2025-06-09 32:40

#5 “台湾で働く”から“台湾と働く”へ【台北収録回_01】

▼内容:初のオンライン収録回 / 服部さんは現在台北滞在中 / 服部さんの母は台湾人 / 幼少期によく台湾に訪れていた / 当時の台湾は街の舗装や公衆トイレも整っていなかった / バスがバス停で止まらないのが当たり前 / 異文化体験が経営やデザインにも影響 / 経営視点での異国滞在の気づきにもつながる回 / 現在は台北は日本と変わらないほど発展し物価も変わらない / 日本にいながら地方で仕事をするような感覚で台湾でも仕事ができる / 田中さんも過去に台北へ行った経験あり(前職の社員旅行) / 2泊3日で訪れたが財布をスリに遭った / スリ体験からセキュリティ意識の大切さを痛感 / 台湾には国の推進力や勢いがある / 若者のエネルギーやデザインへの支援 / 国土が小さい分だけ何かが広まりやすい特徴 / 台湾ではスピード感が日本よりある印象 / デザイナーの友人が台湾に増えてきた / 台湾を拠点にノウハウを日本へ還元または逆輸出したい / スケールの大きい話に聞こえるが実際は地道な関係づくりから / 滞在で唯一困る点はウォシュレットがないこと / 代わりに便座横にホースがあるスタイル / 湯船に入りたいが台湾の住宅にはないのが寂しい / 台湾デザインセンターを見学し国との連携の強さを実感 / 国の支援によるクリエイティブの推進力 / 日本の「デザイン経営」は一過性だったが台湾は制度的に推進 / 選挙をフェスのように盛り上げる / 台湾は政治や民主主義への意識が高い国 / 特に若者の政治参加や社会意識が活発 / ビジネスやソーシャルデザインにも若年層が多く関わっている印象 / 現代的なインターネット環境・SNS世代の影響も強いので70〜80年代の日本とは文脈が異なる / デザインがクオリティだけでなく「装置」として使われている / トップダウンとボトムアップ両方でデザインが活用 / 日本ではデザインがやや高尚で遠い存在になっているかも / セルワールディングのアジア進出の進捗も定期的に発信 / 海外進出を検討している人の参考に / 台湾進出を考えている企業はお声がけを / 台湾にはすでにクリエイティブチームが組める体制が整っている / 新しい事業の挑戦を探り探り進めていく話はワクワクする / 出会いやコミュニケーションの積み重ねがチーム形成につながった / チームづくりは受注やプロジェクト遂行において非常に重要 / 海外での仕事は社外も含めたチーム構築が基本 / 台湾に「仕事をしに来た」から「台湾と仕事をする」へと意識が変化 / 言葉の小さな違いが心に大きな影響を与えると実感


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サマリー

このエピソードでは、台湾での生活や仕事に関する印象が掘り下げられ、日本人ビジネスパーソンにとっての台湾の魅力や文化的背景が語られています。台湾のデザインセンターの取り組みやビジネス環境の変化についても触れられています。台湾は若い政治意識とクリエイティブなデザイン文化が特徴です。デザイン教育の発展や国が主導するブランディング戦略を通じて、台湾はアジアにおけるデザインの重要拠点としての可能性を秘めています。また、海外進出に伴う台湾でのビジネス展開の可能性についても語られています。特に日本との文化的な違いやチーム作りの重要性が強調されています。

オンライン収録の開始
【会計とデザイン会議 経営をおもしろく話してみる】
この番組では、会計とデザインそれぞれの専門家であり、
中小企業経営者でもある2人のパーソナリティが、
自身の体験・経験をもとに、
企業経営あるあるをおもしろく語り合っていきます。
明日からの経営にお役立てください。
お送りするのは、株式会社TAリンク財務コンサルタントの田中亮です。
そして、株式会社セールワールディングブランディングデザイナーの
服部さんの服部大吾です。
では、今までは横浜でみんな集まって収録をさせてもらってましたけど、
今日は初めてオンラインで収録をするという会に来ております。
で、なぜオンラインかというと、
実は今日服部さんが日本ではなく台湾にいらっしゃるということで。
はい、今現在台湾の、今は台北におりまして。
はい、ということで台湾は1ヶ月ぐらいでしたっけ?
