はい、どうもDMMの亀山です。亀っちの部屋ラジオ始まります。
音声プロデューサーの野村です。
今日はですね、亀っちの部屋ラジオ週末版なんですけど、亀山さんのソロ回を収録していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
ねえ、でも、なんかソロ回の方が視聴率高かったもんだよと。びっくりした。
まあ、月1くらいでソロ回入れようかなと。
そうですね。ひょっとしたらもうちょっと頻度上げてもいいかもしれないですね。
そうなんですよね。結構なんか前回のお話も結構反響ありましたからね。
まあまあ、そうね。でもたまにはいいかなっていうので、やってやります。
今日のテーマは、起業のすすめということで、起業ってことは亀山さんのビジネスの一丁目一番地という感じもするんですけど。
はいはい、まあ、起業を私が語りましょうみたいな話。
いやー、めっちゃ聞きたいです。
じゃあちょっと改めてなんですけど、何故このテーマかっていうのを伺ってもよろしいですか?
まあそうだね、まあ起業もいろんな見方あると思うけど、ちょっと商売人的な起業の見方というか、
上場非上場に関わらずという感じで話せたらいいかなと。
前回は上場非上場の知識がみたいなことをやってたわけだけども、
この辺であんまりそんなことばかり言うとね、VCとか証券会社に嫌われてるじゃないか。
まあそうですね、上場してもらうのが仕事ですからね、その方々は。
まあ上場非上場関係なく起業しましょうということであれば、VCのご機嫌も取れるかなと思って。
わかりました、じゃあ本当に今日はもっと一般的にどういう風に起業したらいいかとか、起業のすすめってことですね。
はい、皆さんと仲良くやっていくためのきつめでございます。
わかりました。
そうだね、まずは起業っていうものはいろいろあると思うけどね、
俺が言うって一般的なITからラーメン屋までいろんなことがあるということで、
みんなの捉え方としてはちょっと一般的なニュースピックで言われてる起業とちょっと違ってちょっと広めでいこうかなと思います。
ありがとうございます、商売っていうのを含めてということですね。
はい、商売ということですね。
商売をやっていくというか、起業したいという人は結構いると思うんだけども、
大体どうかな、1000人ぐらい起業したいと思う人がいたら、
実際行動を移す人って言ったらせいぜい100人ぐらいかなと。
結局は計画段階で終わったり、口だけで終わったりっていうのは多いんだよね。
そこで10%になっちゃうということで、100人が起業をとりあえず始めますと動き出したとしたら、
例えばそこに投資してくれる人がいるかどうかになると、
そのうちの1割ぐらいなら投資しましょうかみたいな人が出てくると。
その中で、今回先に言うと常時度のほうからいけば、
そこから乗車できる人が大体1人ぐらい。
確率的に言うとそれぐらいってことですね。
これはITモデルとして一般的な企業と言われるIT企業かみたいなことだと、
こんなような確率の何のデータもなくて単なる勘です。
亀山さんがいろんな方にお会いされた実感として、
大体1000人志願者がいたら上場まで行くのは1人みたいな感じなんですね。
そうですね。
で、起業するというのはまずはスタートするときにお金がいるというところから始まるんで、
お金を集めるときにストックかデッドか、
要は誰かにお金を出してもらうっていうのがストックと言われて、
融資を銀行とかいろいろと借りるのはデッドっていう言い方です。
あと最近だとクラウドファンディングとか、
別の調達もないわけじゃないんだけど、
大まかに言えばこの2つが一般的なお金の集め方。
じゃあまずはストックというか、
要は株主、人にお金を出してもらって金をやるっていうところから行こうかな。
ぜひお願いします。
大体この辺になると多くはITとかAIとかWeb3みたいなとか、
だからどちらかというとアプリで一発当てるみたいなやつのほうが
集まりやすかったりするということかな。
あと経営者的なものでも、工業博士とかは覚えなくていいからさ、
資金を集めたことをわからなくてもできる。
エンジニア力さえあればできるということで。
在庫を持つとまたなかなか複雑ってことですよね、そのあたりの計算が。
もうね、それとさらに販売ルートとか、アップ業務とか、CSとか、
いろんなものから見るとすごいビジネスが複雑になってきて、
なんか俺思い切ってこんな良いサービスできましたって言っても、
なかなか現実的になりにくいっていうことが多いよね。
そういった中で、僕はやっぱりITで一発当てて、
新しいIPをしたいですという若者だとしようか。
じゃあどうするかとなると、一番いいのはまず自分のできる範囲で
アプリなり何なりサービスをちょっと作ってみるっていうことだね。
作って、そこから先どうやって資金を集めるかってなるんだけど、
比較的これはイベントとかで言うと、俺がたまに行くやつなんだけど、
IBSとかビーダッシュっていう、そういう投資家とスタートアップを
