、もうポッドキャスト歴が15年になるということで、これはもう日本でも指折りの子さんポッドキャスターと呼んで差し支えないかなと思います。
一番古い方でね、多分20年くらいになるかなと思いますので、15年というのはしかしその初期の第一期ポッドキャスト流星期のサバイバーということになると思います。
私はこういうことは何事も先人に対するリスペクトっていうのは持っております。
なのでこれに関しては本当にすごいことだなと。継続は力ないと申しますけれども、なかなかできることじゃありませんからね。
これをずっと続けているジョンさんすごいな。これは本音です。本当に思っています。
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番組の内容なんですが、私がいつ聞き始めたかというと、残念ながらちょっと初期の頃はね。
ちなみに初期は番組名違ったみたいですけれども、聞いたことなくてですね。
というのも、私がポッドキャストを始めたのが2020年なんですね。
この頃からAノートサブカル存在はもちろん存じ上げておりました。
というわけですね。
ポッドキャストアワード、一年一回あるアワードですね。
日本放送さんなんかが主体になって行われるショーレースと言っていいと思いますけれども。
こちらにノミネートされているっていうこともありまして、でもその前から知ってましたね。存在はね。
というのは、ポッドキャスト界には農系ポッドキャストという括りがありまして、その中でもジョンさんというのはやはり先輩。
この番組に影響を受けてポッドキャストを始めた人っていっぱいいるんですよね。
そういう意味では農業界の樋口清則と言っても全く過言ではないかなというふうに思っております。
農系のポッドキャスターさんにもいろんな方いらっしゃいまして、2人でトークするとかそういう方もいらっしゃいます。
代表的なのは夜の農家の山本さんとはそうだと思いますけれども、一方で一人で話すっていうタイプの方も結構いらっしゃるんですよね。
この辺は本当に如実にジョンさんの影響なんじゃないかなと思っております。
このジョンさんなんですけれども、大変独特な話し方をなさる方だなっていうのは昔から思っておりまして、
とりわけ私が聞き始めた2020年の頃とかっていうのは、今よりもさらに悪が強かったなっていう印象ではあります。
どういうことかと言いますと、とにかく言葉数の多い方だなという印象なんですね。
これはどういうことかというと、大変頭の回転の早い方であるということなんですよ。
頭のいい人って自分の脳の中にどんどん言葉が湧き上がってきて、口で言語化するっていうことの方が追いつかないっていうことがあるんですよね。
オタクならではの早口っていうのはよくやゆとして使われますが、あれはそのオタクが頭がいいっていうことなんですよ。
実際、オタクの中でもそんなモゴモゴしてる人もいますよね。
いらーなーって思いますけれども、そういう人たちと違うというか、やっぱりジョンさんって本当に頭の回転が早い方なんだなと思って聞いておりました。
いきなり新参者の私が、芸人さんの世界でしたら、私よりも10年以上先輩っていうことですから、
口も聞けないような、そういう関係性っていうことにはなると思いますけれども、後輩があえて申し上げると、ジョンさん上手くなったなというふうには最近思って聞いておりました。
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2020年の頃とかはもうちょっといらない言葉が多かったと思うんですね。
ジョンさんの話し方に。これがすっかりだいぶ聞きやすいというか、常人の脳の回転スピードに合うような感じにはなってきている。
これ、おそらく違うよって言われたら、そうなんですかって返すしかないんですけれども、おそらくジョンさんがご自身でちょっと話し方を工夫されているっていうことなのではないかなっていうふうに思って聞いておりました。
そもそもジョンさんってどういうふうに番組作ってるのか、私全然知らないんですけれども、おそらくはきちんと構成を考えてからお話になってる。
そういう方だと思うんです。
ポッドキャストには、もうざっくりと分けてしまうと2種類あって、構成があって喋っている人と全然つっかわを作らないで喋っている人。
いわゆる雑談系なんていうのはあんまり構成は考えずにテーマだけ決めて、それでもバーッと話しちゃうなってこともありますし、脱線が楽しいっていうこともあるので、
どちらが優れてるってことではないんですが、構成のある人とない人っているのっていうのは間違いないですね。
代表的なところでは古典ラジオですね。日本ポッドキャスト界のキングといって全く差し支えないと思いますけれども、古典ラジオの場合にはA4の紙にしてですね、びっしり書かれたものが、例えば時には100枚を超えるというようなこともある。
200枚近くなるみたいなこともおっしゃっていたような気もしますけれども、これは完全に構成があるタイプですね。皆さんで一生懸命にこういう話をしたらいいんじゃないか。
