週末版ではゲストを招いて、脱力系ながらも本質をついた商売論・人生論を展開。NewsPicksではこのPodcastを元にした記事も配信しますので、ぜひそちらもご覧ください。聞き手は、音声プロデューサーの野村高文が務めます。
■NewsPicks掲載記事:
https://newspicks.com/news/7480476
■ゲスト:
落合 渉悟(大阪大学特任研究員 / 「Alga」ファウンダー)
■MC:
亀山 敬司(DMM.com 会長)
<SNS>
・Twitter:https://twitter.com/kameyama66
・Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100005127937437
<掲載メディア>
・NewsPicks記事 シーズン3(最新): https://newspicks.com/user/20009 /シーズン2:https://newspicks.com/user/9701 /シーズン1:https://newspicks.com/user/9314
・NewsPicks音声:シーズン2 https://newspicks.com/movie-series/30/
・NowVoice: https://voice.nowdo.net/
・Voicy: https://voicy.jp/channel/1616
・週刊文春オンライン: https://bunshun.jp/category/qa-kameyama
■サブMC:
野村 高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表)
・Twitter:https://twitter.com/nmrtkfm
00:02
はい、どうもDMM.comの亀山です。亀っちの部屋、週末版始まります。
音声プロデューサーの野村です。今週もどうぞよろしくお願いいたします。
ゲストは、前回に引き続きまして、大阪大学特任研究員でアルガファウンダーの落合渉悟さんです。今回もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
前回は何かこういろいろと壮大なコッカー論になってたと思うんだけども、今やってる、具体的なプロジェクトなんだっけ?アルガだっけ?
はい、そうです。
ちょっとそこをもうちょっと教えてもらえたら嬉しいかな。
はい、ありがとうございます。アルガは基本的にスマホのアプリとして思っていただければいいんですよね。
実際に末端で使う人から見たら、LINEグループとかじゃないですけど、近所のPTAとか町内会の話がアプリの中でポチポチやったら済む。
会わなくていいし、誰もPTA会長にならなくていいし、お金の長尻もアプリ触ってたら全部リストになって出てるっていうものですね。
ですから全然クリプトというか暗号資産っぽくないアプリになると思います。
それはそこの地域の人たちがみんなそれをスマホに入れてくださいみたいなところから始まるの?
そうです。スマホに入れてくださいってなって、例えば道路に穴が空いてるってなったらここを直したいんだけどみんなのお金で直せないかなって提案を出すと。
それでみんなで投票して、それは直そうとかちょっと待とうとかそういう話になっていくわけですね。
それだと自治体自体がそれに協力しないといけないと思うんだけど、そこはどんな関係地は?
いやーこれ非常に面白いポイントですね。自治体というのはやっぱりなるべくのことは町内会にやってほしい趣がありまして、
例えばその民生費という予算の枠がありますけど、ここをやっぱりどうにか圧縮して自治体機能を縮小したいと思ってる地方自治体って多いはずでして、
そこで例えばですけど僕も実際にドブ川に入ってドブさらいをしたりとか草刈りをしたりとか色々なその地域の景観を美化したり、
家事に備えて準備をしたりとか自分であるんですけど、ここは全部サービスとして自治体がやってくれるわけではやっぱりなくて、
やはり依然としてそういう無償労働に基づく公共サービスって田舎の地域にはすごいたくさん残ってるなっていうのは感じております。
でも今だったら例えばそのまあうちでも町内会とかあったらみんなで声掛け合って公園の草むしりをやろうとかってやってたりして、
うちのおばあちゃんも行ってたりするんだけど、それだったらみんなで地域の床場の公園の仕掛けの仕掛けをやろうって話になるんだけど、
例えばじゃあ道路に穴開いた時だったら、いやこれはもういやいや市がやる仕事だろうみたいになっちゃうじゃない。
その分のお金なんで俺たち出すわけ?みたいになったから、逆にそこに関したらその意見が自治体に行くか、
またはその費用を自治体からそこのコミュニティに出してもらうかしないとなかなかなりにくくない?
