ダブルケアラー支援法案の概要
和光市議 鎌田やすはるの知っ得ラジオ、どうもみなさんこんにちは。埼玉県和光市の市議会議員の鎌田やすはるです。このラジオは主に和光市政について分かりやすく楽しく語っていく番組です。
鎌田くん、安野大学からの友人の住き地です。普段はとっつきにくい政治、身近に関わる生活のことなど、一般市民目線で聞いていこうと思います。
それではやっていきましょう。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
それでは今日のテーマなんですけど、ダブルケアラー支援法案について話していきましょう。
はい。
よろしくお願いします。
お願いします。
僕全く素人なんで、まずダブルケアラーという意味もよく分かってないんですけど、ダブルケアラーを支援する法案なんだということはよく分かりました。
そうですね。国民民主党が参議院議員の伊藤孝恵さんという方がいらっしゃるんですけど、この方が中心となって提出したダブルケアラー支援法案というところで、ダブルケアラーってのは何ぞやと。
何ぞやですね。
これはですね、主に育児と介護、これを一緒にやっている人をダブルケアラーと言うわけですね。
ちょっと古いデータなんですけど、2016年だったかな。2016年に調べたときには日本国民の中に25万人ダブルケアラーをしている人がいると。
ということで、これをですね、支援していこうというふうにしたのがこのダブルケアラー支援法案ということで、結構私はですね、これすごい法律だなと思っているわけですよ。
よくですね、一般市民の人からすると、そんなものかなって。困っている人もいそうだし、いいんじゃないの?ぐらいの。
そうですね。育児と介護両方やったらそれは大変だよな。育児だけですら結構大変な人がいるって聞くし、なんか良さそうだなっていう感じはするんですけど。
これですね、非常に難しい法律なんですよ。実は。何が難しいかっていうとですね、これダブルケアで介護の方は厚生労働省で定められているわけですよ。
はいはいはい。
で、育児の方は今、子ども家庭庁だったり文部科学省っていうところがやっている、所管しているわけですね。
これを窓口一つにしてほしいっていう、ダブルケアラーを支援する窓口を作ってほしいというのが、このダブルケアラー支援法案の非常に難しいところなんですよ。
なるほどですね。霞が関のなんか押し付け合いというか、役所に行った時の押し付け合いというか、そんなイメージがありますね。
ダブルケアラー支援法案の実現の難しさと課題
これね、率直に言うと本当に、市議会議員としてやってても、25万人しかいないって言われるけれども、やっぱり介護だけでも大変だし、育児だけでもとんでもなく大変だから、
そもそもその2つやってるダブルケアラーっていうのは本当にですね、無理ゲーに近いぐらいのイメージなんですよ。
本当そうですね。確かに。
で、かつこれからめっちゃ増えてくる。
そうですね。介護の数が増えてくっていうのは前回とかでもやりましたもんね。確かに。
だから、ダブルケアラー支援法案作るっていうことの意義は、やっぱりその育児と介護で悩む人が増えるんだっていう、そういう将来が待ってるんだっていうことを念頭に置くことがとても重要なんだなって思うんですよ。
で、その中で、それこそ霞ヶ関の言い分じゃなくて、文部科学省とか子ども家庭長だったり、それこそ厚生労働省がっていう所管に関わらず、その人を支援していこうっていう姿勢が問われてるんじゃないかなと。
素敵な法律だし、裏側を聞くといかに成立させるのが難しいのかっていうのがよく分かるという感じはするんですか。これは国会に出されてるっていうこと?
そう、国会に出されて審議されてるっていうところ。
で、国民衆がまさにやってる。
そうですね。参議院議員に出したばかりっていうところなんですよね。
その支援のところって、どんな悩みに対してアプローチしてる?この悩みに対してどんなふうなアプローチをしてる法案なんですか?
