1. デザイナーの給湯室
  2. #099 美術館での立ち回り方の..
2023-11-23 30:26

#099 美術館での立ち回り方のクセが強い

今回はデザイナー目線シリーズ「美術館・アート」編。美術館での立ち回りが小慣れすぎてクセが強いUTA。そして、ダ・ヴィンチガチ勢のぱちぱち。でも今回のMVPはKawaZooですw

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 恐怖!先祖返り!!
 美術館での立ち回り
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【※】横須賀美術館・・・・https://www.yokosuka-moa.jp/index.html
【※】神奈川県立近代美術館 葉山館・・・・http://www.moma.pref.kanagawa.jp/hayama
【※】ダ・ヴィンチの作品・・・・フィレンツェ:ウフィツィ美術館[受胎告知][キリストの洗礼][当方三博士の礼拝]/ローマ:バチカン宮殿[荒野の聖ヒエロニムス]/ミラノ:サンタマリア・デッレ・グラツィエ教会[最後の晩餐]
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【ぱちぱち】
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thanks!
タイトルコール:中西ももか・水瀬うみか


#デザイナー #デザイン #ポッドキャスト #雑談 #ダヴィンチ
00:08
デザイナーの給湯室。
おつかれさまです。
おつかれさまです。
いや、この間ね、やっちゃいましたよ。
やっちゃいました?
はい。先祖帰り。
出たね。
そうなんですよ。
ちょっとね、いられで、近所のお仕事をしていて、修正が来て、修正しました。
で、PDFでお客さんに確認用のPDFを送りますっていう時に、PDFを保存する際に、別名で保存しちゃったんですよ。
いられの最新状態が残ってないってことか。
そういうことですね。別名で保存した時に、最後に保存してなかったんですよね。
PDFしか最新版じゃない。
そういうことですね。
結構あるよな、それ。
ウィンドウ開きっぱなしだったら問題なかったんですけど。
戻れますからね。
そうなんですよ。閉じちゃったんですよ。
なるほど。
で、修正また戻ってきた時に、それを開いて、あれ?前の前の状態に戻ってるって思って。
自分で気づいてって感じなんですね、作業前。
そうなんですよ。自分で気づいたからまだ良かったんですけどね。
それ指摘向こうから入ったら結構怒っちゃう。
ゾッとしますね。
一気に不信感が強まってしまうやつ。
そうなんですよ。
ちょっと冷やっとしたんですよ。
次からは複製保存でちゃんと保存しますよ。
PDF保存する時は別のウィンドウを新たに開いて保存しましょうということですね。
そうなんですよ。
普段インデザイン使ってるからちょっと慣れてない部分もあって。
そうかそうか。
保存しちゃったんですよね。
なるほどね。
いられもね、インデザインみたいにPDF書き出しみたいなのがあったら嬉しいんですけどね。
別名保存扱いになっちゃいますからね。
そうなんですよ。
普通の保存と同じシステム出てきちゃうから厄介なんだよな。
怖いですよ。
それちょっとゾッとした話でした。
環境設定でPDF保存する時は自動的に複製保存みたいなのができればいいんですけどね。
びっくりした。あるかと思った。
いや、まだこの世にないものの話よ。
ないですね。
どうなんだろうな。そういう需要はありそうな気がするけどな。
ありそうですよね。