ですからやっぱりその却下するっていう意思決定もあるんですけど、例えば街灯をつけたいとかってすごい曖昧な領域だなと思っておりまして、
あとはカーブミラーがないと危ないとかも、もちろん掛け合えばつくかもしれないけどつかないこともある、予算状況によって。
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そういった曖昧なところを拾うって意味ですごく重要だなと思っております。
またつけ足しですけど、どうしても田舎の自治ってルールを変えるためのルールってあんまり定義されてないことが多くて、
今までの惰性の中でできてきたルール体系で回っているので、アルガを使うと誰でも匿名で変えようっていうことが言えるんですよ。
所属しているのに匿名って状態が作れるので。
自分の立場関係なくオープンに議論できるし、匿名が都合が悪いときは実名での議論っていうモードもある。
議論の中で発言がその中で増えていくのはなんとなくわかるんだけど、
じゃあそれを実行するときとか、お金が必要なときとかっていうのを、そこに対する参加に関してみんな消極的になりそうなイメージがあるんだけど、
つまり何かをなそうとすると労力なりお金なりかかったりするんじゃない?
それはそのアプリの中で解決できる問題なの?
今の町内会も買い日が月1,000円とか2,000円とか徴収されて、結構眠ってるんですよ。
使いにくいんですよ。発議しにくいからですね。
1,000何百万とかJバンクの通帳に入っているような状態です。
そこの経済が回るというか、ちゃんと使うべきときに使おうみたいな向きにはなるかなと思います。
ということは少なくともその町内会の会長自体はこれに対して、ある意味その通帳の予算を使っていいよみたいな話にはなっている感じなの?
基本的にはそうですね。そこの協力なくしてはできないという感じですね。
なるほどね。実際みんなで仕事をやるときは声をかけるからみたいな感じっていうことね。
それはアプリの中で声をかけるわけかな?みんなでやってください。
なるほど。
そうするとやっぱり今すごく面白いなと思ったんですけど、自治をする上ではツールを使ってまずは提案して議決することと、
あとはお金を管理するっていうこの2つの機能があると割とうまく回っていくっていうことなんですかね?
そうですね。2個1になってて、そこがやっぱりスマートコントラクトでお金管理されてて、
もう投票を通してでしか動かしようがない、政治が働きようがないっていうのが大事なギミックですね。
あー、そっか。それが例えば普通にLINEグループとかでやりましょうって言ってやるのとは違うってことなんですか?
そうですね。まずチャットとか実際の対面の場ってすごく議論が難しいんですよ。
専門技能でして、やっぱり声が大きい人とか積極的に普段から幅を聞かせている人の意見が通ったりしやすいのが現実かなと思っていて、
あとは応料の事件とかも結構見るんですよね。マンション理事会の通帳のお金が蓋を開けたらゼロでしたみたいな。
それもまたでも預かってる側からしたらすごい負担なんですよね。
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1000万ぐらいあるけど全部会計つけなきゃいけないし負担がすごいなってこうもやもやしながらやってると。
うちも地方自治とか農業系とかっていろんな仕事はいくらか関わってきたこともあるんですけど、
どうしても一番苦労するのはスマホのリテラシーって言ったら変だけど、
そういった参加の人たちの年齢が結構高かったりして、スマートコントラクトとかなんじゃそりゃみたいなとこから始まり、
今とやり方違うのに関したらなんか怖いわって。
あなたなんか私たち騙すんじゃないの?じゃないけど。
結構年齢層高い側にその概念っていうのを伝えるのは結構苦労すると思うんだけど。
ですからやっぱり現実的にはまず仕組みとして全員、全界一致で始めなければいけないっていうものではなく、
まずは小さく始めたい若者だけからその地域で始めるような入り口も可能なように。
例えば最初、前回に出た国のだおって話だと、
与党の可決、つまり全界一致でみんなでやろうみたいな感じにならないといけないですけど、
町内会だとそれに気づいた人がとりあえず3人ぐらいから始めてみるかの試しができるので、
その中で就職した若者が使い方をレクチャーしながら進めていくっていうような、
草の根の活動が現実的かなとは思います。
確かに国家の中でも政治家の中でも比較的若手の人たちっていうのは、
