1. かもすハウスの時間
  2. ‐‐ 012 あなたも?わたしも?..
2023-01-08 43:53

‐‐ 012 あなたも?わたしも?ポリアモリー?の時間

恋バナというより愛バナ。
ふたりの実感をもとに「一対一ではない恋愛の可能性」について考えてみました💞

※露骨な性表現はありませんが人を選ぶ“大人向け”のテーマです。

#054 もしかしてポリアモリー? - 愛とかセックスとか生理とか
https://open.spotify.com/episode/7v8L460jh505k4pnQgLioW

ポリアモリー 複数の愛を生きる (平凡社新書)
https://amzn.to/3GMKpj8

収録日 : 2022年12月30日
ホスト : 塩田素也, のぞみるき

アートとデザインと、あわいの時間。

あなたの街のどこかのアトリエ「かもすハウス」。今日も気ままな音楽にのせて、よもやま談義に花が咲いています。気になる話題が聞こえてきたら、どうぞふらりとお立ち寄りを…

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サマリー

ポリアモリーという概念を中心に、様々な人間関係のスタイルを探求しています。複数のパートナー間での合意を前提とするポリアモリーの特徴や、彼らの体験に基づいた考察が語られています。ポリアモリーの考え方について、過去の恋愛と現在の恋愛の違いを探求しており、相手の幸せを願うことや、お互いの関係が時間のずれに過ぎないと気づくことで、ポリアモリーの理解が深まっています。このエピソードでは、ポリアモリーの定義や浮気との違いについて深く掘り下げ、それに伴うコミュニケーションの重要性が論じられています。さらに、ポリアモリーにおけるパートナーシップとロマンスの関係、そしてその実践における課題についても触れられています。ポリアモリーについての議論を通じて、感情と恋愛の容量を尊重し、関係性の持続可能性を探っています。

00:07
かもすハウスの時間。
あなたの町のどこかのアトリエ、かもすハウス。
今日も気ままな音楽にのせて、山山談義に花が咲いています。
気になる話題が聞こえてきたら、どうぞふらりとお立ち寄りを。
ポリアモリーの概念
テーマはですね、あまり前置きをせずに本題に入っていきたいなと思ってまして、
ポリアモリーという概念というか、考え方。
ついに。
ついに。
ポリアモリー、出たね、ポリアモリー。
についてちょっとね、しゃべってみたいなと思っていて、
これだから、やっぱしゃべるのが結構難易度が高いテーマなんですよね、やっぱね。
そうなのかな。
きわどいラインを攻めないと、しゃべれない話。
なので、結構プライベートな部分にもかかわってくるし。
で、ちょっと慣れてきたので、しゃべれるかなみたいな感じもあって、
しゃべってみようと思ったんですけど、
そもそもこの言葉が意味がわからない人が多いと思うんで、
最初にざっくりとね、本当に辞書的なウィキペディアに書いてある定義を説明すると、
ポリアモリーは関与するすべてのパートナーの同意を得て、
複数のパートナーとの間で親密な関係を持つこと、また持ちたいと願うことを指すと。
そもそもこれは、古代ギリシャ語のポリーっていうのと、
ラテン語のアモールかな、っていうのを合成した言葉なんだけど、
あ、そうなんや。
ポリーっていうのは複数ですね。
モノーとポリーのモノー。
で、アモールっていうのはその愛ですね。
チェリーはなんか聞いたことあるぞ。
だから合わせると複数の愛みたいな意味になると。
同時に複数の相手に対して親密な関係を築くとか、
そういうふうにしたいと思っている状態みたいなこと。
だから、そういう人間関係の様式でもあるし、そういう思想というか考え方のことも言っているという言葉なんですけど、
ここでポイントになるのは、複数の人、関係者というかね、
関係している人同士でお互いに合意が取れているということを前提とした複数の関係という。
なるほどね。その関係性を取ることを合意を取っている。
そうそう。だから全員がそれを理解した上で、その関係性になっている状態っていうのがポリアモリーというのの大前提になっているというか。
