1. かもすハウスの時間
  2. ‐‐ 002 いま気になる日本の女..
2022-03-29 31:48

‐‐ 002 いま気になる日本の女性ミュージシャンの時間

先日見かけたツイート / 最近女性のアーティストが面白い / ♫ Awich ‐ どれにしようかな / 沖縄で生まれアメリカで結婚 / ヒップホップやるしかない / 開放のための音楽 / 弱さと強さ / もとやさんは女性が好き? / ♫ YeYe ‐ サイレント・ダンス / るきさんとの共通点 / in living.(りりかさん)が出てるMV / どんどん確信が強くなる / 現代アートの人っぽい / どんどん中性的になる / ♫ CHAI ‐ ACTION / エネルギーの爆発と洗練 / 未来感 / 楽しくやってることがアンチテーゼに / バンドとしての完成度 / おしり叩かれる / エンディング

※今回は音楽がテーマのためSpotify限定版の視聴がおすすめです

元ネタツイート https://twitter.com/erinaito_shiba/status/1506371820546494472

Awich

YeYe

CHAI

収録日 : 2022年3月25日
ホスト : 塩田素也, のぞみるき

アートとデザインと、あわいの時間。

あなたの街のどこかのアトリエ「かもすハウス」。今日も気ままな音楽にのせて、よもやま談義に花が咲いています。気になる話題が聞こえてきたら、どうぞふらりとお立ち寄りを…

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Sounds by 八木映美と静かな実験 / Amy &her quiet experiments.

サマリー

このエピソードでは、現代の日本における女性ミュージシャンについて議論され、特にヒップホップアーティストのAwichさんとイェイイェイさんに焦点が当てられています。彼女たちの音楽が持つメッセージや社会的背景について深く掘り下げ、女性の表現活動がどのように進化しているかが考察されています。また、現代の女性ミュージシャンの成長過程や音楽表現の独自性が分析されており、彼女たちが自己表現の中で男女の感性を融合させ、現代アートと音楽の境界を越えた表現を模索している様子が描かれています。日本の女性ミュージシャンについての議論が進む中、ジェンダーや社会構造による影響が楽曲活動において重要な要素となっていることが述べられており、特に、従来の職業観や評価基準が変化している中で、新しいアーティストたちが注目を集めるようになっています。

