1. かいだん
  2. 【第152回】ネタバレ前提「す..

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このポッドキャストは、Webニュース記者のうすだと、ブロガー兼ライターのカイがITの話題から最近のお気に入り、個人的イチ推しなどを雑多に語る番組です。

第152回は、映画「すずめの戸締まり」を見た2人が、過去作も踏まえた感想を語ります

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取り上げた話題

◇ すずめの戸締まり

いわずと知れた新海誠監督の最新作。

映画『すずめの戸締まり』公式サイト

◇ 震災の場所

主人公が旅をする場所のうち神戸、関東、東北は歴史的な震災の地。また、宮崎は日向灘沖地震、愛媛は芸予地震という話もあるが監督の考えかどうかは不明。

◇ 新海誠本は「2冊」あったッ!

12月に入ってから入場者特典の冊子が2に切り替わっていた。

「すずめの戸締まり」入場者プレゼント第2弾は「新海誠本2」、12月3日より配布 - コミックナタリー

なお、最初に配布されていたのはこちら。表紙の違いもポイントです。

「すずめの戸締まり」入場者プレゼントは「新海誠本」、新海監督による企画書全文など掲載 - コミックナタリー

◇ 魔女の宅急便

YouTubeで公開されているインタビューで監督自ら語っている

映画『すずめの戸締まり』公開記念インタビュー。新海誠が「いまでなければ間に合わないと思った」、作品に込めたテーマを語る【アニメの話を聞きに行こう!】 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com

編集後記

うすだ

新海本から

  • ・場所を悼む物語にしたかった
  • 少女が異形の者と旅をする物語にしたい
  • すずめとしずめは結びつけて考えていなかった
  • タイトルは川村元気プロデューサー 仮タイトルのママ(自分のネーミングセンスは信用できない)
  • 根底にあるのはあの震災・中学生の娘にとって、あの震災は教科書の中のできごと
  • 観客の1/3から半分ぐらいは震災を連想しないかも。今のうちにこの映画を作らないと
  • 環との話は40代前半の自分では興味が持てなかった話
  • 「自分自身もこれからは終わっていくのだという感覚がだんだん強くなってきました」

新海本を読んで、忘れる。その印象を自分の感想のように語ったような気がしてきました。

カイ

前作天気の子では好きな人か世界かという二択で、それに対して本作はその二択を途中で済ませた上でさらに前に進んだなという話をしようと思って忘れていました。好きな日本酒の「二兎」のキャッチコピーが「二兎追うものしか二兎を得ず」なんですが、ちょっとそれを彷彿とさせましたね。

