美容イベントの参加者
私ですね、あるイベントに行ってきて、そこで、うすうすこういうことってあるよねって、見てたようなことを、いざ自分がいるその場で見ると、うわーって思ったものがあって。
だいぶなんか、私事項であれこれが多くて、何が起きたのかちょっとも伝わらないんですけど。
じゃあ詳しく聞きましょう。
この番組では、私カオチンと、私ミュウチンが50代女子の日常をイルッとお届け。
あったらいいけど、なくてもいい。そんな話題を語ります。
せーの、カイワレ帝国はじめるよ。
カイワレ帝国か。
というわけで、具体的に教えて。
あのね、ある美容系のエキスポみたいな。
エキスポ?ちょっと待って、前回の万博。
美容のいろいろ、最近の新しい美容とか、新発売のコスメとか、そういうものがいくつか集まったりするイベントがあったんですよ。
で、そこにちょっとお邪魔してきたっていうか、遊びに行ってきたのね。
で、そこさ、ずいぶん前にも一回あったイベントだったの。
でもコロナ禍とか、いろいろ挟んで、いろいろあっても、かれこれ8年。
ずいぶんだね。
10年近くぶり開催みたいなコスメイベントだったんですよ。
それは前回は行かれたんですか?
行った行った。そこも行ってたの。
たまたま知り合いがいてね。
そう、兼ね合いで行ってきたんだけれども。
まあね、なんだろう。
まずね、そんなに触れ込みっていうか、前情報なかったはずなんだよね。
そんなに宣伝されてないなと思ったんだけど、行ってみたらものすごい人が集まってて。
すごいね。
会場も会場で、結構オープンな場所っていうか、
そこそこみんなが行きやすい場所でやってることはやってたんだけども、
やっぱりさ、情報を仕入れる人とか美容好きって多いから。
美容好きな人って多いからね。若い人でも。
私たちぐらいの年代でもさ。
だから常にアンテナを張っているんだろうと思うんだけれども、
入口ですでに開催が9時ぐらいスタートだったんだけど、
もう私たちが10分ぐらい前に着いたら、もう300人くらい整理券をお配りしています、みたいな状態になっていて。
インフルエンサーの行動
オープン前からイベントってこうなんだなと。
どれぐらいのキャパの場所だったんです?
一番大きいホールがあって、そこでトークイベントがあるっていうのが一番メインだったんで、
最終的にみんなそれを見に行くんだけど、そこは500、600キャパぐらいだと思うのね。
じゃあ入るね。
最初はね。その他いろいろブースがあるみたいな感じなんだよね。いわゆるフェスみたいな感じだよね。
それは化粧品会社のブースだよね。
たくさん集まってるって感じなんだけど、
私たちもよく音楽のフェス行くと入場するのに、ただいま入場制限してますみたいな整理券を配られたりとかあるじゃない。
あの勢いではあるわけよね。
だけど、いざ会場オープンですって順番にご案内してますって。
順番にって言ってるのに、もうね、後ろからボワーって人が来るね。
え、怖い。
すごくない?
人死ぬ。
もう、なんだろう、その荷物は一体っていう、大きい布団を背負ってるっていうぐらいの大きいリュックを背負った。
もらえたりするからでしょ?
それなんです。その話をしたいんですよ。
ごめんなさい。
その話をしたくて、そのね、大きな書庫をぐりぐりしながらさ、わーって、
集団が、集団って言ったらあれかな、4,5人ぐらいの塊な人たちが、
インフルエンサーな皆さん?
インフルエンサーってさ、イメージとしてはさ、もうちょっとなんつーの、小綺麗な感じの方々なイメージがあるんだけど、
違う?