ウェブ3とか定性とかの理解はあるけど、
なかなかそれを全体に持っていくのはまずそこから始めないと、
年配の人を説得できないとかっていうのはあるよね。
ですから実際はPTAとかマンション理事会の方が年齢層若いですから、
そっちの方が、例えば資産価値をちゃんと保ちたいけど、
自治はめんどくさいっていうところはハマりやすいなって思ってますし。
なるほどね。確かにPTAとかそっちの方がむしろ早いかもしれないね、
そういったところとか。
あと大学で言えば学校全体とよりも生徒の実施会的なものから動き出すっていう、
どうしても世の中を変えようと思うんだっていう、
若い層からのむしろ新しいテクノロジーへの歩みもないから、
結局そういう形の中からだんだん年齢を上げていくなり、
広めていくっていうのが現実的なのかな、そこは。
そうですね、そうなります。
ちょっとクリプトっぽさをちょこっとだけ出したいなと思ってる点があって、
インセンティブシステムを結構僕、掘っててですね。
例えばですけども、専門的な言葉で言うと財務レバレッジっていう言葉がありますけど、
要はお金借りってどのぐらい持ってるお金に対してお金借りてるの?みたいな話ですけど、
町内会がお金借りるって今までなかったと思うんですよ。
でも自治体ってお金借りてるんで、債権として、地方債として。
ですからじゃあディファイの世界で町内会の債権発行をするって、
今だと法律的にどうなの?みたいなとこあるかもしれないけど、
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原理的には可能なわけですよ。
もちろん飛んじゃう町内会とかあるかもしれないから、
保険料徴収してヘッジかけるみたいな話はあった方がいいんですけど、
そういうふうにすると、実際に町内会が持ってるお金のかける2倍3倍ぐらいのレバレッジをかけて町内会を回すとかも
不可能ではないなと思ったりしていて。
っていうのは一つまず新しい。
これはプロトコルに金融コンサルタントがデフォルトで付いてますみたいな言い方もできるかもしれないですけど、
町おこし的な文脈で面白いなと思って。
それと集めたお金で町でイベントやって、いろんな人を集めて景気良くなるとか収益上がるとかっていう。
そういうことです。それで人口が増えないとスカンピンになるかもしれないんですけど、
そこは何でしょうね。
そこでまあそうだね、居住者が増えてくればいいって話なんだよね。
そうなんです。税収が増えればいいって話なんです。
もう一つあるのが、このアルガをどんどん使って予算案をたくさん通していくと、
毎予算案が通るたびに僕は0.5%手数料を会社じゃなくてプロトコルとして積み立てていこうと思ってるんですよ。
この積み立てられた手数料はアルガのトークンを市場から買い戻して消滅させる。
自社株買いじゃないですけど、買い戻しに当てられるんですよ。
このアルガのトークンは最初は年間5%とかちょっと0.5より大きい数ですね。
5%ずつ発行したりするんですけど、だんだん0.5に揃うように年間の発行量が減るように作ると、
最初に参加してくれてる人の方がアルガを使えば使うほどトークンがもらえる。
これは聞き取っていましたけど、アルガをたくさん使用している町内会に付与されるの方がきれい。
個々人だと売ろうってなりますけど、町内会だと町内会がもっと良くなるためにどう使おうみたいな話になりやすいので。
ちなみにアルガの中に参加できるのはそこの町内の人だけなの?
それとも例えば都会の人ができたりするの?
これはですね、最近山越村のNFT売ってデジタル村民ってありますけれども、
もちろん都会の人が既存の村人からOKされて、なおかつちゃんと毎月会費を払っているなら認めても良かろうとは思います。
ただそれが招く、将来的に変なひと悶着起きるかどうかとかはちょっと僕はまだ分かんないですね。
分かんないけどいろいろやるといいと思います。
例えばそこの庄民じゃないとまずいって話になると、ある意味そこで外部からプロモーションすればもしかしたら居住者が増える可能性もあるわけだよね。
どっちがいいか分からないよね。広げるためにはいろんなところに出すのもいいし、
ここに来てくれたら参加できるよって言って、むしろ都会から若者が来るとかっていうのもありな話かな。
12:03
今の中でニュースピックスの人ってビジネスマンが多いんだよね。
ビジネス的なものと絡めた会社っていうのは今の感じの打法的なのと言うと、自分の方からどんな風になっていく形っていうのがある?
