かもすハウスの時間
あなたの街のどこかのアトリエ、かもすハウス
今日も気ままな音楽にのせて、山山談義に花が咲いています。
気になる話題が聞こえてきたら、どうぞふらりとお立ち寄りを。
はじめてから3回かな。
最初のお試しみたいなやつを含めたら3回配信して、
でね、1回ね、次回のやつを収録してみたんだけど、
なんかいまいちしっくりこなくて、
なんかちょっと1回ここで仕切り直しというか、
ちょっと違うやり方を試してみてもいいのかなという話をしたりして、
それで撮り直しているわけなんですけど、
ということで今日はるきさんから始めてもらおうかと。
今日は、そもそも発信するって何なのか聞いてみたいなって思ってるんですけど、
ポッドキャスト自体、私はこのカモスハウスの時間を撮ってから、
ようやく人のも聞くようになったっていう感じで、
あとは絵の展示会とかね、はするけど、
それ以外っていうのはSNSでもっとぼんやりとつぶやくみたいなことしかしてこなかったなと思って、
ちょっとここで立ち止まって、
発信するって何なのか、何のためにするのか、なぜするのか話せたらいいなと思ってます。
まずどこから話していくのかな。
でも、ポッドキャストをやってるから、やっぱりポッドキャストの話がいいのかな。
それはいいと思います。
そうだよね。聞いている人も、なんか自分たちが始めたから、
なんとなく聞いたっていう人もいると思うから、
1回ちょっとなんでポッドキャストやろうと思ったかみたいなのを詳しくしゃべったほうがわかりやすいね。
そうだね。
まず本当に基礎的な部分から言うと、
ポッドキャストっていうのは、もともとiPodのPodから来てて、
iPodのPodと放送するっていうブロードキャストを組み合わせた言葉で、
とはいっても、別にAppleが技術的に何か関係してるっていうわけでもなくて、
SpotifyだったりGoogleだったりAmazonだったりで、
同じ方式で配信ができるっていう共通の企画みたいなものです。
なので、AppleのiPodが流行っているというかね、一番普及してたぐらいの時期、
2005、6年とかぐらいなのかな、あたりに今のポッドキャストみたいな仕組みが整備されてきてて、
で、AppleがやっぱりiPodを売っているから、
サービスの一環としてポッドキャストを閲覧して、好きなように聞けるようなプラットフォームみたいなのを用意したりしてて、
そのぐらいの時期かな。
で、自分自身がiPodを買って、音楽を入れるのと一緒にポッドキャストっていうのの存在もここで知って、
家がラジオが入りづらかったりしたので、そのラジオの代わりとして聞き始めたりしてたんですね。
で、最初の頃はテレビ局とかラジオ局とかが配信してるみたいなものが日本語のだと多かったんでね、
あとはなんか語学学習とかには向いてるから、
そういう系の、もともとそういう教室とかやってた人が多分、個人でやってる人はそういう感じの人とかが多かったような気がするんだけど、
で、そっから何年かして、だんだんその個人でリスナーとしてラジオがもともと好きな人が自分でもやってみたくなってやるみたいなのがポツポツ出てきて、
で、その時にもその中の一つぐらい聞いてたかな、しばらく。
それ以降はちょっと離れてて、自分は。
そっからちょっと停滞期というか、あんまりコンテンツが停滞してるような時期が日本では結構続いてたなって気がして。
で、その間にアメリカとかでは、ものすごい社会現象になるぐらい流行る番組が出てきたりとかしてたみたいで、
で、そっからなんかその徐々に仕事としてそのポッドキャストを個人で制作するみたいなとかチームで作るみたいな人が増えてきてて、
で、アメリカとかだとその広告のそのお金も入るようになってっていう感じで、
数年前からまたなんか徐々に盛り返してきているっていう。
その流れが日本にも今ちょっとき始めたっていうところなのかな。
そのアメリカで流行ったっていうのも個人の人が作ってる番組とか?