女性映画監督についての考察
かもすハウスの時間 あなたの街のどこかのアトリエ、かもすハウス
今日も気ままな音楽にのせて、山山談義に花が咲いています。
気になる話題が聞こえてきたら、どうぞふらりとお立ち寄りを。
先日、とあるツイートを見かけまして、
内容としては、最近亡くなった映画評論家の佐藤忠夫さんという方が、
女性映画監督について書いた文章を引用して紹介しているものなんですけど、
それを読んだら、なんかこう、自分が現代の女性の表現活動とかに関して感じていったことと、結構共通する部分があったので、
今日はちょっとそれを最初に紹介してから話したいなと思っているんですけど、
ルキさんちょっと読んでもらってもいいでしょうか。
女だから何か特別に女性的なテーマを取り上げなければならないということはない。
男にやれることは大抵女にもやれるだろう。
ただ、これまで映画監督がほとんど男だったために描けなかったこと、誤解や偏見を持って描いたことがあるはずであり、
その一つに、男に愛されることばかりが女の生き甲斐じゃないというようなことがあるはずである。
という感じで、男性中心の業界だったことで表現されてきてないことがまだあるんじゃないかみたいな話をしているんだと思うんですよね。
この文章が出たのが1979年だから、もう40年以上前のことなんだけど、
でもこの時点では結構だからその先進的というか、先を見てこの人を描いてたんじゃないのかなと。
Awichの音楽と影響
ちょっとその時代の雰囲気わかんないけど。
で、まあでもね、今でもなんかだから通用する、通用しちゃうっていうよくもあるくもところはあるかなと思うんですけど、
そうですね、自分の場合はこの映画よりも音楽とかで、結構その同じようなことを感じているなぁと思って。
で、割とそういう部分で共感というか、こうなんかいいことやってるなって思える人の曲をよく聞いているなぁと思って。
まあ男性でも女性でもそうなんだけど、特にやっぱりここに書かれているような理由で、結構最近その女性のアーティストが面白いなって思うことがなんか増えてきたような気はしてますね。
はい、というわけで聞いてもらいましたけど、
Awichっていう、Awichです。
A-W-I-C-Hと書いてAwichと読むんですけど、
るきさんにも紹介したことがなかった人なので、とりあえず聞いてみてどうでした?
うーん、感動しちゃった。
本当?よかった。
なんか、言葉はすごく直接的なのに、あの音楽がの方で複雑に作られてる、そのなんかバランスがいいなと思った。
単純にならないというか、ストレートに伝わってくるけど、ちゃんと複雑さもある。奥がある。
ま、これってジャンルとしてはヒップホップっていうことになるんですけど、
そのジャンル自体結構、言葉をすごい大事にしてて、
そういうね、直接的な表現でも、とにかくその思ってることをストレートに出せるかどうかみたいな部分が多分重視されているんだと思うんだけど、
えっと、沖縄のもともと出身の人で、19歳で渡米しているんですね。
で、まあ、その学業のために行ってて、博士号も取得しているということで、普通に賢い人でもあるんだけど、
そこで向こうで、現地でアメリカ人の男性と結婚してて、そのやっぱり界隈の、多分そのストリートの人と出会って、多分そこですごい影響を受けてるんだよね、その文化的には。
で、なんだけど、結果としては、その夫は銃殺されてしまうんですよ、向こうで。
なんか日本に2人で帰ってきて、帰ってこようみたいな話もなんかしてたらしいんだけど、
そういう話もしてるところで、夫は亡くなってしまって、で、娘も行ったんだけど、だから2人で残されてしまって、
で、それでも日本にしょうがない、帰ってきたみたいなところから活動を始めてる人ですね。
だから、なんかその時点で、なんていうかな、そのスタートラインが、もうヒップホップやるしかないみたいな。
あのね、ヒップホップだけじゃなくて、黒人音楽って、やっぱりその黒人の人が自分を解放していくためにやってきた表現が結果的に、
音楽のジャンルになってるみたいなところがあると思うんですけど、
なんかそういうものを感じるという、この人の表現からも。
だから、なんかそういう意味で、本当にヒップホップをちゃんと消化してるというか、
自分の中にその文化を取り込んで作ってるのがわかるなと思って、
自分がそのヒップホップというジャンルをそんなに詳しくないから、