あの私もね、ちょっと、ドラッグストアショーって夏に毎年あるんですよ。
ニアだね。
ニアだね。
あれも行ってきたのね、今年の夏。
インフルエンサーの皆さんすごいですよ。
でもね、あれね、行った日がベジネスウンビだったのね。
一般入場はできないんだけど、インフルエンサーとメディアンとかが、もう入り込みたの。
基本は小売店の、そのメーカーがスーパーに入れてねとか、そういう一番偉い人が小売店。
2番目が勝者。
勝者。
で、すっごいピラミッドの最下位にメディアがいて、
はいはいはい、わかります。
それと横並びにインフルエンサーがいて、ひどい扱いでしたけど、見向きもしてくれない。説明もしてくれないし、配ってもくれない。
なるほど、小売店様が大事だからね。
大事だからね。
インフルエンサーさんもすっごいカート引っ張って、いっぱいもらうつもりで、それに食い込んでね、多分もらってたんだと思うんだけど、
そういう元気がないと何一つもらえもしませんでしたけど、サンプルとか。
まだインフルエンサーさんは、自分でサンプルなり何なりもらって、使って宣伝というか、イメージよく紹介して、そのインプレッションとかをメーカーさん側にフィードバックするみたいな、きれいに言えばそういう仕事じゃん。
なんだけど、多分インフルエンサーっていうかさ、無料のものを全部もらっていこうみたいなのがもうむき出しなの。
なんかね、どこまで行ってよいのかわかんなくて、ちょっとドキドキしながら話してたけど。
でもドラッグスター賞でもそうでしたよ。
そうでしょ。別に無料のものをもらうのが悪いって言ってないんだよ。
別に無料だからもらっていった方がいいし、あげたい方のメーカー側の人ももらっていってほしいわけだから。
使ってほしいわけだから。
少しでも拡散してほしいしね。
使ってほしいんだよ。なんだけど、そのさ、もうドーンとオープンした時に後ろからボワーってきて、
ちょっと順番にご案内するのでって言ってるのも精子振り切って、ドワーって入っていく感じっていうのがちょっと圧倒されて、
どう考えても美容目的じゃないでしょっていう。
ターゲットと動機
美容ってわかってるっていうか、どういうつもりで言ってんのかなっていう。
で、別に目当ての何かがあるっていうわけじゃなくて、とにかく先に取れそうなやつ。
空いてていけそうなやつっていうところにボワーっていくわけよ。
ちょっと万博みたいだね。万博もそうだったよ。
並べそう。並べそうなものは普通にね。
なんだけどさ、なんていうかちょっと悲しい気持ちになるっていうか。
わかる。ちょっとさ、なんとなくわかんないけど、コンセプトとかそういう戦略とかがありきで、
本当はインスタ運用とかしているはずなのに、もはやそこはスーパーバーゲン解除みたいになってるんでしょ。
そうなのよ。
で、なんかさ、シールが貼られて50%引きみたいな、何も考えずにバーって取っていくみたいな。
みたいなやつでしょ。
で、なんかそのアンケートに答えてなんとかみたいなやつとかもアンケートを奪うように、
なんかそのまま何も考えないで書いてるでしょってみたいなワーって書いて。
あれさ、だからさ、インフルエンサー界隈でさ、マニュアルみたいなのあるんじゃないの?
あるのかな?こうして勝利しろっていう。
いかにサンプル多くゲットするにはこれ?みたいな。
いや、そうだよね。
いったら絶対もらえないよとかさ、そういうさ。
あると思う。
でさ、それを散々回って、あそこ、さっきの人ここにもいたよね?みたいな。
あっちにもいたよ?また?みたいな。
でっかいリュックの人みたいな。
のがあって、どんどんサンプルを集めてリュックにしまい、両手にも大荷物になり、
で、トークショーとかそんなに興味なさそうだったよ。
すぐさ、すっごいちょっぱやで出ていくわけ。
ちょっぱや?
物の1時間ぐらいかな。
すごい早さ。もらっておしまいだ。
おしまい。
話なんかいらないと。
で、たぶん同じ人とは言わない。同じ人だとは言わないけど、
数分後にはさ、SNSとか見ると、中身はこれでしたとかってやってるじゃない?