いろいろだと思うけど、それも。
やっぱりある程度その、なんていうかな、制作チームみたいなのでやってるのも多いと思うんだけど、
いわゆるマスメディアがやるんじゃなくて、独立系のなんかそういう活動として番組を作るみたいなのがだんだん盛り上がってきているっていうような。
それに合わせてなんかその個人で音声を収録したり配信しやすいサービスが同じぐらいの時期から増えてきてて、
それがまあ日本でも使えるようになったんで、最近はそのそれを利用して配信する人が多分ぐっと増えた、増えてきてるっていうのが今のタイミングなのかなって感じ。
ただなんかまだその、ポッドキャストをやったからといって、
YouTuberみたいに広告収入がそれだけで入ってくるわけでは全くなくて、
経済的には何の見返りもないっていう形なので、
だからまだそんなになんていうかな、仕事になるからやりたいみたいな人が入ってきてないっていう状態。
そこが今ちょっと面白い時期だなっていう感じがする。
なんか他の媒体はやっぱりお金にする方法がもうある程度確立しちゃってるから、
そういうので飽和してる部分もあるしね、やるコンテンツみたいなのがもう大体で揃っちゃってて、
なんかちょっと地味なことをやると全く埋もれちゃって結局届かないから、
そういう意味ではなんかポッドキャストっていうのが今は自分のやりたいことには割とハマってる感じはするな。
考えてみたら、自分は後追いが多いというか、
特にインターネットの流行りとかは流行ってから始めてる。
結構流行ってから、まあしゃーないやるしかないかみたいな感じだったから、
今回のこのポッドキャスト前のめりな感じは、
自分の今までの行動でもなれない感じというか、
なんかやっぱモテ屋さんの方がこういうものだって、こうなっていくってわかってて、
やれてる感じ。
私はいつもこう人の動きとか見てからついていくみたいな感じだったから、
そこのなんかこう慣れなさもあるかなって思った。
でも自分もなんかその動向を見てはいるけど、
必ずしも始めるタイミングが何でも早いわけではないかな。
なんか様子見しているって感じ。
そうそう、そんな感じ。
その中ではなんかポッドキャストは結構できそうだなってすぐに思えたから始めてみたっていう。
なぜか大和谷のアトリエメンバーが半数以上始めてるもんね。
自分たちみたいなタイプに合うのかもね。
そうかもしれない。
音声コンテンツっていうものがまた再評価されてきてるっていうところもあるよなと思って。
資格の情報がどうしてもネット上ってあふれがち。
だから、なんかそういうのをひとめぐりして、なんかちょっと疲れてきてて、みんな大和している状態に。
で、なんかそこでまだ空白地帯として音声が残っているみたいな状態。
あれ意外とこっちの方が落ち着くじゃんって思う人が始めているっていう。
なんかiPhoneが普及したことで、そこから得られるサービスすごく増えて、
で、まぁコロナも重なって、楽しめるコンテンツはいっぱいあるんだけど、
同時にすごい目の疲労が、めっちゃ目がハードワークになっちゃって困ったなぁとは思ってた。
あとはだから、なんか個人的に今日の発信っていう話で言うと、
ずっとなんかやっぱり発信をする必要は感じていて、
自分のやりたいことが、たぶんその、なんていうかな、ひと足とびにはできないことで、
すごくイメージは大きい。
最終的にはこういう世界になってほしいみたいなのがあって、
で、それをでも一気にガラッと変えようとすると、
することで、なんかこれまで歴史上いろいろ失敗してきているから、
結局地道にやるしかないんだなって思っていて、
でもその地道にやっている理由を、何のためにやっているのかとか、
っていうところを伝えるためにはアウトプットしながらやらないと、
その手元のことだけに注目されててもやっぱり伝えられないというか、
今やっていることも大事なんだけど、
それはそのさらに先のことのために今できることをやっているだけみたいなところがあるから、
なんかね、そういう部分をアウトプットできるのは何かなって思っていて、
で、なんか文章だとやっぱりちょっとそこが断片的になっちゃって、
なんていうかな、無理やり言語化しようとすると、
なんか断片的で話が飛躍したようなものになりがちで、自分の場合。
なんか、それを書き連ねて厚みを出していくみたいなのが、
いまいちちょっとなんかできなかったので、
そういう意味で音声の方がしっくりきているかなと思って。
ここでやりたいことって。
なんにも日常の中で、想像的なことを現状やってない人、
まったくやってない人っていうのは実際はいないと思うんだけど、
あんまりそこに意識が向いてない人が聞いても、あんまり面白くないかもしれないけど、
なんか普段からそういうことをやっぱり仕事としてやってたり、
そういうことに意識が向いている人が聞いて、
何かそこで刺激になったりとかね、
なんかそういう要素が入っているぐらいがいいのかなと思って。
なるほどね。
なんか、私は自分のこと、カモノスの中では金タイプだと思ってて、
カモスという発行のメタファーの中では、
金類。
金類。
で、もてやさんは、あれ何て言うんですかね、工事職人。
まあ、それは作るものによって変わるね。
そうだよね。
醸造所の管理人みたいな。
そうそう。
醸造所の管理人のところに、私という金がやってきて、
ここの環境はどうやら良さそうだやって気づいて、
発行していくみたいな。
発行していけたらいいなと思ってるんですけど、
私だけじゃなくて、そういう金タイプの人はいっぱいいるから、