これ自体の法案に関して言うと、具体的に介護と育児っていうのをこうしてくださいっていう法律というよりは、一括して受けられるように市で体制を整えてくださいっていう法律になってます。
なので、例えば育児の人たちに困ってるから支援金いくら出してとか、そういうことではなくて、市の体制とか自治体の体制を相談窓口として、どっちでも介護でも育児でも対応できるような窓口体制を作ってほしいということですね。
これ結構現場で、市議会議員として見ている限りだとやっぱ大変だとは思いますね。
なんかその公明からはものすごい嫌われそうな法案ですね。仕事2倍になったのに給料同じなんだかみたいな感じに言われそうな気がするんですけど。
そうですね。結局やっぱりその育児の介護それぞれだけでも大変な支援の現場の中で、やっぱりどうやったら2つ困っていることがある人を助けられるかって結構頭がかかりますよね。
そうですよね、確かに。
だから、これ具体的にまだ国レベルで話し合っているところで。
なるほど、まだ成立はしていないってことですね。
そうですね。なので、実際にこれがもし可決されたりとかして市に降りてくるとなった場合には相当ですね、これどうやるんだろうってちょっと困っちゃう可能性もある。
だからよく現場のことを考えなきゃいけないなっていうのは思いますね。
割と具体的に補助がどれぐらいとかそういう感じの法律じゃなくてコンセプト、コンセプチャルな感じの法案なんですかね。なんか方針としてこうしてくださいみたいな。
そうですね、中にも法律の中にも自治体独自でその人にあった支援を自治体で考えてくださいと。
これは結構よくあるパターンでやっぱり何で自治体があるかっていうか市があるかっていうとやっぱりその抱える問題って国だけで考えてたらその仕事に全然違うと。
すごく過疎で悩んでる自治体もあれば、子供がたくさん居すぎるからどうしていこうかって悩んでる自治体もゼロでなくはないと。
だから市ごとに判断してくださいねっていうことになるのはまあそうかなと思う。けれども逆に言うと市の職員の人からするとこれどうしようってなっちゃうかなとは思いますね。
ベースとしてはやっぱり一番重要なのはまず相談窓口を作ってあげてたらい回しにしないっていうこと。
結構役所ってそうですよね。僕のイメージですよね。この書類書いてくださいって言って間違ってるんでもう一回書き直してくださいとか。
なんかこれ知りたいんですけどそれはあっちの窓口に行ってくださいってそっちに行ったらまた別の窓口へ紹介されるとかなんかそういうイメージはやっぱりありますね。
そうですね。あとはこれもう一つ観点としてあるのはやっぱりそのDX化なんですよ。
どういうふうに払っていくんですかそのDXっていうのは。
要は育児で悩んでいる人って例えば迎えに行かなきゃいけないとかって日中も大変だしわざわざ役所に来れないわけですよ窓口に。
確かに。
ダブルケアラー支援法案の概要
だって子供を連れながら介護しながら日常生活しながらで役所に相談が無理なんですよ。
確かに。
だから窓口作るっていうふうに法律上立て付けとしてはなってるんですけれども一番そういった本当に時間がなくて追われてる人って多分窓口に行くことできない。
確かに。
だから例えば電話相談だったりもしくはそのなんていうんだろうなITを活用して何か支援のあり方をもっと素早くできる。
例えばわかりやすく言うと保育所に入所する時とかのもの全部それをもうIT化してしまうとか。
そこでLINEで回答していったら申し込みできたみたいな感じですかね。
そういう方が最終的には現実的なところにつくんじゃないかなとは思いつつ。
ただまだこれ具体的に審議されていて最終的には死に降りてきた時にある程度形作られてくると思うんですけど。
法案を可決するスケジュール感とかはちょっとよくわかってないんですけど、可決したとしてもこれって割と自治体でいろいろ頑張ってねみたいな法律なわけじゃないですか。
っていう理解なんですけど、そうした時に自治体でどういうことをやっていくのかっていうのは市議会議員として関われる部分ってあったりするんですか。
そうですね。例えばこういった法案を出す時に、例えば一般質問っていう形で、
じゃあ実際に市ではこういうことが必要なんじゃないですかっていう提案をしたりとか。
それこそさっき言ったように、実際には窓口に作ったとしてもそういう忙しい方はやっぱり来れないですよね。
だからむしろ来なくてもいいようにするとか、もしくは来たとしても素早く手続きができるようにしたりとか、
あとはその介護のあり方とかも、もっとより、子育てがある人への介護の仕方っていうのをもっと考えた上での
介護体制っていうのを作んなきゃいけないですよねみたいな、そういうところをちゃんと勉強していって、これ必要なんじゃないですかっていうのを言っていくっていうことが、市議会議員としてはやれることかなと。
なるほどですね。
だからこういった、最終的には国から降りてきて市でやることって、本当に市独自で結構考えることも多い。
まさにですね。
そこは本当に、それこそ現場に足を運んではこういう課題があるんだっていうのを調べ上げて提案するっていうことは、本当にこれが市議会議員の役割というか。
そうですね。
これで本当にダブルケアラーの人がそのままちゃんと支援が行き届くかどうかっていうのは結構そこにかかってるかな。
結構これは自分の中でもちょっと注目してる法案なので、積極的にですね、わくお市議会でも取り組んでいきたいなと、そういう所存でございます。
法案の可決スケジュールと市の取り組み
ちなみに支援法案ってどれくらいのスケジュールで決まったりするんですかね。
いやーちょっとこれは読めないですね、まだ。本当に法案って何年もかかるものから、本当に結構早く決まるものまで、全然様々ありますし、実際にこれが例えば提出されただけですので、可決するかどうかもまだわからない状況なんですね。
なのでそこはちょっと冷静に判断していく必要がある。
ちょっと読法を待っていきたいなと。
そうですね。
ありがとうございます。
そんな感じでしょうかね。
はい。
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それでは。
ありがとうございました。
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