もう次の、別のイベントに、サンプリングイベントにもう行っているの。
すっご。
すごくない?
すごいね。
見客。
そこ?
足早。
いや、でもその荷物抱えていくわけですよ。
そうでしょ?
すっごいエネルギーじゃない?
若さはどれぐらい?若いのか?
いやいや、われわれと同じ、もしくはちょっと上。
10代?
はい。ちょっと上。むしろ。
ごめんなさい。インフルエンサーとは?
インフルエンサーじゃないかもしれない。
もしかしたら、でもフリーのイベントだしね。別に誰が来てもいいわけだよ。
なんかさ、私、その昔生活情報誌をやっていたときに、ポイカツっていうのが流行ってて、
ポイカツじゃない。
ポイント?
ポイントじゃない。
検証、検証マニュアルっていうのが流行ってて、それはそれは情報交換がすごく、
あっちに何か検証あるといえばみんなが集い。
西に何々あれば。
そう。
東に何々があれば行き。
そしてそれのマニュアルをまたシェアし合うんだよね。
そのシェアするとさ、またその人があがめ立てられるじゃんっていうのもあるじゃない。
ヒエラルキーができていく。
そう、こういうふうに。
恐ろしい。
すごいんだよ。検証で、たぶんでもそれ税金逃れなのに申告しなきゃいけないんじゃないかと思うんだけど、
検証で年間5、600万いったりするんだよ。
ほんとに?すごいね。
美容イベントでの転売
合わせたらそれぐらい来ましたとか。
車当たったりとかさ。
それはすごいわ。
そう、とかさ。あと家電当たったりとかさ。
あとほんとちょこちょこちょこちょこさ、アマゾンギフト券とか、アーゲンダー2券とか。
分かる、でも検証オンリーのアカウントとかたくさんあるもんね。
そんなのいらないでしょっていうようなキーホルダーももらっちゃうの。
ほんとにそのキャラ好き?みたいな。
ほんとに好き?それっていうやつなのよ。
でももうその目的がそれになってるから、カウントするよそれも、何百円相当とかいって。
悲しくなった。それをほんとに欲しくて、そこに並びたい人もいっぱいいるのよ。
そうだね。
そのために来た人もいるよね。
本当にファンでね。
わしづかみのようにして持って行って、足腰でさ、SNSにアップしてこんな感じですってやって、その後ヤフオクとかメルカリとかに出てたりするの。
出てるんだよね。そこでしか配ってないのにね。
それがさ、結構さ、親指ぐらいの大きさのミニボトルに入った有名な化粧水とかあるとするじゃん。
それさ、もらったやつだけど600円とかで売ってるわけよ。
ちょっとそこがさ、それはさ、言っていい?浅ましいと思う。
浅ましくない?
なんかさ、それ見てるとさ、何年も前にも一回そのイベントあったって言ったじゃない?
なんやかんやで10年ぐらい前にもあったよっていう。
その頃にはそんな文化じゃなかったわけ。そのイベントって。
だからなんかさ、その10年ぐらいの間にもしかして日本ってすごい貧乏になっちゃったのかなって思って。
それはあるね。
なんとなくプレゼント貧乏っていうかさ、なんでしょうね。難しいけど。
難しいけど。
そうですね。
ただが悪いとは言ってないよ。クリブレも。
じゃないんだけど、そんなにさ、そんなに欲しい?
全部本当に欲しいものですか?っていう。
それがまた売れるからね。売れたりするんでしょ?わからないけれども。
なので、本当になんていうか、こう言ったら本当に多分炎上角度で言いますけど、メルカリ文化が悪い。
そうだよね。思うわ。
もうね、あれで売れるってなると、もう鵜の目鷹の目でね、ひどい行為が起こするわけですよ。
そうだよね。
万博でもそうでしょ?ミャクミャクグッズとかがさ。
あるよね。もう行って、それがもう既に売られているみたいなのがよくあるもんね。
この間のマックのやつもそうじゃん?