00:00
kai3
年末にかけて大作映画がいろいろ上映されてるんですけど
見ました?うすださん
『ス』から始まる名作映画
うすだ
えー、見ましたよ
『スズメ』でしょ?
kai3
そっちですか?
うすだ
え~違うね
kai3
『スラムダンク』っていうのもあったんですけどね
うすだ
あ~『スラムダンク』はまだ見てないです
kai3
そうそうそう、まだ見てないですか?
うすだ
『ス』はね、『スズメ』の方の『ス』はもう1ヶ月、1ヶ月前の
『スズメ』の方の『ス』はもう1ヶ月ぐらい前に見ましたね
kai3
あ、じゃあもう公開してすぐ見に行った感じですね
うすだ
そうですね、11月10日、11日公開なんでその週に行きました
kai3
僕は見たい見たいと思いながらちょっと遅れて1ヶ月ぐらいしてから見たんですけど
率直に言って感想はどうでした?
うすだ
あ~よかったですね
kai3
ちなみに『新海誠監督作品』って
『君の名はより前から新海監督好きだったかどうか』で分かれる気がするんですけど
ファン層というか、うすださんどっちです?
前から好きだった?
うすだ
前から見てましたよ
前はすごく正直恥ずかしい
なんか見てて恥ずかしくなるところが強かったじゃないですか
なんで、あのすごい分かるし、同世代感があって
こういうことがやりたいんだなっていう共感はあるんだけど
好きって言うとちょっと照れくさいというか
ああいう世界が好きなの?みたいな感じはちょっと嫌だなと思ったんですけど
最近は新海監督が考えていることが画面にあわれてるし
よく分かるって感じがしてきてますね
kai3
なるほど
うすだ
最近の方がだからためらわずに好きと言えるような感じがします
kai3
僕は『君の名は』がやるまで
新海監督は存在は知ってたけど見たことがないみたいなステータスだったんですよね
で、『君の名は』が面白いらしいっていうんで
一応先に見といたら面白いっていうんで
慌てて過去作を勉強して見て
ああ、なんとなくイメージ通りの映画だなっていう
まさにさっきうすださんが言ってたちょっと恥ずかしい感じみたいな印象
そのまんまの映画だわと思って『君の名は』を見て
なんだこの大傑作はって感動して帰ってきた
うすだ
そんな大傑作だったんだけど
kai3
いや僕は大傑作だと思うんですね『君の名は』は
で、その後に『天気の子』が出て
『天気の子』で若干その僕の感想例ですけど
恥ずかしい新海監督っぽさがちょっとある
出てきたなみたいなイメージなんですよね
で、それを踏まえて『すずめの戸締まり』見たら
ちょっと難しいなと思いましたその見方が
うすだ
本当ですか?なんで?
kai3
『君の名は』っぽい誰でも見られる分かりやすさというか
『君の名は』って結構大衆映画としても素晴らしい出来じゃないですか
恥ずかしさがあまりないというか
03:01
うすだ
そうだっけ?
kai3
伏線回収とかもすごいし
時間差を使ったギミックとか面白いし
序盤からなんとなく謎のまま進んできて謎が解けて盛り上がって
最後クライマックスに向かうとかは素晴らしい出来だなと思ってるんですけど
それに対して『天気の子』はちょっと恥ずかしい感が
少し強まってる印象があって
『すずめの戸締まり』はそういう意味では全体のバランスがすごいいいんだけど
ちょこちょこ恥ずかしいんじゃないんだけど
不思議な感じがすごいする映画だなと思った
うすだ
僕は一番何も考えずに…
何も考えずにってこともないですね
明らかに震災っぽいモチーフがあって
kai3
一番高まりましたね、今作が
うすだ
あの新海誠がこういう本当に震災を描くんだっていうのも
今までとは全然違うなみたいな感じましたね
でも普通にロードムービーというか
ずっと北上していくじゃないですか
だから悩まないというか
なんかよくわかんないけど
九州からどんどん移動してるなっていう
kai3
タイムラインのわかりやすさみたいなのはあるかなと思いましたけどね
なんていうんだろう、僕見た後に
何となく自分の中で消化できないものがあったので
結構サイトとか読みまくったり
パンフレットわざわざ後から買いに行ったりしたんですけど
今回最初からロードムービーを作りたいみたいなのがあったっぽいですね