さっきの債権の発行の話もありましたけど、やっぱり地方銀行とかって債権の引き受けやったりとか市場に流通させる手伝いをしたりして、
7%ぐらい手数料をもらったりしてるわけです。地方自治体はそういう地方銀行が債権の扱いをやってるんですけど、
本来は地方財政法で地方自治体はそのまま債権発行できるんですけど、でも地方の銀行に頼ってやるっていうのは慣例になって、
そういう風に仕組みとして無駄がなさそうに見えても、やっぱ便利だから企業に頼ろうっていうことはいくらでも起こるなと思っていて、
これをですね、ディファイに関わる人たちの中ではセファイオンディファイって呼ぶことが多くて、
日本語にすると中央集権的な金融が分散的な金融を使っているっていう状態ですね。
例えばですけど、日本だとJPYCだったり、アメリカだとUSDCっていう銀行と似てるノンバンクのテーピーみたいなシステムなんですけど、
資金決済法に近いたてつきの中でお金をお客さんからお預かりして代わりに同じ量のトークンを発行するっていう仕組みのトークンってあるんですけど、
これはそのディファイの世界でドルと価値が同じだったり円と価値が同じだったりするステーブルコインを既存の法律のたてつけで発行しようという試みなわけですね。
これもよくセファイ、セントラライズドファイの中央集権的な金融がディファイにいるって呼ばれるんですけど、
やっぱり企業ってたくさん囲われるポイントがあって、
要するにディファイっていうのは土管なんですよ、土管というかインフラであって、
その上を流通するアセットはやっぱり現実の経済と紐づいてるアセットっていうのが多数派を占めるだろうと思っていて、
例えば最近三井さんがジパングコインっていう金のフナニ証券というか一種の金の預かり証のトークンをやってたりするんですけど、
実際に金ってアセットがやってきたり、不動産の所有権を表彰するNFTがあったり、
例えばアートもそうですよね、一種の現実世界のアセットとつながり得るものだし、
そういうやっぱり企業ありきというか現実の経済ありきみたいなところがじわじわこれから増えるのが2022年、2023年かなと思ったりはしてます。
それはそのディファイの世界の中に要はリアル的なある意味担保を持ったようなものというか、
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安定してると言ったら変だけども根拠のある通貨みたいなものが入ってきますし、
例えば今アルガイの話にちょっと戻すと町内会って円でしかお金を持たないじゃないですか、
ですけど今回円安に触れて140円に未確してますけど、ついこの間まで110円だったわけで結構な希釈化を食らってしまってるわけです。
ここでもし町内会がじゃあちょっと資産の一部ドルに持ち帰っておこうとか、
ちょっと不動産のリート持っておこうとかそういう話があったら資産を守れたかもしれない、その地域に。
とかっていうのはもちろん自治体、町内会レベルでもポートフォリオ作って資産守れる話はあるんだけど、
企業のレベルでもじゃあ町内会の方々が好むようなアセットクラスってどんなものだろうって考えて価値提供し得るわけですし、
ビジネスの裾野っていうのは企業にもまだまだ広がってるなと思ったりはします。
今の中で町内会の1000円っていうのは円安になろうが円高になろうが関係なく1000円で町内会で利用できたりするっていう安定感はあるよね。
そうですね、それはあると思います。
なんでそれが逆の別の通貨、それがドルだろうが仮想通貨だろうがっていうと、
どっちの方に行くかが読めないから、もっともっとどちらしても使うことに関したら1000円だったものを1000円として使うじゃない、町内っていうのは。
だからそこの安定感がそういったふうな別のものでヘッジすることがヘッジか、逆に言うとリスクがっていうのは結構難しい話になってくるよね。
そうですね、ですからこれは見る人によっては確実に円安になるやんっていうような時もあったと思うんですけど、町内会のいろんな人の意見が合わさると怖いから動かさないでおこうの町内会ももちろんあると思います。
