096 馬と身体と、ゼロポイント〜馬と身体合宿2025-05振り返り(前半)
2025-06-10 14:48

096 馬と身体と、ゼロポイント〜馬と身体合宿2025-05振り返り(前半)

脱力、信頼、そして「一緒に動く」こと——馬と身体合宿の3日間から見えてきたもの

今回のエピソードは、2025年5月に開催された「馬と身体合宿」の振り返り会・前半編。身体思想家・方条遼雨さんを迎えて行われた3日間の合宿を、きびはらがじっくりと振り返ります。

合宿では、「脱力とニュートラル」「馬からのフィードバック」「同調型リーダーシップ」「恐怖から安心へ」といったテーマが浮かび上がってきました。馬と過ごす時間、体を通じて感じたこと、そして言葉にしきれない気づきが、参加者の心と身体にどんな変化をもたらしたのか。静かで深いストーリーが語られます。

このエピソードを聴けば、子どもとの関わり方や日常のコミュニケーション、そして「生きる」ということそのものに、新たな視点を持てるはず。身体の声に耳を傾け、馬との関係を通じて育まれる「安心感」の正体とは?

ぜひ最後までお聴きください。

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馬と人、そして言葉〜馬と身体と子どもが教えてくれる、分断を越える生き方

 

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## キーワード

`脱力とニュートラル` `馬との体験` `同調型リーダーシップ` `フィードバック` `安心感`

## 主な学び

1. 馬と身体合宿(2025年5月17日〜19日)の概要: 2025年5月17日から19日にかけて開催された『馬と身体合宿』の全体像。築100年を超える古民家で、ホースセラピー実践者の桐原が主催し、方条遼雨さん(身体思想家・古武術研究者)を招いて3日間にわたり馬と古武術をテーマにしたワークショップや対談、体験活動を実施した。初日は外部参加者や普段来ている子どもたちと古武術ワークを行い、2日目は馬と古武術の教室を交互に実施、最終日は午前中のみで裸馬や鞍付き乗馬体験を行った。夜には方条さんや吉満明子さん(出版社編集者)との対談・鼎談も実施され、アーカイブ販売も行われている。

2. 脱力とニュートラル: 身体や心理における『脱力』と『ニュートラル』の重要性。肩を上げて力を抜くワークなどを通じて、普段無意識に入っている力みを自覚し、必要最低限の力で動くことの大切さを体感した。力みを抜くことで、状況に応じた柔軟な対応や動きが可能になる。心理的にも、過度な目標や重荷が力みにつながることがあり、力を抜くことが日常や仕事にも活かせると鼎談で共有された。

3. 馬からのフィードバックと自己認識: 馬はミラーリング(鏡のような反応)を通じて人間の状態をフィードバックする。馬の前で力みが抜けると自然体で向き合えるようになり、馬は忖度せずストレートに反応を返す存在である。馬との向き合いが日常のコミュニケーションにも変化をもたらし、自己認識が深まることが確認された。参加者からは「馬はストレートに返してくれる存在」との感想もあった。

4. 同調型リーダーシップ: 相手とリズムや流れを同期させることで、強制ではなく自然な一体感を生み出すリーダーシップの在り方。北條さんのワークでは、リーディング(引き馬)で背中に軽く手を添えて一緒に歩く体験を通じて、無理やり動かすのではなく気持ちを合わせて動くことの重要性を学んだ。跳馬でロープを使って運動させる際も、やりすぎると同調が切れてしまうことを体験し、丁寧に扱うと相手も丁寧に返してくれることを実感した。馬や子供との関わりにも応用できる。

5. 恐怖から安心への移行: 馬との体験を通じて、恐怖や不安を段階的に乗り越え、安心感を得るプロセス。馬に慣れていない参加者も、ブラッシングなど段階的な関わりを通じて少しずつ安心感を得ていった。体験を通じて自己の基準点や安心の土台(ゼロポイント)を作ることができ、安心感が日常生活や困難の乗り越えに役立つとまとめられた。体や馬を通じて言語ではなく感覚の世界で安心感を得ることの重要性も語られた。

## 知識の説明

### 1. 馬と身体合宿(2025年5月17日〜19日)の概要

- **キーポイント**

  - 開催日:2025年5月17日〜19日

  - 場所:築100年を超える古民家

  - 主催:きびはら(ホースセラピー実践者)

  - ゲスト:方条遼雨さん(身体思想家・古武術研究者)