あ、そうなんだ
あんまりあんなに震災要素をそこまで強めるつもりはなかったような
けど結局震災の色が出てきちゃったみたいなことは言っていて
その監督の話を聞く限り
そもそも君の名からわりと震災をすごい意識してしまっているんだけど
君の名はそんなに震災っぽく受け止められなかったというか
確かに言われてみれば震災だけどみたいな
空から隕石が降ってくるだとあんまり震災っぽさはないじゃないですか
うすだ
そうですね、フィクション感が高い
kai3
それが、そうそう、ちょっとずつ強まっている
今回はよりそう見れば相当強まったと思うんですけど
相当、新海監督の中では強いっぽいですね
その震災に対する感情みたいなのが
うすだ
僕すごいびっくりしたのが
ああ、これは震災の映画だなって思うじゃない?
結構さ、そういう津波的なのとか
kai3
そうですね、見終わったら思いましたね
うすだ
見終わったら、なんかもっとさ冒頭で
ああ、これは東北の話なんだろうなって思ったんですよ
kai3
ああ、そうですね
オープニングの、小さい頃のすずめが歩いた時に
船がビルの上に乗っかってる映像で
もう、ああ、これだってなりましたね
うすだ
で、ちょっとして、もう20分くらい、ちょっとは覚えてないけど
あの、舞台が宮崎じゃないですか、最初
そこにびっくりしましたね、まず
完全に、ああ、この子は東北の子なんだろうなって思ってたんだけど
あ、宮崎なんだって思って
06:01
うすだ
そこから、こうね、四国に渡って
えー、大阪とか行くじゃないですか
なんかその辺で、だいぶ流れが整理できたという
ああ、なんかどんどん移動して近づいてるんだなっていうのが
あの、わかったんで、なんか
うん、割と見やすかったですけどね
難しさみたいなのがそんなに感じなかったかな
kai3
あのね、なんていうんだろうな
難しいというよりも、どう解釈していいのか
なんていうんだろうな
映画としてはすごいシンプルな作りだと思うんですけどね
監督が伝えたかったものみたいなのを、多分あの映画よりも
他の外の情報を色々見ないと分かんないのかなみたいな
僕は難しく考えすぎてるだけな気がしますけど
ちなみに、あの、宮崎から始まっての場所は全部
何らかの大きい災害のあった場所みたいですね
あ、そうなんだ
だから、関西は神戸だし
あそこの愛媛も確か、なんかの台風だか何だか分かんないけど
災害の地みたい
うすだ
宮崎は何?
kai3
宮崎はなんかあったはずですよ、宮崎のなんか
うすだ
全然その、それは今聞くまで全然知らなかったですね
災害地を結んでいるっていうのが
kai3
まあ本当かどうか分かんないですけど
それは監督の意見ではなかった気はする
ちょっと色々見てる中で、そういうのを見たなっていう
感じがしますけど
で、最後関東大震災の東京に上がってくるっていう
最後じゃないですけどね
それを一番大きいエリアにして
最後東北に北上するんだと思うんですけど
映画としては結構雑ではあると
雑というか、昔っぽいですよね
主人公が旅に出るきっかけとか
結構無理やり気味に入るじゃないですか
うすだ
まあ旅行ってはないんですよね
kai3
そもそもいきなり振り返って
イケメン追っかけていくみたいなところの
ちょっと無理やりさとか
そっから追っかけてってどうしようもなく
責任感を発するのは分かるんだけど
あの子のそのモチベーションというか
途中で私は死ぬのが怖くないみたいなこと
2回ぐらい言うじゃないですか
うすだ
どこだったっけ
kai3
そう、死ぬのは怖くないとか
ゴンドラの観覧車の外とかにいるときとか
そういうときに言ってるんだけど
多分あそこなんだろうな
彼女のあの死んでも怖くないのモチベーションの源泉が
最後にそういうのが出てくるのかなと思ったんですけど
なんかそこがぼんやりしていたので
そこの解釈は僕の中で落ち着いてないっていうところかもしれない
うすだ
そもそもそこに引っかかってないんで
なんとも言えないですけど
kai3
僕が多分そういうのに興味をして
うすだ
何か伏線を感じてるってこと
でもなんかそんな
kai3
あ伏線というかその
キャラクターが何か行動を起こすときの