じゃあ、内緒で複数の人と親密になってたら、それはポリアモリーじゃないってことだよね。
そうそう、そういう話ですね。
で、もちろんこれも厳密に定義があるわけじゃなくて、グラデーションのある考え方ではあると思うので、
言う人によってちょっと使い方が違ってたりとかは全然あるんだと思うんですけど、
今今日話す範囲では、そういう複数の人とお互いに確認を取った上で、
恋愛なりパートナーシップを築いている状態についての話をしたいなと思っています。
自身の経験
わかりました。
私がまず知ったきっかけを話しすると、私これ友達から紹介してもらったんですよ。
なんか、るきさんにこの概念というのかな、考え方合うんじゃないかなって教えてもらったことなので、
自分は結構ポジティブにポリアモリーについて知ったし、学びました。
学んだって言っても、ほんと記事をちょっと読んだりしただけやけどね、
ちょっとあと本を読んだりとかしてみたっていうのが始まりです。
で、なんかもともと束縛されたりすることが苦手やったり、
それは恋愛だけじゃなくて、
まあ、そうかな、全体的にかな、
友達であっても、
そうだし、何かに支配されるみたいなのが嫌いだし、
自分が嫌いやから人にそれを共有するのも嫌っていうのもあって、
まあ、確かにその合意を取って、合意を取れば自由に人と関係性を築けるっていうその思想は面白いかなって思ってたんです。
ただ、実際やるのはむずいよなとも思ったんですよ。
まあ、いろいろハードルがありますよね。
ありそうよね。
まあ、そもそも自分のね、その内面のハードルもあるし、
それがクリアしたとしても、社会的なハードルがまたあるよね。
そうそう、きっとその複数の人とここでいう性愛関係になるみたいなことに抵抗がある人の方が多いと思うので、
なんか私ポリアモリやってみたいですって言って、
お、いいね、協力するよみたいな、なかなかないと思うんですよ。
協力って言うのもなんか…
いや、なんかいい人紹介するよって言われたらさ、そういうことも起こらへんと思うんですよ。
うん、まあそうだね、なかなか難しそうだよね。
うん、だからまあ実践はむずいやろうなと思ってたんです。
ただ、そういう人がいるのは面白いな、話聞いてみたいなぐらいだったんですけど、
えっと、もってやさんから他のポッドキャスト番組で、
愛とかセックスとか生理とかっていう番組の中で話しているポリアモリについて、
2人の女性が話しているのを聞いたんですけど、面白かったんです。
でもそこでも、その喋ってる1人の人はポリアモリ、自分はポリアモリかもしれないけれど、
実際に実践をしたことがない。
つまり、複数の人に恋心を抱いたことはあるけれど、
合意を得られたことがないから、そういう関係性になったことがないっていう話でした。
で、それを聞いてて思ったのは、
あれ、もしかして私、すでにポリアモリを軽くやってきてるのかもしれないって思いました。
えっと、10代の頃から、すごく仲良くしてる友達がいて、
その子が異性なんですよね。私からしたら異性で、
で、その子、こういう言い方するとその子にとってはなんか失礼だし、
誤解が生まれるかもしれないけど、その子をきっかけに2人ほどお別れしてるんですよ、恋人と。
別れたり、あるいは交際に至らなかったみたいなことがあって、
なんか、その友達、A君としましょう、A君との関係性が自分はすごく大事。
で、それを尊重している。尊重したいし、恋人になる人にも尊重してほしいって思うんだけど、
そこを認めてもらえないんですよね。
なるほど。だから、その人とのつながりは、キープしたまま、
恋愛関係としては別の人と親密になるということがしたいんだけど、
そこが両立しづらいという。
そうだね。
その時、交際している人が私を独占したいって気持ちもわからなくはない。
でも、私は実際は行動はしない。なぜ思いはするんだ、みたいな。
うんうんうん。
なんか、ちょっと否定になっちゃった。
まあまあ、でもそうだね。
自分は相手にしてほしくないから、しないようにしていて、
でも、向こうはしてくるっていうことだよね。
そうそう。なんか、その辺でもうちょっと話が合わなくなってきちゃって、お別れするみたいな。
で、さらには、えっくんとは一応友情関係なので、
友情関係というか、二人ともあんまり性的なことに関心がなくて、薄い方なので、