3週間ぐらい。
3週間ぐらい。
丸々3週間ですね。ぴったり3週間。
結構長期で行かれますね。
そうですね、はい。
はい、ということで今日は日本と台湾から、
この会見とデザインをお送りさせていただきますけれども。
はい、初のロケ。
初のロケですね。
台湾の印象と思い出
初のロケ収録です。
はとみさん、台湾は何回目ですか?
え、回数聞くと覚えられない。
じゃあその2回とか3回とか、そういうあれじゃないってことですね。
僕、母が台湾出身というか台湾人として、
幼少の頃はもう本当長期の休みのたびに台湾に連れてきてもらって、
こっちの親戚と遊んだりとかして、休みを過ごしていたぐらいので、
そこから数えるともう本当何回か覚えられないぐらいですね。
大人になってやっぱり回数減りましたけど、
それでも一般的な日本人よりは来ている方なんじゃないかなと思います。
子供の時にイメージしていた台湾、印象のあった台湾と、
今大人になって実際にいらっしゃる台湾の印象って何か違ったんですか?
僕、よく来ていたのは小学校ぐらいまでなんですよ。
つまり今からもう30年以上前ですね。
30年前とかっていう時によく頻繁に来ていたんですけど、
その時の印象は、
率直に言うと華麗だなって思ってました。
そういう印象だったんですか。
子供の時に思っていた印象ってことですね。
そうですね。実際街もそんな綺麗ではなかったですし、
舗装もあんまり綺麗舗装されているわけでもないし、
例えば公衆トイレだったりとかも、
子供が入れるような駅がなかった。
例えばバス、公共のバスなんても、
ちゃんとバス停で止まってくれなくて、
母親に手をつなぎながら走って乗るみたいな。
バス停自体で止まる形式ではなくて原則なんですよ。
日本でいう停留所の感覚ではないわけですね。
停留所じゃない。原則自体みたいな感じだったんで。
そういうふうに言うと文化レベルだったんですけど、
今30年40年経って改めて来てみると、
最低に言うと日本と変わらない、
もしかしたら自分的にはそれ以上の発展を遂げているなと
感じますね。
一応物価もほとんど日本と、
ものについては変わらない。
サービスにおいては多少日本より安いかなという感じもしますけど、
総合的に言うとほとんど変わらないですね。
実際こうやって収録もできるし、
仕事をするということにおいても、
日本で東京を拠点と言いながら、
地方で仕事をするみたいな感覚の延長上で仕事ができて、
全く問題ない。
僕の台湾の印象っていうのかな。
1回だけ台湾に行かせてもらったことが。
台北ですか?
台北でした。
行ったのが前職の社員旅行。
2泊3日だったのかな。
確か2泊3日を記憶してるんですけれども、
社員旅行で1回行った記憶がありまして、
結論ですね、あまり良い思い出ないんですよ。
えー、そうですか。残念。
なんで良い思い出がないかって、
これも全部僕のせいなんですけれども、
財布をすられたんですね。
2日か何かにショッピングセンターにいて、
注意していなければよかったんですけど、
カバンを後ろ向きに、
エスカレーター乗ってた時だったんじゃないかなと思うんですけど、
多分その時にスルッと変えてしまって、
財布を出すシチュエーションがあんまりちょっとなかった。
別の小さい財布に入れてたので、
大きい財布を使うシチュエーションが翌日まであって、
翌日になって気づくという。
電話がめちゃくちゃかかってきてるんですよ。
知らない番号から。
何かって言ったらクレジットカード会社で、
台湾の仕事環境
使われてますよとか、
使われた記憶ありますか?
