京都暮らしのお悩み相談
鴨川でゆっくりしたいラジオ、鴨ラジオの時間がやってきました。本日のパーソナリティは、ちーこと坂井と、中村ちなみが務めます。よろしくお願いします。
久々のお悩み相談室、今日は撮りたいなと思ってます。
人気企画ということを伺っておりまして、今本当にチャットGPT等々ですね、検索をかけると何でも出てきてしまいますが、リアルな体験であったりとか、肌感覚があるというか、そのあたりの話はラジオでしかできないなと思いますので。
人力でお悩み相談していきましょうというので。
リスナーの皆さんとか、京都のこれから暮らしたいなと思っているような、移住者の方とかからよく寄せられるようなご質問を取り上げて、それに対して相談に乗っていくようなことができたらなと思うんですけど、
今日はですね、京都で暮らすのって実際どうなんっていう質問に答えていきたいなと思ってます。
実際どうなんって言われたら、うーんって感じもあるんですけど。
そうですね。本当に人によって求めてこられるものであったりとかって違うと思うので、あくまでも私たちの体験だったりはするものの、たぶん似たようなお悩みに今までも答えてきたと思うんですが、
やっぱりこの四季折々を経てとか、年齢を重ねて見える景色って変わってきたと思うので、今の私たちが思うとか、さまざまな移住の相談に乗ってきて見える、
京都で今暮らすのってどうなんだろうみたいなところを、いろんな側面から話せたらなみたいなことは思ってはいるんですけれども、
初めて聞かれる人もいはると思うので、改めてなんですが、私京都生まれ京都出身です。
20年京都いてから東京行き大阪行き、戻ってきたのって4,5年前なんですよね。
だから言ってみたら、今収録をしているクエスチョンビルというところがあるんですけども、そこはもう以前はなかった場所をやったりとかしたので、
新しい建物が建ったりもそうやし、観光客の方がこんなにドワッと増えたのって、やっぱり最近とかだったりするので、
変化はあるなと思いながらですが、初めて聞く人もいるかもなので、京都歴について一応聞くのを語ったほうがいいかなと。
僕はですね、出身は東京で大学時代に6年間京都で過ごして、一度就職のタイミングで東京に戻って、
その後子供が生まれるタイミングでまた4年ぐらい前にこっちに来て、なので通算で言うと京都に10年ほど住んでおります。
もともと東京にずっといたというのもあるので、関西圏、関東圏ってすごいざっくりした、そもそも文化圏も違うし、
京都の街の感じも、東京に住んでた自分からすると全然楽しみ方とか、普段の生活スタイルとかも全然違うなっていうのがあったんで、
僕はもう東京を捨てたわけではないんですけど、京都の方が肌に合うなというので来た感じですね。
そうですよね。あと仕事柄2人の特徴として、この地方っていう言い方がいいかわかんないですけど、いろんな県にやっぱり行ったりすることも旅行とか含めてあるじゃないですか。
聞いて入る方も、もちろん東京からの移住を考えてるみたいな方も一定層いらっしゃるものの、
そうじゃない、地域の方も聞いてくださったり、実際にキャリアとか移住の相談にも申し込みがあるので、
なんかそういうことの比較をしても今回面白いかなと思ってて、
確かに。
でっかい話で考えると、土地はやっぱりこの特徴的だなっていうのはすごく感じてて、
土地ね。
なんかどんなことで行くと、例えば観光地、それは例えば地方の長野県に行ったりもそうですし、
東京やと全然ちゃうと思うんですけれども、移動するときに何を使うかっていうのは結構大事かなと思ったりはしてるんですよね。
日々の生活中での移動手段ね。
京都でもどこ住んでるかによると思うんですけれども、車が京都市内とかだと絶対必要なわけではなかったりするじゃないですか、