もしくはもうそういう機能があるかもしれないですけど、知らないだけで。あったらいいですけどね。
調べてみよう、今度。
というわけで、本編いきましょうか。
いきましょうか。
改めましてこんばんは。パチパチです。
うたです。
03:01
今日はデザイナーから見た〇〇シリーズの第2弾ということで、
美術館とか展覧会とかそんなテーマで話していければなという感じですかね。
はい、そういうことですね。
じゃあ、僕のほうからいきますね。
僕は美術館に行ってどういった見方をして、どういったルーティンで回っているのかっていうのをちょっとご紹介するのと、
お気に入りの美術館を2つ紹介しようと思います。
それでは美術館の見方からまず。
僕大体年に6回ぐらい、6回か5回ぐらい行ってるんですけども、
それでですね、あんまり注目されていない美術展、美術館とかに行くようにしてるんですよね。
で、そこでですね、
で、そういったちょっと好き気味な展覧会を狙って行くようにしてるんですよ。
なるほど。
で、その展覧会の中でね、
一番好きな展覧会っていうのは、
一番好きな展覧会っていうのは、
一番好きな展覧会っていうのは、
一番好きな展覧会っていうのは、
で、そういったちょっと好き気味な展覧会を狙って行くようにしてるんですよ。
で、まず行きました。
行ったらまずバッと全部見ちゃうんですよ。
とりあえず一旦巡ると全てを。
そういうことですね。全体的に見て、
10分ぐらいで大体回れちゃうんで、10分ぐらいで見て、
で、気に入ったものがあったら戻るっていう。
うっかり出ちゃうことはないですか?出たら入れない。
でもね、美術館によってブロックが分かれてて、
ここから先行ったら戻れませんみたいな。
あ、ありましたね。
そういう時はブロックごとでやって、で、後戻ってみたいな。
で、戻ってじっくり見て、で、それを繰り返して。
繰り返してはないか。
一回見て印象残ったやつだけを見てピックアップして、
で、じっくり見るっていう見方をしてるんですよ。
なんかね、でもね、こういう見方してる人あんまりいないと思うんで。
そうですよね。
たまにね、逆走する人いるんですよ。
逆走って言っても走ってはいないですけど。
逆に歩いてる人がいて、
多分僕と同じような見方してるんです。
同じことやってる。
仲間がいるんだなって。
何なんだろうなっていつも思ってたけど、たまにいますもんね。
そうなんですよ。
多分僕のような見方をしてるんですよ。
なるほど、謎が解けた。
不思議ですよね、確かに。
そうそう、なんか忘れ物、落とし物をしたのか、トイレに行きたいのか、なんかそれぐらいなのかなと思って。
確かに。
忘れ物ありそうっすね。
なんか落としたとかね。
確かにね、逆に歩いていくの結構恥ずかしいですよ。
でも必ずなんかいますよね。
06:01
お一人、お二人ぐらいは。
そうですね、必ずいますね。
そういう2の見方をしてる人なんだ。
そうかもしれないですね。
そういう方見るたびに、同じ仲間だなって思いながら。
分かる分かる。
で、最後で展覧会出ると、大体グッズ売ってるんですよ。
ありますよね。
で、そこのグッズでズロックを買わせます。
ちゃんと買う派なんですね、ズロックは。
そうですね、必ず買いますね、ズロック。
あれですか、映画とかもパンフレットは買う派。
映画はね、パンフレット買わないですね。
映画は買わない。
ちょっと違いますもんね、なんか展覧会とかだと結構しっかり後で作品をまじまじと見れたりするから。
僕言い忘れた。
あと事前情報一切入れずに見るようにしてるんですよ。
なるほど。
あとタイトルも全然読まないで、それで一番気に入ったものを探すっていうやり方してるので。