マッチングさせるようなイベントがあるんだよね。
そうですね、カンファレンスがありますよね。
それが年に2回、2回だから約4回くらいあるかな。
そことかに参加して、僕の小市があるんですけど出してくれませんって言って、
いろんな投資家たちと話をするという感じ。
そこにはエンジェルと言われると個人投資家もいるし、
会社でやってるVCっていう子もあるしね。
そういったところからはじめのシードっていうかな、
エンジェル投資とかシードとして言われるものを
始めるところが第一ステップという感じですかね。
結構そういった方々と出会う有効な場所として、
IBSとかICCとかそういうイベントがあるってことなんですね。
俺も年に何回か行くんだけど、そういうところ。
やっぱVCとかと聞いてても、今は本当に投資先に困ってるという感じ。
そうなんですね。
俺も10年くらい前からそういうところに行くようになったんだけど、
当時はいろんなスタートアップがいた。
でも投資する人も少なかったんだよね、VCとか。
その頃投資した人たちが、もちろん10社に1社しか成功しなかったりするんだけど、
その1社が100倍とかになって、結構リターンが多かったわけよ。
その頃に始めたベンチャーキャピタル、VCとか。
結局結構利益が良かったりしたんだよね。
10年くらいで1回クローズするんだけど、10年経ったのが何倍かになってるみたいな感じで。
多くの人たちが今からそこに投資すべきだって言って、
比較的大きくの会社とかもどんどん入ってきた。
そうなると、ジオト協議ではないけどさ、昔に比べると、
少々しょうもないものでもみんな投資したがるというようになってきた。
そうなんですね。
結構マーケットって一般的に早く入った方ほど儲かって、
後に入っていくとだんだんと儲かる率が下がっていくっていう話は聞きますけど、
ベンチャー投資に関してもそういう面があるってことなんですかね。
そうだね。
昔言うとベンチャー界隈のブルーオーシャン、投資引っかかるみたいなね。
だんだんそこにみんな遊ぼう。
小魚もいっぱいだけど、食えない魚もあるけど、引っかかるぞみたいな感じだよね。
そうなんですね。
バーっと漁師が集まっていったけど、お金持って。
お金持った漁師が。
お金持った漁師が。
誰か引っかかんないから。
っていうのが始まって。
4年前はそういう感じで。
まだどっちかというと起業したやつがいっぱいいるんだけど、
投資家が少なかったっていうのがあったんだけど、
かなり投資家が増えてきたわけ。
結局その中でみんなどんどん投資してたお金どうなったかっていうと、
バリエーションっていう、いわゆる企業価値がね、だんだん上がってきたわけよ。
だから例えばちょっとしたアイデアでこれやったっていうだけで、
バリエーション10億で、じゃあ1億投資しましょう。
10%株くださいみたいな、
そういったような世界がちょこちょこ出てきたわけよ。
そうなったときに、結局はじゃあ、
俺らから見たら数年前とかいろんな話してても、
いやいやこの事業売ってもいいですよと。
でも違うんですよって言われたときに、
いやこれ10億の価値ないだろうと。
っていうものでも、せいぜい2、3億くらいと思うものでも、
100億で1億の投資受けてますから、
じゃないと売れませんねっていうような、
全体のスタートアップに上がりみたいなのが起きたんだよね。
それが数年前ですか?
数年前かな。
ここ最近2、3年前までそうだったかな、基本的に。
結構全体の価値が上がっていって、
それがそのままじゃあ10億、20億、30億で上がって、
上場した頃には100億くらいになったりとかしてね。
結構投資家も良かった。
スタートアップも多くの投資家が来たおかげで、
いろんなスタートアップがデビューしやすくなった状態だったかな。
ただここ最近になると市場が悪くなったということで、
株価全体を持ち直して、一時期に比べると、
確実に利益出してない。
昔は赤い上場だったのが当たり前だったのが、
利益出してくれないと上場できませんよみたいな状況になって。
するとどうなるかというと、上場しても株価つかないとなると、
バリエーションが100億なのに上場したら50億になるみたいな変なことになるわけよ。
そうですね。要は後の方で投資した投資家からすると、
上場したら逆に損しちゃうみたいな感じですよね。
始めは10億の時の投資家はそれでもいいんだけど、
最後の方でCとかBとかその辺で投資したら、
投資家からすると、これはちょっと損しちゃうじゃないですか。
そうなりますよね。
ということでここ1年は、
投資も見送りだけど、IPも見送りみたいな。
上場見送りってことですね。
そうそう、上場見送りみたいな。
追加資金もこのまま入れられないよね、このままだと。
逆にトレーニングした方がいいんじゃないって話も出てきて。
そういったようなことが、ここ1年間起きた現象かなって。
ちなみに今の点で補足的に伺いたいんですけど、
赤字がずっと出ていて、まだ黒字化されてなくて、