  - 参加者:外部参加者、普段来ている子どもたち

  - 内容:古武術ワーク、馬とのワーク、対談・鼎談、乗馬体験(鞍あり・裸馬)

- **説明**

  初日は外部参加者も交え、古武術のワークや体を使った活動を実施。2日目は馬と古武術の教室を交互に行い、最終日は午前中のみで裸馬や鞍付き乗馬体験を行った。夜には北條さんや吉光さん(出版社編集者)との対談・鼎談も実施され、アーカイブ販売も行われている。合宿の内容は、馬や古武術を通じて身体感覚やコミュニケーションを深めることに重点が置かれていた。

- **馬と身体合宿のスケジュールと活動内容**

  > 2025年5月17日〜19日に開催。初日は古武術ワークや体を使った活動、2日目は馬と古武術の教室を交互に実施、最終日は午前中のみで裸馬や鞍付き乗馬体験を行った。夜には北條さん、桐原、吉光さんによる対談・鼎談も行われ、アーカイブ販売も実施された。

  1. 初日は外部参加者も含めて古武術ワークを実施。

  2. 2日目は馬と古武術の教室を交互に行う。

  3. 最終日は午前中のみで裸馬や鞍付き乗馬体験を実施。

  4. 夜には対談・鼎談を行い、アーカイブ販売も実施。

### 2. 脱力とニュートラル

- **キーポイント**

  - 肩を上げて力を抜くワークを実施

  - 普段は無意識に力みが入り、動きが妨げられる

  - 何もしない状態(ニュートラル)を作るのは難しいが重要

  - 必要最低限の力で動くことを体験

  - 心理的にも過度な目標や重荷が力みにつながる

- **肩を上げて力を抜くワーク**

  > 肩をグッと上げて、ふっと力を抜くワークを実施。普段は無意識に力みが入り、体がうまく動かないことを体感した。

  1. 肩を上げて力を入れた状態から一気に力を抜くことで、体全体がリラックスする感覚を体験。

  2. 必要最低限の力で動くことの重要性を学ぶ。

- **鼎談での気づき**

  > 夜の鼎談で吉光さんが『力を抜くことがすごくいい』と話した。去年も参加した吉満さんが今年も参加し、力を抜くことの大切さを再認識した。

  1. 鼎談で力みを抜くことの良さや、日常や仕事にも活かせることを共有。

### 3. 馬からのフィードバックと自己認識

- **キーポイント**

  - 馬はミラー細胞が発達し、相手の状態を鏡のように反映する

  - 馬の前で力みが抜けると、自然体で向き合える

  - 馬は忖度せずストレートに反応を返す存在

  - 馬との向き合いが日常のコミュニケーションにも影響

- **馬のミラーリングによるフィードバック**

  > 馬はミラー細胞が発達しており、人間の緊張状態や心理状態をそのまま受け取り、鏡のように返してくれる。清水さんは『今の吉満明子を馬はうつし出してくれる』と表現した。

  1. 馬の前で力みが抜けると、自然体で向き合えることを体験。

  2. 馬との関わりが自己認識や日常のコミュニケーションに影響することを確認。

### 4. 同調型リーダーシップ

- **キーポイント**

  - 同調は同調圧力ではなく、リズムや流れを合わせること

  - 強制ではなく、相手と一緒に動く感覚を大切にする

  - リーディング(引き馬)で背中に軽く手を添えて一緒に歩くワークを実施

  - 無理やり動かすのではなく、気持ちを合わせて動くことが重要

  - 丁寧に扱うと、相手も丁寧に返してくれる

- **リーディング(引き馬)での同調ワーク**

  > 馬と一緒に歩く際、背中に軽く手を添えて『じゃあ行きましょう』という気持ちで一緒に歩くワークを実施。無理やり動かすのではなく、気持ちを合わせて動くことを体験した。