で、最後出た時にその一番気に入ったポストカードを買うっていう、ズロックとポストカード。
その買ったポストカードはどうしてるんですか、なんかこうファイリングとかして。
そうですね、ズロックと一緒に保存してます。
なるほど。
で、最後にその大体展覧会、美術館なんですけど美術館の隣とかに、もしくは閉設状態でカフェがあったりするんですよ。
で、そこのカフェに必ず入るっていう。
そこでくつろいで、ズロックを読むっていう。
観賞直後にもう速攻ズロックを見てこう振り返りをする。
そうなんですよ、振り返りをして。
で、ズロックって多分なかなかあんまり見ないと思うんですよね、買ってもね。
たまには。
買わないものはそもそもな。
あ、そっか。
観る人ですら。
展覧会のズロック、よっぽど好きだった。
僕はね、毎回買っちゃってるんで、もうすんごい溜まってるんですけど。
あんまり見返すことないんですよ。
で、そうやって美術館行った後のその喫茶店とかで見ない限りはじっくり見るってことがあんまりないので。
家に帰ってきてからはじゃあもうほとんど見ないですね。
ほとんど見ないですね。
結構安いになってるんですかね。
そうそうそうそう、ほぼほぼそうですね。
たまに見返しますけどね、もちろん。
で、それで帰るっていうルーティンですよ。
ルーティン。
なんかもう本当に感覚的に見るようになるべくしてるんですよね。
その作品一個一個について何か見方とかあるんですか。
どういう観点で見てますよみたいな。
本当に好みで見てますね。
さっき言った通り、タイトルとテキスト情報とか時代背景を考えずにいいなって思える。
作品だけを見て。
そう、そういう作品を必ず展覧会で一個は見つけるっていう努力を。
サンバーワンを決めるっていうこと。
そうそうそう、そういうことなんですよ。
で、それでポストカードを買うっていう。
09:00
なるほどね。
そうなんですよ。
中にはそういう展覧会じゃないものもあるんですけど。
こないだ言った桜田ファミリアとかも。
なんかほら、作品が、まあ桜田ファミリアそのものが作品なんで。
というわけで、そうなんです、そういう見方をしておりますね。
僕は好きなものをじっくり見て、感覚的に選んでいる。
そうそうそう、そういうことですね。
で、僕の見方は以上なんですけど。
続いては、僕が好きな美術館を2つほど紹介したいと思います。
というわけで1つ目の美術館なんですけど、横須賀美術館ですね。
これはもう本当に海辺で、めちゃくちゃ見晴らしのいいところなんですけど、その写真がなんか。
でも良さそうですね、なんか後ろが森で。
そうなんですよ。
岸前が海でって感じなんだ。
そういうことですね。ちょうどその海に向かって坂になってて、その途中に立っているような感じですね。
なるほど。
で、見晴らしが良くて、芝生も綺麗だったんですよね。
僕が行った時はね、すごい。
そうですよね、夏だったら。
手入れをして行ったら。
だからまあ、見晴らし良かったんですけど、僕が行った時ね、すごい混んでたんですよ。
全然レストランとかも入れなくて。
そんなに?
そうなんですよ。
これいい展示がやってたのかな、その時は。
そうです。なんかね、パンダじゃない、クマのパンツっていう絵本、ご存知ですかね。
いや、ちょっと分かんないですね。
パンツじゃなかったかな。
あれかな、パンダ戦闘か。
パンダ戦闘?
っていう絵本の展覧会があったんですよ。
ファミリーがなかったかな。
そういうことですね。わちゃわちゃしてました。
でですね、これちょっとね、行くのすごい大変で。
あ、そうなんですね。
そうなんですよ。まあ、横須賀駅からなんですけど、横須賀駅からバスで35分。
35分ぐらいかかっちゃうんですよね。
それはなんか専用のシャトルバスが出てるんですか?
