1. かいだん
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【第331回】美術展へ行こう
2026-05-27 39:01

【第331回】美術展へ行こう

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このポッドキャストは、Webニュース編集者のうすだと、ブロガー兼ライターのカイがITの話題から最近のお気に入り、個人的イチ推しなどを雑多に語る番組です。

第331回は、ゲストのモーリさんに美術展巡りについて語っていただきました。

モーリさんのブログはこちら。

in between days
https://mohritaroh.hateblo.jp/

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取り上げた話

◇ ブロックバスター展

美術館が大々的に企画する大規模な美術展覧会。

シリーズ:これからの美術館を考える(6) ブロックバスター展は善か、悪か|美術手帖

◇ 奇想の系譜

江戸時代当時には異端とされていた画家達を再評価したことで話題となり、江戸絵画ブームの火付け役となった本とのこと。

美術史を変えた奇跡の1冊「奇想の系譜」は何が凄いのか?記念講演会に出て考えてみた | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!

新版 奇想の系譜 | 書籍 | 小学館

◇ 曽我蕭白「群仙図屏風」

作品はこちらで見られます。

群仙図屏風 文化遺産オンライン

◇ 板橋区立美術館

板橋という名前ながら板橋駅ではなく都営三田線のはじっこである西高島平駅から徒歩約14分。なお西高島平自体は板橋区なので板橋区立であることは間違いない。

板橋区立美術館

◇ 神奈川県立近代美術館

本館は三浦半島の葉山にある。

神奈川県立近代美術館 The Museum of Modern Art, Kamakura & Hayama

◇ チェスタービーティーコレクション

世界の様々な美術品を収集していたアルフレッド・チェスター・ビーティーのコレクションを展示。日本の物語絵についてはヨーロッパ随一のコレクションらしい。

東京国立博物館 - 展示・催し物 展示 本館(日本ギャラリー) 特別企画 アイルランド チェスター・ビーティー・コレクション 絵巻と絵本のたからばこ

編集後記

カイ

建物目線で美術館行くというのは新しい発見でした。今度足を運んでみようかな。

うすだ

美術展、混んでいるやつでなければ、前日とか当日にふらっといけるところがいいですね。

モーリ

収録後、静岡県立美術館で《樹花鳥獣図屏風》とデジタル復元された《釈迦十六羅漢図屏風》の共演を見てきました。ちょい遠いけど見れてよかったー

感想

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00:09
kai3
今回も引き続きモーリさんのゲストに来ていただいて、前回ですね、非常に熱くハロプロについて語っていただいたんですが、
もう一つ、モーリさんの趣味として美術展巡りがあるというのをお伺いしていまして、ちょっと今回はその話をお伺いしたいんですけど、
美術展巡りって具体的にどんな感じなんですか?どういう行動というか。
モーリ
美術館に行ってお金払って入って2時間くらいそこにいる以上みたいな感じですかね。
それを週末に行くとこがないんで毎週やってる。
kai3
毎週やってるんですか、すごいな。
うすだ
毎週行くほど美術展ってあるもんなんですか?
モーリ
毎週行くほど美術展って実はあるものなんですよ。
東京都内で私立の美術館とか公園の美術館も含めると10とかぐらいは雑にあるんで、
ブロックバスター展っていうのはヨーロッパとかアメリカでいう一つのブロック単位で建物が建てると思うんですけど、
そのブロックが埋まるぐらい人が行列になるっていう、
ブロックバスター展ぐらいみたいな集客目的で、集客目的って言ったら少し失礼だな。
集客が多そうなイベント、美術展だけでも同時で2、3個は出るしって感じですね。
この前のモネ展とか本当に人が多くてびっくりした。
うすだ
それ僕も行きました。
モーリ
行きました?人多くなかったですか、モネ。
うすだ
すごい脅されて行ったんですけどそんなでもなかったですね。
