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毎週火曜日のこの時間は、 神戸金文のBrush Upです。
いつもは聴観を見ながらお話をするんですが、 今日は20年前の新聞を持ってきました。
琉球新報さんが発行した沖縄戦新聞、 沖縄の戦いの新聞という14部セットのものです。
沖縄は23日に犠牲者を痛め慰霊の日を迎えまして、
20万人が命を落とした地上戦から79年が経ちました。
今回、この新聞を取り上げたいなと思ったのは、
ちょうど1年ぐらい前にプライベートでこれを買ったんですよね。
本屋さんで見つけて、えーと思ってですね、
新聞協会賞を取ったことは知っていたんですけど、 実際のものを見たことがなかったので、
今日持ってきました。
お手元にありますけれども、新聞そのものの大きさで、
裁判と陥落とかですね、津島丸が沈没とかですね、
司令部放棄なんていう話、どうですか見てみて。
当時の新聞を、今のようにありありと伝えてくれるような感じがしますよね。
当時の新聞は報道管制の中にあって検証を受けていました。
軍に都合の悪いことは載せられないという状況だったんですね。
それをその後、当時の状況を現在の時点で報じたら、
どんな新聞になるのかというのを2004年から2005年にかけて、
その日に起こった出来事を報じるという形で特別誌面を作っているんです。
そして2005年の早稲田ジャーナリズム大賞を受賞しているんですね。
すごい誌面です。
今日、琉球新報で現在デジタル戦略統括を務める竹本拓美さんとズームをつないでみました。
竹本さんおはようございます。
おはようございます。
お久しぶりです。東京で取材でいつもご一緒していました。
どうも、お久しぶりです。
竹本さんが執筆者にここに入っていたので、思わず連絡をしてしまいました。
これは当時作った気持ちというのは、どんな感じで考えて作られたんですか?
そうですね。我々、琉球新報も当時、大きな新報として出していたわけですけれども、
先ほどご紹介いただいたように、大本営発表をそのまま掲載する形の誌面を当時出していたということで、
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やはり戦意向上というような時代を盛り上げるような形の誌面を出してしまっていた。
その辺の反省に立ちながら、今の視点で、我々は今どうその当時の記事を書くんだろうということで、
この記事、この誌面を出したというのが経緯ですね。
例えば、3月26日、1945年ですね。
桂間に米軍上陸という誌面では、ざまみとかしきで集団死という見出しがついていました。
死を選ばざるを得なかった人たちがいたということですよね。
こんなことは当時報道できなかったわけですね。
もちろんそうですね。
その存在、そういうことがあったこと自体も書いていなかったというような状況です。
沖縄のメディアとしてやらなければいけないことだったんでしょうけど、これは衝撃的だったようで、
早稲田ジャーナリズム大賞の受賞理由の中には、この誌面を見てやられたと思った新聞社は多かったはずであると。
20年前なので、戦後60年の誌面を飾るにふさわしい記念碑的事業といって良いというような高い評価を受けていますが、
一方で当時の新聞はどういう記事を書いていたのかというのも中に掲載されているんですよね。
まさに先ほど申し上げたように、我々当時の新聞でどういうふうに住民、市民に状況を伝えていたのか。
さらにそれがどういうふうな影響を及ぼしていたのかということを反省も込めて、その誌面を掲載しているというところですね。
社会面にあたる面では、追い詰められ死選択とか、妻を子供を一緒に抹殺しようと。
こんな見出しが踊っているのは、現代の新聞の作り方かなと思います。
当時の状況を今の情報や視点で構成している沖縄線新聞というのは、これは挟み込みだったんですか。4ページぐらいずつですけども。
そうですね。これだけ別のズリで。
別ズリで。地図で、カラーで、今の新聞のようにこの地域でこんなことがあったというのがカラフルに描かれているような誌面もありますし、
指揮者からその当時どうだったのかというような分析があったり。資料的価値も結構高いなという印象がありましたが、かなり気を使われて使われたんじゃないですか。
そうですね。まさに先ほどおっしゃっていただいたように、だいぶ前にも作ったんですけども、今でも資料的にご利用いただいて、ご覧いただいて、ご活用いただいているところです。
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そして23日の慰霊の日では、玉城デニー県知事が平和宣言を読み上げましたけれども、その中にはこんなフレーズがありました。紹介します。
広大な米軍基地の存在、アメリカ軍人等による事件、事故、米軍基地から派生する環境問題など過重な基地負担が今なおこの沖縄では続いています。
加えていわゆる安保三文書により自衛隊の急激な配備拡張が進められており、悲惨な沖縄戦の記憶と相まって、私たち沖縄県民は強い不安を抱いています。
この強い不安というのはなかなか本土の人間には伝わってないんじゃないかなという気がするんですが、現地で取材されていてどうですか。
今亀さんおっしゃったように、伝わってないとすると非常に我々としてはもどかしいところだなと思うんですけども。
今、田巻知事のご挨拶をご紹介いただきましたけれども、20年前の沖縄戦は、我々当時も沖縄戦を二度と繰り返してはいけないという思いで、我々当時作ったわけですけれども、
まさに今のこの時代にあって、沖縄戦の前の状況、いわゆる戦前の状況に似たような状況が今起こっているのではないかという、そういうような視点で我々最近は報道を続けています。
我々の言い方で言うと、新しい戦前にしないというような報道という形でですね。
それは実際どういうことかというと、やはり沖縄戦に向けても日本軍が駐留してき、32軍という、いわゆる沖縄守備隊という名のもとに日本軍が入ってきて、どんどん軍備が増強されるような状況の中でですね。
もともとは米軍基地があるわけですけども、それにさらに自衛隊の基地が南西シフトという名のもとに増強されていく、先島の方向だとかですね。
いうような状況が沖縄戦の前の状況に非常にだぶって見えるというか、重なっていないかなというところで、今警鐘を鳴らすような報道を続けています。
装備が整えば整うほど危険も増えているのが沖縄なのかなという印象がありますね。
沖縄戦の教訓として、基地のある軍が配備されたところが攻撃されてというところというのは、沖縄戦の教訓としていつもずっと語り継がれているところですので。
この沖縄製新聞は購入が今もできるそうです。ご紹介しますね。
琉球新報オフィシャルショップで沖縄戦新聞が購入できます。沖縄戦新聞セットで880円でご購入いただけます。
ネットショップですかね。
ネットショップですね。今でも大事な新聞だと思います。竹本さん本当に今日はありがとうございました。
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こちらこそありがとうございました。
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