投資マネーを入れ続けていないと会社が回らないっていう中で、
普通は上場してお金を集めたいんだけど、
それができないから、追加で出資も受けられないから、
どこかに売却するしかないみたいな、そういう状況ってことですか。
そうそう、これがここ1、2年起きてる現象っていうのは、
所々あるね、全部じゃない。
もちろん黒字化したところとかまだいいんだけど、
まだ投資フェーズとかあるじゃない。
ありますね、はい。
今は広告売ったり、もっと遠心を雇ったりしたいのに、
前はそれでいいから、どんどん売り上げ伸ばせと。
スタンスでお客さんさえ増やせば、
赤字をどうしても株価がすっからみたいな感じだったのが、
そこに対する上場後の市場の夢が、
あんまり夢見ててもらうみたいな感じになってきちゃったわけです。
なるほど、より現実的に今利益が出ている企業に
お金が集まるようになったってことですね。
そういうような状況になったのかな。
それもどこでどう買うってのがよくわかんないね。
そうなった中で、逆に僕たちからすると、
M円がしやすいというか、
もともと去年100億円の売上が、
今年は20億円でもいいです。
もうそんなに下がってるんですね。
ものによるんだけど。
本当に追加投資がなくて、
前に進まなかったら、
極論で言うと0円でもいいですみたいな話もあったりする。
0円でもいいから追加投資はしてくださいっていう話。
事業を継続するのに年間16日かかりますよと。
それまで何十億も使った会社なんだけど、
それは2足3本でもいいから話して経営は続けたいと。
そういう時に他の株主は文句言わないのかって話になるよね。
そうですね。相当企業価値が下がっちゃってますもんね。
自分たちに言っても低くてどうなんだと。
これがITの面白いところっていうかな。
結局人に投資してるわけよ。
だからの連帯みたいな考え方をするんで、
基本的なもので資産はほとんどないのよ。
売っ払う不当産もなければ。
ただソフトが残ったりとかそういう話になるわけよ。
そうなるとそれを売却して売るとか、そういうわけにもいかなくて。
結局は追加投資をするか、経営者の言われたとおりに手放すか。
今度は委託しかなくなったりするんだよね。
そういった面ではこの業種においては、
投資家って実はあんまり強い立場じゃないんだよ。
委託だったら会社を私がもらいますよとも言えないわけよ。巻き取れないんだよね。
巻き取ったところで別に資産がないから意味がないってことですね。
そうそう。そこのエンジニアたちもコントロールできないし、
人間化ができないしってなるじゃん。
これがどっか大きい旅館でも建てましたと。
僕もやっておきませんって。じゃあ旅館もらうよと。
で、経営者帰るよってできるかもしれないけど、
もともとそこの代表の技術力とか人格とかビジネスモデルに投資をしてるんで、
そうならないってことなんだよね。
だから追加投資できない以上はダウン価格で売るか、
またはそういう選択肢がなくなるってことかな。
途切れしちゃうしかなくなるみたいな話になるかな。
何かっていうと、そういったこともあって、
ここ最近そういうことが起きてきたっていうのがあるんだ。
もちろん投資家たちもいろいろ投資したいわけよ。
そういうこともあるけど、もちろんうまくいってるのもあるんだよ。
悪いというか、きつい例の話であって。
ただ全体的にどうかっていうと、
Web2っていうものがそもそもちょっと元気がないわけよ。
っていうのは、もともとのB2Cサービス、
一般的なユーザー向けにやる。
例えば最近メルカリとかヤフーラってみたいな、
一般の人たちの相手の仕事っていうのは、
結構やろうと思っても、
すでにプラットフォームやってるとこがパクったりするわけよ。
みたいなビジネスをね。
し、やろうと思ってうまくいったりいったりライブのバトル出てきたりするんで、
なかなかB2Cっていうのは昔ほど成功しにくくなったね。
10年前とかに。
特にうちなんかもよくパクっちゃうんだけどね。
でもそういうのっていうのは、
だいたいサイトでデビューしちゃうと、
どのサービスってどれがうまくいってるかだいたいわかるからさ。
だけじゃなくて、もともとそういった。
10年、20年前っていうのは、
例えばヤフーができた、楽天ができたっていっても、
既存のお金持ってる企業がそれをパクるってことはできなかったわけよくわかんないから。
あー、そういうことですね。
でも今のヤフーとか楽天とか、
例えばいろんな会社があるけど、サイバルメディアっていうのも、
だいたい自分たちも中身がわかるやり方は。
自分たちでもエンジニア持ってるから作れるわけよ、それはね。
だから比較的B2Cってのはまず結構しんどい状況になった。
そういうことですね。
10年前はお金を持っている大企業があんまりITサービスのことを知らなかったんだけど、
今はお金持ってる企業がむしろそれで上がってきた企業だから、
新しいものが出てきたときにだいたいわかっちゃうというか、
だいたい同じものが作れちゃうってことですか?