ただやっぱりガソリン高くなるよねっていう意識は農家に近い人たちの中ではすごいあったりしていて、
ちょっとじゃあガソリンと引き換えできるもの、例えばブレントのヨーロッパの石油のトークン持っとくかみたいな話とかって未来ではなくはないかなと思ったりしてます。確実にガソリン買えるようにしとこうみたいな。
でも今度はそこに間にまた企業が挟まると、今もあることだろうけど、その企業とかがリスクなく町内会のお金を預かりながら鉄流だけ取っていろんなものに運営しようみたいな、そこで鉄流活動みたいな会社も出てくるよね、何かと。
そうですね、間違いなく出てくると思います。
その中で、あ、おらが村の預かり師さんが何かに入れてたらいつの間にか無くなってしまってる半分になってたとかっていうことっていうのがむしろ方々で起きそうな気もするんだけど、そこはなんとなく。
18:11
そうですね、全然起こると思いますし、そこはもう、そうですね、ちゃんとしたアセットを選びましょうになってしまいますよね。
でも今もそういった仕組みっていうのは、個人レベルでも国も投資を進めてたり、外貨預金が増えてきたりとか、いろんな状態は出てきてはいるんだけども、一般の人たちがそれ自体の中でリスクなくプラスに転じたかっていうと、結構そこは疑問なところがあるんだけど、つまりね。
これも投資者の世界が見てきたときに、100万動かしてる人と100億動かしてる人っていうのは、どうしてもそちらの100億の人たちが利用得やすいの構造があるじゃない、これが私の思いが正解の中で。
これは当然の話で、一人の営業マンが100億動かすか100万動かすかで同じ手間がかかるのは100億の方に利益つけたいと思っちゃうからなんだよね。
そこに利害が発生するからさ、そのプロの立ちの運営者たちもね。
っていうので言うと、その全体のスケールっていうのが庁内会レベルじゃなく、それがいろんな庁内が集まって100億になってるんだらまだ、なんていうかな。
立ち打ちできるというか、規模感が。
立ち打ちできる。
基本的に不利なゲームの中で運用とか無茶にしない方がいいって話になりますよね。
そうだね、その無理な中でやってたら、結局それが良いもの、将来全部がくっつけばいいものになるんですよっていう前に潰れてしまうっていう現実的な話があったり。
そこっていうのは現実的に考えると、途中でそれで大変なことになりましたとかっていう状態になると次が進まない。
そもそもこのプラン自体がおかしいんじゃないかって。原則が正しくても、その前に信用を失うって結構難しいところだと思うんだよね。
確かにそうかもしれないですね。
今もやっぱりトークンとかもいろいろあるけど、結局トーク的な動きもあったり、詐欺まわりのものもあったりとか出てくる中で、どうしても一心一体してるわけよ。
長期的に見てはいいのかもしれないけど、やっぱり一時的にはそれで問題が出たら、マスコミはそこを大きく飛び上げたりとかすると、やはりみんながやっぱりその辺怖いよねっていうものになりやすいとかね。
なかなか結構難しいことだと思う。
そうですね。ですからその話を受けてあえてちょっと言い直すと、例えばジンバブエって今立ち直ったりしてますけど、ジンバブエのようなところの町内会が、一応ジンバブエのお金で町内会やってるんだけど、どうやら国がやばいぞってなった瞬間だけドルに全部買えるっていうのをできるオプションとして考えるのは一つありかもしれないですし、
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それを今現実の町内会でやると通知帳持ってるの一人だけなんで、そいつは持ち逃げするかもしれないんですよ、世間が荒れてると。
確かに。
ですけど、ダオだと安全にドルに買えれるみたいな話はあるかもしれないなって思います。
そうですね。その人持ち逃げしちゃっても誤送金しちゃうこともあるかもしれないからね、どっかにね。
そうなんですよ。
誤送金した人が使っちゃったら無くなったってこともあるかもしれないね。
最近日本でもニュースありましたけどね、誤送金中。
そうだね。ダオっていうのは大学とか地方自治には俺はなんとなく適してると思うんだけど、じゃあ会社自体っていうもの自体がダオ化すると思う?