- **跳馬での同調の切れ体験**

  > 馬を長い紐でぐるぐる運動させる際、走っているのに追い鞭をやり続けると同調が切れて馬が止まってしまうことがあった。やりすぎはいけないと実感した。

### 5. 恐怖から安心への移行

- **キーポイント**

  - 馬に慣れていない人も参加し、最初は恐怖や不安があった

  - ブラッシングなど段階的なステップで馬と関わることで、恐怖が和らいだ

  - 3日間で内面の変化を実感した参加者がいた

  - 馬や体を通じて自分の基準点(ゼロポイント)を作ることができる

  - 安心感が日常生活や困難の乗り越えに役立つ

- **恐怖から安心への変化の体験**

  > 馬に慣れていない参加者が、最初は馬への恐怖や不安があったが、ブラッシングなど段階的な関わりを通じて、3日間で内面の変化を実感した。

感想

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さんこまラジオ 地区100年を超える古民家で、馬さんとともに暮らしながら、ホースセラピーの取り組みをしている、きびはらがお送りしています。
さて今回のテーマは、包丁さんと馬と身体合宿の振り返り回。 多分前半かなとなります。
2025年5月17日から19日に行われました、この馬と身体合宿。
包丁涼さんという身体思想家・古武術の研究をされている包丁さんを招きして、3日間お送りしてきました。
初日は外部からの参加者の方もいて、普段来ている子どもたちと一緒に古武術のワークというか、身体をいろいろ使ってみようみたいなワークをやったりとかして、
2日目が馬と古武術の教室を交互にやっていくような日。
最終日は午前中だけだったので、少し馬に裸馬で乗っていただいたりとかってことをやって。
裸馬じゃない、普通に乗馬、クラつけたかな。クラつけてですね。乗馬したりとかってことをしました。
いくつか気づきというか、振り返りしながら気づきを共有していきたいなと思います。
これ、馬とか古武術関係ない子どもと関わる現場とか、対人関係においてとか、生きていく上とかに繋がるようなお話でもありますので、ぜひよかったらお聞きいただければと思います。
最初は脱力とニュートラルというものになります。
実際にやったワークは肩をグーッと上げて、フッと力抜いてみようみたいなことをやったんですけども、
普段、僕たちってすごく力みが入ってて、体がそこで引っかかってしまって上手く動けないよねっていうことがあって、
何かするによって何もしないっていう状態っていうのは非常に作るのが難しいんですけども、
実際に力を抜いてみると、全体、体が抜けてくるみたいな。
あと、実際に人を動かすとか何かするときも、必要以上の力は使えない。
必要最低限の力を使ってやってみるみたいなことをやったりですね。
力みが入っていると、僕の場合は馬なんですけども、馬でもこうしなくちゃみたいな意識の上での力みみたいなものもあるとうまくいかないんですよね。
それをフッと抜けて、力が抜けることでいろんなものを受け取りやすくなるし、
それに合わせた動きができるというか、周りの状況に沿った動きというか、
03:00
そういったことができるのが、力みを抜くっていうのが本当に大事だなというのを感じました。
心理的な部分もそうだし、何かことを進めていこうというときも、
目標とか逆に過度な目標があるとそれにおもんになってしまったりとかいうこともあるので、
そういったものを体を使ったワークで感じられたことがとても面白かったなという。
やっぱり一緒に来た、対定談をしたんですけども、夜。
ほうじょうさんと僕と、普段編集のお仕事をされている出版社をやられているよしみつさんという、去年も参加された方なんですけども、
今年も夜、定談して、その時もよしみつさんが力を抜くことがすごいっていう話をされていました。
定談と、夜初日はほうじょうさんと僕で対談して、2日目は今言った3人で定談したんで、
そのアーカイブの販売もしてますので、すごくいろんな気づきがあって面白い内容になりましたので、もしよかったらお聞きいただければと思います。
これ概要欄に後で付けときますので、購入方法とか、三輪コマーシャルのホームページに飛んでいただければ見つかると思います。
2つ目が馬からのフィードバックと自己認識というところで、
馬っていうのは、よくミラーリングとかって言いますけども、ミラー細胞っていうのが発達していて、
馬の前に対峙すると、馬がそのままの鏡のようにして、私の今の緊張状態だったりとか、
心理的な状態も含めて、体に出てくるいろんな情報を受け取って、それを返してくれると。
吉光さんが、それがすごくいいんだって、今の吉光、秋子を馬は打ち出してくれるって言ってくれたんですよ。
去年秋に来て、今年半年ちょっとぐらい経って、全然違って、吉光さん自身も普段の小武術の稽古で、
さっき言った力みが抜ける、脱力するっていうのを覚えたから、馬の前でも何とかしなくちゃみたいな感じじゃなくて、
ただただ馬と向き合うことを楽しみながら過ごしているっていうことが起こっていて、
そういう普段の体を使う稽古が、そういうふうに活かされるんだなっていうのは分かりました。