モーリ
そうですか。
うすだ
割と休日に行ったけど相対的には多分混んでる方なんでしょうけど、
すごい行列だとかXでめっちゃちょっと嫌だなと思いながら行ったらそこまでもなくてよかった。
モーリ
アーティゾン美術館ですよね。
うすだ
はい、そうです。
モーリ
アーティゾン美術館はチケットが前売りっていうか予約制で、
時間が予約しないと入れないんで、
だからそんなに行列でチケット買うみたいにならないんですけど、
僕が行こうとした日は土日がもう何週も先から土日が埋まってて。
kai3
なるほどね。そもそもチケットが取れてるからラッキーだったんだ。
モーリ
僕は金曜日の夜に行ったんですよ。
金曜日の夜、夜間延長開館で普段は18時で終わると20時まで行ってるんで、
それ狙いで行ったんですけど、
これこのままモネの話しちゃっていいですか。
kai3
もちろんもちろん。
モーリ
面白かったのが本当に人が多くて、
僕が入ったのは17時くらいに入ったのかな。
その時点では混んでるなぁみたいな感じだったんですけど、
多分近所の会社が終わったくらいのタイミングになった時に、
サラリーマンの団体がやってくるんですよ。
03:02
モーリ
美術館にって思ったんですけど、
飲みに来たみたいなノリはそこまでひどくないですけど、
これから飲みに行くんでしょうけど、
飲みに行くゼロ次会として美術館に来た男女混合制の5人組みたいなのが、
入り口に大きい看板みたいなのがあるんです。
そこの前で記念撮影して、それから入っていくみたいなのが、
一組だけじゃなくて何組も来てて、
すごいなぁと思って、
僕はそれ一周して美術館の入り口のところにソファーがあるんですけど、
そこでソファーで座ってぼーっと休んでたんですよね。
もう一周したいなと思って、
ぼーっと座ってたらそういう人がガンガン来るんで、
これちょっと今入っていったら大変なんじゃない?と思って、
入るタイミングを失ったみたいな感じで、
ずっと見てましたね、それを。
いうような大きい展示もあったりするので、
結構毎週あって、
どれに行けばいいかわからなくなるんで、
僕はGoogleカレンダーに帯で、
この展示は何月何日かやってるっていうGoogleカレンダーに帯で入れてて、
それを見ながら、
これはもうそろそろ終わるから、
モーリ
これ5月中にいっとかないと多分見えないからみたいなのを、
今ちょっとカイさんに見せます。
こういう感じで帯で。
kai3
これめっちゃ面白いですね。
なんかキャプチャー欲しいぐらい。
これでもGoogleカレンダーの上にバーって並んでるわけじゃないですか。
多すぎてわかんなくないですか?ここまで多いと。
モーリ
いやもう多すぎてわかんないですよ。
ただ自分としてはいつ終わるかが大切で、
これ終わっちゃったみたいなのが悔しかったんで、
美術展にこんなにたくさん来るんだったら、
2018年か8年ぐらいなんですけど、
最初はチラシで管理してたんですよ。
今チラシ持ってきてるんですけど、
美術展に行くと他の美術館のチラシとかが置いてあって、
それを見るとこれ来るんだ、これやるんだみたいな感じで、
チラシを並べて終わる順みたいな感じで、
今やってる美術展の終わる順にチラシを並べて、
上から順に行くみたいな、
コンプスルー的なノリで、
もちろん全部はいかないんですけど、
面白そうなやつの終わりそうな順に行くみたいなのをやってたんですけど、
もういつ終わるかみたいなの管理できなくなって、
Googleカレンダーに入れるっていうのをやってます。
それを見ながら、今週末はこれに来る、来週末はこれに行く、
これは夜間開館やってるから、
日曜ではなくて土曜に行くとか、
計画を立てて何をやってるんでしょうね、
行ってます。
kai3
すごい。
手入力なんですか?
モーリ
手入力です。
kai3
さらにすごいな。
モーリ
入力するときに何やってるんだろうなって気がするんですよね。
公立の美術館とかだと、当然予算が年度で決まるんで、
06:03
モーリ
年度末に次の1年分の美術展の予定が出るんですよ。
板橋区立美術館は、
2026年度、4月からですよね。
4月から来年の2027年3月まで、
こういう特別展をやりますみたいなのは、
3月とか、各美術館の予定が、
公立美術館だと発表されるんで、
それを見て、実はそういうのを乗っけてるニュースサイトとかもあるんで、
もうそういうニュースが流れてくるようになっちゃって、