いや僕は実はね、結構いろんなものに疑問不安あって、やっぱり僕自身が公共的なダオっていうのに6年この界隈行って行き着いたのも、
それしかまともなのないんじゃないかっていう自分の中の一つの答えで。
もちろん自由市場の中でみんながいろんなことやっていろんなものができていくのは素晴らしいと思うんですけど、
ある意味強烈なリーダーシップがないと企業ってうまくいかないよねって思ってる節はあって、
もちろん大きい会社になったら社会の後期として上場したり、みんなが株式持ったりはあり得るんですけど、
先導を多くして、山に登るみたいな、だなって思ったりはしてます。
企業っていうものは、創業者とかITとかっていうのはある程度のリーダーシップを持った人間が株を持っていて、
発言権を持っていて進むっていう、ある意味独裁的な能力が体に染まってイノベーションを起こしやすいっていうのがあるよね。
そうですね。
むしろ株を持っていない大きい会社の社長とかになると、なんとなく責任感も薄くなりながら、
株主の意見とか、いろんな意見を取り入れながらやるからあまりスピードがなくなったり、
保守的な事業になったり、投資がしなかったり、目先の利益になったりっていう、
そういう形の中で現状全体的な今、大きいところが行き止まっているのはそういう構造があるわけじゃない?
そうですね。
一方で、DAOっていうものは公共的なリスクを排除できるけど、推進力としては会社みたいなもんで、
欲と独裁的な動きがないと伸びないのも一方であるじゃない?
この辺がどう絡んでいくのかな?みたいなところなんだけどね。
そうなんですよ。一番そこが悩ましいところではあるんですけど、やっぱりそこで僕も公共だったら失敗できない政策は、
国がある程度に担わなきゃいけないみたいな話になっちゃいますし、企業においてもですね、
24:03
他産他資っていうか、法人の活動っていうのはやっぱり失敗することをある程度前提として、
生き残るところが伸びていくっていうことに素晴らしさがあるんですけど、
公共的な組織っていうのは一人一人に確実に権利があって、
例えばそれは人権のような、世界人権宣言の30個決められていて、
それにのっとって、俺の権利はこれだっつって、
ちょっと異議を言っていくっていうのはありますけど、
やっぱりそこになかなか逆らえない力関係があると思っているんですよ。
公共的な部分で意思決定っていうのは。
だから法人とか自由市場の良さっていうのは、
所有者がちゃんと決めるってことができる。
これは一つの良さだなと思っていて。
ですからもっと突っ込んでいくと、生まれた瞬間所有権を持つと思うんですよ。
公共的な組織の参加者は。
うん。
生きてるだけで権利が持てる。
でも法人の所有権は生まれた瞬間持てるわけではないっていうところがあって。
うん。つまり運命としてその国家に育った中で、
平等性を必要だっていうことと、
自ら選んで起業した人間は、
自分の中の選択で選んだリスクだということだから、
その違いってことかな。
そうなんです。ですし、やっぱりメンバーのキックアウトというかですね、
公共的な組織のメンバーのキックアウトってありえないと思います。
基本的には。
うん、確かに。
なんですけど、鋭利的な集団におけるキックアウトっていうのは結構頻繁に起こると思っていて、
ここを僕はやっぱり同じものとしては見れないなっていうのは強くあって。
で、その中でもビットコインだとか、
イーサリウムの世界の中のその分散取引所のユニスワップとか、
そういうパーツの少ないものは結構分散型で回ってるなっていう事実があると思って。
つまり既存のビジネスを分散型にする時も、
パーツが少なくてほころびが生まれる余地が少ないものから試すのが王道なんじゃないかなって思ったりはしてるんですよ。
いずれにしても今の考えでいうと、基本的に会社のことは極端なことを言えば、
成長するとか成長して潰れたら潰れたで、
その雇用は他の次の新しい会社が引き受ければいいっていう。
でも国家に関してはそうはいかないから、
全体的な保護が必要だっていうような感じでいいかなって。
国は亡命できないけど会社は辞められるんじゃないっていう。
選択できるから社員たちも。
大きな話としてそれで、
営利企業の中でも例外としてビットコインとかユニスワップみたいななんか様子が違うのがちょっといるけど、
彼らが成り立つ条件っていうのは、
そのほころびの余地が少ないように作られてるっていう前提がなんかあるなって思って。