だから、欲しいものが東京のようにすぐ手に入るではないけれども、ちょっと行けば手に入るみたいなところのサイズ感は、
何ていうか我慢するストレスがないというか、そこの良さはあるんかなっていうのは、いろんなところに観光地行って、
今、これはコンビニで欲しいわ、みたいなときのありがたさとか、
なるほどね。
土地ならではのサイズ感は、すごい最近感じるなって思いますね。
確かに。京都市内、本当に言うたらちっちゃな街なんですよね。
自転車で、山々に囲まれてるので、北、東、西。
で、大通りとか歩いていると、真正面に山が見えて、左見たらまた山が見えてみたいな、そういう景色すごい素敵だなっていうのと、
その景色の中を、もちろんバスとか鉄道とか車とかいろいろ走ってますけど、
体力がある程度あるによったら、自転車で移動したりとか、シェアサイクルで移動したりだとかしながら、
街並みも楽しみつつみたいなのは、すごいしやすい街。
ちっちゃくうまくまとまってるっていうのは、本当に街の楽しみ方もセットでついてくるみたいなのはあるし、
もちろん買い物とかにもそんなに困らないし、
観光で来られた方とかやと、どうしてもある程度観光地間を移動してみたいなのを組もうとすると、
ちょっとね、いろいろ公共交通うまく使い方がわからないとかで困ったりすることもあるかもしれないですけど、
住んでみると、その辺うまく使い合わすというか、組み合わせて何でもできるなみたいなのを住んでみるとあるので、
すごいちょうどよくいろんなものを活用して、生活圏みたいなのは作りやすいなという気がしますね。
バランスの取れた暮らし
なんかまさにこの重要的な、ちょうどいいという言葉がキーワードになってくるのかなと思ってて、
とはいえのさっきの、めちゃくちゃもう観光客が多いんじゃないのというのは、日々皆さんニュースで耳にしてはるとは思うんですけど。
その辺実際どうなんみたいなの確かに答えておきたいですね。
確かに海外の方含めて、そういう方々とお会いする機会ってめちゃくちゃ増えたのは増えたんですけれども、
さっきのちーくんの話の通り、どこか移動するっていうときの移動手段は多いと思うんですよ。
気をつけなあかんのは、チャリが思った以上にスピード早いから、そこは安全運転一番で、行かないといけないというトラップがあるんですが、
タクシー選ぶこともできるし、バスでもいいし、自転車のループしかり、クルーしかり、さまざまありますので、
そこを選びながらっていうところの、移動手段の選択肢が意外に多いぞっていうところはいいのかなと思うのと、
あと、たぶん今までのお悩み相談で話してなかったかもなと思ったのが、価値観がなんとなく変わったなとか、
新編、新編じゃないですね。洋装?洋装はそんな変わってない?
なんて言えばいいんですか?洋服とかですかね。
見出し並みとか、そういう感じの話?
そこです、そこです。が、京都に来てから結構変わったなっていうのは、自分的には感じてて、そこは話したいなと思ってるんですけど、
カム側だけじゃなくて、結構ランニング、散歩と運動が身近なとこやなっていうのは、私は感じていて、
だから、自分ももうちょっと運動しな、みたいな健康への意識が、結構こっちに帰ってきてから高まったんですよ。
かつ、八百屋さんとか、安くで野菜を買える場所がいろんなところにあるから、食べるものも気をつけるというか、野菜が身近になったから、
東京時代とかやとね、ウーバーイーツとお友達でしたけれども、そこのところが京都に来てから、近くにこんなおいしいものがあるんだったら、そっち優先しようかみたいな、
自分の体をより大事にするようになったのはあるんですけど、そこはどないでしょうか?