SNSで。
なんとか美術館の来年度のスケジュールが発表されました、
みたいなニュースを見て、
じゃあ見なきゃ、入れなきゃって、
そのスケジュール見て、
時間かけてGoogleカレンダーに入力していって、
っていうのをやってますね。
だからこれ、今やってるやつだけじゃなくて、
Googleカレンダーは今年度の予定が全部入っているので、
来年の3月ぐらいまで全然余裕で埋まってるし、
なんなら来年の秋から始まりますみたいな、
美術展もあったりするので、
そういうのが入ってたりもして、
たぶん横浜トリエンナーレかな。
横浜トリエンナーレが2027年9月12日終わりなんですけど、
その予定まで入ってますね。
すごい。
うすだ
タイムツリーとかで共有カレンダーとかにすると、
すごい喜ぶ人もいないんですかね。
モーリ
見に行ったら消しちゃうんで、
自分用に。
消しちゃわなくて別のカレンダーに移すんですけど、
行ったカレンダーと行く予定のカレンダーが2つあって、
行ったら行ったほうのカレンダーに移してるんで、
たぶん他の人はそういう意味でいうと役立たないって感じですかね。
kai3
バイブコーディングでアプリ作ったら喜ばれるんじゃないですか。
自分で行きたいとこチェックとかやったら。
モーリ
あるんじゃないかと思うんですけどね。
自分はこれやってますけど、
Googleカレンダーでそもそも今日何するか予定を入れてるので、
それと親和性が高いからGoogleカレンダーでやってるんですけど、
アプリもあるんじゃないのかな。
遊びとかでできないのかな。
分かんないですけど。
うすだ
毎週末行ってると月に10とかそれぐらいは。
モーリ
数を数えてたことがあって、
さっき2018年ぐらいから売ってますって話なんですけど、
2018年はGoogleカレンダーに予定を言い始めたことの
副産物として、その年に行った美術展の数が分かる。
モーリ
これ行った、これ行った、これは行ってない、
みたいなのが全部分かるんで、
2018年から数を数えられてて、
2018年は87点行ってますね、1年間。
kai3
すごい。
モーリ
それからどんどん増えていって、
09:01
モーリ
2019年が116で、コロナ禍に入ってさらに増えて、
なぜコロナ禍に入って増えたかっていうと、
コロナでいろんなイベントとかがなくなるので、
美術館は適度に距離が取れるから、
入場制限さえしておけば、
しゃべらないじゃないですか、美術館って。
なので、
期間的に3月から4月の、
戒厳令って言わないのかな、何ていうんでしたっけ。
出歩くな期間。
kai3
なりましたね。
モーリ
日本中全部閉館してましたけど、
結構2020年の半ばぐらいから復活してきて、
2020年で136で、
そこから増え続けて、
今のところ一番多かったのは、
2023年で235行ってますね。
kai3
1年の3分の2ぐらい行ってる?
モーリ
そうですね、だからはしごしてますよね。
kai3
そうか、1日に2回ぐらい行けますもんね、そういうことか。
モーリ
あと、大きい美術館だけじゃなくて、
ちっちゃいギャラリーとかも含んでるんですよ。
ちっちゃいギャラリーが、
例えば近所に3軒ぐらいあって、
1つも30分ぐらいあれば見れるのを、
はしごして3つ行ったら1日3つとか、
そういう感じの全部含めて、
1年間で235行ったのが今のところ一番多くて、
これがやっぱり一番バカな年ですね。
すごい。
さすがに今年去年は減って、去年は104。
kai3
これもすごいですけどね。
うすだ
平日も行かれてるんですか?
モーリ
平日はさすがに仕事があると、
だいたいの美術館は18時終わりなので無理なんですけど、
さっきも言ったように金曜日とかに夜間開館があると、
仕事をちょっと早めに切り上げて、
18時から行けば2時間見れるとか、
東京都写真美術館は木曜日も夜間開館やってるので、
木曜日に写真美術館行ったりする。
仕事がやってるとどうしても夜疲れちゃって、
今日行くつもりだったけどやめたみたいなことが結構多いんですけど、
行ければそういうのも行ったりとかはありますね。
全然美術の話じゃなくて、美術館に行くっていう話ですよね。
kai3
たどり着いてないですよ、美術館に。
うすだ
どの辺というかあんまり知らないですけど、
モーリさん的にこういうのが好きとかはあるんですね。
モーリ
好きなものの傾向とか、この年代の。
傾向でいうと、今回この話をするので、