なんか他にもね、そういう日本人のアーティストの人いるのかもしれないんだけど、
少なくとも自分で聞いた中では、初めて日本語でやってるヒップホップで、めっちゃいいなって思えた。
だから、もう本当にやっぱこれは女性の表現だからいいとかではなくて、
イェイイェイの音楽の進化
普通に表現としていいことやってるなって思えた人なので、
これまだ最近聞き始めたばっかりなんで、自分もね、そこまで深く理解はしてないんだけど、
なんかすごいこれからどんな感じになっていくのか気になる一人です。
で、なんかその曲だけ聞くと、めちゃめちゃ強い女性、パワフルでっていうふうにね、感じるけど、
実際なんかこうインタビューとか喋ってるんで、それこそね、スポーティファイのなんかその、
この今出てる最新アルバムの曲解説を全部その本人が喋ってしてるみたいな、
インタビュー番組みたいなの配信してたりするんだけど、
そういうの聞いてると、全然その、なんていうかな、こう人としての弱さみたいなのも持ったままやっていて、
やっぱ女性のその社会的に立場が弱いっていうところも、全然抱えたまんまなんでね。
それを克服してるからっていうよりも、やっぱり自分に必要な曲を作ってるみたいな感じなんだと思うんだけど、
そう、だから、なんかこの曲じゃなかったかもしれないけど、歌詞の内容がこんなに過激にしちゃっていいんだろうかみたいなのもすごい悩んだりして、
でも、そのなんか後輩のそのね、あのミュージシャン、で、男の子のミュージシャンとかからは、なんか姉さんって言われたりするらしいんだけど、
姉さんはこれをやるべきですよ、みたいな、なんかそういうその後輩の男性から後押しされたりして、やってたりとか、なんかいうところも、
こう、なんか今の時代の、こう、面白い変化というか、でもあるよなと思ったり。
それが役割なんだろうね。
そうそう、だから、なんかそれをすごく自覚的にやっているのがわかるから、こう、聞いてても、なんていうかな、安心してというのか、なんか聞けるという。
そうだね、だから、全然その、なんだろうな、音楽のタイプとかは違うけど、例えばテイラースウィフトとかね、なんかそういうのに似た強さを感じる。
なんか、雰囲気、見た目の雰囲気も結構似てますよね、って思った。
うんうんうん。
かわいらしいというか、造形的には。
そうだね、そのフェミニンな感じがありつつ、強いっていうのが、あの、なんか、いわゆる男勝りみたいな、こう、強さでは全然なくて、
女性として生まれているからこその強さみたいなのを表現できているのが、なんかすごい希望を感じるというか、絶対にこの男性として生まれた人からでは出てこない表現。
確かに、言えない、歌えないね、これは。
この後に紹介する人たちもみんなそうじゃそうなんだけど、なんか、今回の話のテーマとしてはね、結構象徴的な、だなと、自分の中ではね、最近一番気になっているかもしれない。
うんうん。
なんか、この一人目の紹介で、もてえさんが、いかに女性を好いているというか。
ちょっと語弊がある。
リスペクトだ。
リスペクトね、そうだね。
リスペクトを含めた肯定感があるかっていうのが、もうすでに伝わってきますね。
よく見てるなって思いました。
そうですか。
まあ、その最初のね、ツイートで書かれていることが、やっぱり自分の思っているのを結構代弁してくれてて、やっぱそういうね、なんか、絶対に自分にはできないことをこうやっていて、しかもそれがすごくうまくいっているっていうのを見ると、
なんかそのね、単純にやっぱりすごいなって思うし、なんかもっとやってほしいなって思える。
はい、聞いてもらったのは、イェイイェイっていうアーティストです。
はい。
はい。で、この人はだいぶ前から聞いてて、ゆきさんもよく聞いている方だとは思うんですけど、
あの、結構ね、なんか、滋賀県出身だったりとか、なんかちょっとこう、アーティストとしての共通点?
なんだろうな、活動のなんか方向性とか、ちょっとなんかるきさんと近いというか、共通するところが多いような、同い年だし。
あ、そうなんだ。
そう、歳も同じ。
そんなイェイイェイと共通してるなんて、恐れ多いです。
恐れ多い。
どうですか?このイェイイェイの音楽は。
うーん、ね、なんか初期は、やっぱりこう、イェイイェイも丸みが目立つというか、なんか期待される女性の、なんかそういうしがらみを引きずってるような感じを、私は受け取ってしまって、