そういう性愛関係とかはしてないんですよ。
だけど、時として自分が交際している人よりも、内面的には深くなってしまうこととかがあって、
なんかその、悩みがえっくの方が相談できるとかね、より共感してくれるとかね、
そうなった時に、その交際している人、お前は何だ?みたいな。
あれ?みたいな。この人、何なんだろう?みたいな。
言ったら、その、イチャイチャできるっていう、いや、難しいな。
でも、だから、その精神的な深さと、その、なんていうかな、社会的な状態が一致、ある意味してないというか、
一般的に言われるように分かれているわけじゃないってことだよね。
そうそう、それが逆転してしまう。
で、そういうことが、えっくんだけじゃなくて、例えば、同棲の友達とかでも起こったりして、
同棲の友達の方が、より親密だ、何なら一緒に住んで、新職を共にしている。
恋人は時々会って、なんかちょっと隠し事、えっくんの話とかしたら、この人ヤキモチでいて、
なんか、不機嫌になったりするから、喋らないこともいくつかあるみたいな。
とか、なんかそうなってきた時に、自分はこう、あんまり関係性を続ける意味がわからなくて、別れたりするんですよね。
ポリアモリーへの理解
で、えっくんがこう、いまだに自分は関係性が続いているので、その人を持ったまま、誰かと恋人を作るっていうのが、ちょっと難しいかなと思った時期もあったんですけど、
もったやさんは気にしなかったんですよね。
えっくんの話をした時に、何も気にしなかったんですよ。
なので、もったやさんには、えっくんの話もするし、いろんな人のこう、こういう関係性を築いてるよっていうのを、自分は全部喋っていて、
で、それがどこまでが恋愛なのか、恋愛じゃないのかとかいうのは、本当にグラデーションのまま共有しています。
そうですね。そうそう。だからまあ、過去のね、恋愛の話とかも、だいたい共有されている感じがする。
ただ漏れです。
ほとんど知っている気がする。
ほとんど、記憶にあることはすべて喋っています。
今のゆきさんの話は、だからその状態がもうすでにポリアモリ的なんじゃないかっていう気がしているってことだよね。
そうだね。
で、確かにそんな気もするよね。この定義からするとね。
そうそう。えいくんのこと抜きにしても、過去の人の話を普通に共有して、それを受け入れてもらえている状態って、なんか結構近いんじゃないかなと思いました。
そうそう。なんかそこがすごい同感なんですよね。
自分もそのポリアモリっていうのをね、るきさん経由でまたさらに聞いて、ああなるほどって思って、そういう確かにまあでもない話ではないなって思って、最初に聞いたときにね。
まあやっぱりそのメインストリームの考え方ではないから、それって本当に可能なの?みたいなところとかいう疑問は出てくるけど、まあでも全体として言っていることはわかるなと思って、
で、本とかも読んだりして、それでまあ自分なりにね、ああなるほどこういうことかっていうとこまでは理解ができて、
で、まあちょっとこれからね、それをしゃべろうと思うんだけど、まあ自分の中では普通に受け入れられるし、なんなら自分もそういう考えをもともと、なんていうかな、ベースには持っているなと思ったんですよ。
恋愛の葛藤と理解
そういう考えを持てる下地がそもそもあるから、あんまりその何かな、否定的にはならないなっていう風に、結構だからすんなり入ってきたというか、その考え方自体は。
で、なんでそういう風に思えるようになったかっていうところ、でいうと、やっぱね、最初にそのるきさんと出会って、で、まあマッチングアプリでね、まあその話はちょっと前もしたんですけど、マッチングアプリで出会ってるんで、そんなにお互いのことをね深く知ってやってるわけじゃない。
だからまあその、出会ってから共有していくみたいな感じだったと思うんですけど、だから結構最初2回目に会った時ぐらいだったかな、その時にもうなんかその前に付き合ってた人の話とかをしてたと思うんですよね。
そうだね、そこでなんかちょっと恋愛にトラウマがあるじゃないけど、ネガティブな思いがあるみたいなこととか言ってね。
で、で、ちゃんと好きではあったけど、うまくいかなかったみたいな話だったと思うんですよ。
ああ、そういう話でしたね。