いや、ないです。
いや、使われてますよ。
じゃあ止めときますねっていう、
そんなやり取りがあって、
これは本当に自分が悪いんですけれども。
それだって別に台湾固有のものではないですからね。
固有のお二人ではないですからね。
ただ台湾に行った時にそういう出来事が発生してしまったので、
あまり自分の中の記憶ではいい。
いい思い出になってた。
今日は服部さんからいろいろな話を聞かせてもらって、
台湾のイメージを、
僕の中でのイメージを回復させたいなと。
そうですね。
刷新していただいて、
またぜひ台湾に来てもらえるといいなと。
ぜひ私のためにも台湾のいい話を聞かせていただければと思います。
わかりました。
台湾の名誉を誇りたいなと。
先ほど服部さんから、
ちょっと物価の部分で、
日本とそんなに変わらないよっていう話、
仕事もそんなに遜色なくできるよっていう話、
聞かせていただきましたけれども、
もうちょっと台湾の仕事事情ですとか、
もしかしたら台湾に個人的に行きたいよっていう風に思っていらっしゃる方も、
聞いていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんし、
もしかしたら台湾に進出したいなっていう風に思っていらっしゃる方も、
聞いておられるかもしれないので、
台湾の仕事ですとか仕事環境みたいなところ、
もう少しお話聞かせてもらえると嬉しいなと思ったんですけれども。
台湾で企画している日本人の方ってたくさんいらっしゃいますね。
特に中国に進出する前に台湾を挟んで、
中国に進出していくっていう企業もすごく多く、
そういう話もすごく多く聞くんですよね。
やっぱり台湾って昔日本に統治されていたっていう経験を持っている場所ですので、
日本の文化だったりとかよくご存知の人たちがいっぱいいる。
今の若い方もまだそれを知っている方もいるし、
お互いに交流もあって、
とても日本好きの方もたくさんいらっしゃるので、
日本人が商売を海外に進出するときのテスト国としてはいい場所なんだろうなっていう印象がありますね。
で、商流もね、そんなに変わらなそうだなとは思ってますよね、商流は。
ただそのコミュニケーションっていう部分でおくと、
やっぱりちょっと日本が逆に特殊なんだろうなとも思いますけどね。
うん、と言いますね。
日本もやっぱり丁寧ですね。
すごくお互いに気を使うんだなと思いますし、
ただ台湾はもうちょっとラフになってくる。
そのラフさが時に、これは聞いた話ですけど、知り合いの台湾で活躍している日本人デザイナーから聞いた話ですけど、
台湾人のデザイナーさんととあるクライアントが仕事をしていたところ、デザイナーが突然途中でいなくなってしまった。
で、その日本人デザイナーのところに相談があって、やっぱり日本人っていうところの一つの信用力みたいなのはあるみたいですね。
それが真面目さだったりとか丁寧さだったりとか、時には貴重名産っていうことの日本人の良さみたいなものが出ているところなのかもしれないですし、
逆に台湾の方のラフさっていうところの裏目がいなくなってしまうというのが時折あるということの一つの出来事なのかなというふうに思ったりしました。
日本を超えているところもあるかもしれないという、これも先ほどの話でありましたけれども、具体的にどういうところで、ここは日本よりも台湾勢いがあるな、ここはすごいって、服部さんの視点で感じる部分ですか。
総合的経済、ビジネスでいうと、やっぱりITについては日本より進んでいる部分があるなというふうに思いました。
根本を狭めて言うと、僕の専門分野はデザインなので、デザイン分野でお伝えすると、台湾には台湾デザインセンターというデザインを国で統括しているところ、正確に言うと国ではないんですけれども、
政府とつながりのあるデザインの機関というところがある、台湾デザインセンターというところがあって、そこが次の仕事をクリエイティブの視点からアプローチする。