なるほどね。確かに、京都市内まだまだいろんな商店街あったりするし、
すごいちっちゃなお店がかなり多いなっていう印象はあって、
京都で多い、たとえばパン屋さんとか、本当にちっちゃなカフェとかもたくさん、スタンディングのところとかもあったりするし、
そういうところの人と何回か通ううちに仲良くなってくると、本当に身近なところでの暮らしがいろいろできる楽しみ。
かつ、大きな町、瀬戸市でも一応あるので、普通にもうちょっと大きめのエンタメとして楽しめるようなお店とかもたくさん、繁華街もあったりするし、
かなりローカルめの楽しみと、もうちょっと都会的な楽しみと、さらに言うと、もっと自然もたくさん身近にあったりするので、
田舎的な暮らしの楽しみと、そういうのがバランスよく楽しめるというか、自分の好みに応じて楽しみ方変えられるみたいなのは、京都のええとこちゃうかなっていうのは思うかな。
バランスのところでいくと、キャリア感みたいなところも、ゼロイチで考えなくても、いまだに考えてるところはあると思うんですが、
なんかもうちょっと節中案的なものあるんじゃないかみたいなのは、京都帰ってきてから思うようにはなったかなと思ってて、
さっきのこの見渡せば山があるって結構大きいと思ってて、もしくは近くにお寺とかがあるみたいなところ、
だから頭の中ではこうなんか仕事でこれを頑張りたいとかキャリアアップをするんだみたいな、なんかそういう人ももちろん活躍できるし、
でもやっぱそればっかりやったら、しんどくなっちゃった時に山を見上げるとかもそうですし、ちょっとお寺で息抜きみたいな、
言葉を選ばずに言うと、逃げ道をちゃんと用意してくれてる私、町だなと思っているので、
逃げ道ね、いいね。
また言葉を変えるとリフレッシュができるというか、そこはすごい仕事に向き合う上で、継続的に生きれる場所だなっていう壮大なあれかもしれないですけど、
そこの価値観は育まれた気がするなって今話しながら思った。
その感覚がよく理解できるなというか共感できるなと自分自身が思うのは、多分僕自身が学生時代を京都で過ごしているっていうのも、
もしかすると影響として強いのかもしれないですけど、立派な学生さんもちろんたくさんいらっしゃるんですけど、
僕はだいぶ、自分自身の学生生活が何か目的を持って、将来こういうのになるぞみたいなので、すごい頑張っていたわけではなかったので、
先行きが別に見通せてないような、よく言う何者でもないような状態で、これからどうしようかな、ふわふわみたいな、今でもその系まだあるんですけど、
まだあるんですけど、そういう人たちも普通に特別な存在としているわけじゃなくて、普通にその辺でいて、飲み合えたらマジで何やってるのかよくわかんない。
社会人とか学生とかいろいろいたし、僕自身シェアハウス住んでたりしたので、そういう人たちがふらっと集まってきてたりしてたので、
そういうところの深さというか、みんないろいろいるもんやしみたいな感じで、普通に暮らしてるみたいな、そういうちょうど良さとかも実感としてすごいあるから、今のちなみちゃんの話は、そうやなって思ってたけど、
京都での生活の理解
俺が京都にガッツリまだ暮らしたことなくてみたいな人たちは、たぶん暮らしてみないとわかんないかもしれないから、そこは来てみてくださいっていうのを改めて思いました。
確かに、そこのいろんな人と会えるっていうのは、観光マップにはたぶん載ってないところのアンダーグラウンドなお店に足を運んでみるみたいなところなのかなと私は思っていて、
別に地下にあるような、何やってるかわからんっていう危険な場所に行きなさいって言ってる意味ではなく、いろいろ皆さん好きな分野ってあると思うんですね。コーヒーが好きな人もいれば、ちょっと音楽が好きみたいなところがあるので、
これなんか前も話したかもしれないですけど、好きな分野とか、もしくは泊まった宿の近くをちょっと歩いてみて、普段は入らへんような店に入ってみる。
別に話してもいいし、話さなくてもいいしみたいな。そこを肌感覚で、どんな価値観、価値観まではわからんか。肌感覚で、ちょっといつもとは違う場所に来てるんだなみたいなのを繰り返していくうちに、
なんていうか、私は京都に来て、こんな生き方してる人でも生きてけんやん。言い方あれですね。格言い方って本当にいろいろあるんだなですかね。言い方で言うと。そこがわかったおかげで、別に転職をしてもいいし、何なら一回失業してもいいしみたいなところは教えてもらった気がするので、