うん、そういうことだね。
なんでスタートアップがバーっとのし上がりにくいんだよね。
最近でそれがうまくいったってメルカリぐらいで、
あんまり出ないんじゃないかと思うんだよね。
そうですね。本当に大成功してるとこは少ないですよね。
メルカリとかはその辺の軽手話があったから、
ヤフオクに潰されてもおかしくないのをうまく擦り抜きしながら頑張ったわけよ。
でもそういう例って極めて薄くて、なかなかまずB2Cのチャンスがないと。
その人たちはどこに行くかというと、B2Bというか法人のサービスとか言われるサービスだね。
企業に対して会計ソフトとか、
一般のITをやりたいという人たちにいろんなサービスを与えるベースとか、
そういったものに行くことになるんだけど。
これっていうのはある意味、
外資と戦わないといけない。会計ソフトとか結構強かったりしたし。
Bの分野っていうのは、ある程度そんなに大きくCほど巨大になりにくいんだけども、
結構手堅く利益が取りやすいみたいなのがあったんだよね。
毎月サースで月額でお金が入ってくるみたいな。
っていうので一時期サースブームみたいなことが起きたかな。
そうですね。
10年前にはゲームブームみたいなのができて、
ゲームリックスみたいな会社も結構多かったんだけどね。
ソーシャルゲームでめちゃめちゃ売れるみたいな感じですね。
はいはい。
だからプラットフォームからゲームからサースっていうことね。
そっか。ITベンチャーの流れっていうのがやっぱり時々ごとにあるわけなんですね。
時ごとにその時のライバルとか、
新しくスタートアップしやすいものっていうのが変わってくるんだよね。
ゲームとかも今はさ、いろんな中国とか含めて大手とかいろんなものがあってきたら、
スタートアップがなかなか出にくくなってきたよね。
もう込み合っちゃったってことですね。
そう、込み合っちゃったね。
なかなかね、この時代って思うよね。
で、ちょうど1年くらい前で言うとWEB3が来た時がそこに来たんだよね。
はい、そうですよね。
まさにこのカメッチのヘアラジオも最初WEB3を探求するっていうコンセプトで始まりましたからね。
あ、そうだそうだ。
そうですよ、最初。
WEB3ばっかりやってた。
そう、WEB3の方々が多かったですね。
あれ1年か1年半前くらいからやってた。
そうですね、1年半前くらいですね。
そうそう。
だからその頃はもうこれからスタートアップはWEB3に行こうって感じで、
そっちにバーっといったんだよね。
ところが去年ポコッとね、バブが始まりましたみたいなことになりました。
なんかそうですね、ちょっと一時期よりは話題に上る回数が減ったかなって感じはありますよね。
そう、一時期ね、その先みたいなイベントみたいなの行くと半分くらいWEB3だったからね、スタートアップのね。
もうWEB3だけだ、みたいな感じのくらい。
もう続いてたっけ、ポコポコって。
ところがさ、取引所の倒産とかいろんなことがあって、冷え込んでしまったと。
もともとWEB3とかも今も続けてるけど、
基本的には長い目で本当は見るもので、すぐビジネスになるもんじゃないんだけど、
長期継ぎのお金が入って、結構バブったわけよ。
本当言えばそんなに儲かるものって、もっと先の話だよねっていうビジネスなんだよ、本当はね。
そうですね。
なんか短期的に儲ける人たちが結構入ってきた、送り人みたいな人がいっぱいいて、
送り人が送り人でまた投資を始めて、みたいな。
さっきの株式とはちょっと違うんだけど、トークンとかを含めた投資っていうVCというか投資家が出てきたわけよ。
そういうとこにまたお金が行く。
だとしたらWEB3やるって言ったらお金出すよ、みたいな人が結構現れたわけよね。
世の中にはWEB3もどきで仮想通貨を出して作ってもいないのに、詐欺みたいなやつもいっぱい出てきたり。
こういったイベントの時はそういった人間はほとんどいないんだけど、真面目にやろうとは思ってるかもしれないけど、それでもやっぱお金がいるわけよ、スタートは。
日本じゃなくて海外行かなきゃいけなかったら、事務所の前でお金もいるとかね。
で、それが結構集まりやすかったのが、ちょうど1年くらい前かな、ピーク的に言うと。
日本もアメリカも大盛り上がり。
確かに本当にWEB3、特にMETAVERSEも含めて、METAVERSEとかNFTとかそういったものも含めてすごく盛り上がってましたね。
最近METAVERSEという人間もWEB3という人間も少なくなって。
そうですね、ちょっと一時よりは。