いや、違うんですよ。
そういうわけじゃないんだ。
そう、普通のバスが出てて。
あ、じゃあCAなりなんかその。
そう、そういうやつですね。
ちょっと不便なんですけども、おすすめの美術館。
はい。
というわけで、あともう一つ。
はい。
神奈川県立近代美術館、山館ですね。
こちらもさっきとリッチは一緒なんですけど。
似てますね、山の海に挟まれてる感じ。
ここもね、またいいんですよ。
浜辺にも出れるんですよ、ここは。
あ、そうなんですね。
そう、浜辺もあって。
でですね、ここレストランがね、めちゃくちゃおしゃれなんですよ。
あ、ほんとだ。なんかテラスがいいですね。
テラスがね、競り出してるんですよ、グッて海の方に。
12:00
で、ここもね、レストランだけすごい混んでて、入れなかったんですよね。
なるほど。
そう。
またいつか行った時にレストランぐらいは入りたいなと思ってるんですけどね。
はい。
そう、四六時中混んでるらしいですよ、ここは。
展覧会より混んでるっていう。
美味しいってことなんですかね、見晴らしがいいからってことなのかな。
多分見晴らしでしょうね、リッチが一番いいんでしょうね。
多分まあ美味しいっていうこともあると思うんですけども、美味しいと思うんですけどね。
はい。
以上の2つでした。
はい。
はい。
以上、僕の方は以上ですね。
はい、わかりました。
はい。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
じゃあ改めて僕の方の話をしていこうと思うんですけど、
ちょっとテーマ、今回僕難しかったなと思って、田舎に引っ越しちゃったんで。
なるほど。
美術館とかね、展覧会に行ける環境じゃ今全然なくてですね。
まあ行けないことはないんですけど、石川県には近代、近未来美術館ぐらいしかなくて。
そうですね、素敵な美術館があるんですね。
あそこは家族でよく行くぐらいだし、あと子供が小っちゃいからなるべくなんかこう一人で行ったりとかあんまりできなくて。
そうですね、確かに。
この間でも夏に美之市の上白には行ってきましたけど、あと来月富山のジブリ展に行こうかなと思って。
富山であるんだ。
そうなんですよ、金曜ロードショーとスタジオジブリ展ってやつあったかな。
金曜ロードショーなんだ。
なんかね、ジブリといえば金曜ロードショーなんでしょうけど。
まあそうですね。
12月にちょっと行ってくる予定なんですけど。
だからちょっと話すことないなと思って。
僕、レオナルド・ダ・ヴィンチが好きなんですよ、すごく。
死ぬまでに、僕が死ぬまでに全作品見たいなと思っていて。
作品の定義はちょっとラフスケッチみたいな手工って呼ばれてるものすごい点数のデッサンとかもあるんですけど、
そういうの入れちゃうとちょっと全部は到底見れないんで。
一応その絵画として作品として認められてるのが11作品から、解釈によっては15作品なんですけど、それを見たいと思って。
でもそんなものしかないんだ。
めっちゃ少ないんですよね。
作品の多分3分の1ぐらいはまだ出来上がってない。
未完成のまま終わって作品なんですよ。
すごく筆が遅いで有名なんですよ。
15:02
めちゃくちゃ完璧過ぎだから完成できないっていう人なんで。
圧倒的に作品数が少ないんですけど。
特にダ・ヴィンチも好きなんですけど、
そのボッティチェリーとかミケランジロとかラファエルとかのルネサンス期の美術が割と好きで、
新婚旅行でイタリアに行ったんですよね。13年前に。
その時にイタリアにも作品が結構あるので、その時に見たものの話をしようかなと思っております。
場所としてはフィレンツェとローマとミラノかな。
あとベネチアとかも行ってるんですけど、美術館とか作品があるのはその3箇所で、
フィレンツェにはフィッチ美術館っていうのがあるんですけど、
ここも結構巨大な美術館でして、
これもちょっと僕、画面共有しようかな。
僕が見てきた作品を、
見たことある。
共有してるんですけど、
これ受胎告知っていう作品になりまして、
そのマリアの元にその天使がイエスを妊娠しましたっていうお告げをしに来てる作品なんですけど、
20歳の頃の作品と言われてるのでして、
これ、レオナルドは最初ベロッキオっていう画家の工房に入ってるんですけど、