参加者とかに感想で、こっちの都合を一切忖度しないでストレートに返してくれる存在だからすごくいいって言ってくれた方がいて、まさにそういうことだなって思います。
06:02
こういう馬との向き合うことを通して、普段の日常生活でのコミュニケーション、相手とのやり取りみたいなところが変わったりとか、
そういったことがあって、それを確認できるのが馬先生だなと思います。
3つ目、同調型リータシップっていうタイトルつけました。
同調って同調圧力の同調とは違って、相手とリズムとか流れみたいなものを同期させていくみたいな感じの意味です。
相手を強制ではなくて、相手とリズムを合わせながら、両者が私と馬とか私と子どもとかが一体に動くような状態を作っていくみたいな感じ。
これはリーディングっていって、馬と一緒にリードをつけて歩くっていう時に、そういう歩き方というか、一緒に歩くっていうような感じをやるといいですよって。
ほうじょさんのワークの中でも、無理矢理動かすんじゃなくて、軽く背中に手を当てて、じゃあ行きましょうみたいな気持ちで、
すっと手を添えながら前に一緒に歩くみたいな感覚をやってみるみたいなこともやりました。
これ、いろんな現場で馬と一緒にだけじゃなくて、子どもと何かやる時とかも、強制でやるっていうのはどっちもしんどいみたいな。
やらせる方も無理矢理やることになるし、子どもにとって受けた側にとっても無理矢理させられてるっていう、どっちもしんどい状況だと思うんですけども、
そうじゃない、一緒にやるっていうやり方があるよねっていう、そういう体感覚、体の感覚みたいなのを掴むと、
それがまたいろんな場面でも活かされるんじゃないかなっていうふうに思いました。
長馬策って馬を長いヒモをつけて、ロープつけてぐるぐる円運動させるっていうのがあるんですけども、
走ってるのに追い鞭って長い鞭で行けって叩くわけじゃないですけど、振って進めさせるんですけども、
走ってるのにザーッとやり続けてて、道長が切れてしまったら相手が止まってしまったみたいなことがあって、
やりすぎはいけないんだなっていうか、相手と合わせてくんっていうのことも感想の中であったりとか、
丁寧に扱うとこっちが丁寧に返してくれるみたいな話もあったりしました。
もう一個行こうかな。4つ目、恐怖から安心への意向っていう。
09:03
最初、馬と普段全然接していない人たちもいたんですけども、
馬から落ちたことあるとかね、そういう話があって、怖いっていうイメージがあったんだけど、
少しずつ最初、初日はブラッシングをしてもらったりとか、そういうふうにちょっとずつステップを踏みながらやっていったので、
最初なんかこう、ビビってたのが、少しずつ変化していくっていう、事務室の内面の変化をこの3日間で感じ取れたっていう方がいて、
そういうふうにいろんなものを乗り越えていく、恐怖とか不安とかから。
そういうのを馬と一緒にやってると、できるんだなっていうのを思いました。
もちろんこちらとしても段階的に馬とコミュニケーションを深めていくってことをやるんだけども、
でもなんかそれが実体、実感を持った形で、その人に変化として短い期間でも訪れるってことがあるっていうのはすごい良かったですね。
ほうじょうさんが定談で言ってたのが、ほうじょうさんは体で、僕は馬なんですけども、それがいることで自分の基準みたいなのができるんだみたいな。
そこは安心感として、いろんな物事の動くときになるよねって話をしてて。
それがもしかしたら、さっき言った恐怖から安心っていうところに安心感、土台になるようなものを作ってくれるような、
それを体の中に感覚として得ることができれば、すごく日常生活、いろんな困難とか何か壁が厚み乗り越える地下になってくれるんじゃないかなって思いました。
体とか馬は言語じゃない感覚の世界なので、そこに安心感と紐づいてくるっていうのが、そこに任せてみれば自ずと選択されていくというか、
頭で考えると、こうでもなくてああでもなくてって、あれこれ無理くりやっちゃうみたいなことが起こると思うんですけども、
感覚に任せていくと本当にそれが快か不快かみたいな、とかね、これはやっていいやっていけないとかっていうのがシンプルに選ばされるというか、
自然と道が選択されて進んでいくことができて、それはすごくいい、安心になるんだなっていうのを、
僕は馬でやってたなって、包丁さんは体でやってたんだなって、
そういう非言語の何か、核になるような基準点というか、ゼロポイントという基準になるようなものを作っていくっていう、
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そういう感覚を育てていくっていうことがすごく大事なんだなって思った次第ですから、すごくいい気づきでしたね。
まだちょっといくつか、8個ぐらいあるかな、上げたの。
あるので、残りはまた後半に続くということで、したいと思います。
今日も聞いていただきありがとうございました。
それでは良い一日を。
ありがとうございます。
お疲れ様でした。
14:48

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