例えば、小学校のリノベーション、クリエイティブの視点からリノベーションをかけて、国の教育を促進させるというようなことをしていたり、あるいは消防署だったりとか、あるいは船、国の船ですね。
こういうものにクリエイティブの視点を入れていきながら、国全体のデザインのリテラシーを上げていくという取り組みをされているところがあって、
以前、このプロデューサーをやっていただいているノアさんともデザインセンターのオフィスに見学に行ったんですけれども、国とつながっているというのがすごく強いし、推進力が違うなと。
クリエイティブに対してのリテラシー推進力というのは、台湾のもしかしたら進んでいるんじゃないかなということは感じたところがありましたね。
日本でもデザイン経営という分野で政治で一時言われていたときがありましたけど、何か一つの機関ではなかったので、そういう意味では面白い取り組みを台湾ではされているなというふうに思います。
特にそうだな、台湾は台湾デザインセンターが、例えば選挙のクリエイティブを作って、特に若い方というのはもともと政治に対して台湾の方は積極的に興味を持っている人たちだなという人たちですけれども、
これをよりお祭りのように、フェスのように盛り上げる役割を台湾デザインセンターが一つ、一夜作っているなというのも面白いと思います。
そうなんですか。
そのあたりはもしかしたら、プロデューサーのノアさんの方でより詳しく深くやれるかもしれないですけどね。ちょっと語ってもらいましょうか。
いきなりですか。
台湾の若い政治意識
いきなり。
そうですね。もちろん政治とか選挙は台湾が民主化を経ってきたとか、いろんな国際情勢の中で、台湾という国家自体がそうなっているので、
民主主義や政治意識が高いのは緊張感のある情勢の中で一般的だなと思うんですけど、それが圧倒的に若いですよね。
そうですね。
多分ビジネスももしかしたらそうかもしれないですけど、圧倒的に政治とかビジネスとかソーシャルデザイン的な、世の中をどうしていこうかということに対する人の年齢層が若いイメージがありますよね。
そうですね。
そうなるとそこに当然クリエイティブとかデザインっていうものも、若い人たちの意識も入るし、あとは国自体が日本と比べて若いプラス、現代のインターネットが広まっているとか、SNSで世界中とつながれるとか、
そういう状況が、デザインとかクリエイティブとかブランディングみたいなものに対する世間の目だったり、そういう意識っていうものは、多分70年代、80年代とかに日本がデザインっていうものを盛り上げていこうといったような時代とはやっぱり違いますよね。
違います。
日本でももちろんデザインセンター的なものはあっても、国とかそういう機関的なものとはやっぱり違うとか。
このあたりの縦付けの問題は時代とか、SNSとかインターネット以降か、それの前かっていうので全然違うのかなと思っています。
やっぱり政治と絡んでくると、美意識だったりとか、クオリティだったりとか、そういうことではなくて、何か一つのデザインがソースとして使われている。
これはいい意味でですけど、ちゃんと何かのきっかけを作るためのソースとして使われている印象があって、それは面白いと思います。
あとは台湾の総統選挙とかっていうのがすごい大事な、民主党と国民党みたいなわかりやすい政治が任局化しているような状況の代表選とかに、
台湾のトップデザイナーが入る過去があって、アーロン・ニエっていう。
そういう人は一方で、フォームレスとか野宿舎の人たちを応援する雑誌のビッグイシューっていう雑誌のクリエイティブディレクターとかも当時、10年前ぐらいにやっていたりとか。
ボトムアップ的な部分とトップダウン的なところっていうのを両方、デザイン、クリエイティブ、ブランディングっていうのは、アーロン・ニエのクラスの人たちがいるっていうのは、結構すごいことなんじゃないかなって思って。
そういうレベルのものが日常になっているのは、台湾だなというふうに思いますね。