最初これとこの後にちょっと紹介する作品も、
ベロッキオとの共作、2人で描いてる作品と言われてまして、
こっちの方が、そうなんですよ。
で、こっちはですね、ただ大半がもうレオナルドが描いてるんで、
ほぼレオナルドの作品っていう感じなんですけど、
ルネサンス期までの、それ以前の絵画ってすごく平面的だったんですよね。
絵画って宗教側しか今残ってるものほとんどないと思うんですけど、
立体構造物を紙にどうやって描くかっていうノウハウがまだ誰も持ってなかったんですよ。
全部漫画みたいな宗教画がすごく多くて。
そこをこの万能の天才のレオナルドが、
立体的に見せるためにどうやって描けばいいかっていうのを、
編み出した一番最初の人って言われているような感じなんですけど、
この作品で見ると、遠くにある背景は薄い色で青みがかって描くと良いみたいなことを
実現したのはレオナルドだと言われてますよね。
このきちんとしたパースで建物を奥行きを持って描くみたいなことをやり始めたのも、
一応この人が最初だと言われているんですけど。
すごい、天才だ。
あとは今見たら普通なんですけど、
この衣類のシワの表現みたいなものが飛び抜けてうまいんですよね。
18:00
これをできる人が当時いなくて。
ちょっと次ですね。キリストの洗礼っていう作品。
見たことない。
これかな。
これですね。イエスの洗礼ってなってるか。
これもフィッシュティー美術館で見たんですけど、
こちらは師匠のベロッキューがほぼ描いてる作品なんですよ。
レオナルドが描いたのはこの左下のちっちゃい天使2人。
そういう描き分けするんだ。
そう。ちょっと独特な描き分けしてるんですけど。
この布の表現見てほしいんですけど、
この師匠の布の表現もう終わってるんですよ。
ただこれ今までの絵画表現ではこれぐらいのことしかできなかったんですよね。
例えば布が立体的に折り重なって、
それによって陰影がすごく複雑になってるっていうようなことを、
目で見ては分かってるんだけど、
絵として表現するにはどうしたらいいかみんなよく分かってなかったみたいな状態なんで。
服のシワを線で描きがちっていうか。
奥行きがあんまりないですよね。
ないですよね。
クシャクシャっとはしてるんだけど、
どこに足のが存在していてっていうのが見えないですよね。
ただレオナルドが描いてるのは、
服の下に包まれている太ももとかふくらはぎみたいなものが、
ちゃんと感じられるように面として捉えて描いてるっていうのが表現されていて、
これを師匠のベロキューが仕上がった作品を見たときに、
俺もう絵描くのやめるわみたいなことを言った逸話が一応残っている。
そりゃそうだ。やめるわこれは。
またポーズですよね。
キリストの頭に輪っかを乗っけようとしてる人のポーズ、
これどういうポーズやねんって感じで、
ポージングになってるんですけど、
レオナルドが描いてる人物は首だけを後ろにひねってすごく動的な感じになってたりとか、
あと髪の毛の表現も全然違うみたいなのがよく言われるところですかね。
この作品2つとも結構それなりに大きいものなんですけど、
あとフィッチ美術館で見たのはこれかな。
東方三博主の礼拝ってやつ。
これ完成してない状態のものなんですけど。
完成してないんだ。
そうなんですよ。この辺とかも線画の下絵状態の建物とか。
肝心のマリア様とか三賢者とかも全然色が塗られてないんで。
本当だわ。
こういう状態のままもうやめちゃったんでしょうね。
そういうものが結構多いんですけど。
ここまでがフィッチ美術館に収容されてるもの。
次がローマのバチカン宮殿の中にある美術館がありまして、
これは荒野の聖ヒエロニムスっていう作品なんですけど、
これも未完なんですよね。
背景とかもなんとなくの描き込みしかされたままで終わってる感じですね。
21:02
背景ちょっともうすでにモナリザ感があるような背景の使い方とかされてますけど。
これね、なんかちょっと今じゃ考えられないんですけど、
ここ顔部分ちょっと四角いなんかラインがあるの見えないですかこれ。
はい、ちょっと見えます。
見えますよね。
これね、実はここだけ切り抜かれて、
作品が2つに分裂してしまってたらしいんですよね、しばらくの間。
そこだけ切り取って使ってたの?