そういう人がこのカモノスに来て、楽しく発行していくのが理想だし、
オヤシモンでさ、漫画の、
はじめ主人公が金が見えるようになって、
会話をし始めるんだよね。
もしかしたら、このポッドキャストはそういう感じかもしれへんね。
なるほどね。
金と金が見える人がしゃべっているのを見ている読者。
なるほど。
ちょっとオヤシモン、私最初の方しか見てないので、
わからないところもあるんだけど。
今、なんか、しゃべっててちょっと思ったのは、
発行させていくっていう人間関係とか、
自分の中のイメージではそういうね、
人間関係だったり、それぞれの持っている得意不得意なことがあって、
そういうものの相互作用が発行に近いなと思っていて、
何を加えていったら起きやすくなるのかみたいなことを、
多分、いつも考えているんだと思うんだけど、
この音声のコミュニケーションは、すごく基本要素になるのかもしれないね。
例えば、発行させるために、最低限水と糖分が必要みたいなのがあるけど、
それのなんか、そういう要素みたいなぐらい必須のものかもしれないね。
文字情報のやり取りだと、そういうことが起きづらい気がずっとしているんだよね。
分かります。
多分、文章に落とし込むっていうこと自体が、切り取る作用がすごく強く働くから、
出来上がったものの中のいい部分を取り出して、
利用するときに文章化されてたほうが、エッセンスが使いやすいと。
大きな樽の中から毎回汲み出してるの大変だっていうような状態だけど、
でも、やっぱなんか、それを最初にやっちゃうと、
これから始まりそうなことが、そこで切断されて、別の器に入っちゃうみたいな感じがして、
音声だと、そこが多分、切れ目がちょっと曖昧になる。
始まりと終わりが。
聞いてる人の空間に溶け込む効果が音声はあるから、
そういうことがしやすくなるかもしれない。
人の宗教もね、最初は言葉で伝えてるしね、
口で伝えて、それを書き記すのはその後だもんね。
人間の歴史自体がね、文字っていうのが一つの発明で、
言葉を記録できるようになったから、
決まった形で記録するっていうことができるようになったっていうのが、
結構割とだから、人類史の中では最近のことで、
それまではずっと口伝えで何でも伝わってきていたわけだから、
そういう身体的な方に重心を寄せた方が、
最終形を決めないで何が起こるかを待っているみたいな状態の時には向いている
コミュニケーションの仕方なのかもしれない。
今日は、どうやって求めていけばいいのかなって思いながら聞いてたけど、
まだわからないけど、
自分がポッドキャストをやる意味みたいなのは、なんとなく感じられました。
考えてみれば、私、人の声がすごい好きなんですよね。
あんまり家庭的にも音楽を聞く文化、習慣がなかったので、
身近に音楽やってる人とかもいたから、
あまりその耳からのインプットは苦手なんじゃないかなって思ってたんですけど、
むしろ好きなのではって、最近思い始めてて、
この人好きかどうかも、私は声で判断するんですよ。
でも、結構みんな無意識にそれはやってるよね。
そうだよね。
あと、今のバイト先ですごい声を褒められるんですけど、
なんでかなって思ったら、そもそも私がすごくよく聞いてて、声を。
こういう時にこういう音を出せば、こういう反応がもらえるんだとか、
なんか分析してるんですよね。
猫みたい。
猫?
なんか、猫ってだんだんそういうのを学習してるなって気がする。
確かに。
餌が欲しい時は、こういう声を出すと、だいたい人間が反応するみたいな。
そうそう。
そういう感じか。
だから、ある程度操作できるんだと思うんだよね。
自分はこういう狙いで、こういう声を出そうみたいなのが。
なんかコミュニケーションも苦手意識があったけど、
それは応用力が低いというだけで、
こういう温泉コンテンツっていう、ちょっと絞られた環境の中で伝えるっていうことなら、
のびのび伝えられるコミュニケーションが、
リスナーさんとしやすい、できるのかもしれない。
で、今ちょっとワクワクしました。
全然今、ワクワクっていう気持ちの乗ってないワクワクだったけど、
ワクワクしました。
さっき途中で対象がどんな人かみたいなのでさ、
どっちの届けたい人っていうのは、なんとなく想定してもいるけど、
でもやっぱその、本当に声質の相性みたいなので、
いいなって思う人と、なんかいまいち耳になじまないっていう人が出てくると思うね。
なんかそこでまず振り分けられちゃうというか、
なんかその感じが、音声は結構その働きやすいのがいいのかもしれないね。
意味の前に、そういう身体的な、生理的な反応で振り分けられちゃうというか、
特にイヤホンとかで聞いてたりすると、もう嫌いな声の人は聞き続けられない。
そうなんだよね。本当にそうなんだよね。
だからそういうふうにして、自然にある意味淘汰されていくというか、聞く人も。
そういう状態で、いいんだろうなって思って、
その届く人にだけ届く状態が生まれやすいっていう。
じゃあ、私たちの声を好きな人が聞いてくれるということですね。
そうですね。
ありがたいね。
はい、じゃあ今日はこんなところで、時間もいいぐらいですかね。
そうですね。
概要欄からメッセージフォームとか、
あとSNSもやってるので、そちらにコメントしてもらったりとかでも、みんなでお待ちしてます。
そうだね、なんか一言でももらえたらきっと、
あ、つながってるんだな、私たちって。
なんか、そうお互いに実感できる気がするしね。
待ってます。
はい。
ということで、カモスハウスの塩田元矢と、
野崎瑠希でした。