で、最初にそれ聞いた時は、やっぱりすんなりとは、ああそうかっていう風にはならなかったですね。
27歳のもてやしにはね。
27歳でね、そう。
で、しかも初めてだからね、そのなんかちゃんと交際するみたいなのもね。
あ、もてやさんが初めて。
ちゃんとこうそれこそ親密な関係を築くっていうこと自体が初めてで、それでその前にその付き合っていた人の話っていうのをね、結構初っ端で聞いた時は、なんか軽いなんかショックは受ける。
そうだね、なんかそう聞くと私かなり最初から軽いパンチを出してますね。
ちょっと早い気するね。
なんだろうね、なんかでもそういう話をこっちからも振ったような気もするけど、まあそうそうそう。
まあそうだね。
そういう話に自然となったんですよね。
で、ショックは受けたんだけど、ただそのショックをその時の自分は、これは何なんだろうって思ったんですね。
なんか、単純になんか悪い感情として捉えるというよりは、
やっぱりだからそういう親密な環境を築くこと自体が初めてだから、そのなんかそういう違和感も初めて経験したなと思って、なんかそういうこうなんていうのかな、葛藤みたいなのが初めて感じた気がして。
面白いね、なんか手塚治虫に出てくるロボットのなんか主観みたいなね、なんだかモヤモヤする感情が思い出した。これは何だろうみたいな。
だからまあ、うっすらは感じたことはあったと思うけど、片思いしてる人で自分のことは好きじゃないんだなみたいな、なった時のなんかガーンってなったりとかそういうのがあったけど、
なんかそのお互い好き同士だけど、ちょっと前には別の人好きだったっていう事実みたいなのに、これは何だっていうことになって、
あ、あれだね、岡本太郎やな、これね。
そっか、ここで太郎さん。
岡本太郎になる。で、自分のその時に出した答えが、結局その人が、だからるきさんがかつて好きであった人っていうのを含めてるきさんだし、
で、なんかそれの関係性も含めてるきさんなわけで、で、その人を自分が好きなわけだから、なんか別に何の問題もないかって思ったんですね。
おー、すごい聞こえかった。
それも含めてのるきさんが好きなわけだから、自分は。だから別にそこを何か否定する必要はないんじゃないかっていう風に解釈したんですよ。
で、そうしたら、それ以降は全然、なんていうかな、気にならなくなった。
ポリアモリーの考察
一回乗り越えたら強いね。
そうそうそう。一回その、なんていうかな、解釈の仕方を理解したら、あとは全部同じだから。
なるほど。るきさん全部を認めようっていうバージョンに切り替えたってことですね。
そうそうそうそう。うん、なんかそれで納得しちゃったっていう感じですね。
で、それも踏まえて言うと、そのポリアモリーっていうのが、
ポリアモリーの話に戻ると、その過去の恋愛の話を聞いたときとの違いって何なんだって思ったんですね。
今の現在進行形のその関係性の話と過去の関係性の話って何が違うのかって考えたら、単純に時間軸が違うだけなんですよ。
そうやな。確かに確かに。
だから、過去にお互いに好き同士だった人がいて、その人を自分が好きっていうのと、
今、誰かと好き同士だった人が、好き同士な人がいて、その人を好きっていうのは、
時間がずれてるだけで、関係は同じなんですよね。
その、その3者の関係は同じっていう。
好き同士の人がいて、その好き同士の人を含めて自分はその人が好きっていうのは、
時間のずれ以外には、特に変わりはないっていう。
そうだね。
なんか、だから、その最初の過去の恋愛とかの話で、自分がこうだなって思ったのが、
そのまま時間をずらしたら、ポリアモリーになるっていうことが、本とかを読んでて、理解したので。
なるほど。
それはそうだよなって思った、単純に。
なるほど、なるほど。
それはだから、確かにだから、実際もう、自分もそういう意味だよね。
そうなってると言えばなってるのか、みたいな気もしたし。
そうかもしれないね。
だから、自分もその考えが、特に否定する要素がないなって思って。
整ってますね、もうね、我々も整ってます。
そういうことか。整ってたなっていう感じ、はい。
うんうんうん。
いや、でもそれはなんかすごいわかるな。
結局、私が好きな人に対して思うことは、その人が幸せであってほしいな、
自由でいてほしいなって思うだけだから、