そうそうそう。
このね、切り取ってどっか靴屋の椅子に張られてたっていうことがらしいんです。
長らくね、この顔部分はどこ行ったっていうことで、
それがずっと謎にされてた作品だったんですけど、
一説によると道具屋の扉にあったっていう話もあるんですけど、
いずれにしても街の商売やってる人のどこかに顔の部分だけ無造作に張られていてですね、
それが今は戻ってきて1万円のものに修復されているんですけど。
すごいですねそれ。
やっぱ田中さえ作品数少ないのにそんなことするなんて。
貴重な、残ってるものがもうこれ切り取られちゃってるっていう。
面白いですよ。
それだけ多分当時からね、
リョナルド・ダ・ヴィンチが描いてる絵っていうことに、
その価値っていうのがあったんだろうなというふうに思うんですけど、
これはね、あんまり大きい作品ではなかったかな。
あとね、ローマで見られるのは、
ローマというかイタリアで見れるのはあとこれぐらいなんですけど、
ミラノにあるサンタマリア・デデ・グラッツェ教会っていうところの、
食堂に通じる道の上に描かれている、
壁に描かれている最後の晩餐ですね。
これ誰もが知ってる作品かなと思うので、
作品についてあまり語ることは今更ないんですけど、
ツアーで行ったんで、
グループごとにこれが見られる空間に案内されるんですけど、
15分から20分ぐらいかな。
どうぞって案内されて、
で、そんな時間の中で見るんですけど、
あっという間でしたね、その20分。
普通一つの絵を20分眺めるって、
なかなか結構持て余すような気するんですけど、
これはね、一日中見てられるかなっていうか、
結構した準備っていうか、
勉強してから見に行ったんで、
ここをちゃんと見たいとかっていう箇所がね、
なんか全部見切れなかったですね。
これは大きいんですよね、相当。
結構大きいですね。
その10メートル以上あるかな。
そうなんですか。
これテンペラっていう画法で描かれてて、
卵が材料になっている絵の具で塗られてるんで、
ものすごく腐敗が進んでしまっているものなんですよね。
修復はだいぶ改善されて、
近年それでも見られるようにはなってるんですけど、
とはいえ、
もう劣化しちゃったものを上から塗り直すみたいなことあんまりしてないから。
そうなんだ。
そういう修復じゃないんだ。
そうなんですよね。
24:00
そのいい加減に修復したやつを剥がしたっていう感じで、
これ以上多分劣化しないように何か処理してるのかな、
分かんないですけど。
すごいな。
あんまり鮮明に見えるものではないから、
余計にじっくり見るのに時間がかかるっていうか。
なるほどね。
距離がすごく離れてるので、
そういうとこから見ないといけないからっていうのもあるんですけど、
まあただね、
なんかすごく神秘的な空間に自分いるなっていう感じはしましたね。
確かに。
包まれそう。
そうそう。
これなんだろうな、
こんな不思議な体験はあんまりしたことないっていうか、
なんかそういう。
あれですかね、
写真よりかは、
実際見ると鮮やかに見えるんですかね。
だいぶこの、
今これwikipediaの写真出してるんですけど、
だいたいこんな感じですでも。
結構。
そうなんだ。
精度がいい写真かなと思いますね。
かなり解像度高いんじゃないかなこの写真。
本当だ。
実際こんな感じなんですけど、
カスカスの状態ですね。
しかも、
当時はちゃんと鮮やかだったんですよね。
そうなんですよ。
これを模写した絵画とかも残っていて、
それを見ると結構鮮やかな色彩で描かれていたりするんですけど、
やっぱり見る部分が多いので、
ここのね、
クロスの折りじわとかもすごく丁寧に流れてたりとかしますんでね、
本当にいつまでも見てたいなっていう感じでした。
で、イタリアで見たのは、
それなんですけど、
あとはね、
ほとんどがルーブルにあるんですよね、
レオナルドの作品は。
眼骨の聖母ってやつと、
ラベルフェロニエールっていう肖像画と、
聖アンナと聖母師、
あとモナリザ、
先例者ヨハネっていうのも見たことある人はいるかもしれないですけど、
その辺がほとんどルーブルにあって、
あともう一個ね、
イギリスのナショナルギャラリー、
ロンドンの、
に眼骨の聖母っていうのがあって、
眼骨の聖母ってルーブル版とナショナルギャラリー版って2つあって、
2つ?