そういう意味で、ちょっと聞きづらい部分もあったんだけど、で、最近はすごいかっこよくて、しかもすごいなって思うのが、
イェイイェの表現力
その情緒とかね、なんか感度は高いまま、かっこよくなってきてるのが、すごい、その、めっちゃ女性性で受け取ってるんだけど、すごいだから色鮮やかな、
日常はすごい色鮮やかに、解像度高く受信できている、そこが本当にすごいよね、素晴らしいと思う。
僕もこのイェイイェイは、知ったのは、わりと最近になってから出したアルバムからで、
インリビングって、あのユーチューバーでね、有名だけど、その人がPV出てるやつ、
多分あのアルバムのあたりから、なんとなく認識し始めてて、で、知ってから、こうね、さかのぼっても聞いたりしたんだけど、
やっぱりなんかそのアルバム出すごとに、なんかどんどんこう、本人の中の確信が強まってきているというか、
どんどん確かになってきているみたいな感じがいいなって思うし、
で、なんかインタビューとか読むと、結構初期の頃から、なめられたくないみたいなことを話をずっとしてて、
で、なんかあのね、本人の写真とか見ると、あのわかるんだけど、なんか結構その、どうがんというか、かわいい、
ぱっと見、かわいらしいね、あの日本の女性って感じのビジュアルで、
あとその、なんか多分、しがべんでね、しゃべったりするから、なんかゆるふわな感じに見られやすいんだね。
養成家だって思うようなしゃべり方するよね、確かに。
その、内面でやっぱり表現したいことと、外から見える印象っていうのの、なんかギャップみたいなのに、
そこをどう乗り越えたらいいのかっていうのを、多分最初の頃から考えてはいたんだけど、
なかなかこう、うまく表現しきれてなかったのが、どんどんできるようになってきているっていう過程が、何枚か聞くと見えてくる気がして。
そう、それがすごく成長している感じも含めて、いいよね。
なんかこの人は、結構、なんていうかな、自分の中のジャンルとしては、限りなく現代アートの人とかと近いポジションにいるんだよね、なんか。
その、さっきの、エイウィッチみたいな人は、完全にミュージシャンっていう、なんかミュージシャンとしてやっているっていう感じがするんだけど、
イェイイェとかは、音楽で表現しているだけで、現代アートのアーティストの人みたいな意識で、制作している感じがする。
何が違うのかっていうのが、はっきり言えないけど。
まあ、かなり芸術家気質ですよね。
の、俳優のノンとかも少し人気にているなって思います。
なんか、そういうタイプの人っているよね。
あと、あれかな、なんかその、この人の場合は、たぶんこの成長っていうのが、どんどん中性的になっていくというか、表現がね。
そういう感じをするな。
だからその、感性の豊かさとかっていうのは、別に男女問わずあるものだけど、
それがやっぱり女性の方が、なんかそこは、解放しやすい。社会的には。
男性の方が難しい。
でも、たぶんその、解放しやすいだけに、コントロールが難しかったりする。
とか、あとなんかその、たぶんそういうね、表面的な印象の方に引っ張られてしまって、誤解されたりとかね。
で、なんかそれのバランスが、だんだん良くなってきているっていう感じがして、
ちゃんとこう、届けたいものを届けるっていう、なんかその、推進力と感受性みたいなものとが、一体になってきて、限りなく中性的な。
だから、男性が歌っても女性が歌っても、結構通用するような内容として、力強くなってきている感じがするかな。
そこらへんが、もしかしたら、るきさんの制作にも通じるのかな、とか思ったりするけど。
そうですか。
エイウィッチみたいな方向性ではない。確実に。
あの人はなんかね、その中性というよりは、やっぱりその女性性とかね、そういうフェミニンな部分を、こう、がっつり使うっていう。
なんかやっぱ、そうじゃないんだなって思う。
なるほどね。感心。
感心?
なるほどなと。
まあ、そうだね。難しいよね。
男性性と女性性をどっちか取り出してやることはできるんだけど、両方を使って制作するって本当に難しいよね。
そのバランス感覚は本当に磨かれてきてるんだろうね、AAは。
チャイの音楽的成長
私はまだできません。
すごい。
はい、みんな大好き、チャイでした。
大好き。
ほんと好き。
チャイはね、チャイが一番聞き始めたのは一番前かな。