理由付けみたいなところが
わりととりあえずイケメンを追っかけて事件に巻き込まれて
でも命をかけてまでするのに
彼女がその命の危険を返り見ずに
09:00
kai3
いろんな行動を起こすわけじゃないですか
それが責任感なのか行為なのかわかんないけど
そのあたりが
なぜこの子はこんなに命をかけるのみたいなところが
うすだ
そういうところに引っかかるんですね
kai3
そうそうそう
うすだ
細かいこと言い出すと
なんでイケメンがイスになるのかとかさ
なんでイスが走るのかとか
そっちの方が気になりません?
kai3
イスはでもほら呪いをかけられちゃうからしょうがないじゃないですか
うすだ
それで納得するんだ
kai3
そうそうそう
そういうのがいいんですよ
呪いをかけられたからとか何でもいいんだけど
たぶん命を返り見ないのは
子供の頃に向こうの世界に行ったことがあるから
みたいなのでもいいんだけど
うすだ
なんか勢いで旅に出ただけじゃないですか
あんまり気になんないけどね
kai3
そうなんです
僕の細かいところが気になる勝負なんですけど
彼女があそこまで命がけ
まあ面白がってついつい旅して家出しちゃうくらいまでは全然わかるんですけどね
っていうのが気になると
あとあの旅を続けてしまうことに関しては
あのおばさんと最後に
結構な喧嘩をするじゃないですか
すげえ重い話してんなと思いながら見たんですけど
おばさんおばさんで
若い頃にすずめを引き取って十何年間も育ててきて
おかげで結婚もできないし出会いもなかったみたいな
すげえ重い言葉をぶつけてきて
でねすずめはそんなに重い風に捉えてほしくなかった
育ててほしいと思ってなかったみたいな
思ってもいいな喧嘩するけど
あのちょっとしがらみから逃れたくて
旅に出たとこはちょっとあるのかなと
そこの辺は腑には落ちたんですけどね
うすだ
俺の使命はもうそこにしかないんだけど
kai3
どういうことですか使命って
うすだ
もうストーリー全部飛ばして
一番49歳らしいんだけど
49歳の新海誠を感じたのがあそこなんですよね
環さんおばさんが
こうなんとなく使わず離れずの距離を保ちつつ
すずめを育ててきて
何かふと何かが入ってきて
本音のようなものが出てしまう
でも同じように40代で
40代の人間として暮らしていると
ああいうそういうこと
自分は結婚もせずお前を育ててきた
みたいな思いを感じるときって
それと全く同じではなくても
似たような思いを感じることってあると思うんですよね
それって天気の子とかもっと昔の
このふわっとした青春映画っぽい新海誠の先に
まず出てこなかったテーマだと思うんですよ
kai3
なるほどね
うすだ
だからそこのリアリティというか
突然ぶっ込んでくるじゃないですかしかも
結構唐突でしたね
東京の車出してくれたこのところとか
ちょっと感じさせてはいたけど
何かいきなりサービスエリアか何かで
12:01
kai3
大爆発しますね
うすだ
そう、爆発するの
何かああいうことってあるなっていうのが
このおじさんになった監督の感じが
ちょっと感じられて面白かったんですよね
kai3
あそこに関してはすごい重かったんですけど
でもそこに至るまでの心情は
すごい丁寧に描いてるなとは思ってて
最初の頃からすごい
甲斐甲斐しく世話をするし
すずめに振り回されてるのは大変そうだなって
見てる人からすると
うすだ
ちょっと思いながら見てるじゃないですか
kai3
やっぱりそうなんだってどこまでぶつけてくところは
爆発なんて突然なんだけど
それは爆発だよねってところまでの心情は
すごい納得しましたね
やっぱり僕も年がそっちに近いから
これは重いなって
答えの出ないものをぶつけてしまったこの重さ
すげーこと言うなと思いましたけど
うすだ
すごい面白かったよね
kai3
確かに新海誠監督作品で
ああいうことを言い出すのは確かに
うすだ
そこにこうね
震災十数年前の話が結びついてきてる
っていうのがやっぱり色々あったよねっていうのが
kai3
今回のが震災を相当強みに描いてるじゃないですか
その震災の描き方が
ミミズ自体はリアルに震災なんだけど
もう10年たって震災のこと忘れちゃってませんか