自分で美術展に行き始めたのかみたいなのを
ちょっと遡ってみたんですけど、
奇想の系譜っていう本があるんですよ。
辻惟雄さんという日本美術の専門家の方が書かれた本で、
多分美術してる人はああって思うんですけど、
奇想の系譜にハマったっていうのが、
12:01
モーリ
多分一番最初に大きかったのかなと思っていて。
伊藤寂柱っていう、多分江戸時代の絵描きの中で
今一番人気がある、間違いなく人気がある人がいるんですけど、
伊藤若冲を早くから高く評価した人。
一時期そんなに評価が高くなかったんですけど、
辻さんぐらいがこの奇想の系譜って、
これ1970年に出た本なんですけど、
1970年代には奇想っていうぐらいなんで、
サブなんですよね。
本道はあって、江戸時代でいうと、
円山応挙とか、その前の雪舟とかが、
当然国宝に何作も入っている人とか、
狩野探幽とかもそうですし、
そういう本家、日本画の王道みたいなのがあって、
そうじゃないちょっとサブカルチャーっぽいというか、
変わった絵みたいなのを早くから評価してた人がいるんですけど、
2004年にその本が文庫化されて、
ちくま文庫の中に入ったんですよね。
多分それで読んだ人が増えたと思うんですけど、
そのあたりから現代の目で見ると、
むしろ奇想の画家の方が見慣れているというか、
モーリ
王道の日本画を今見ると、
ああ古い絵だよねみたいな感じに、
ぱっと見どうしてもなっちゃうのが、
奇想っていうのぐらいだから、
ちょっと気をてらっているところがある絵なので、
その気をてらっているところが今の自分たちの感覚に合うんですよね。
そういう人がめっちゃ増えたと思うんですけど、
奇想の経風が文庫化されたぐらいから、
奇想の画家の評価がどんどん高まっていって、
今は多分王道の人たちよりも、
多分奇想の画家の方が特に伊藤若冲の評価、
評価というか人気ですよね。
人気の方が高いんじゃないかと思うんですけど、
自分もご多分に生まれず、2004年にこの奇想の系譜を読んで、
ただその頃はまだ全然美術展とかに行ってなくて、
本を読んで面白いなと思っていて、
テレビで美の巨人たちというテレビ東京の番組があって、
それを見たりして、テレビで見て、
美の巨人たちが2000年に始まったんですけど、
2006年まで、セイコーエプソンの一社提供だったんですけど、
僕が見始めた頃、セイコーエプソンの一社提供だったので、
だからその頃から見て、ちょうどその奇想の系譜を読んだ頃、
2004年ぐらいに美の巨人たちを見て、
テレビとホントで情報を得ていたんですけども、
その本で読んでいた曾我蕭白という人が出る展覧会が
2008年にあったのかな。
それを見てすごくよくて、
現物を見るとやっぱりいいんだ、みたいな感じになって、
アイドルの話に近いかもしれないですよね。
15:00
モーリ
テレビとかで見ていたものを現場に行って、
現物を見ると、
現物を見た方がやっぱりいいんだ、みたいな感じに気づいて、
その曾我蕭白のこの絵を見たかったのは、
群仙図屏風という、
これ今国が持っているんですけど、
でっかい屏風のめちゃくちゃカラフルな絵があるんですよ。
群仙図屏風って仙人を群像で描いたんですけど、
色が独特しくて、
全員の顔つきが、
お前仙人じゃねえだろっていうような、
ちょっとおかしい人みたいな感じの顔つきの絵なんですよね。
本当に面白くて、
これを現物が見たくて、
美術展に行ったのが、
たぶんハマっていくきっかけになったのかなと思って、
でもその頃はそんなに数はいかなかったんですけど、
だんだんそういうところから、
日本画系の展示とかに行くようになり、
Googleカレンダーを設定したところ、
機械的に行くようになり、
今もう機械的に通ってるみたいな感じですね。
これ言っとかないって、
面白かったのはやっぱり、
たくさん行くと体験がちょっと変わってきて、
ヨーロッパのなんとか美術館みたいな、
ヨーロッパのなんとか美術館の収蔵品がたくさん来ますみたいになると、
一人の作家じゃなくて複数の作家の作品が、
時代もバラバラで並んでたりするんだけど、
その時の、ある作家の作品は、
この人前にこの人だけの展示行ったことあるけど、
あの時の感じとこれちょっと違うなとか、
あの時はこういう風な感想を持ったけど、
同時代の別の作家の作品と並べてみると、
この人やっぱりちょっと特別なんだなとか、
そういうことが美術展に繰り返し行っていると、