そこに自分が関われたら、より私が嬉しいというだけであって、
でも一番の願いは、その人の幸せなんですよね。
もとやさんは、たまたま近くでその幸せを見てられるという、なんか特別席を持ってるけど、
別に、これからもとやさんと離れたりね、もとやさんが他の人を好きになったりしても、
もとやさんが幸せであるなら、別に問題ないというか、
自分の最初の願いは叶ってるんですよね。
で、なんか、えくんに対しても、そう思ってるので、
なんか、彼の恋愛の話とかも普通に聞いたりするけど、面白いなって思うし、
あとね、なんかそこまで深くなってくると、私の場合、自他の境界がちょっと甘くなってくるので、
なんか、私の代わりに体験してきてくれてありがとうみたいな、面白いみたいな、
そこでこう得られるものを聞けるから、なんか面白いってなっちゃうんだよね。
最近はなんか、嫉妬とか独占欲よりも、好奇心の方が勝っちゃう。
なるほど、なんかわかる気がする、それは。
だから、なんかその、結局、自分が相手を幸せにできる存在でありたいとは思うけど、
でも、逆にそれにふさわしくなったとしたら、仮に、
そうなったとしたら、一緒にいる方が、自分にとっては良くないことになってしまうっていうような感覚ですね。
それを押してまで、無理に一緒にいない方がいいよねって思うし、
本当にそう思う。
だからといって、なんかそのね、あっさり別れるみたいな話でもないんだけど、
なんかその、努力は最大限するんだけれども、
なんかその、努力してもしょうがないところに、もし達してしまったとしたら、もうしょうがないし、
なんか、そっちの方が相手の幸せを願えるよねっていうことですよね。
そうだね。身を引くことがね、その方がその人の幸せに近づくのであれば、全然身を引くかな。
あとそう、フォリアモリー的に言うと、自分がその叶えられない部分を他の人が叶えてくれてるのであれば、
それはやっぱりありがたいことだなっていうふうに逆になってくるなと思ってて、
なんかそういう感じになってきたな、どんどん。
この話の前提として、一つ言っといた方が分かりやすいかなって思うのは、
フォリアモリーというこのスタイルとか考え方が、より良いっていう話でもないかなと思っていて、
あー、なるほど。
だからその、今一般的なその一対一の関係性っていうのをモノガミって言うらしいんですけど、
が、それなりにやっぱり受け入れられる理由も当然あると思うんですね。
で、ただフォリアモリーっていうのが、多分この言われているとって、それだけが正解なのかっていう、
そのモノガミだけが?
そうそうそうそう。一言で言えばその一途差みたいなこと、一つのことに集中しているみたいな状態が、
本当にすべての人にとってベストな回なのかっていうと、そうじゃないんじゃないのっていう話だと思うんですよね。
なるほどね。
だからみんながそのフォリアモリー的になった方がいいとかいうわけでもなくて、
ただなんか、やっぱりその自然とそういう状態にすでになっちゃってる人とか、
多様性と自己理解
なんかほっとくとそっちの方に行っちゃう人っていうのが多分一定数いて、
そういう人が、なんか自分が悪いんじゃないかっていう、
でもそうそうそうそう。
その罪悪感になっちゃっているのが、
本当にそう。
本当にそれ、罪悪感を抱かなきゃいけないようなことなのかっていうところから、
多分このフォリアモリーっていう考え方が言語化されてきているというか、ことだなと思っていて。
めっちゃわかる。
なんか、実際若い時の自分は、自分が悪いんだと思ってたんですよ。
恋人がいるのに、他に仲のいい異性がいるっていうことが責められたら、反論はできないし、私に悲がある。
でも、A君との関係性では全く問題がなかったんですよね。
私に恋人がいることだったり、その上でもA君と仲がいいっていうことは、
2人は了承していて、ここでは問題起きないのに、
なぜ社会的には問題があるって言われるんだろうな、みたいな不満もずっとありました。
それで30過ぎてから、そのフォリアモリーのことを知って、
こういう主張があれば、必ずしも自分が悪いわけではないって考えることもできるんだなと思って、
なんか、ちょっと救われたかな、そこは。
今の主流の考え方が間違っているわけではなくて、