その第何回ではどこからどこまで話すなんてことも基本的に決めてですね、これをもともと読み合わせとかもしたものを実際に話すというタイプ。
ゆる言語学ラジオなんていうのもそのタイプですね。全然そういうの決めてないタイプっていうのは、じゃあどの番組があるのかっていう、パッと今ですね出てこない。
というのは、人気のあるポッドキャスト番組っていうのは基本的に構成は何かしらある場合が多いですね。
フリースタイルに見えるような番組の場合でもそうですね、例えばどんぐりFMとかそうですかね。あとゆとり子たちのたわごととかそうかもしれませんけれども、
もちろんパーソナリティ、出演者の方の個性が大事にはされているんですけれども、大体どんな話をするのかっていうのはもうおそらく頭の中にあるんですよね。
全然意識していないっていうことなのかもしれませんけれども、何度もポッドキャスト番組を収録する中で、大体このネタ話せるなみたいなものが自分の頭の中である。
だからそれなりに構成があるように聞こえるっていうところがあると思います。
ジョンさんはどういうタイプなのかというと、多分構成はかなり考えてあって、だけど古典ラジオほどってことではないと思いますね。
むしろその構成作ったものにその場で肉付けもしていくっていうバランス型ということなんじゃないかなっていうふうに私聞いております。
バランス型のポッドキャストっていうのは多分一番多くて、あと一番聞きやすいっていうタイプだと思います。
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このあたりはさすがに手だれだなと、15年もやってらっしゃる中で本当に洗練されてきてるんだろうなと。
一方でオタクならではの早口というようなジョンさんの良いところはですね、残ってるんじゃないかなっていうふうにそういうふうに思います。
ただちょっと一言申し上げると、音質とかもちろん問題ない、全く問題ないんですが、ブレスが結構大きいですね。
これ一人喋りの方特有の現象だと思うんですけれども、息継ぎが必要になってくるんですよ。
二人で喋ってる場合には、その息継ぎっていうのが基本的には相手が喋ってる間にすればいいわけですよね。
なんですけれども、一組で喋っているとどっかで呼吸しなきゃいけない。
一人喋りの方にはですね、本当に結構ブレスの大きい方、呼吸音ですね。
そういう方がいらっしゃって、そこがちょっとたまに気になることがありますね。
それと作歌音ですよね。こういう音なんですけれども、これも結構きつめかなっていうふうには思いますね。
何でそういうことを言うかというと、ノイズの除去アプリみたいなのがあって、AIでいろいろやってくれるようなシステムとかもあるんですよね。
RXとか会社の方で私も使ってますけれども、この番組には全然使ってないんですけれども。
あれでどこに重点を当てるかというと、そういう作歌音っていうのがその一つになるんですよね。
いくつかあるんですけど、そういう重点的にここのノイズを取るっていうのはね。
作歌音ってやっぱり結構気になる人は気になっちゃう。私はそれほどでもないんですけれども、
やっぱり他のね、ポッドキャストを聞いてる人に聞くと、ちょっとあの人の喋り方つらいなっていうようなことをおっしゃる方もいて、
その一つが作歌音なんですよね。他にもリップノイズとかもあるんですけど、
ジョンさんの場合はおそらくリップノイズは何か除去されていると思います。それは気になることはないですね。
ブレスと作歌音だけはちょっとだけ気になるかなと。
番組の内容と関係ないところで、音質としてはちょっとそういうところがあらーなーっていうふうには思いましたですね。
番組の内容なんですけれども、実は多岐にわたる番組を配信されておりまして、
サブカルのコンテンツの紹介の回が多分基本だと思います。
こちらの私も聞いたこともあるんですけれども、何分ですね、私自身がサブカルであるかないかに関わらず、コンテンツの消費っていうのは大変おろそかな人間でございまして、
ポッドキャスト以外のですね、コンテンツのあるものってあんまりそんなに見たり聞いたりしてないんですね。
なので、意味わかんないので、あんまりそれは本当に申し訳ないんですけど聞いてないです。
一方で私が大好きで、配信されたら必ず即聞いているのが、映像とポッドキャスト界という方でありまして、こちらはですね、聞いたポッドキャストの内容を元にですね、お話をすると。
しかもテーマに基づいて、例えば腕時計だったら腕時計というので検索をして引っかかってきたですね、ポッドキャストを全部聞くという狂気の沙汰ですよね。
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そういう聞き方をしている。これが実はですね、私もたまにやっている聞き方なんですよね。
とにかくやっぱり私も職業柄ですね、見知らぬポッドキャストを何とか知りたいと。
もちろん各アプリ、プラットフォームの方でレコメントっていうのもあるんですよ。
ですけれども、それだけに頼っているとですね、なかなかいつも同じような番組が出てきちゃうので、そうじゃないのを聞こうと思ったら本当にキーワードで検索して片っ端から聞くってやり方しかないんですよね。