そうだよね。
マックのカードとかさ。
あったあった。なんだっけ?それって何?ハッピーセット。
ハッピーセットの、食べないで捨てちゃって、カードだけいっぱい集めて、しかもそれをメルカリですぐ売るっていうさ。
昔さ、チョコエッグっていう文化もあったよね。そういうおもちゃ。食玩、いわゆる。
チョコエッグ、ビックリマンシールじゃなくて?
ビックリマンシールも同じだと思うけど、チョコエッグ。
そうだよね。
チョコレートの卵の中にいろいろ入ってて、むしろチョコの皮はいらないのよ。だから中身だけ取って外は捨てるよっていうやつ。
あのチョコエッグのさ、すごい余談だけどさ、大好き。
チョコレートね。
おいしいよね。
あのパリパリが好き。
あの薄さが素敵。
わかります。
そういうやつよ。
我々の業界だとさ、それまた懐かしいさ、フロクホシさんに雑誌捨てちゃうっていう文化もあったでしょ?
ね、まあ確かに。だってあれね、結構持ち出しでメーカーさん作ってくれてたりしたもんね。
だからさ、そういうのってさ、行き過ぎるとやっぱりなんか品がないというか。
あ、そう!品がないね。
品がない。でもそれをさ、なんかちょっと30代、20代、多分ね10代とかもしょうがない。まだこれからそういうものを身につけていく時期だからと思うんだけど。
50代、60代がやってるとなんか悲しくなるね。
そうでしょ?
ねー。
あー、なるほどねー。
好きなものを追い求めるのはいいし、はっきり言って検証は検証で楽しそうだったのね。
そういうさ、本当にこれいるの?っていうキーホルダーもゲットして喜んでる姿は可愛かったわけ。
でもそれが何かこう、なりわえになっちゃうと、ちょっとそれって本当にいいのかなーって思っちゃうよね。
本当に欲しい、本当に欲しいものじゃなきゃもらっちゃいけないっていうのも変なんだけどさ、品だよね。
そうだね。
品格、人間として。
社会的な品格の議論
それこそさ、日本人はそういうさ、そこ大切にしてたんじゃないの?って思うけどね、品格っていうかさ。
本当ね。
そういうものをね、なんか浅ましいとか、なんかそういうのを自分がもらわなかったら他に本当に欲しい人がもらうかもしれないっていうね、
あたりでちゃんとメーカーのね、思いも届けられるような人に届いて使って良かったっていうのが、
でもそういうあたりもメーカーも織り込み済みで損切りでやってるんでしょうけれどもね。
そうだね。
なんかそこはでもちょっと寂しくなりますね。
ね。
分かります。
そんな今回のトーク。
はい。
というわけであれですね、エンディングテーマを。
はい。
みゆうちんが今回はどんな調子で。
ちょっとしんみりしちゃいましたけど。
作りにくい。
でもあれかね。
作りにくい。
ラップかね。
あ、いいね。
うん。
ラップいいね。
ラップでちょっと物追い申すみたいに。
はいはいはい。
いつからこうなっちまったんだぜ日本みたいなさ。
そう。
俺たち世代が背負わなきゃいけないのにみたいな。
50代60代浅ましい並ぶみたいなさ。
そういう分かんないけど。
いただきました。
そういう感じで。
いかがでしょうか。
カオチンはね、実はね、
はい。
ヒップホップ好きだからね。
ヒップホップ好き。
だからラップはね、
はい。
もう楽天のもんなんだよね。
はい。
この間もスタッツ抜いて泣いちゃった。
笑
あのね、Xにも挙げてましたけれども、
うん。
ほんとよかった。
あ、全然違う話でごめんなさい。
笑
またじゃあちょっとヒップホップの話はまたしようね。
はい。
そうですね。
はい。
はい。
というわけで今日のところはこれでおしまい。
カイワレ帝国では皆さんからのお便り質問を募集しています。
せーの、カイワレ帝国。
次回の放送もお楽しみに。
ご視聴ありがとうございました。