生活の中からある感じはしますね。
そうですね。日本のほうは逆にちょっとデザインが高尚なものになっているかもしれないなっていうふうに聞いていますね。
台湾の今のデザイン・地上と比べるとってことですね。
そうですね。どっちのクオリティーが生むっていう話ではないんですけれども、デザインに対する接し方っていうところでは、日常に入り込んでいるという感じは台湾にする印象はあります。
街に広告がいっぱいありますよね。
そうですね。それをデザインと呼ぶかどうかという議論もありますけどね。
確かに確かに。
デザイナーというのはどこまで来るかというところも面白いですよね。
やっぱりね、街の広告、アリガミ、ポスター、こういうものは、どっちかというとDTPの方がそのまま大量に出力していくっていう形に見えますよね。
そこに何かしらの管理だったりとか、手法があるかというと、ちょっとそこまでは届かないという感じがするものは日本よりもたくさんある。
でもそれをデザインというふうに括るとしたら、相当日本よりも出口が多い。
DTPとクリエイティブブランディング、キュレーションがされているようなデザインとの違いはあれど、
そういった見せるとか目にするっていうような環境っていうものが街中にあちこちあるという状況が、
もしかしたら生活者というか市民的に目利きになっていく必要性とか、
この人たちに訴えかけるにはどんなふうなデザインじゃないといけないのかとか、
というのはもしかしたらあるから、だんだんともしかしたら一般的な広告ですらちょっとビジュアルが良くなっていくとか、
可能性はありますね。
変化していくっていう可能性もあるかもしれないですね。
今のところやっぱおせおせのまだクリエイティブが多いところですね。
デザイン文化の発展
広告においては特にね。
そうですよね。
僕ね、個人的な分析なんですけど、宗教上の理由が宗教上の理由じゃないか。
原理に宗教があるんじゃないか。宗教観があるんじゃないか。
日本は仏教なり宣道なり、基本的に控えめなんですよね。
控えめが美徳になっている。
日本のお寺だったりとか、明治を見ても色がほとんどない。
ただ台湾は、見たことあるかもしれないですけども、赤かったり金だったり、神様に対してしなびやかなことを求めるんですよね。
そこがもしかしたら徐々に現代のことに対してのアピールとかっていうことになってるんじゃないかなって勝手に自分は見せつける。
台湾では教育みたいなのがあるんですかね。デザインについて学ぶとか、そういうこととかっていうのもあるんですかね。
教育されてるっていうのは聞いたことないな。
国を挙げてデザインっていうところに対して、日本と比べると進んでるところがあるってなると、
もしかしたら若い時から、デザインに対する知識であるとか、見るセンスだったりとかっていうのが、もしかしたら磨かれたりしているものなのかな、どうなのかなって聞きながらふと思ったところで、
おそらく台湾も今種を植えてるところだと思いますね。
種を植えてる。
それこそ台湾デザインセンターが小学校なりの校舎に対してリノベーションを仕掛けていくっていうのもその種の季節だと思いますし、
でもその取り組みも始めたばかりなんで、まだまだこれからなんじゃないかなっていう印象がありますね。
実際にこちらのデザイナーだったりと話してみると、デザインに対しての対価、ストリートで言うと低いですね、がとても低いっていう話がつくので、そこに対して
そうなんですね。
お金を十分に払うっていうイメージはもしかしたらまだ台湾の方々もいらっしゃらないのかもしれないな。
やっぱり今それをちょうどアトリさんおっしゃるように、本当に徐々に徐々に醸成している、そういうカバーシリア。
例えば僕らのサービスであるグランディングっていう概念であったりとか手法っていうものは、よくご存じの方がデザイナーさんで台湾にいらっしゃるのが、
でもそれに対する対価が日本と同じような対価が払われているかというと、
