1. 和光市議 鎌田やすはるの知っ得ラジオ
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2024-07-05 13:22

#013:政治家になってから読んだ本で影響を受けたもの@2024/07/05

この番組は、和光市議 鎌田やすはる(やす)が和光市政をわかりやすく語り、友人のつねきちが一般市民目線で、生活の気になる部分や、普段はとっつきにくい政治についていろいろ聞いていく番組です。

今回のテーマは『政治家になってから読んだ本で影響を受けたもの』について。

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サマリー

政治家になってから読んだ本で影響を受けたものについて話していく中で、孫子の兵法という本により政治家としての戦略や立候補の考え方について深く考えるきっかけを得ます。孫子の兵法では、戦わずして勝つことやギリギリでの戦いを避けること、相手を敵にしない方法も考えることの重要性を指摘しています。

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和光市議 鎌田やすはるの知っ得ラジオ。どうもみなさんこんにちは。埼玉県和光市の市議会議員の鎌田やすはるです。このラジオは主に和光市政についてわかりやすく楽しく語っていく番組です。
鎌田くん、安野大学からの友人の常吉です。普段はとっつきにくい政治、身近にがっかる生活なことなど、一般市民目線で聞いていこうと思います。
それではやっていきましょう。よろしくお願いします。
孫子の兵法と政治家の戦略
よろしくお願いします。それでは今日のテーマなんですけれども、やすが政治家になってから読んだ本で、特に影響を受けたものみたいなことについて話していこうかなと思います。
はい。これはですね、もうね、ビビッとくる本がございまして。
いきなり。
はい。これはもうね、ぶっちぎりなんですけれども、孫子の兵法と。
あー、結構有名な本ね。
はい。
なんか、何だろう、戦わずして勝てみたいな、そういうのとか。
まあ、そうですね。そうですそうです。
もともとどういう本なんでしたっけ、孫子の兵法って。
これは中国の孫子っていう方が、戦争についてどうやったら勝つことができるかっていうのを研究した本なんですけど、いろんな考えに生かされてて、例えば競争で言うと企業競争で、企業が勝つためにはどうしたらいいかとかみたいな、そんな感じでも読まれてる。
ビルゲイツさんとかも読んでるとか言ってますけど、そういうふうなふうに理解して読んでる人もいますし、いろんな方が名著として挙げている本なのかなとは思うんですよね。
そうですね。戦争の本なんですね。兵法って書いてありますもんね、確かに。
そうですね。これですね、最初はですね、何気なく電子書籍で、最初漫画で買ったんですよ。
そうすると、こんなにですね、言われたら当然なんだけれども、ここまで深く考えている人がいるんだと、結構衝撃を受けたんですね。
さっきも言ったように、例えば、戦わずに勝てる。
うん、よく聞きますよね。僕漫画とか、映画とか物語とかで、賢いキャラ的な人が孫子の兵法によればみたいな感じで引用してるシーンをよく見るんですよね。
例えば、勝敗というのは勝負をスタートする前に既に決まっているとか、なんかそういうのとかは聞いたことがあるのかな、ですね。
そうですね。本当におっしゃる通りで、戦わずして勝てって言った時に、最初クエスチョンマークがつくじゃないですか。戦わずして勝つってどういうことだろう。
で、中国の方の原点とかそういうものを読んでいただけると、深く理解できるんでしょうけど、私の理解ではですよ。
要は、圧倒的実力差があれば、そもそも相手は勝負しようとしてこないと。
そこまで持っていけたら、全く戦力が損失をせずにですね、こちら側につけることができると。そういうことを書いてるわけですよ。
で、これなんで私が孫子の兵法を読みたいかってところに行き着いたのは、実は選挙なんですよ。
まさに戦いですもんね、選挙も。
やっぱり選挙って、受かる人もいれば残念ながら落ちる人もいる。厳しい戦いだし、確実に明確に結果が出るんですよ。
まあ票数っていう形で、明確に誰がどれくらい人気なのかっていうのがバンって出ますもんね。
そうそうそう。で、これ孫子の兵法に当てはめて考えた時にですよ、選挙で戦わずして勝つっていうのはどういうことかというと、
この人には誰も勝つことできないなって思われたら立候補すら出なくなるんですよ。
あー、なるほどですね。はいはいはいはいはい。
実際にですね、選挙で、例えばここは誰も勝てないっていう人は無投票で勝つ人がいるんですよ、実際。
それはそのエリアが人気がないとかじゃなくて、強すぎるから誰も出てこないってことなんですか?
っていうところもあるんですよ、実際に。
戦わずして勝つことの重要性
ここに戦っても勝負しても、この人に勝てるのはないなって言った時には、やっぱりすごい何期もずっと無投票っていうところ実はあるんですね。
県知事とか静岡とか、あとどこだっけな、ちょっと忘れちゃいましたけど、県知事とかは割と何期もやったりする人多いみたいな話聞いたことありますね。