これを世の中でやってる人ってどれぐらいいるかわかりませんけれども、大変ジョンさんに私は親近感を持っているというところがありますね。
それを聞いていて、毎回その40時間とか50時間とかポッドキャストを聞き続けて、それを一つのコンテンツにまとめる。
こんな老作ありますか?ないですよね。コンテンツを作るにここまで時間をかけられるっていうことが本当にもうこれは努力の賜物ですよ。
ご本人はね、努力とかいう言葉あんまりお好きなタイプはなさそうですけれども、それ以外の何物でもない。
本当に深いリスペクトを私持っています。こんなことできるっていうところにですね、深い深いポッドキャストへの愛を感じますね。
内容の方も一日やっぱりごもっともで、ジョンさんがこの番組良かったなって思ったっていうことをたまにポロッと漏らすときがあって、その番組聞くと漏れなく私も本当に良い番組だなと思います。
それくらいポッドキャストの目聞き、あるいは耳聞きって言いますかね、この場合ね、であることは間違いないなっていうふうに思っております。
それを本当に私頼りにしてまして、なので大変ではあろうと思いますけれども、これからもですね、Aノートポッドキャスト会引き続き長く続けて欲しいなというふうに思って。
それで今回ね、500円の番組ももちろんもう数人の一番に買わせていただいたと、そんなことぐらいでね、もし応援ができるんだったらぜひしたいなと思いますし、
これ聞いてくださっている皆さんも、いいポッドキャストないかなーって思ったときには、Aノートサブカルの中にあるAノートポッドキャスト会、ぜひ聞くことをお勧めしたいなと思います。
ということでですね、内容について私何にも申し上げるようなことはない。ぜひ末永く30年50年と続けていただきたい番組だなというふうに思っております。
そうそう、それでちょっとね、最後に付け加えておきたいなと思ったのがですね、この90本以上ですか、90本ですか、番組をずっと評価し続けている中で、結構ですね、ジョンさん本当に愛のあることを言っていて、やっぱりその、どうでしょうかね、ご本人どう思うかわかりませんけれども、昔に比べてジョンさん丸くなったなーなんてこともね、私はちょっと喜ばしく思ってたところなんですが、
一つだけ例外が、一つじゃないんですね、会談系のポッドキャストに対してはですね、本当に絶望鋭い、この辺ですね、ご本人がですね、道端拒否っていう言い方をおっしゃってましたけれども、同じ思考のある人に対しては大変厳しいという一面もね、持っているっていう、この辺はご愛嬌だわなぁと思いますけれども、そうじゃなくてですね、もう一つですね、
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言及の回数がですね、私は勘定しただけで6回あったのがですね、農家の種という農系のポッドキャスト、ポッドキャストとしては今はね、本当にたまにあの思い、何かたまに配信してるっていうぐらいで思い出したかのようにね、基本的にはYouTuberになっていて、代表の鶴ちゃんは鶴ちゃんっていうね、名前でやってますけれども、なんか農業の大きい章を取ったりとか、今度はですね、本を出すと、果樹の剪定の話だそうですけれども、
いうことで、本当にコンテンツを発信する人としてですね、代表的な人ではあるんですけれども、その農家の種のことをですね、打滑のごとく嫌っているという表現、これが6回ほど出てきたかなと、5回かもしれません、6回か5回、大変な言及回数であるなというふうに思いましてですね、
実は以前、私は鶴ちゃんと一緒に番組もしてたこともありますし、それなりに面識あるんですけれども、ジョンさんのことを大変尊敬しているっていうことを本人から聞いたことがあります。
ご本人ね、ジョンさんはこのことを知っているのかな、知らないのかな、両方あり得るなと思ってまして、それは別にどっちでもいいんですけれども、
というのはですね、おそらくジョンさんはこの農家の種を腐すっていうことでですね、この番組を中和しているというか、本来のジョンさんの持ち味であるところの結構な批評性の高さみたいなところを完全に抑え込んで、今回のですね、こういう言い方していいんですかね、90本の評価ってしてると思うんですね。
それはそうですよね、ポッドキャストウィークエンドに集う、言ってみればお仲間なわけですから、そういう人たちは面と向かって罵倒するっていうことはできないし、しないような社会性って、実はジョンさんって大変持ってらっしゃる常識的な真面目な方だっていうふうに私、お見受けしてるんですね。
なので、そこら辺で、しかしちょっと納得のいかない毒系をですね、農家の種を使って解消しているっていうような感じを受けましてですね、本当に嫌いなのかもしれませんけれども、その辺は割とどうでもよくてですね、それよりもむしろ、なんというか、その辺にジョンさんの人間らしさ、茶目系、可愛らしさみたいなのを私は感じたっていう次第です。
ちょっとそこだけ付け加えておこうかなっていうふうに思いました。