ただ、それだけが正解というふうに、思われていることが違うんじゃないかっていう。
なるほど、多様性か。ここでも多様性か。
そういう話なのかな。
ポリアモリーとは何か
で、この話で一番多分よくある、言われているのって、結局それって、ただ浮気症な人じゃないのっていう。
ね、怒られちゃう、私も。
そうだよね。
言わせんよ、だから。
で、なんかそれって、多分半分あってて、半分違っている気がしていて。
そうですか。
一つは、やっぱりその最初の定義として、すべての人に同意を得ている前提があるから、
だから、浮気っていうのは基本的に同意を得てないから浮気になるわけで、
そうだね。
だから、同意を得ているんだから、別にそういう意味で、少なくとも法的な問題とかはないわけですよね、そこには。
で、その上でもう一個違うなと思うのは、
多分このポリアモリの考え方がちょっとわかりづらいのって、
ロマンスとパートナーシップみたいなのが、両方にまたがっている話なんだと思うんですよ。
うん、わかるわかる。
で、多分ロマンスの方だけで考えていると浮気症にしか見えない。
いや、ほんとそう。
でも、実際のポリアモリの本当に実践して、それで成立している人っていうののなんか話とかを見ていると、
やっぱりその重要なのは、そのパートナーシップの方をめちゃくちゃ重視していて、
だから浮気している状態って、結局そのパートナーシップの中で満たされないロマンスを外に求めているんだと思うんだよね。
でもそのパートナーシップがすでにあった上で、そこからフリーな状態のロマンスが存在しちゃうと、
ややこしくなるよねっていうのが浮気だと思うんですよ。
なんていうかな、感情的な繋がりができちゃうわけだよね、そのロマンスっていうのは。
ロマンスは感情的な繋がりができちゃう。
で、でもパートナーシップっていうのは感情的な繋がりというよりはもうちょっと理性的な繋がりだと思うんですよね。
ある意味契約みたいな部分があるというか、なんかお互いに尊重し合いましょうということを契約しているみたいな状態なわけで、
なんかその契約外のところで感情的な繋がりだけができちゃうっていうのが浮気のややこしいところだと思っていて、
ポリアモリーは、だからそこがそのセットでロマンスを作るならパートナーシップも作りますと。
あーなるほどね。
だからその関係性の内側に取り込んで成立させようとするのがポリアモリーの多分考え方で、
そのパートナーシップの中でできないからそれを手軽に外で調達しようみたいになっちゃうと浮気。
風俗と一緒じゃんね。
まあそう、感情とかその欲求だけを、なんていうかな、こうインスタントに解決するみたいな、
だと単純にパートナーシップが崩壊する。
で、ポリアモリーのなんか考えてる人っていうのは結局そのパートナーシップの方が大事でしょって思ってるから、
その、なんかそういう気持ち、欲求、感情とか欲求は否定はしないけど、それをちゃんとパートナーシップの中で対処しようよっていう話をしているというか。
なるほどね。
だからパートナーシップの中にそもそも入れる人じゃないと、そのポリアモリー状態にはなれないわけですね。
だから結構やっぱりハードルは高くて、そのなんか実現するためには。
そうだね、すごいコミュニケーションスキルいる人。
だから単純に好きみたいな、単純に好きとか、なんか単純にこう、なんだろうな、それこそイチャイチャしたいみたいな、欲求だけでは絶対に成立しないことを言っている。
でもなんか多分そこを抜きにして考えると、確かに見た目としては浮気と変わらないというか、なんか。
パートナーシップの重要性
のは、まあそうだよねっていう話。
今日話す上でさ、他にもポリアモリーについて喋ってる番組とか見てみたけど、
やっぱその、ダダの浮気じゃん、みたいな言う人もいて、
でもそういう人って、そもそもパートナーシップをそこまで、大事だと思ってないというか、
ロマンスの方が先に来ちゃっているから、パッと浮かぶ考えなんかなと思ったし。
なんかそんだと思うんだよね。そこの、そもそもこの人間関係の捉え方の前提が多分違っているから、
そうすると解釈が変わってくるっていうだけの話なんじゃないかなと。
で、それでいくと、ポリアモリーが成立するには、まず強固なパートナーシップがあって、