あ、でも、イェイェと同じぐらいの時期から聞いてるのかな、たぶん。
なんか、バンドっていうこともあるからかもしれないけど、今のエイウィッチとイェイェと、なんか混ぜた感じもあるよね。
うん、たしかにね、そうですね。
こう、チャイもやっぱりどんどんこう、確信が強くなってきているっていう感じがする。
なんかその、最初の頃の作品も、すごいもうその時点でエネルギーがあふれていて。
爆発してたね。
で、最初からなんかもう、グラミー賞を取るのが目標みたいなこと言ってたりとか、
なんか、だからその国という単位であんまり考えてなくて、
自分の伝えたいことが届くなら、どこにでも行っちゃうみたいな。
で、まあそうそう、だからエネルギー強いんだけど、やっぱりその、なんか、今の流した一番最新のアルバム、聞いてみて、
やっぱりそれがすごく洗練されてきた感じ。
うん、そうだね。
なんか一個、だからその段階が進んでるなって思った。
前はもっと四方八方に飛んでたもんね。
そうそうそうそう、まあそのやりたいことをとにかくね、やっていったっていう感じで、
うん、なんかそれはそれでこう、なんかね、みずみずしいというか、感じなんだけど、
今回のアルバムの方が、なんかそれがもっとこう、方向性がより明確になってきているったりとか、
うん、なんかそれがちゃんとこう、通用するっていう自信を持って作ってきているというか、
うん、のもあるのかな。
うん、チャイはどうですか?
うーん、でもある意味一番評価しづらいかな、この今日あげた人たちの中では。
なんかね、自分より若いし、未来感がある。
うーん、そうだよね。
未来の音楽聞いてる感がある。
なんかその、最初に聞いてた頃から思ってたんだけど、
なんていうかな、その冒頭のそのツイートで言ってる、そのなんていうかな、
女だから女らしい表現をしないといけないわけではないみたいなことが、
もう前提になってやってるなって感じたんだよね。
なんか、そのチャイが出てきた頃の時代って、まだなんていうかな、
男性中心のそのシステムに対してのアンチテーゼとして女性がやるみたいなことが、
それでもだいぶ勇気がいるみたいな感じだったんだけど、
なんかその時点から、こういい意味で気を使ってないっていうか、
既存のそのシステムの中に乗っかる気がまずない。
で、それをすごく楽しくやってるのがいいんだよね。
主張したくてやってるというよりも、やってたらめちゃくちゃメッセージ性を持ってしまっていったみたいな順番というか。
今日の紹介した人は全部そうだと思うんだけどね。
言いたいことのために表現してるっていうよりも、やっぱり個人としてやるべきことをやったら、
それが結果的にそういう今の社会の中ではアンチテーゼになるから、
強くメッセージがあるように感じるっていうことなんじゃないかなと思って。
チャイは最初から言われてるけど、普通にバンドとして完成されてるしね。
女性ミュージシャンの新たな挑戦
そうですね。
楽器がまずめちゃうまいし、そのライブがちゃんとできるし、
とか、なんかそのバンドとしての大事な要素が揃ってて、
それだけでもう十分、音楽の表現としては出来上がってるというか。
なんかすごいなと思うのは、その既存の枠組みにとらわれないっていうのは、
音楽作りとかも、ファッションとかもそうだし、活動の仕方とか、きっとたぶん全部そうなんだと思うんですけど、
聴くときも、今までの文法と違うような音楽を見せてくるから、
どう聴いたらいいか、こっちの聴き方がちょっとわからないっていう部分もあるんだけど、
でも、それが楽しいし、しかもそれでも完成してるっていうのが、バンドとして、やっぱ強いですよね。
うん、うん。
あとなんか思うのは、チャイのマナとかの双子が、すっごい好みなんですよ。
みんなきっと思ってると思うんですけど、めっちゃかわいいじゃないですか。
めっちゃ好きなタイプな顔、造形?顔だけじゃないですね、見た目で私は。
でも、ああいう造形の子って、今の流行りの顔ではないから、
今のってか、ひと昔前のかな?自信ない子が多くて、
なんか私は好きなのに、それを打ち消すようなファッションをしていくみたいなのが、よく見てたから、
だから嬉しいよね、なんかチャイの自分たちのかわいさをそのまんま出してくれてるのは、
そう、嬉しいってなる、かわいいと思う。
見た目からも、なんかチャイはチャイをやるべき見た目をしてるよね。