違うな、実際半分ぐらいになってはもうそれ以下の取引がされているパターンも悲しいね。
日本の半分ぐらいになっている、そういうこともあるってことですか。
ありますね。私がコミュニケーションをさせてもらっているデザイナーさんがそういう対価っていう形なのかもしれないですけれども、
でもそれでもそれなりに有名な方なので、結構暮らされている印象はありますね。
そこはやっぱり町全体、台湾全体のリテラシーが上がっていくっていうことも必要なんだろうな。
なるほど。結構あれですね、お話を聞くと国が主導して、直接の国の機関じゃないという話でしたけれども、
とはいえ国がいろいろちょっと働きかけをしながら、台湾の国の中でのデザインというものが今形成されています。
アジアへの展開
日本ってどちらかというと国が主導というよりも企業が主導になって、広告というものが出てきたり。
その辺のもしかしたら違いっていうのはあるのかもしれないですね。
違いはあると思いますね。どちらが良いか悪いかっていうのはあまり言えるものではないなと思っていますけれども、
それぞれの特性の違いというと、そこは大きく感じることになります。
もしかしたらそこに国がそういう働きかけをしているデザインに限らず、それがもしかしたら勢いをもたらして、
もちろん年齢の若さっていうところもあるんでしょうけれども、国の推進力を押し出しているから、
今の日本と比べると、もしかしたら推進力があったり、元気があるように聞こえてきたり見えたり、
もしかしたらそういうことですかね。台湾の今の実情というところでいくと。
あと可能性があるとすれば、僕一つ台湾は面白いなと思っているのは、国土の小ささっていうのはあると思っていて。
日本が何か広まるとすごく広げやすいという印象がありますと、
そういう意味ではデザインに対しても何か飛沫材となる仕掛けがあったとしても、
それが広まっていくというスピードは日本よりははるかに早いです。
鳥谷さん、今台湾3週間いらっしゃるということですけれども、
今回の台湾はどういうふうな活動をしようというイメージですか。今回台湾訪問。
そうですね。去年からちょこちょこと来るようにしてもらっているんですけれど、
先ほど言ったように、デザイナーの友人が少しずつ広がっていって、
その方々と一緒に何かお仕事ができたらなあというのも一つありますし、
あとセルワールディング、我々のセルワールディングとしてもアジアに展開していきたい。
アジアで自分のランディングというものを広めていくことでまた日本にそのノウハウを返していきたいとか、
日本からミスしたりだったという繰り返しをできるようになったらなあということを想像していきたいです。
先ほど言ったとおり、足がかりとして台湾というものは接触しやすい場所だなあと思っていたし、
親族の関係性もありますし、台湾でそういう関係性を広げていきたいというものを広げていくところも見えてみたいなと思って長期滞在をしております。
なるほど、楽しみですね。
セルワールディングが日本という枠にとどまらずに台湾を足がかりとしてアジアに進出していくというのはまた大きい話だなあとお話を聞いていて思うので、すごい楽しみですね。
ありがとうございます。
でもね、来ている方は全然スケール大きくなくてですね。
本人は全然スケール大きいイメージないんですよ。
本当に一つ一つコミュニケーションをとって、小さいところから始めていこうと思っているところですね。
あとそれにセルワールディングのスタッフに台湾のスタッフがおりますので、そういう意味でもコミュニケーションをとりやすい場所だなあと思っています。
でも実際に来てみると、さっき言ったとおり日本とそんなに変わらない部分も多いですからね。
言葉も全然問題ない。
変わることあるかなあ。
台湾でのビジネス展開
変えるのが一番いいですけどね。
ウォシュレットがないぐらいかなあ。
まあ、細かい話ですね。
ウォシュレットの代わりに隣にポースがあるんですよ。
ベンザーの隣にポースがあるんです。
ポース?