みたいなところがちょっと暗に突きつけられるじゃないですか
みんな扉が開く場所が全部廃墟となっている場所
あの辺はじんわり重いなと思いましたね
全体的にロードムービーで明るくて楽しい話もありながら
突きつけてくるものが結構重たいなっていう
その辺かもしれないその見てて解釈が難しいなと思ったところは
感情の落としどころどこに持ってっていいのか分かんないなって
思いながら見てましたね
うすだ
割と楽しく見ちゃったんだけど
あとねすごい良かったの思い出した
やっぱ椅子がさ3本足の椅子が走るシーンで
絶対笑いが出るように作ってあるんですよ
すごい重い話をしているんですけど
あれが走るとすごいジェットコースターのところ走るとかでもいいんだけど
やっぱすごいコミカルで子供も含めて
なんか震災のことを何も知らない子たちでも笑える
こう設定として3本足の椅子が出てきているのは
すごい良かったですね
kai3
確かにね3本っていうのも意味深なものを感じさせたまま進みますしね
うすだ
なんで3本なのかよく分からなかったですけどね
なんか欠けた何とかとかそういうね
欠落してしまった何かとか震災を匂わせるような
事故を匂わせるような感じはしたんですけど
あんまり深いことを考えずに面白かったですね
15:02
kai3
パンフかなんかに書いてあったのか忘れましたけど
すずめの手元に戻ってきた時にはすでに3本なんですよね
1回なくしちゃってすずめからこすずめに渡される時には3本で
失ったものは取り戻さなくてもいいんじゃないみたいな
3本でも元気に歩けるでしょうみたいなところが
うすだ
それは誰の会社?
kai3
それは新海監督がずっとわざと3本にしてるんですよみたいな
これ多分あれだな劇場に行くとまだもらえると思うんですけど
新海誠本ってのもらえますよね
うすだ
もらってもらった書いてあった?
kai3
それの声優の主人公の2人が
新海監督に質問するというコーナーの一番最後が
椅子が3本足なの何でなんですかっていう
うすだ
そんなのあったのへー
kai3
というところにそうそう
3本足でもすずめは立てるし
欠けたままでも生きてけるんだよみたいなことを
表してるんですみたいなことを書いていて
うすだ
そうなんだ
kai3
なるほどなっていう
ちなみにうすださん手元にあるのは
新海誠本の2ですか1ですか
うすだ
2とか1とかあるの?
kai3
やっぱりそういうこと?
でしょ僕の持ってるのは2って書いてあるの
中身違うのかな
しかもこれね
うすださんが手に持ってたやつは
上映前封切り前から使ってた画像ですよね
だから扉が開く前の
雀が扉を開ける前のイラストなんだけど
僕は今ウェブサイト見たら面白いなと思ったら
今ってもう扉を開けた絵になってるんですよね
ウェブサイト
扉を開けて
すずめと草太がいるっていう絵になってて
これ実は
うすだ
これ中身違うからもう一回行けってこと?
ってことじゃないです
kai3
これ中身違うんじゃないですかってことは
2人が見ているものは
うすだ
そうなんだインタビューって載ってます?
kai3
インタビューは載ってないです
うすだ
えマジで
kai3
だからこっちは
キャストと振り返る新海誠っていう
うすだ
そんなのないよ
でもね2人のやつはあるんだけど
スペシャルトークというのを一応
4ページあるけど
kai3
だからこの声優2人からの
新海監督への質問が結構面白いんですよ
すごいツボをついた質問をしてて
そうなんだ
うすだ
あと俺が用意してた話としては
この新海誠本1か分かんないけどの
監督インタビューの出来がすごい良いんですよ
kai3
それかなんかね
うすだ
クレジットがなくて
ググっても誰がインタビューしてるか分かんなくて
kai3
珍しいですねこういうのって
だいたいインタビューとか書いてたりするけど
それちょっと読みたいなそうか
早めに行かないと見れなかったんだ
2は2で面白かったですけどね質問が
うすだ
これすごい良いことが書いてあった
ちょっと読んだの1ヶ月前になって忘れたけど
kai3
ちょっと要約をサブスタックに書いておいてください
なんか手に入れて読みたいな