感想として浮かぶようになってきて、
それが面白くて、
むしろ後々になって、
モーリ
この人の作品はこういうところで面白かったのか、
この人のソロの美術展が去年の秋にあったんだけど、
俺行かなかったんだよな、あれみたいな、
そういう行かなかったことによる悔しさ、
モーリ
悔しさっていうか、あれ行っとけばよかったな、
行けたのに、みたいな気持ちになってくるので、
その反省を生かすと、
モーリ
とりあえず行けるやつは全部行っといて、
行けるやつは行っといて、
つまらないか面白いかは、
行ってみると分からないから、
とりあえず全部行っといて、
後になってそれが生きたり、
確かにあの時のあれだったみたいな感じになる、
っていうのをやっているって感じですかね。
ちょっとすみません、
具体的な例じゃなくて、
全部指示代名詞でしゃべってて申し訳ないんですけど、
そんな感じです。
うすだ
そうすると、
割と昔の日本画から始まってって感じで、
18:01
うすだ
もうそんなにないじゃないですかっていうか、
もう今はそういう意味では、
モーリ
現代の作家とかも含めてないと、
うすだ
全然あれですよね、
そんな年に100とかないですよね、
さすがに美術展で。
モーリ
日本画だけで100とかなかなかないと思うんで、
何でも言ってますみたいな感じで。
多分ね、
アート好きなんじゃないんだと思うんですよ。
現場好き。
なるほど。
kai3
面白い。
モーリ
美術館っていう現場が好きで、
現場に通っている、
さっきアイドルの話をした時に、
全通とかしないですよとか言ってたんですけど、
割と美術展に関しては全通をしている感じがあって、
東京国立美術館みたいな大きいところに展示があると、
展示外があるんですよね。
前期と後期で違いますみたいな。
しかも前期がさらに細かく分かれてて、
前期の前半と前期の後半で
さらに展示されているのが違いますみたいなことになると、
最初に公開されている展示品の一覧を見て、
これ全部見るには何回行けばいいんだろうみたいなことを、
多分この週に1回行って、
次にこれは2週目と3週目と4週目まであまり変わらないから
4週目に行っておくと、
特定で最終週に行くと、
多分これでツールコンプほぼほぼできると、
どうしても見れないのが2つぐらいあるけど、
まあこれはいいかみたいな、
そういうことを一覧表を見ながら行って、
全部見たぞって感じにどうしてもなりたい
みたいなところとかはあったりするんですよね。
kai3
なんかちょっとさっきのアイドルの熱量と近いものは感じますね。
モーリ
アイドルは全通しないんですよ。
ファイナルがいければいいかなって感じなんですけど。
うすだ
見に行くと自分なりの文脈みたいなのが生まれてくる
みたいなところが面白いんですか?
モーリ
そうですね。自分なりの文脈だったりとか、
あと純粋に別にもともと絵画に興味があったりとか、
自分が絵を描いたりしたりとか、
そういうものじゃないんで、
美術に関する常識的な知識みたいなのは
そもそもないところから始まってるんで、
例えばこの前のモネとかもそうですし、
モネの後にあったウジェーヌ・ブーダンとかもそうなんですけど
印象派っていうのは、
なぜあの時代に印象派が登場したかみたいなのを、
そういうのが解説とかに書いてあるじゃないですか、
美術館の壁の解説に。
それを読むと、当時の時代背景的に
産業革命はもっと前か、
技術の発展があって、
21:00
モーリ
まずカメラができたから、
技術の発展が実は絵画のスタイルに影響を与えている
とかいうのが分かったりすると、
へーっと思ったりして、
それが面白くて、
それをある美術展で知ると、
別な美術展の、印象派の美術展とかが多いので、
これもやっぱりそういう感じなのかという感じで、
例えば、あの当時蒸気機関車が発明されて、
郊外に線路が伸びるんですよね。
そうするとみんな観光に行ったりするんで、
今まで歩いて何日もかけないといけなかったところまで、
簡単に汽車で1時間とかで行けるので、
そこに行って現場の森を描いたりとか海を描いたりとか、
そういうことができるようになった。
それまではアトリエの中に困っていっても描くものだったんだけど、
現場まで行けるようになったから、
キャンパスと、あと絵の具がチューブ式の絵の具が開発されて、
絵の具を持ち運べるようになった。
自分で練らなくてよくなった、みたいな。
技術革新が影響を与えてて、
チューブを持って電車じゃない、