そうだね、なんかそういう良いお手本になってくれてるというか、
女性ミュージシャンと社会の変化
そういう自信のある姿を見せるっていうことが、人を元気にさせることができるとか、
なんかそういう効果が、すごくわかりやすいお手本になっているというか、
そうだね、だからなんかチャイは特に元気をもらえるっていう感じだね、お尻叩かれる感じの。
そうだね、いや、かっこいいよね、かっこよくてかわいい。
そう、だから日本でも、なんかもうちょっとメジャーになってもいいんじゃないかなって思う。
そうだね、うん、ほんとに。
全然。
ねえ、みんな車で聞こ、長そ、ドライブで。
はい、というわけで、今日は3組というかな、アーティストを紹介しながら喋ってきましたけど、
最初のその、紹介した佐藤忠夫さんの文章の続きで、ちょっともう一個そうだなと思ったところがあって、
それはその女性監督がなぜ少ないかっていう理由について、たぶん考察してる部分なんだけど、
多くの男性を支持し、時には嫉妬するような強力な指導力や体力が必要で、女性に向かない仕事っていうのが、従来の監督っていうののイメージというか。
で、佐藤さんはそれに対して疑問を持っていて、
現場で大声で怒鳴って男たちを圧迫するのが監督らしい監督だという通念は、女性の監督への進出を阻む大きな壁だったっていうようなことを書いてるのね。
で、なんかそれが、そうなんだよなって思うんですね。
なんかその、結局、今紹介したみたいなアーティストの人とかがいたとしても、それが出てきにくい構造だったり、
そういう社会的な通念みたいなのがあることで、これまでできなかったみたいなものが、やっぱりまだまだあるんじゃないかなっていうのは思って。
で、それはやっぱり男性にも影響のあることだと思うしね。
新しい表現の受容
そこが変わることっていうのはね。
男性とかも、その性別によらず影響のあること。
で、やっぱり今まで男性の特に、なんていうかな、勝ち上がっていけるような人が、
作ったそういう仕組みだったり、前提のもとで、その上でしか評価されなかったものが、
なんか評価軸が、やっぱりそうやって新しく提案する人が出てきたり、
もう、なんかチャイみたいにそういうの気にせずに、ボンってやっちゃう。
そして、それがこうね、受け入れられる場所も増えてきているっていうので、
なんか自然と崩れてきているのが、今なのかなと思ったり。
こういうその、なんていうんだろう、ジェンダーの話かな。
ジェンダーの話って、ずっと前から言われていて、でもやっぱ最近顕著になってきたっていうこともあるのかなと思うんだけど、
ネットの普及とかも大きいのかなとは思っていて、
昔からね、いい表現をしている女性のアーティストっていうのは当然いたはずなんだけど、
やっぱりその、そういう人の活動が、多くの人の目に触れる段階までいくのに、すごくハードルがあったわけだよね。
その、やっぱその評論家の人に気に入ってもらえないと、そもそも紹介されないとか、
そういう構造がやっぱ変わったっていうのは、ひとつ、最近今日の紹介したみたいな人が増えてきたように感じるっていうのはあるんじゃないかなとは思ったりもするんですけど、
何をするにしても、今日はこのミュージシャンの話だったけど、
他のね、現代アートでもそうだし、デザインでもなんでもいいんですけど、
これまでの職業はこうあるべきだっていう考え方って、男性中心の社会の中で培われてきたもので、
それはその中ではそれなりに意味があったかもしれないけど、
違う前提のもとでは、そんな大して重要じゃないこともあるっていうことが、
なんかやっぱその、先の方を行っているアーティストの人の表現を見てると、結構わかりやすいなぁと思うんですよね。
なので、自分が音楽を聴いている理由って結構そういうところもあるのかな。
なんかそういう世の中の流れをつかむ。
なるほどね。
はい、ということで今日はこんなところで終わりにしようかと思います。
また感想とか送ってもらったり、
今日は音楽を紹介するっていう回だったけど、逆に何か紹介したい曲があれば教えてください。
カモスハウスの塩田本矢と、
野澤瑠希でした。
カモスハウスの時間。
デザインとアートの淡いで混沌を耕す、
クラフトメディアカモスハウスがお送りしました。
31:48

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