それを前提に広げていくっていうことだったと思うんだけど、最初のパートナーシップができてないと、多分複数人もできないですよね。
それはそうですね、当然。
最初からロマンスだけの人だったら、まずそこがもう前提じゃないから。
ちょっと例えが完全に適切かわかんないけど、
なんかわかりやすく言うと、あの副業禁止の会社か、副業okの会社か、みたいなのに結構近いなと思っていて、
で、だから、何て言うかな、問題になる部分っていうのも、結構その副業okな会社と似ているなと思って、
いくら副業okとは言っても、本業というか、だからメインとサブっていう関係になるかどうかもわかんないわけでね、その半々かもしれない。
でも、とにかく関わってる以上は、その会社の仕事を適当にはできないわけですよ。
だから、そこの会社で求められてることは、ちゃんとやらなきゃいけない。
でも、そのちゃんとやっているからこそ、他の会社で同じように堂々と働いても別に問題がないと、なんの文句も言われないみたいな話だから、
なんか、やっぱり実際それがじゃあ、できるかどうかみたいなのは、やっぱりその人の精神的なキャパとか、本当に物理的なものとか、体力とかね、いろいろ複合的になってくるから、
副業okの会社でも副業しない人もいるじゃんね、当然。
副業okの会社だから、やったーって言って副業をバンバンする人っていうのは、だからそのポリアモリにもともと適性のある人に結構似ているというか、
そもそもできちゃうから、それがokなら、その方がトータルとして幸せみたいな状態になっているっていうだけの話かなと思って。
制度と社会の関係
仕事に受け替えるとわかりやすいね。
あとはやっぱりね、例えば妊娠出産とかをどう対処するのかみたいなのは、法律的にどうなるのかみたいなのは全く定義されてないから、そこはすごく難しくなるよね、単純にね。
だからその家族をちゃんと築くってなると、なんかいろいろ工夫は必要になってくるというか。
でもそれもなんていうかな、自術婚の人とかね、今同性愛の人とかっていうのと、ある意味似ているというか、
自分たちもね、自術婚状態だけど、明確に定義されているわけじゃないから、使える制度を使いつつ、なんかうまくやるみたいなことしかないよね。
そうだね、社会が一部一切性で基本法律を作ってるから、それにがっちりはまるわけじゃないんだけど、応用して使っていくしかないってことだよね。
だから、そこのどうしても社会とのずれみたいなのは、当然出てきちゃうというのはあるなと思って。
あとは、もっと先でね、老後とかさ、どうなるかなみたいなのを考えると、またいろいろ問題は出てくるような気もするし、
でもそれを言い始めると、別に一対一の関係でも老後の問題はあるし、逆に一人の人はじゃあ誰にも頼れないのかっていうと、そんなこともないわけじゃない。
だからなんか、それも結局、制度とずれていることと、世の中の認識が、その一対一の関係を大前提としちゃっているからこそ、本当はできる可能性がある関係性に蓋をしちゃってるだけとも言えるかなと思ったりしている。
だから別にその性的な関係がなくても、すごい深い結びつきがある人同士で、家族的な状態になっているっていうのでも、その中では全然成り立つと思うんですね。
そうだね。
ただ、制度的にそれが定義ができないというだけだなと思っていて、具体的に考えると、いろいろ難しいところもあるけれども、
結局それは一対一でも難しいところだったりもして、やっぱりだからその一番問題になるのは、その副業をしている時と同じで、キャパの問題っていうのが一番でかいなって思った。
そうだね。それはそうだ。体は一つだからね。
純粋に時間とお金をどう振り分けたらお互い一番ベストなのかみたいなのを考慮するものが増えるっていう、単純に数の問題はあるからね。
それはだから子供が、子供がいなかった夫婦が子供が増えた時と、やっぱり似てるというか、その2人だけの関係性では対処できない問題になってくる。
3人の関係になるみたいな。それが別に子供じゃないパターン。
はいはいはい。
って考えたら、それも全然これまでになかった話でもないかなと思うけど。
なるほどね。面白いね。
でもね、そのキャリアアップしていくとさ、責任とかさ、増えていくじゃないですか。