確かにですね、大きい選挙区で一人だけしか選ばないようなパターン、知事選とか参議院選挙とかだと結構あるんですけれども、そういったパターンだとやっぱりその戦いに挑んだとしても、
こんだけ強かったらもう誰も立てないよっていう状態でやっぱり選挙起こんないんで、そうすると自分自身も、自分がこう選挙がなく勝てる状態だったら、
何て言うんですかね、自分の戦力を使わずに、時間を使わずに政策に取り組めるわけですよ。
確かに、そっちの方が全体的にはいい気がしますね。
だからここまでしたら誰も勝てないってぐらいに思われるぐらいまで、まず自分も強くなることが結果的には政策を前につなげることができるのかなっていうふうに自分の中で落とし込んだんですよ。
なるほど、なるほど。
で、実はですね、孫子の兵法で一番やっちゃいけない戦いっていうのが、ギリギリ勝つことだったりギリギリ負けることなんですよ。
えー、なんか僕は結構その少年ジャンプとかすごい好きなので、ギリギリで勝つみたいな勝負すごい好きですけど、それはちなみになんでそうなんですか?
僕もですよ、すごく好きなんですよ。熱血で最後の最後の最後の一票で勝ちましたっていう選挙。これはね、勝てることがあればいいと思うんですけど、負けることもあるわけで、そういったギリギリの戦いは基本的には挑んではいけないということなんですね。
で、どうしてかっていうとやっぱり戦力の消耗なんですよ。やっぱり大きな試合、大きな勝負をするたびにやっぱり戦争をするってことは命をかけて戦っているということになりますから、失われるものっていうのは大きいわけですね。
選挙も同様で、少なからずいろんな人のボランティアの力を借りたりですよ。かつお金もかかるし、例えば将来のキャリアをある意味こう大きく変えて出るっていうパターンもあるわけですから、無謀な挑戦だったりとかしてはいけないし、ましてやギリギリで勝つ勝負もしてはいけないと。
何だろうそれ、でもギリギリで負けるのが良くないっていうのはよくわかるんですけど、それだけ消耗して負けちゃったから何の結果も得られないっていうのはわかるんですけど、ギリギリで勝つのは何でダメなんですか?
勝てればいいって思うかもしれないけど、選挙で例えばですよ、ギリギリで勝ったとしたら次の例えば姿勢運営って難しくなるんですよ。わかりますかね。
例えば首長、市長でありましたと、そうしたときにギリギリで勝ったときに、市議会はとても敵だらけになりますと。
これかなり消耗しますよね。
実際には起こり得るかもしれないんですけど、そうではなくて万全な状態にして勝つこと。
こちらを優先しようということですね。
なるほどですね。
こっちまで深く考えているかって正直私も思ったわけですよね。
相手を敵にしない方法の考え方
で、あともう一つ書かれてたのが、そもそも敵にならない方法も考えろと。
なるほどですね。戦争を回避できるのが一番いいんじゃないかみたいな、外交で戦争がないことを作れるのがある意味究極の勝利なんだみたいなそういうことなんですかね。
そうですね。要はそもそも戦いになったときにお互い戦うってことは戦力消耗するから、やっぱり勝ったとしても苦しいわけ。
っていうのを踏まえると、戦わずして力を協力で合わせることができる方法っていうのを考えておく。
そこについてもすごく深く考えられてて、味方にするためにはどうすればいいかっていうことと、逆に言うと相手の戦力を下げて戦いたいと思わせる力を下げる。
みたいなことも書いてるわけですよ。要はそのスパイを送り込むみたいなことまで書いてあるわけですよ。ここまで行くと確かにこう実生活とはちょっと違うかもしれないけれども、
ただ考え方としては、戦いを避けるっていうことを考えたときに、ちゃんと相手に対して情報性を仕掛けていったりとかですね。
そういったことは非常に重要な指摘が、資産のある本なんじゃないかなと。
政治家になって、政治家になるためにそもそも立候補したり選挙活動を通したりとか、
そうなった後に、姿勢を良くしていくために法案を通すとか、条例を通すとか、一般質問するとかっていうことをやっていく中で、非常に参考になったのが意外とこの戦争について書かれたスポンジの兵法だったっていう。
そうなんですよね。これは本当に、これ聞いてる人の中にはね、選挙どういうふうなやってんだろうって気になる人もいると思うので、ぜひそれもこういうことをベースにですね、考えていただけるとすごい良くなるのかなと思いますし、
一般の方で、例えば会社員の方とか。
そうですね、僕はまさに会社員なので、そっち目線で結構考えちゃったりしますね。
会社員の人とかでも、例えば営業とかで、コンペとかがあると思うんですよ。
そうですね、はいはいはい、コンペティション。
コンペとかの時に、多分一社一社本当にガチンコで戦ってたら多分消耗しますね。
多分そういうことだと思うんですよ。
そこに対して、どういうふうな戦略を埋めていけば、消耗せずに勝ちを得られるか。
こういうことが孫子の兵法を読んだことによってですね、多分視点として新しく得られるんじゃないかなと。
ありがとうございます。ちょっと孫子の兵法、とりあえず漫画の方を。
ぜひ、漫画でも十分ですね。いいですよ。
本を読んでみたいと思いました。
ありがとうございます。
ぜひ読んでいただいて、楽しい休日を過ごしていただければと思います。
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