ポース。
そのポース、シャワーとも言うかもしれないですね。
それを持ってジリニュースの処理をするというものがあるんです。
こういうのがあるんですか。
止まってるのあった。お風呂入りたい。
湯船ってことですね。
湯船はダウンするぐらいかな。
そこはね、湯船、お風呂に浸かるっていうのはあれですね。
やっぱり日本の文化ですね、そこはね。
そうですね。あるいはこれだなと思うんですけどね。
でも、それも結局こっちも本当に暑いっていうときになってしまえば、確かに湯船使わないなと思うし。
こっちの最適な素材っていうのはこういうところにもあるなと思う。
日本に戻ってこられたときの、じゃあそれは楽しみですね。
湯船に入って足を伸ばしてお湯に浸かるっていうのは。
一応温泉街もあるんですよね。
そういう温泉街に行かないと湯船っていうのはなかなか台湾ではしないですね。
日本だと家にありますからね、お風呂っていうのは。
一つ一つっていう話ではね、下げていらっしゃいましたけど、
でも、これから新たなチャレンジをどんどん仕掛けていくっていうことなんで、
セクハラティングのアジア進出の事情、どうなのか、今どうなのかっていうのも定期的に動かせてもらえると嬉しいな。
お届けできると、またね、最初にお話ししたとおり、海外進出考えていらっしゃる方には、
いろいろ参考になるところもあると思いますので、
ぜひそんな回を定期的にコーナーとして設けていけるといいなというふうに思いました。
もし台湾に進出したいっていう企業さんがいらっしゃったら、
これだけいただきたいなと。
基本的には台湾でクリエイティブができるチームっていうのを組めることができたので、
いつでも準備は整っています。
ぜひね、台湾に進出したいなっていう方は、
このラジオの投稿ホームであったりとか、
直接セルワーズリングさんにお問い合わせいただく方法でもいいかと思いますけども、
ぜひ一緒になって台湾に進出する、
一緒に台湾に進出するっていうところを実現できるといいかもしれないですね。
編集長のまとめのお話を。
チーム作りの重要性
先ほどね、いろいろコメントもさせてもらいましたけど、
今のお話、こういう探り探りのことを、
ビジネス上でもいろいろ進出していこうとか、
新たな展開事例を始めていこうみたいな、
そういった話っていうのはすごいワクワクする時間ですね。
それはすごい思いました。
そういうのは経営だったり、
ビジネスをドライブさせていく上で常に持っていかないといけないんだなっていうのを、
今の服部さんが台湾にいることから、
この30分でもすごい感じたところでございます。
もしかしたらこの後その話をするかもしれないですけど、
やっぱりこの1年ぐらいかけて、
そういういろんなところでの出会いとコミュニケーションで、
チームが作れたっていうのを、
今ここに来てたっていうのはすごいいいなと思っていて、
やっぱりそういう仕事を受注するとか作るっていうときに、
チームを作るっていうところが大事なのかなってちょっと思ったりもして、
そのあたりは今後深掘りしたいところで。
深掘りしたいですね。社外だけじゃなくて、
社外含めてどういうチームづくりができるかっていうところですよね。
確かにね。
やっぱり海外とやるってそういうことは基本ですよね。
本当そう思います。
僕、台湾で仕事したいなって思う頃のときは、台湾で仕事したいって思ったんですよ。
なんですけど、こっちに来ていろんな人とコミュニケーションとって、
友人ができてチームができてっていうふうになると、
台湾と仕事をしたいなっていうふうに切り替わったっていうのは、
来てよかったなって。
ちょっとした言葉一時の違いかもしれないけど、
それがやっぱり気持ちに与える影響っていうのは大きいですね。
大きいですね。
語り足りない部分もあるかもしれませんが、
またそれは後日ということで、
今日はこのあたりで締めさせていただきたいと思います。
よろしいでしょうか。
台湾編、今日はここまでということで。
ご視聴いただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
本日も最後までお聞きいただきましてありがとうございます。
番組への質問、感想、ご意見については、
概要欄にあるGoogleフォームへ投稿をお願いします。
それではまた次回お会いしましょう。
32:40

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