これなんか、散歩からそれをすべて導き出せるかでいくと、ちょっと大げさですけど、いろんなコミュニティとかイベントがあるので、そこの人の豊かさ、豊かさなのかな、バリエーションみたいなところは感じられるのかなっていうのは思います。
そうね。なんかまあ、気楽に生きれるかもしれないなっていうのはちょっと思った。今話し聞いて。なんかね、その成功のレールみたいなのが仮にあるとして、なんか別にそこみんなで目指してバトってみたいな世界線ではあんまりない。
確かにな。なんかこれは、もしかしたら京都とより関西人の差がなのかもしれないんですけれども、〇〇の役職になったでとか、大手の〇〇出身やでっていうのが逆になんか引かれちゃうというか、そこでお互いを知り合うっていうことが少なくなった気がするなと思っていて、
どんな分野のことしてる人ですかって、ざっくりとして関わっている自分の分野とか業態業種は伝えるけれども、何人規模の会社でみたいなところ、あんまり引ける明かさへんというか、
わりともうちょっと素のコミュニケーションな感じなのかね。
っていうところは、自分がこういうふうな役職にしか立ってないから〇〇みたいな、自分をひげすることは減ったのかもしれないなっていうのは思ったりはするので、これはちょうどよさなのかわかんないですけれども、頑張りすぎなくていいって、まさにちょうどよさなのかもしれないね。
頑張りたかったら頑張ってもいいし、でもしんどかったら休めるしみたいなところ、それがなんか町中に人もやし、自然のところもやし、あとなんだ、お店もそうなんかなっていうところが、散りばめられてるところが特徴なんかもしれへんなと思ったり。
確かにね。なんかいいね。いろいろなんか話してるうちに、あ、案外京都で暮らすのちょうどええわっていう感じやなと、改めて思いましたけど、なんかこう、なんでしょうね、ちょうどよさも多分人によってそれぞれあると思うんですけど、京都って僕自身がこう感じてるのは、なんかいろんな、なんだろう、そういう今ちなみちゃんが言ってくれたような、いろんな人たちそもそも生きてるし、
で、なんかこう、町の顔というか、なんかその繁華街みたいなめっちゃ都会っぽい部分もあれば、もっともっと自然の田舎の部分もあったりとか、なんか幅がだいぶ広い町で、だからこそなんか自分が心地よい、ちょうどよさを見つけやすいのかなっていうのは、なんとなく今日話してて、改めて思ったので、実際どうなんっていう質問に対しては、案外ちょうどいいですっていうのが僕のアンサーかなと思いました。
いや、その通りですね。私の思うちょうどよさも結構同じで、多分みんなが田舎に行くと、車がないと何か欲しいものに対しての、このなんでしょうか、それを獲得するまでに時間がかかっちゃうとか、そこの怖さがあるような気がするんですけど、京都の場合って山が見たいな、川が見たいなに対してのアクセスもある程度ストレスない時間をかけていけるっていうところ。
でも一方でのもう一つのお洋服楽しみたいなとか、例えば就職の選択肢でどんなものがあるんだろうとか、最新の情報はみたいなところの、なんかそこへのアクセスもある程度簡単に手に入るというか、やからちょうどいいっていう言い方なんかわかんないですけど、タイパーがいいのかもしれない。
これ流行りですよね。いや、そこだけが全ていいとは私は思ってませんが、タイパーがもしかしていいのか。
意外とタイパーいい街なのかもしれないね。ちょっとそこもまた深掘りたいですね。
コスパは違うかもしれない。お金が全てで結構あんまり動いてない街でもあるかなと思うので、ちょっとコストでは測りきれないですけども、さっき言ったちょうどよい距離感というのはタイムパフォーマンスなのではと話しながら見つけたりはしたんですが、
今後もちょっとこんな感じですね。皆さんが移住をする時であったりとかに、この辺りがハードルになるのかなみたいなお悩みに答えながら、とはいえ私たちもちょっと話を通じてですね、実はこうだったんじゃねみたいな毎回発見があるので、これを皆さんの問いと一緒に見つけていければというふうには思っております。
皆さんの質問から僕らもいろいろ、やっぱこうだったのかとか考えるきっかけもできるので、ぜひ番組へのお便りも募集していますので、説明欄のところから応募していただけると嬉しいなと思います。
感想でも私たちのような陽気元気になりませんので、いただけると幸いでございます。こんな感じで、ちょうど良さみたいなところがいろいろといろんな角度から一緒に見つけられたような感じがする回でございました。
では鴨川でゆっくりしたいラジオ、通称鴨ラジオの時間でした。次回の配信をお楽しみに。ありがとうございました。