チューブを持って汽車に乗って遠くまで出かけていって絵を描く
ということができるようになったから、
そういう光に影響を与えられた。
写真というものができて、
見たものをそのまま描くということをやると、
写真に負けちゃうから、
写真にはできないことをやるのはなんだ、みたいなことで、
ああいうスタイルが生まれたんだ、みたいなのを
解説とかで読むと、
へーって思う。
バカみたいにへーって思って感心して、
次にまたそういう印象派とかがある、
これもやっぱり海を見ていて描いたやつなんだなとか、
この作家の人はわりと旅をずっとしながら描いてたんだなとか、
そういうのがなんとか派みたいなのができたんだなとか、
そういうのが社会情勢の変化みたいなのと、
クロスしてわかったりするのもちょっと面白かったりして、
別に本を読んでもわかるんですけど、
自分の家で絵画の歴史とか、
多分Wikipediaに今しゃべったこと全部書いてあると思うんですけど、
僕が今しゃべったこと、
そういうものを知識としては全然得られるはずなのに、
美術展で絵の現物を見ながら、
その横に書いてある解説を読んでみると、
入り方が違って、
なるほどみたいな感じで入ってくるのが面白いという感じなんですよね。
純粋に絵が美しいなっていうのはもちろん思うんですけど、
絵が美しいのが好きで美術展にずっと通ってますっていう感じでもなかったりするかなという感じですね。
24:04
kai3
絵が見るのも楽しいけど、
モーリ
その他のストーリーとか世界観をまとめて知るのが楽しいみたいなところは、
やっぱりするのかなと思いますね。
kai3
僕とかは美術展とかがあんまり身近ではなくて、
行くとしてもどこ行ったらいいかわからないですけど、
おすすめで行きやすいところとかあります?
アクセスもそうですけど、
一般の人が見てもわかりやすいとか、解説が丁寧とか。
モーリ
でもやっぱりわかりやすいのは、
日本人みんな印象派大好きですけど、
モネとかゴッホとか、
やっぱりみんなが見てるものはわかりやすいですし、
いいんじゃないかなと思ったりします。
あと特別展は最近ちょっと値段が高くなってるんで、
国立西洋美術館のコレクション展だけ、
コレクション展いくらだったかな、1000円だったかな。
コレクション展だけ見てもらっても、
多分初見だと全部じっくり見てもらったら、
結構時間かかったと思うんですけど、
それこそ中世から現代美術まで、
一通りの西洋絵画が全部年代順に覆うことができるんで、
この時代はこういう感じでだんだん変わっていって、
みたいなことが勉強になるって言ったらあるんですけど、
そういうのがわかるので面白いですね。
kai3
あのね、西洋美術館は前を通り過ぎることは何度もあるんですけど、
まだ足を踏み込んだことがないです
どうしても博物館の方ばっかり。
モーリ
僕むしろ隣の博物館行かないんですよ。
科学博物館ですね。
シロナガスクジラとかこうなってる。
あそこね、あんまり行かないんですよね、僕、逆に。
kai3
確かに何度も、なんかすごいオシャレな建物だなっていう。
オシャレだとしかない。
モーリ
コルビュジエなんでオシャレです。
kai3
うすらさんもでもちょこちょこ美術展行ってません?
なんかそんな印象があるんですけど。
うすだ
たまに行ってますけど、何をきっかけに行ってるのかよくわかんない。
家族が行きたいっていう印象派みたいな家族がきっかけに行ってて。
僕、混んでるところあんま好きじゃないんですけども、
美術展、そういうさっきのモネみたいな混んですよ。
割と空いてるケースもあって。
混んでなさそうなときとか、何で、
会期の始まりでちょっと話題になったぐらいのときに
なるべく行きたいなっていうのをやって。
チケット取る前もXとかで何とか店混雑とかで検索してから。
でも美術館って空間に居とりがあったり、
ちょっとしたカフェがあったりとか。
休めるじゃないですか。
27:00
うすだ
近くに行ったとき、
六本木行くんだったら今何やってんのかなとか。
そういうのはちょこちょこやってますかね。
あとは、昔京王線住んでたんで、
ひところ京王線がJRに乗り継ぐところの通路のところが
割とすごい、あれ何でかよくわかんないけど。
モーリ
あそこ何でしょうね。
うすだ
美術展ですごいジャックされてるときがあって。
モーリ
京王新宿って美術展のポスターが多いんですよね。
うすだ