うすだ
場所を沈めるという意味も
すずめに込められてるみたいなことがあるらしい
18:02
kai3
面白いじゃないですかやばい
相当面白い
うすだ
やっぱ震災の話も結構書いてあるんですよね
で割と読んで電車で帰ってくるときに
答え合わせというかそういうのもできた
的にも使えるんですよ
kai3
そっかこれ早めに見に行った人は
僕の思っている2は見てないんでしょうねきっとね
ちなみに2の主役の2人からの5つの質問は
1つが草太さんのご両親はどういう設定なんですか
2つ目がどうして5日間という短い時間の話にしたんですか
3つ目が環さんを左大臣が乗っ取るのはどうしてなんですか
4つ目が焼きうどんにポテトサラダを入れるのは
新海さんもやっているんですかっていう
5つ目が椅子が3本足の話でしたね
ちなみに左大臣の話は
ずっとお互いが抱えているモヤモヤを
全部ぶつけさせて全部を解放させて
そこからすずめに前に進んでほしい
すずめはずっとどこかあれが心の中でストッパーになっていて
前に進めてなかったのを爆発させて
それで封じるのを手伝ってほしくて
みたいな設定があるみたいですよ
うすだ
あまりピンとこない
kai3
なかなか唐突な話でしたけど
あのストーリーの中で
大臣はまだわかるんですけど
要石から抜かれて自由にもなりたいし
助けてくれたすずめと遊びたいし
もう自分は嫌だから草太に代わりになってくれ
わかるんですけど
左大臣が突然ヒュッと出てきて
よくわからず戦ってくれてしまっているのが
うすだ
すごい戦ってくれて悪いやつっぽく出てきて
大臣も悪いやつっぽく出てきたんだけど
なんかあいつなんだったんだろうね
全くわかんなかったでもいいやと思って
kai3
あそこは結構都合よく助けてくれるなというのは
ありましたけどね
あと僕が細かいお気に入りポイントでもないけど
おっと思ったのは車で移動して遠く目指すときに
猫も乗ってきて「よし旅スタートするぜ」ときに
ルージュの伝言がかかるじゃないですか
「猫がいるから魔女の宅急便なんだな」と思ったんですけど
それ後で監督のインタビュー動画みたいに見たら
もともと魔女の宅急便には結構影響を受けているっぽいですね
うすだ
それ俺も見たな今回かわかんないけど
kai3
お届け物をするわけじゃないけど
ひとりの女の子が恋愛とかではなく
成長していく物語として影響を受けてますみたいなことがあって
いやいやすずめは恋愛しているじゃないかと思いましたけど
それを聞いた瞬間に
そうだな今自分で話しててなんとなく自分で見えてきたけど
普通にツッコミどころはあるんですけど
ロードムービー的な映画としてはすごい面白いんですよね
21:02
kai3
全然時間気にせずどんどん見れるし
そこにちょこちょこ入ってくる
「震災を忘れるなよ」みたいな感じとか
まさにその環さんにぶつけてきたその
十何年間の重い話みたいなのが
この映画はどっちを見ていいんだろうっていうので
今までの作品よりは
あれこれはどこがゴールなんだろうってところに戸惑ったかもしれない
っていう感じがない
なんか天気のことがもう
露骨に自分ないる感がすごいあったじゃないですか
今回はそう自分ないるっぽさロードムービーっぽさがありながらも
そういう重い話とか
「もう君たち震災のこと忘れて他人事じゃないの?」
みたいなものを突きつけられてる重さ
みたいなのがあったのが
なんかね不思議な感じですよね見終わった後の感想としては
あのすげえ面白い作品だと思いました
うすだ
一番良かったと思うけどな今までで
kai3
一番ですか僕はやっぱり一番まだ君の名はなんだよな
そうなんだ
うすだ
天気の子とも嫌いじゃなくて
最後の犯罪を重ねすぎるのがちょっと
kai3
そうそう
それがさっき言ってた犯罪重ねるわ
ラブホテル寝泊まりすらみたいな
それが僕の想像しているちょっと恥ずかしい
新海誠っぽさが出てきたなっていうのが
そこだったんですよ僕のイメージですけどね
そういうのは今回はほとんどなく
うすだ
すごくお行儀よくみんなと成長していくし
kai3
言えれば悪いけど
でもあれですねフェリーは多分
無銭乗車しますよねきっとね隠れてるから
うすだ