役職が上に行くとさ、なんか今まではそれが一般的だったけど、それだけじゃなくて、役職は上がらないんだけど、
副業で勤める会社が増えるとか、自分でも起業するとか、数が、種類が増えるっていうことで、
責任とかキャパがね、ちょっと増やさないといけないみたいな、そういう人生のランクアップっていうのは今あって、
パートナーシップにおいても、そういう選択を取る人が出てくるっていうことかもね。
そうそうそう。だからね、フリーランスで何種類かの仕事を細切りにやって、トータルで成立させてる人みたいなのがいるからね。
そういう人同士だったら、別にその一個一個はそこまでそんなに深くつながってなくても、いいかもしれないってことだよね。
お互いに許す時間の中で関係者を作るみたいなのを、いくつか組み合わせているみたいな状態もなくはないよね。
ね、我々はどうなるんですかね。
これからどうなるんですかね。
どうなるんですかね。この考え方持ってるからといって、それが実際形として成立するかっていうのは、結構全然別の問題というか、
それも一対一と同じなんだけど、結局は。
自分が好きな人がいるからといって、その人との関係性が成立するかどうかはまた全然別の話っていうのと同じで、
ポリアモリ的な関係が、それが成立する条件が揃うかどうかみたいなのは、また違うですよね。
そうですね。まあでも楽しみですね。
まあそうね、だからある意味、これを聞いてる人で、この二人に対して何かそのすごい深い行為を持っていると感じている人がもし万が一いたとした場合、
ポリアモリーの理解
だからそこは蓋をする必要はとりあえずないっていう話ですよね。
何の宣伝これ。
宣伝というか。
全然アプローチ受け付けるよってこと。
まあそのね、だからそれを結局ね、こちら側が受け入れられるかとかね、お互いに折り合いがつくかどうかっていうのは本当に全く別の話になっちゃうんだけど、
その何かそう思っていること自体に蓋をしなくてもいいんじゃないかっていうことが今日の結局話だと思う。
なるほど、いや本当そうです。本当にそうです。
だから別にそこの、その気持ちがお互いに共有された上で、じゃあどうするみたいなところからがむしろスタートというか、だと思うから、
まあそういう人がいたらとりあえず連絡ください。
怖い怖い怖い。
くださいって言うのもおかしいけど、してもらっても面倒くさいことにはならないよっていう話ですね。
まあ恋愛の許容量みたいなんで言えば、もとやさんは有り余ってますからね。
余ってるのかな、わかんないけどねそれも。
やってみると。
それはその実際はね、どうなのかわからないけど。
まあでもめちゃめちゃ愛情の容量はすごいある方だと思っていて、そして私はめちゃめちゃ器がでかい方だと思うけどね。
いくらでも愛情もらえるぜみたいな、そういう組み合わせでもあると思いますけどね。
自分の感覚としてはとりあえず同時に料理を作れる人数であれば大丈夫かなみたいな。
なるほど、そこがキャッパで。
でもなんか結構そういう話だと思うんだよね。
日常的にさ、回せるかどうかみたいなことじゃん、その関係性を。
そういう意味で言うと、毎日例えばね、料理を作ってみんなで食べようってなった時に、この人数毎日作るのしんどいなってなったら絶対続かないけど、
まあね、何人ぐらいまでだったら、まあ確かに作るよって言えるなみたいなのはまあ一つの多分目安なのかなみたいな気がして。
そうだね、みんな自分の気持ちは大事にしましょう。感情は大事にしていいんだよ。
そうだね、まあ反射的に否定しなくてもいいんじゃないかというのがまあ一番の多分今日のポイントかな。
そうです。行動だけね、理性的に選んでね、気持ちは尊重しましょう。
それはだからもう恋愛とか関係なくね、人間として当然というか、そういうことだからね。
そうですよ。
はい、という話でした。
あ、緊張した。今日はちょっと緊張しました。
だいぶやっぱり、ふっこんの話になりますね、これはね。
ね。
いいですかね。
はい。
今日はそんなところで、カモスハウスのしおたもとやと、
あざみるきでした。
カモスハウスの時間
デザインとアートの淡いで混沌を耕す、クラフトメディアカモスハウスがお送りしました。
43:53

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