乗り継ぐところの通路が美術展のポスターばっかりになってて。
そうすると、あそこで見たやつだなっていうので、
あと2ヶ月後にやるとか、今やってんだみたいなのがあるんで。
その近くに行ったときに行ってみようかなみたいなのが結構。
だから交通広告ってバカにならないというか、
自分にとってはすごい効果があるなって感じがしますよ。
1回、習慣って、年に5回ぐらいしか行ってないと思うんで。
そこまで習慣化されて。
なんとなく行ってもいいかなっていうときに何やってんだろうとか。
大体の場所、大きなとこしか行かないですけど。
分かっていると、なんかこれ面白そうだなとか。
展示であんまりいいなと思ったことないですけど、
目黒の庭園美術館とか、単に雰囲気がいいから
あの辺に行って時間があったら行ってみようかなとか。
そんな感じで行くことはあります。
ついでに展示見てよく分からないっていうのは結構あります。
モーリ
庭園美術館はもう建物自体が見どころですもんね。
うすだ
そうなんです。
基本的に割と建物好きなんで、そういう意味では。
なんで建物を見に行ってるというか、
中に入ってみたい建物を見に行ってるみたいなのが結構。
モーリ
アールデコの名建築と言われてるやつで。
kai3
ほんとだ、おしゃれだな。
モーリ
アールデコの名建築で、内装も内装というか、
インテリアもそういうやつばっかりやってて。
毎年この季節に建物公開っていう、
建物を見せるのがメインの展示をやってるんです。
今もやってて、今やってるやつは動物の彫刻と一緒にやってるのかな。
ここ3階建てになるのかな、4階建てになるのかな。
一番屋上みたいなところにサンルームみたいなのがあるんですよね。
日がよく当たる部屋みたいなのがあって、
そこは建物公開の時にしか公開しないので、
今行くと多分見れるはず。
公開しない年もあるので、
今年が公開してるかどうかまでは確認してなかったんですけど。
kai3
なるほど、建物を見るって面白いですね。
僕も美術とかであまり心が動かないタイプの人なんですけど、
30:04
kai3
スペインに行った時にガウディの建築物を色見た時に、
建物は自分と生活って繋がるところがあるんで、
ちょっと面白く見れたんですよね。
モーリ
なるほど。
kai3
建物がおしゃれな美術館っていうのは、
僕の中でちょっと1個距離が縮まる方法かもしれないと聞いてて思いました。
モーリ
そういう意味で言うと庭園美術館もおしゃれだし、
さっきちょっと言ってた国立美術館はコルビュジエなので、
いかにもコルビュジエって感じの建物だなっていうのは。
kai3
面白い。
モーリ
すごいかなと思います。
割と美術館ってそれなりの建築家の人に頼んだりするので、
その頼んだ人の建築家展みたいなのをやってたりしますよね。
ここを建てた人展みたいなの。
あとこの前、去年か、大阪万博がめっちゃ流行った時に、
ちょうど大屋根万博のリングを設計した人の展示を
個展っていうのかな、開講展みたいなのをやってたはずで、
それを別に美術展とか行かないんだけど、
万博にめちゃくちゃ行ってる人がいたんで、
関係あるやつでこういうのありますよって教えたら、
その時行ってましたね。面白かったって言ってたんで。
そういう入り方も。
kai3
六本木?
モーリ
六本木だ、六本木の方だ。六本木ですね。
森美術館か。
僕はあれなんですよ、映画とか見ないんで。
kai3
えー意外。めちゃくちゃ意外。
モーリ
映画見ないし、さっき言ったようにコンサートも最近行かなくて、
年に何回かアイドルのコンサート行くだけなので、
休日の潰し方みたいなのが、パチンクもやらないし、
休日におっさん一人で行ける娯楽が美術館しかない。
選択肢として消去法的にっていう状況にもあって、
もう休日にどっか行かないと、
特に秋とかグダグダしてるとすぐ日が暮れちゃって、
今日どこにも行かなかった、何もしなかったみたいな感じになるのはすごい嫌で、
今日どっかに行ったっていう証拠は作りたいけど、
じゃあどこに行くんだっていう時に、
じゃあ美術展行きますかっていう感じ。
kai3
面白い。
モーリ
毎週何かのコンサート行くか決めて行ってる感じはありますね。
美術館って、特に公立の美術館って、
公園の整備と一緒にやることが多いんですよ。
大規模な、その市の何とか市立中央公園みたいなところに、
33:06
モーリ
公園を整備するのと一緒に美術館を設置するケースが結構あって、
平塚市とかそうだし、府中市もそうかな。