そうだっけでもお金使った場所
トレースされてなかったっけ
kai3
されてますでもあれって多分スイカとかですよね
きっとあれがトレースできるのは
電車はトレースできると思うんですけど
細かい話なんですけど大臣追っかけてる最中に
切符で金払ってる暇はないだろうなと思ったんですよ
っていうのと夜は外でこっそり寝てたじゃないですか
っていうあたりがあれは無銭乗車なのかな
と思ってるんですけどそこはちょっと
あんまり良くないことではありつつ
その後は止まるのはみんなちゃんと
ミカンを拾ってあげたから止めてもらうとか
止めてもらう際にスナックのお手伝いするとかで
天気の子っぽい悪さはほとんどなかったと思いますけど
そういう意味ではロードムービー的には
すごい落ち着いて見やすい作品
だけどまあなんでしょうね君の名は
あのやっぱり時間トリックが
すごい面白かったと思うんですよね
話が好きな人からすると
そんなのいくらでもあるよとは言うんだけど
うまいこと騙されたし
序盤の入り方も男女が入れ替わるって
わりとみんなよく知ってるストーリーじゃないですか
昔からある古典的なパターンだから
すっと入れるんだけどちょっとすずめの戸締まりは
この子は最初何してんだろうなって
入るとこまでに結構時間がかかったので
イケメンを追っかけて何かするみたいなとこまで
全然感情移入ができないというか
24:02
kai3
扉を閉めるところから
なるほどこういう話なんだね
やっと始まったなって感じがあったんですよね
そのような全体の最初からストーリーに
没入させる感じとか
時間設定のギミックのうまさとか
最後の落ちてくる惑星を助けるための
そのトリックの考え方
時間差をうまく使って解決をするじゃないですか
あの全体的な設定がものすごいうまいので
多分新海誠っぽくない
すごく見やすい作品だなって意味ではすごい好きです
でも次に好きなのはすずめかな、とは思いました
天気の子は楽しいんだけど
君の名はのバランスの良さから結構反動があったので
不思議なでも感覚ですよねすずめに関しては
だいぶ喋ってて自分の中では納得は行ってきた気がしますけど
最初の新海本みたいな
ちょっと今度機会があったら見せてください
うすだ
もってきますよ今度
kai3
天気の子とか君の名は別に見終わった後
そんなに必要に映画の監督が何を考えているか
気にならなかったんですけど
この作品はものすごい気になってしまったので
そういう意味では一番興味深かった作品かもしれない
うすだ
なんでこの本ね
わざわざ配布してるんですかね
いやすごい面白いんでいいんですけど
だからちゃんと伝えたいみたいなのがあったのかも分からないですね
kai3
そういう意味で
そうですね結構見てると
YouTubeとかで新海監督がいろいろ喋ってるんですよね
どこかのインタビューで
君の名はで色々頑張って書いたんだけど
全然観客に伝わらなくて
それを反省して天気の子作ったんだけど
まだ伝わらなくて
やっぱり観客にうまく伝えなければいけない
みたいなものはすごい意識してるみたいなのは
どっから言ってましたね
だから今回は相当情報発信を頑張ってるのかもしれない
うすだ
ひょっとしたら
メルカリで新海誠本、500円くらいで買いますよ
kai3
いやそういうのは手を出さない主義です
うすだ
こういうのはね良くないよね
kai3
うん
まあでも欲しくなかった人からしたらね
別に売りたくなんのかもしれないから
売ること自体は否定はしないですけど
僕はあんまりそこでは買いたくないので
うすだ
なんかね、やだよね
PDFでも違うんだよな
kai3
まあいいやそんな話は
いやでも面白い作品でしたね
またこれでしばらく数年くらいは
見れなくなると思いますけど新作は
ちょっと色々監督の言うこととか
色々な設定見てから
もう一回見直したいなとは思いました
ちょっとねこれ色んな細かい設定とかが
色々ありそうなので
ここはこう解釈したが面白いんじゃないの
っていう感想があったらぜひお寄せください
(エンディング)
(エンディング)
26:55

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