そうだね。
ウェブ3とウェブ2も時々敵対的な話が出るんだけど、
これも選択の中でウェブ2の中がインホッチの良いユーザーもいるし、
ウェブ3で自己責任で自分でデータ持ちたいっていう層もいるっていう感じがするんだよね。
27:05
だからこれも多分共存していくというか、
安心したプラットフォームの中で、
みんなに監視されてもデータ取られてもいいから、
ここが安全だっていうのを望む人たちも結構いると思ってて、
でも一方でそのとこにデータも与えたくない、
自分たちの独立性が欲しいっていう人たちもいるっていう。
ですからデータに関してはやっぱりすごくセンシティブなデータ、
医療データだったりとか、
自分が今どこにいるかみたいなデータ、
そして家に在宅かどうかとか分かっちゃうような電気の使用量とかのデータ、
この辺ってまだインターネットに載ってない、利用され尽くしてないなと思っているんですが、
こういうデータは所有者にちゃんと箇所文献が帰属してて、
プラットフォームとなっている企業が自由にできませんよっていう前提があって、
初めて活用されるものだなと思ったりはしていて、
その辺りはちょっと面白いなと思います。
そうだね。でも俺が思うに多くの人たちが、
結構エリートの人たちはデータを持たれる危険性を訴えてはいるんだけど、
結構一般の人たちからすると、
自分のあらゆるデータを抑えられても、むしろこちらの方が居残しがいいとか、
はっきり言って自分たちで持つっていうのは結構別のストレスがあるわけよね。
自分で無くしちゃうこともあるからさ。
そうです。
ガソ通貨なんか自分で持ってたやつ無くして洗濯機で洗っちゃったらどっか行っちゃったみたいな、
紙に書いてた番号がなくなったとかってあるじゃないか。
そうですね。あります。
そういうことっていうのはそれも踏まえていいものだっていう人もいるけど、
一方でクラウド中で預かってもらってたらこんなことにならなかったのにって人も多かったりするしね。
そうですね。
ですからここが無効10年の話なんですけど、ソーシャルリカバリっていう機能が発明されつつあってですね、
自分の身近な人N人が合意したら秘密鍵が復元できるみたいな話があるんですよ。
なるほどね。
それはパスワード忘れましたかっていうクリックするリンクと似たようなもので出てくると思うんですけど、
そこがどこまで使いやすくなるかっていうのは要注目だなと思ったりしてます。
そういう点で言うと今DAOとかウェブ3っていうのはまだまだいろんな葛藤を今から迎えていくようなイメージなんだけど。
そうですね。まだまだですね。
ただ可能性としては面白いと思ってるんで、少なくとも自治体とかそういったところから実験が始まると面白いなと思ってて。
そうですね。今できる技術的なギリギリのところで便利使いたいって言ってもらえるものを少しずつやっていくしか開発者としては道はないので、まずはそこからやってますね。
ビジネス的にも見てもウェブ3ってまだまだビジネスモデル的にこれがっていうのもなく、それがみんなに受け入れられるかっていうのもあまりなくて、
ただこの目は残しておいたら何か生まれそうな予感はあるんで、俺もちょっと最近勉強してるんだよね。
そういった面で俺はビジネス面の中とか会社自体がDAOとかウェブ3とかそういった方向性があるものかっていうのは模索するし、
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大地役の方は地方の自治の方からできることがあったらまたちょっと頑張ってほしいかなっていう感じです。
はい、頑張ります。
まあ試行錯誤しながら多分リアルな壁とぶつかると思うし、おじいちゃんおばあちゃんも説得しないといけないと思う。
もうそうだと思います。おっしゃる通りですね。
お互いそれぞれの世界で頑張ってまた縦合わせしましょう。
はい、楽しみにしてます。ありがとうございます。
はい、ということでなんかあれですね、結構お互いのやってきたことっていうのは絡み合うなんか面白い態度だったなっていう感じがしました。
はい、ということで今回のゲストは落合昌吾さんでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
30:50
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