kai3
ありますね、平塚。
モーリ
あと板橋区もそうかな。
そんなケースが多いんですけど、
あと世田谷の美術館もそうですね。
あれ馬事公苑だったかな。
端っこにあるんですけど、世田谷公園だったかな。
そういう公園ってだいたい交通の便が悪いんですよ。
駅前にでかい土地って残ってないから、
でかい広い土地で公園整備するって、
近所の人にはいいんだろうけど、
他の区から出発するのにはちょっと不便だね、
バスで何分みたいなところにしかなくて、
そこに美術展、僕は公園に用がなくて、
そこの美術展に用があるんで行ってるんですけど、
もうなんかちょっと遠いわ、みたいな気持ちになることは結構あって、
体感で言うと、板橋区立美術館が僕の中では
最高に遠いですね。
23区なんだけど、
kai3
端っこのほうっちゃはじっこですからね、板橋もね。
モーリ
自分が東京の反対側に住んでるっていうのもあるんですけど、
わりと施設に乗り継いでどっかの駅まで行って、
そこからさらにバスみたいな体験になると、
モーリ
最後にバスみたいなのがめっちゃ遠いみたいな気持ちになって、
それが川越えとかになると、最初から遠くに行くつもりで行くから。
kai3
ああ、なるほど、なるほど。
今日は平塚まで行くぞとか、
モーリ
横須賀美術館とかは本当に遠いんですけど、
バスで何分とか、
神奈川県立近代美術館の葉山かな、
葉山の方にあるんで、
駅降りてバスで何分、そこはもう遠出するつもりで行くからいいんですけど、
板橋区だろっていうところに行くように、
同じノリでここからバスで何分とかなると、
体感的にめっちゃ遠いみたいな。
静岡県立美術館よりも基本的に遠いみたいな気持ちになるっていう。
なるほど。
kai3
だいぶお話いただいたんですけど、
じゃあ直近でこれ楽しみだなみたいな、
モーリ
楽しみだな。
kai3
美術館あります?
モーリ
楽しみだな。
楽しかったので人に説明したいということで良ければ、
今東京国立博物館で、
チェスター・ビーティー・コレクションっていうのをやってるんですね。
これが、
kai3
これ後でリンクしておきますけど、
聞いてる方からの名前とは全然違いですね。
面白いこれ。
モーリ
チェスター・ビーティーっていうのは人の名前で、
人の名前なんだ。
36:01
モーリ
チェスター・ビーティーっていう人が日本画を集めてるんですよ。
kai3
そこの違和感すごかったですもん。
モーリ
日本の絵巻物とかを集めてて、
それの本当に綺麗なんです。
色が綺麗な絵巻物がすごいあって、
これ今実は東博って、
加賀前田家の特別展がやってて、
これ特別展なので普通に2,000円くらいするんですけど、
チェスター・ビーティー・コレクションは、
コレクション展の枠の中でやってるので、
コレクション展入れるとそのまま入れる。
コレクション展で入るとそのまま見れるっていうので、
東博って結構広いし庭園も綺麗だし、
実は建物何個かあって、
本館の他に東洋館っていって、
仏像とかめっちゃあるところとかもあって、
普通にデートとか家族のお出かけくらいだったら、
そういうところで全然休日の、
普通のお出かけで多分大丈夫くらいな金額で入れて、
今来てるチェスター・ビーティー・コレクションで、
7月までやってますけど、
結構綺麗な絵が見れるので、
来てきたんですけど面白くてよかったですね。
百鬼夜行の巻物とか、
京都の街をいろんな化け物、妖怪が練り歩くっていう、
百鬼夜行の巻物が展示されてたんですけど、
それの関連して、
本館の別の部屋で百鬼夜行コレクションというか、
こんなのもありますみたいなので、
関連展示をしてあって、
その関連展示で合わせてみると、
なんかいろいろなのがあるなみたいな。
面白かったですね。
kai3
ここはアクセスもいいですしね。
モーリ
いろいろな駅ですからね。
kai3
駅から歩いていけるし。
7月までやったし、
物によっては6月7日で上巻が展示が終わって、
モーリ
次は下巻とかみたいですね。
kai3
でも基本的にはシーズン通してたろうから、
7月までまだ間がいっぱいあるので、
美術館興味あった人はぜひ足を運びください。
かいだん
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39:01

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