そうなんですよね。
商業画家なんで、
なんて言うんでしょうね、
リクエストに答えて描いてるのがほとんどなんだけど、
その中仕事の都合上2つバージョンがあるっていう作品があるんですよね。
で、結構ね、
トーンが全然違うんで、
アングルとかモチーフとかほぼ一緒なんですけど、
これも両方見れれば見たいなっていう感じなんですけど、
イギリスにはそれぐらいしかないんで、
ただナショナルギャラリーにはゴッホのヒマワリとか、
モネのスイレンとかもあるから、
こっちはこっちで見ときたいなっていう感じで、
そのぐらいは、
あと大英博物館とかも死ぬまでに1回見ときたいなっていう感じで、
博物館なんで絵画はあんまりないんでしょうけど、
そんな感じかな。
あとね、静岡に、
全然描けないですけど、
カエルしかいない水族館ができてる。
あれ?最近できたんだ。
カワズーっていう。
知らない。
27:00
静岡行くのめちゃくちゃ石川からだと結構しんどいんで。
カワイイっすよね。
これで行けないんですけど、
これもいつかちょっと行きたいなと思って。
カワズー。
カワズー。
気になる方は調べてみてください。
そうですね。
気になるな。
ちょっと出しましょうか。
カワズー。
カワズー。
カエルしかいない。
カエル好きにはたまらないんでしょうけど、
カエルに興味ない人はもう一生行かないと思うんだ。
そうですね。
カエル嫌いな方もいらっしゃいますね。
そうですね。
カエル苦手だっていう人はもう絶対行かないほうがいいと思うんですけど。
どの辺?静岡のどの辺ですか?
どこなんでしょうね。
静岡県。
鴨群。
あ、鴨群。
わかります。
カワズー。
ちょっとわかんないですけど住所は。
遠そう。
遠いんですよ、すごく。
特に僕のところから行こうと思うと。
電車で行けないわ。
ちょっとね、車がある方じゃないと行けないかもしれないですが。
いいな、興味あるな。
一番気になっているところはカワズーでございます。
ということで、以上です。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
デザイナーの給頭室。
はい、いかがだったでしょうか。今週のデザイナーの給頭室、そろそろお別れの時間となりました。
今日は歌流博物館、博物館じゃない美術館の店内の見方、楽しみ方。
僕はただビョナルドについてお話してしまった回っていう感じになりましたが。
勉強になりましたよ。
全然知らなかった。
本当ですか。映画にもなったりして。
そうなんだ。
ダヴィンチコードとかありましたよね。
そっかそっか、ダヴィンチコードのほうか。
ダヴィンチの生涯が描かれている映画とか。
海外ドラマもあったんですけど。
それも僕ちょっと見たりしてたんですけど、あまり面白くなくてやめてましたけどね。
皆様、ビョナルドに興味があれば、作品の深掘りのしがいがあるので、ぜひお勧めです。
デザイナーの給頭室では皆様からのご意見ご感想をお待ちしております。
デザキーお便りボックスからのしどしお寄せくださいませ。
今年はデザキーを一周年を記念して毎月月替わりのスマホ用壁紙をプレゼント中です。
デザイナーの給頭室のXアカウントをぜひチェックしてみてください。
次回は11月30日木曜日、21時頃を耳にかかります。
本日もありがとうございました。
お相手は私パチパチと、
うたでした。
30:00
バイバイ。
30:26

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